長年(14年!!)お世話になってきたgooブログさんがなくなるというので、ブログを引っ越しすることになりました。引っ越し先はアメブロです。タイトルはそのまま「太平洋の真ん中で」http://ameblo.jp/sirochan2025/↑コチラが新しいアドレスgooブログさん、今までありがとうございました。シロブログ移転のお知らせ
職場ではこの半年ほどで、10人近くの従業員を雇ってきた。申し込みがあり、面接の日を決めて会い、だいたいはその場で採用を決めて、数日後から働き始める。初日は来て、2日目の朝に電話をよこして、もう行かない、と言ってきた人が2人。電話をよこせばまだいい方で、2日ほど来て、突然連絡もなしに来なくなる人。それでも来ればいい方で、今日スタートするはずだった人は連絡もなしに来なかった。面接の時、自分でスタートする日を決めておきながら。面接からスタートまで2週間ほど間があいたので、前日に確認の電話をしてみたら案の定忘れていた。昨日の今日で、この始末。電話をしても、出ず。働き始めて、2週間もしないうちに、突然来なくなる人もいる。数か月働いていて、いい戦力になった頃、週末をまるまる休みたいと申し出て、それが叶わないとなるとそ...人は人に癒される
マンゴーを創ってみた。mangoseason直径は50センチぐらい。正円のキャンバスは初めてだけど、なかなかおもしろい。最近、長方形以外のキャンバスに凝っている。この前のリリコイも、そう。こんな楕円形ね。こういう形だと、フレームにいれなくてもいいし。案外、飾った時にインパクトがあっていいような気がする。また別のオリジナルが売れて、時間がないだなんだと四の五の言っていられなくなり、超特急で仕上げた。ズルズルやっているときには何か月もかかるのに、これは3日ちょっとで。でもすぐにはギャラリーには持っていかない。だって、「なんだ、やればできるじゃん」と思われるから。(事実そのとおりなだけに)つくづく、お尻に火がつかないとできないタチ。ていうか、お尻に火がつけばやる。同じか。夏休みの宿題を8月30日に泣きながらやっ...三つ子の魂百まで
カラフルなピーマン、なんていうのかな。あれをいつもランチのサラダに入れているんだけど、昨日、赤いやつのヘタのところを切ったら、えへへ完璧なスマイルが出てきた。かわいすぎ。君は誰?夫に見せ、写真を撮って、同僚たちにも見せまくり。これから、切るたびにチェックしちゃう。君は誰?
3月は確定申告の月。自分でネットでやれば無料なのだが、まったくやれる気がしない。友人によると、何度も不備で突き返されてくるという。コンピューターに強く、経済用語に明るい人ならまだしも、どちらもてんでダメな私たち夫婦は、最初から人に頼む。それなりにお金は払わねばならないけれど、ストレスフリー代だと割り切っている。毎年毎年、法外な追加税金を払っている私達。夫が所持していたコンドミニアムを売った代金を投資にまわしているのが最大の理由だ。3年前までは20万円ほどで済んでいたのが、昨年は50万円超え。夫が、世帯収入が800万円に満たない家庭は税金の免除がいくらか受けられるようになったという新聞記事を見つけ、それを切り抜いて持参した。800万円なんて、ないない。きっとうちも対象になる。毎年担当してくれるリタに、真っ先...ある、をみる
クリスマスの頃、寝しなに突然両足の甲からふくらはぎにかけて全体が猛烈に痒くなり、なんだこりゃ!と声に出して言ってみたら、『砂糖』という言葉が降って来た。よくわからないながら、次の日からきっぱりと砂糖をとるのをやめた。そのあと、砂糖と痒みには関係があることがわかり、果たして数日後には痒みも赤みも消えた。ハロウィンからのホリデーシーズンは、人が集まって食事をする機会が増えるし、いただきもののパイやらクッキーやらチョコレートやらがたくさんあって、仕事に行けば誰かがデザートを持ってくるしで、もともと甘いものが好きな私はそれを食べていた。砂糖の摂取量の目盛りを超えて、足が痒くなったのだと納得した。あれから3か月。料理に使う甘みは、はちみつやアガベシロップを使っている。アガベは植物で、砂糖の1.5倍(たぶん)の甘さが...コールドターキー
年齢を重ねてくると、自分ではわからない「微妙な匂い」が身体から出て来るらしい。最近、職場に出入りする何人かに、ふとその匂いではないかというのを感じたことがあった。もしや私も匂いを放っているのでは、と思うと心配になる。困ったことに、自分ではわからない。夫に聞いてみたら、「なんの匂いもしない」と言う。きっとそれは私の匂いに慣れてしまっているのかもしれない。帰宅したときだけ浴びていたシャワーを、朝も浴びるようにした。乾燥するので1日置きだったシャンプーを、気になる時には毎日するようになった。ナチュラル成分の、塗るタイプのデオドラントを首の後ろと脇の下に少しつける。私は子供の頃から、首のまわりにたくさん汗をかくのだ。そして、普段、香水やコロンはつけないのだが、昔使っていたコロンを久しぶりにAmazonで買った。ベ...amazonあるある
レシピを書き付けたものを整理した。紙の切れ端に走り書きしたものを引き出しに放り込む。そうして溜まった10年分。何度も使うものは調味料のシミがつき、鉛筆もかすれている。全部引っ張り出すと、新聞の切り抜きもいくつもあった。以前はよく作ったが、今はもう作らないものを処分する。たとえば、ほとんど食べなくなった鶏肉料理、砂糖をやめたのでお菓子関係。使えるレシピを、同じ大きさの紙に清書していく。しかし、どうしても意味不明の走り書きがあった。ポン酢大2みりん大1+ねぎなんだろう、これ。醤油・みりん・酢1:1:1何が?バターニンニク麺つゆだから、なんのソース?にんにく、しょうが、ネギみじん、酢大3しょうゆ大3砂糖小2ごま油小2薬味をタレにいれる美味しそうだけど、いったい何に使ったのだ。ちゃんと書いておけって、過去の私。わ...謎のメモ
契約しているうちの一つのギャラリーにいるラティーシャが、先々週、私のオリジナル作品を3つ売った。「壁がスキスキになってるー、なにか持ってこれるのある?」ギャラリーには私専用のスペースがあり、7~8枚のオリジナル作品が壁にかかっているのだが、1度に売れるのは1つであることが多いから、売れたら新しい何かを創って補充している。それが1度に3つとなると、嬉しいけど困る。困るけど嬉しい。手元にあるオリジナルはほぼ売りつくして、どうしても手放したくないものばかり。コラージュは、筆で描く技法とは全然違い、ものすごく手間がかかる。一概にはいえないが、最短でも50時間はかかる。その上、私にはフルタイムの仕事もある。しかし、取り掛からねば何も進まないので、とにかく急ピッチで作成したのが、リリコイ。Lilikoiリリコイはパッ...楽しいうちは
些細なことなんだけど、最近気づいた。日本人女性は前髪保有率がとても高い言い換えると、アメリカの女性の前髪保有率はとても低い韓国と日本は文化が近いから、日本人と韓国人、としてもいいかもしれない。たとえば職場にいる12人の私以外の女性のうち、11人は前髪がない。前髪があるのは、スペイン系の同僚だけ。これはある同僚に言われて気づいた。職場にみえる日本からのお客様の髪形を見て、「日本の人って前髪が好きなの?」と言ったのだ。そう言われて改めて見てみると、確かにそうだ。大相撲が始まって(HOSHORYUが横綱になって嬉しい)、客席の女性の髪形を観察すると、老若にかかわらず、前髪がある。NBAの試合を見ているときに、客席を観察するとほとんど前髪がない。テレビのコマーシャルに出て来る女性も、数えたら前髪があるのは2人だけ...前髪
家の前の花壇(ジャングル化しているけど一応花壇)に、赤いゼラニウムがある。植物の世話は苦手だけれど、花があるのは好きなので苦手なりに肥料をおいたり、植え替えしたりしている。植物に声をかけるとこたえてくれる、ということを聞いて、怪しい人みたいだが話しかけている。そのゼラニウムが、なんだか元気がない。花ガラはこまめにとって、水をあげすぎないように、雨が長引きそうなときには夜中でも起きて、屋根の下にいれたりしていた。毎日、「もうすぐ咲くね!」「咲いたね、きれいだねえ」「今日はどうした?」などと話しかけていたのだが、いまひとつ。1月下旬から来客が切れ目なしにあって、仕事も忙しくて、雨も多くて、話しかけることなどすっかり忘れて過ごしていた。しかしふと気づくと、ゼラニウムがたくさん花をつけていた。花ガラを摘まなくても...植物も期待が重くなる・・
休日に出かけて、帰宅途中。我が家のある近くまできたとき、夫が「Ilikethisニホンバシ」と言った。「ニホンバシ?」「ウン」「Whatthatmean?(どういう意味)」「ニホンバシだよ」「???」あとでわかったことだが、どうやら夫は『近所』と言いたかった。『近所』という単語とニホンバシがごっちゃになっていたらしい。ごっちゃになるといえば、『薬局』と『予約』も、どっちがどっちかわからなくなるそうだ。説明すると、「じゃ、ニホンバシって何?」ときた。東京の地名だといっても、聞いたことがあるようなないようなという顔をしている。言語に関してはぜーんぜん人のことを言えない私だけど、あえて他人事として眺めてみるとおもしろい。ニホンバシ
隣村にカフェができた。HALATREECAFEHALATREEという名前の木が、ハワイのそこらじゅうにある。幹の下半分がタコの足のように伸びていて、葉は先端がシャープで黄色と黄緑いろのストライプ。1階はラボになっていて、ここでコーヒー教室をやっている模様。家から海岸沿いに車で走って25分。7時の開店とともに入店。目の前は海。風があるけど温かいのでテラス席に座った。朝日に空が染まっている。オーバーナイツオーツコナコーヒーとビスケットビスケットには卵と、とろけたチーズがはさまっている。私たちがいる間に、どんどんお客が入って来た。こんな田舎にもおしゃれな店ができて嬉しい。いつまでも営業してくれるように、月に2,3回は来よう。HALATREECAFE
タイトルの通り。値札を見ないで買い物をする訓練を人知れずやっている。理由は二つ。1.自己愛と豊かさ美味しいけど高い豆腐と、それより安いがまあまあの味の豆腐。別にまずいわけじゃなし、こっちでいいか。と安い方を買う。これ、やりがち。値段を見たら、そうしたくなる。でも、自分の価値ってそれだけ?ってことになる。安い方を安いからといって買う行為は、「私はじゅうぶんなお金がありませーん!」と宇宙に向かって宣言しているようなもの。これじゃあ、自分を大切にしていることにはならないし、50円かそこら節約したつもりが、実は豊かさの流れをみずから堰き止めている。2.単に物価高今、ハワイは卵1パックが1600円。特別な卵じゃないやつ。ハワイの物価高には慣れたけど、1600円の卵はビビる。値段をいちいち見ていたら、心臓に悪い。自己...値札を見ないで買い物をする
電話1本電話1本つづき元気なのかどうか、モヤモヤするだけで確認すら怖くてできずにいた自分を反省し、昨日、マイクに会った。天気がいいので、マジックアイランドでピクニックをすることにした。アラモアナで待ち合わせて、それぞれ食べ物を買い、マイクの車で向かい側のマジックアイランドへ。雲一つない青空に風が吹き抜けて、どこまでも広い芝生の上で太極拳をする人たち、ハーモニカを吹くグループ、ひとりでエクササイズをする人、私たちのようにランチを食べている人たち。海に目をやれば、サーフィンをする人たち、レガッタを漕ぐ人たち、浅瀬で泳ぐ人たちがキラキラと太陽の下で輝いて見えた。「僕がハワイに来たとき、1960年頃だけど、ここはまだ埋め立てされて間もなくて、一面の泥だったよ」マジックアイランドは埋立地。泥だった地面に、今はどっし...電話1本~まとめ
昨年の7月に買ったラップトップを、ほぼ毎月のように修理に持ち込んで、挙句の果てに機械自体を直さねばならないといって、アメリカ本土に送ることになった。あれからほぼ1か月。もうパソコンがないことすらも忘れてた。車の任意保険の支払いはいつもネットでやるから、そのつもりでいたのにパソコンがない。仕方がないから小切手を切った。私のアート関係の確定申告も、用紙を打ち出そうとしたらパソコンがない。シュートメのパソコンを借りたら、シュートメのプリンターの調子が悪くて印刷できず、夫の叔父の家まで行って借りねばならなかった。おかげで叔父特製の美味しいコーヒーを2杯も飲めたけど。今日、用事があってホノルルにいるときに修理終了の電話があり、すぐに予約をとって、そのまま受け取りに行ってきた。久しぶりにブログをパソコンで書いている。...便利に慣れたら戻れない
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顔見知りの知人にバッタリ会って、立ち話になった。「夜中に何度もトイレに起きちゃって困ってるのよぅ」一通りの挨拶のあと、その人はいきなりそう言った。その人は私と同年代だ。「へえ、何度もってどのぐらい?」「3回は起きるわね」「ふーん」私は共感したふうを装ったのであるが、それのどこが困るのかわからないまま別れた。私は夕食のあと緑茶を何杯も飲むからか、ただ睡眠時間が長いからか、夜中にトイレに何度も立つ。けれど、それを困ったと思ったことはない。月あかりが樹々の葉の陰を落とす床や壁を見るのは好きだし、どこかで樹と樹がこすれあう、キュッキュという音を聞くのも好き。木の枝で寝ている小鳥たちが、何かの拍子に急に鳴きだしたり、木の葉が風に揺らされて立てるさわさわという音も素敵だ。その人は医者にかかるつもりでいるそうだから、本...ものごとに名前をつけたら
仕事に行こうと車を出したら、虹をみた。我が家のドライブウェイから出たところ。手前の山の向こう側が光ってる。ちょいと拡大2025年が始まる時、ニュースで今年はほぼ毎日のように虹がみられるでしょうと予報していた。それでなくてもハワイは虹が出る確率が高いのに、わざわざ言うぐらいだから、相当自信があるのだろう。そして実際、ほぼ毎日虹が出る。私は建物の中にいることが多いのでわからないが、外にいることが多い夫は毎日見ているという。仕事中の夫が写した虹。ほんとに渡れそうな虹だ。虹の写真は時間勝負。通勤の車の中で虹を見ることが多いけれど、運転中なので写真が撮れない。道路わきに車を停めて・・・と思っているうちに虹はどんどん姿を変えてしまう。それにしても、虹予報なんかハワイだけなんだろうな。虹予報
垣谷美雨さんの小説に縁付いている。日本のように欲しい本が手に入るわけではないので、出会った本は余計に縁があるように思える。垣谷美雨さんは庶民の「そうそう、そうなんだよね!」という共感を呼ぶ題材が多い。「定年オヤジ改造計画」もそうだし、運転免許証を返納しない父親の話もそうだ。「うちの子が結婚しないので」はまだ半分ほどしか読み進めていないが、実家の親を思い出しながら読んでいる。うちは三人姉妹で、末の妹以外は晩婚であった。姉は短大を出てそのまま横浜の大学病院で歯科衛生士をしており、26歳。私は美大の短大を出たあと地元に戻って、ローカルテレビ局に勤めていて22歳。上の二人は近いうちにヨメにいくだろうし、大学生だった妹は、卒業したら父の会社に入って婿をとるという青写真ができていて、妹もそれで異論はなかった。大学を出...「うちの子が結婚しないので」
庭のバジルが、ものすごいことになっている。わんさか増えて、隣のローズマリーが圧倒されている。適当に切ってガラスの器に挿したのをキッチンの窓辺において、サラダにちぎって混ぜたりしているのだが、とてもじゃないが消費が追い付かない。今日は休日。ふと思いついて、ペストを作った。ペストは日本だとバジルソースというのだろうか。日本にいたときに、実家の家の外壁沿いにバジルが群生し、バジルを知らない母が、「この雑草を抜こうと思っている」と言うので驚いて全部もらってきて、大量にペストを作ったことがあったっけ。先日、ホールフーズでグルテンフリーのペンネを買ったのを思い出して、久しぶりにペンネをペストであえて食べたいと思ったのだ。夫はたとえグルテンフリーであっても一切パスタは食べないので、食べるとしたら一人のお昼。そして今日は...丁寧みたいにみえる瞬間
昨年のクリスマスあたりから、砂糖断ちをしている。寝しなに猛烈に両足が痒くなり、ふと浮かんできた『砂糖』というヒントを信じて砂糖をやめた結果、数日で痒みがひいた。あれから5か月。砂糖を一切やめていたのは4か月ほどで、今は週に1度と決めて、クッキー1枚とか、アンパン半分などを食べることもある。ただ、自分で買うことはなく、いただきものがあるときだけだ。私にはとりたてて砂糖の禁断症状はなかったが、それでもたまにちょっと甘い味が食べたくなるときがある。そんなときに、乾燥デーツをひとつ食べる。日本にいたときにはデーツの名前も知らなかった。デーツはヤシの木になる実で、よく混同されるナツメヤシとは全く違うものだ。この黄色い実がデーツ。これを乾燥させるとツヤツヤとした赤黒い色になる。中近東では日常的に食べられている。デーツ...デーツ
昨日、職場に着いて窓を開け、音楽を流したところで停電した。職場の近所に住むジェイからメッセージが入った。『うちのそばで何かあったみたいなんだけど、電気止まってる?』ハワイの電気会社に電話をかけてみると、この辺一帯が停電で、彼らもまだ原因がわからないらしいが予想では10時半ころには復旧の見込みだという。3台あるレジスターの発電機を探し出し、セットする。こういうときのために用意してある発電機類だが、まめに充電しなくては使えない。本来ならマネージャー全員が気を配って充電するのだけれど、それをやるのは私だけ。リストを見ると、最後に充電したのは4月の終わりごろ。なんとかセットし終えたものの、今度はクレジットカードの機械の調子が悪い。4台ある機械のうち、1台は電源が入らず、1台は4Gを拾えないので使えない。とりあえず...停電でクタクタ
眠っているときにみる夢の元は、どこからくるのか知る人はいるのだろうか。現実に気になっていることが夢に出て来るのは、わかる。記憶が再生されるような夢も、頭のどこかから漏れた記憶なのだろうと思う。目が覚めて行動を起こしているという夢をみるのも、まあ、わかる。しかし、まったく荒唐無稽な夢もたくさんある。先日の夢では、ブラッド・ピットが私の育ての親だった・・・・なんで?ブラッド・ピットは好きな俳優だけど、すごいファンというわけでもない。今朝の夢は、私は空母に似たいかつい船の甲板にいた。海は大荒れで、流氷を押しのけながら船が進む。なにもかもが凍りついていて、早く温かい海に出ないかねえ、と何人かで話している。流氷がなくなり、いきなりリゾート地的な場所に出る。透明のプラスティックでできたものを腕にはめた金髪男が話しかけ...夢の元
無性に鶏飯が食べたくなった。鶏飯、でいいんだろうか。醤油味の炊き込みご飯のことだ。数年前から夫は鶏肉を食べなくなったので、鶏肉料理が食卓から消えた。自分のためだけに別に料理するのは面倒だし、食べたければ外食すればいいからそれでよかったのだけれど、鶏飯の味を脳内で再現したら、もう食べたくてたまらなくなり、こればかりは外食にもないので作った。醤油の分量は覚えている。米一合に対して醤油が大さじ1。本当はここにお酒が入るのだが、日本酒は高いので無し。干し椎茸を水でもどして、鶏肉、千切りのニンジンとともに甘辛に煮ておく。生の鶏肉の一部を炊飯器にいれて、炊く。炊き上がったご飯に椎茸ニンジンを混ぜる。日本みたいに、鶏肉細切れのパックなどはないから大きな鶏肉を買うしかなく、残りは醤油と生姜でマリネして冷凍した。私のお弁当...赤いごはん
たいした恋愛はしてこなかった。たいした恋愛、ていうのがどういうものかはよくわからないのだけど、たとえば映画「ロマンシングストーン秘宝の谷」のマイケル・ダグラスとキャスリーン・ターナーのような。あんなことが日常に起きるわけはないのだし(そんな日常は疲れる)、たぶんたいした恋愛にはそれなりの疲労感やめんどくささがついてくるのだろう。私の場合、たいした恋愛はしなかったのに、疲労感やめんどくささはがっちりついてきた。恋愛が始まる気配がするころが、実は1番良いのであって、いざ始まってしまうと、幸せなのはほんの最初のうち。結果として幸せ2に対して、めんどくささや疲労感は8、あるいはそれ以上になる。私の性格にも問題がなかったとはいわない。遠距離にいる相手と夜に電話で話をしていて、こじれて相手が「サヨウナラ」などと言って...たいした恋愛
義両親がヨーロッパ旅行に出かけて2週間。出発前にシュートメが蒔いたダリアの種から芽が出て、すくすく育って花が咲いた。種は本土から取り寄せたらしい。「大きな花が咲くわよー」と言っていたけど、咲いてみたらテニスボールよりもひとまわり小さい。カナダの植物園で見たダリアは、おおげさでなく顔ぐらいの大きさで、それは豪華だった。観察日記のように、成長を記録して送っている。シュートメはあのダリアを期待していたんだろうけれど、「なんてきれいなの!」とだけ言ってきた。小ぶりだけど、きれい。筒状の花びらが集まっているところは菊に似ているが、まあるく立体的な形がかわいらしい。ダリアは7本も植えてあり、次々に咲いてくる模様。昨年、私が種を蒔いたリリコイ(パッションフルーツ)が、ようやく花をつけた。隣家のライアンに教わったとおり、...5月光陰矢の如し
山本五十六の有名な名言。やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじこれは職場においての私であり、プライベートでの私でもある。自分が褒められて伸びるタイプだから、なるべく人を褒めるようにしている。超絶に忙しいのに人手不足だった日、「あなたがいなかったら今日は乗り切れなかったよ、ありがとう」それはお世辞でもなんでもなく、本当にそうだったからそう言ったのだが、言われた人の態度があきらかに変わった。誰だって、ちゃんとできて当たり前だと思われたらヤル気が失せる。ダメな時だけ指摘されたら、仕事に来るのが嫌になる。この場合、褒めるというより、感謝を伝えるというほうが正しいけど。そしてプライベートの私は、立場が逆になる。クリスマスに、車のタイヤの空気を入れる機械と、車のバッテリがあがったときに補充す...やって見せ、言って聞かせてさせてみて
最近のスマホについているカメラは、デジタルカメラ顔負けの画質だ。カメラを持ち歩く必要もなく、いつでもどこでも写真が撮れて、膨大な写真が溜まっていく。その膨大な写真の数々。必要なものを選んで紙に焼いているマメな人もいるだろうけど、めんどくさがりの私達夫婦は、そのまま。「いつか」焼こうと思いつつ、そのまま。スマホを変えても、そのまま。よって、現像した写真が溜まってしまって整理しなくては、ということがなくなった。フィルム時代は必ず現像に出していたものだが、デジタルカメラになった途端に焼いた写真が激減した。リビングの書棚の、下二段にぎっしりおさまっている昔のアルバム。赤ちゃんだった夫や義兄、ほっそり痩せていたシュートメ、何も木が植わっていなかった家の庭。夫が日本で撮ったたくさんの写真。日本の実家にも、奮いアルバム...写真はどこにいった
垣谷美雨さんの「定年オヤジ改造計画」定年を迎え、これから妻と旅行したりして楽しもうと思っているのは夫だけ。気が付くと、妻はなるべく自分と一緒にいたくないらしい。車に乗るときも、助手席だと呼吸がうまくできないからといって後部座席に座るのだ。高給取りだが30過ぎても独身で実家暮らしの娘には、「父さんを見ていりゃ結婚なんかしたくなくなる』と言われる。家庭を持った長男は、まるで自分自身のコピーのようで、既に妻に愛想をつかされつつある。よく聞く話だけれど、私の身近にはいないから(知らないだけかもしれない)実感はない。実感はないが、熟年離婚とはいえないにしても、私の離婚はそれに近いものだったのではないかと思った。同じ空気を吸いたくもないほどになるまでには、長い長い葛藤の時間があったのだろう。小説の中では、妻は何度も夫...「定年オヤジ改造計画」
20年ほど前に、レイキのアチューンメントを受けた。当時、離婚して、新しい交際相手ともうまくいかなくなって、どんよりとしていた時期。どうやって探し当てたか忘れたが、沼津市に住むKさんというスピリチュアリストの女性のところに行くようになった。そこでレイキというものを知り、アチューンメントを受け、成り行きで他の人にアチューンメントをできる資格までとった。確か当時で10万円ぐらいしたと思う。そこまでする必要があったかどうか、と後になって思うのだけれど、その時は暗闇を手探りで歩いているような気持ちでいたから、何でもいいからすがりつきたかったのだろう。どうにかして幸せになりたいと思いつつ何か月か通ううちに、私はだんだん諦めの境地に入っていった。もうなにもしないで流されるだけ流されて、辿り着いたところがきっと私の幸せ、...手のひらから出るエネルギー
一昨年の12月に日本に帰省して以来、旅行には行っていない。日本には私だけが行ったから、夫はワシントンDCとインディアナ州に行ったのが最後で、数年は旅行知らず。まあ、夫は「また」転職したりもしたから、休みが取れにくかったのはある。今年はどこかに行こう、と何か月も前から話題になっており、シアトルからカナダに車でロードトリップしよう、という具体的なテーマまで決まっていて、それでいて、フライトを予約しようとかいうムードにまったくならない。週末の時間があるときに、フライト取ってみるか、と義務的に思うのだけれど、なんだか腰が上がらない。それは夫も同じらしく、また今度、といってそのままになる。私達のロードトリップは、ホテルなどは予約しないで行き当たりばったりだから、直前でもフライトとレンタカーさえ取れたら行けるにしても...エンジンがかからないワケ
姉や友人が桜の写真を送ってくれた。最後に日本で桜を見たのは、2018年。サプライズで父の誕生日に帰省して、レンタカーを借りて伊豆の早咲きの桜を見に行った。両親とも自分で歩くことはできたけれど、念のために車椅子を借りて車に積んでいった。「こりゃぁ楽だなあ!」父は車椅子の上ではしゃいでいた。また行こうね、と言ったけれど、翌年の年末に父は亡くなった。日本人と桜。いつだったか、義両親と食事をしていたときに「なぜ日本人は桜が好きか」という話題になった。その時私が、「桜はきれいなうちに散るでしょう。日本人は引き際を潔しということを大事にしているからじゃないかな」と言ったら、シュートメが「そりゃあ日本人じゃなくてもそうよぅー」と言って笑った。確かにそうかもしれない。じゃあ、どうして日本人は桜の木の下でだけお花見をするの...ハワイの桜
日本に住んでいる親友とはローカルテレビ局時代からのつきあいで、かれこれ40年来の友である。彼女はスピリチュアル関連の起業をしていて、固定の社員はいないものの、なかなか頑張っている。彼女には弟が一人おり、そのオヨメさんというのがかなりアクの強い人で、昔はさんざん愚痴を聞かされてきた。近くに住んでいるわけでもないのだから、つきあわなければいいように思うけれど、弟さんは花屋を経営していて、当時花の仕事をしていた友人は、花を仕入れるのにどうしても弟夫婦とかかわらなければならない。弟の二人の娘も、母親のコピーのような性格で、子供がいない友人は、本来なら自分の子供のように可愛いはずの姪たちにうんざりしてしまう。私がハワイに来てからは、友人とも以前のようには密に連絡を取り合うこともなく月日が過ぎた。数年前に帰省したとき...腑に落ちた
このブログの親元がなくなるらしい。他の親元に引っ越しするには、全データをまとめなくてはならない。過去のデータが欲しければ、だけど。日本にいた頃のブログは、全部消してしまった。そのブログを通して友達になった人たちもいたし(現在でも大事な友人である)いろんなことがあったから、ちょっと悩んだのだけれど、残しておいても仕方がないし、潔く捨てた。このブログは13年という、期間でいえば前のブログの何倍もの長さ。その時間と、毎日拙い記事を見にきてくださっている50から100人ほどの人達のことを思うと、消してしまうのはためらわれるのだが、これは一種の転機で、次に行け、ということではないかと思うのも確か。4000日あまりの膨大な量の記事も、言ってみればただの過去。変にこだわらず、断捨離してしまえばいいのかも。前のブログのよ...分岐点
wholefoodsでシラントロ(パクチー)を買った。私も夫もこれが好きで、毎日のランチのサラダには欠かせない。家に帰ってきたら、買った葉物を全部洗ってしまう。シラントロは、束ねてあるのをバラバラにして、軽くすすいだら水気を切り、ペーパータオルでふんわり包んで野菜保存袋に入れて冷蔵庫に入れておくと1週間はもつ。その日、シラントロを洗おうとしていた夫が「見て見て!レディバグ!」と言って見せてくれたのが、これ。「どこからきたの?」メキシコ?カリフォルニア?庭に放そうという私に、夫が、もう少しここにいてほしいからといって、窓辺の多肉植物の上にそっと置いた。てんとう虫はしばらく多肉植物を探検していたが、そのあと出かけて、戻ってきたらいなくなっていた。あちらこちら探したけれど、どこにもいない。庭に放しても、鳥に食べ...どこからきたの
シャワーを止めても水が止まらず、レバーを1ミリ単位で調整してようやく止まる。という状況になったのは、10日以上前のこと。それが、どう調整しても止まらなくなったのは、ここ1週間。夜中もタラタラと水が出ている。私なら、プロを呼ぶ。しかし夫は、とりあえず自分でやってみるタイプ。日曜日。分解してみたら、調節する器具の中にある部品が摩耗していて、新しいのと取り換えなくてはならない。シャワーはTOTO製なので、TOTOに行かねば部品はない。調べてみたら、TOTOは日曜が休みだ。(昨日の土曜日、一日時間があったんだから、昨日やればよかったんじゃ?昨日ならTOTOも開いていたのにさ)とは私の心の声。ダメ元でホノルルの大きなホームセンターを2件回ってみたが、TOTOは扱っておらず。家に戻り、水道の元栓を止めて、取り外した部...強制断水
朝、夫が「今日はなにか楽しいことするの」と聞いた。「別になんにも」近くのスーパーに行く以外、家にいるつもりだった。「天気もいいし、楽しいことをしなよ。昨日は忙しかったんだし」昨日の休みは、半日はTOYOTAで車のメンテナンスでつぶれ、午後は馬車馬のように作品のマット作りに励んで、なんとかギャラリーに持っていき、夫と同じぐらいに帰宅した。「そうだねえ、何しようか」「カイルアに行ってみたら?ターゲットとかSOHAとかあるしさ」じゃ、そうするか。ということで、カイルアに出かけた。まずターゲットに行き、店内を見ながら蚊取り線香を探すが、ない。車をそこに置いたまま、歩いてMorningbrewに行く。ここは今では数少ない、スターバックスのような大きなチェーン店ではないカフェで、地元民でにぎわう。ずっと食べたいと思っ...自分を喜ばせる日
車の走行距離が5000マイルごとに、ディーラーにメンテナンスに出している。そろそろその時期にきたので、予約をとって行ってきた。前回は昨年の10月で、ブレーキパッド交換やオイル漏れが発見されて、40万円余の出費になったのだった(怖)さすがに今回は何も異常が出ないだろう。点検している間、家に戻りたければシャトルで送迎してくれるのだが、だいたい1時間半ぐらいで終わるので、ラウンジで待つ。TOYOTAのラウンジは、パンデミック中に改装してきれいになった。コーヒー飲み放題もある道を渡れば、ショッピングセンターがあって、スターバックスやスーパーや庶民の味方ROSS、ケンタッキーフライドチキンなどの食べ物屋もたくさんあり、時間を潰すのには困らない。私はいつも、飲み物と本を2冊ほど持っていく。今日も、座り心地のよさそうな...エアコン
人生で初めて「老い」を感じて打ちひしがれていた。(その辺の記事はコチラ)老けるのを覚悟でダイエットをして、着たい服を着るか。現状の私に似合う服を着て、顔が老けるのを遅らせるか。その二者択一しかないと思っていたが、いや待てよ。もうひとつ、あるんでないの?調べてみたら、年をとって太るのは、代謝が悪くなるのと、いろんなところが詰まっているかららしい。それをなんとかすれば、それほど老けずに体形を整えられるのでは。代謝をよくするには、朝の白湯というけど、私のように白湯が苦手な人は水でもいいから飲んだほうがいいみたい。朝、1番に水を飲む。朝食には温かい汁ものや発酵食品がいいらしいが、うちは毎朝味噌汁、納豆、果物を食べているので、これは正解。お昼はサラダとヨーグルト、昼間は職場でしじゅう歩き回っているし、夕食後に、おせ...継続は力なり
休日に、外出着に着替えて鏡の前に立ち、「?」と思って他の服を着る。ここ数か月、それを繰り返すことが多くなった。太ったのだと、最初は思っていた。毎朝、体重を測っていたのを、心の平安のために辞めて1年以上。正確な体重はわからないけど、見れば一目瞭然。下腹に肉が有り余っている。動画を見ながら、毎日せっせとストレッチをしているが、やり方が半端なのか、なかなか効果が目に見えない。昔だったら、太ってもすぐに元に戻ったのに。そして昨日、気づいてしまった。七分丈パンツに、淡いエメラルドグリーンのカットソーを合わせた姿を鏡で見た。そのカットソーは、日本から持ってきて残っている数少ない服の一つで、幾度の断捨離を生き残ってきたお気に入り。日本にいた頃は、これにスカートやパンツ、ジーンズを合わせて、よく着ていた。その脳内記憶の姿...自覚
庭の一部に部屋を建て増すことになって、視界の問題が出てきた。(その辺の記事はコチラ)この窓からは庭が一望できたのに、半分が建物になってしまった・・・義両親の土地なので、言うに言えず。以前、ジュディスに分けてもらったソングオブインディアを、陶器の鉢に植え替えて、置いてみた。両方とも、ソングオブインディア。インドの歌、なんて素敵な名前。この樹は、地植えにするとどんどんでかくなる。置いたのは、ここ。で、窓からの視界はどうかというと、うーん・・・・育つのが待たれる。工事が終わったら、新しい部屋とテラス階段の間にブルージンジャーを植える予定。これも、どんどん伸びる。窓の上に金具を打ち付けて、そこにハンギングバスケットを吊るす計画もある。どうなるか、楽しみ。視界の問題その2
私の本質がどう思っているのかなんて知ったこっちゃない、生身の私が嫌だと思うことを言われたくない、という理由で、レイナのロミロミにはしばらく行っていなかった。レイナとは移住した時からの付き合いだから、もう13年。この13年の間に、レイナはどんどんスピリチュアルのスキルを上げていって、今は半分エンジェルリーディング、半分ロミロミ。シュートメが、ヨーロッパに行く前に、留守を預かってもらうお礼にと、私と夫にレイナの施術のギフトカードを4回分くれた。肉体労働の夫が全部使えばいいと思っていたのに、夫の予約と共に私の分も取ることになってしまい、結局、レイナに会いに行った。レイナの住まいまでの小径は、おとぎ話の世界のよう。ドアに辿り着く間に、清浄なエネルギーのシャワーを浴びてクリアになっていく。レイナは夫と同い年で、初め...楽しいと思うこと
朝6時、夫を送り出して、ドライブウェイの石垣の雑草取りに励む。20m近くあるドライブウェイの両壁は石垣になっていて、石の隙間から雑草が盛大に育っている。見た目はともかく、自然の石を積み上げた石垣には隙間があって、そこに植物の根が張りすぎると石垣が壊れてしまう。昨夜、少し雨が降ったから、雑草抜きにはもってこい。暑くなる前に済ませてしまおう。奮闘すること30分。じっとりと汗がにじんでくる。このあとは、庭の見回り。長靴に履き替えて、長袖を羽織り、バナナのチェックをし、柑橘類の樹にたっぷりと水をやり、花がらを摘み、あっという間に1時間経過。週に1度、庭師が来てくれるが、それだけでは追いつかない。義両親がほぼ毎日、庭に出て何かしらやっているのを横目に見ているだけだけど、彼らの留守には私がやるしかない。今日は車検の日...そんな休日
コロナウィルスに罹った夫が、ようやく仕事に復帰した。症状が出てからちょうど10日。夫いわく、症状が出る前から、味覚が変化したり、疲れやすく感じたりしていたそうで、思えばその頃には既に感染していたのかもしれない。「もう、こりごりだ」それはこっちのセリフだ。調子の悪い夫が、イライラして猫たちに当たる。普段は猫かわいがりしているのに、なんで罪のない猫にそんな口がきけるのか、度量の狭さにうんざりする。猫たちは、怒るでもなく、怖がるでもなく近寄って行く。一過性のものだとわかっているかのようで、彼らのほうが1枚上手。ある夜、一緒に寝ている猫がもそもそ動いたといっていきなり怒り、怒鳴って枕をつかんで、誰もいない義両親側の家にドスドスと行ってしまった。あー、もうどこにでも行ってくれ。朝まで戻ってくんなよー。具合が悪いとは...魔除け
5月24日金曜日、夫が夕食は普通に食べたあと、急に鼻が詰まり、喉がイガイガしてきたので早めに風邪薬を飲んだ。良くなったり悪くなったりを繰り返し、月曜日にはとても仕事に行ける体調ではなかったので休んだ。火曜日もまだダメで、水曜日の朝、試しにコロナウィルスの検査をしてみたら、陽性だった。私はずっと一緒にいたのに、陰性。ネットで調べたら、今はコロナは自宅療養だけで治るものらしい。熱はないが、倦怠感と軽い咳、ものがまっすぐに見えにくいのは耳鼻が詰まっているせいかもしれない。味覚も鈍っているらしい。先週1週間、仕事を休んだ。転職して2週間もたたないうちに1週間以上の病欠とは、病気だから仕方がないんだけれど、なんだかこのままフェイズアウトになるのでは。体力勝負の職種だから、完璧な健康体でなければつとまらない。明日の月...え、コロナ?
沢木耕太郎氏の「檀」を読んだ。檀とは、「火宅の人」の作者かつ主人公である檀一雄のことである。この小説の興味深いところは、檀一雄の妻である檀ヨソ子さんの語り口で語られている点だ。まるでヨソ子さん自身が書いたように、そのとき何があって、どう感じたのかが生々しく描かれている。本書によれば、「ある人(沢木)が週に1度、1年にわたってヨソ子さんにインタビューをした」とある。「火宅の人」は、言わずと知れた檀一雄が愛人との日々を綴った物語。檀一雄氏が亡くなる直前に発行され、たちまちベストセラーになるのだが、世間に知られれば知られるほど、妻としての辛さはいかほどだったろう。夫の連れ子の他、3人の子供を育てながら、しかも次男は日本脳炎で寝たきりになってしまう。中身が重そうなので、1度は棚に戻した本だったが、読めなくなったら...舌を巻く
呼ぶなシリーズ。おかあさんと呼ぶなアンティと呼ぶな(2つだけなのにシリーズ化)自分は年寄りだと自覚し、素直に受け入れている人はどのぐらいいるのだろう。私の父は、自営業のありがたみで82歳まで自転車で出社し(実家から会社までは1本道)、83歳でようやくリタイアした。これで毎日好きな油絵が描けるはずが、時間がありすぎると描けないものらしく、暇つぶしに姉が近所のデイサービスに申し込んだ。初日、父は「まったくヨイヨイ(年寄り)ばっかしでつまらん!」とぷりぷりして帰ってきた。そのくせ、美術館などの窓口では「年寄りです。」と言って割引してもらっていたのだからゲンキンなもの。いつも元気が威勢がよく、おしゃべりで明るい父は自分を年寄りとは思っていかった。その父が初めて、年を取ったと言ったのは、亡くなる4日ほど前だ。お世話...60をおばあさんと呼ぶな
子供だった頃も、若かった時代も、私は相撲が好きではなかった。若乃花、貴乃花のブームも、まったく興味はなかった。実家の台所にあった小さなテレビは、家に人がいればたいてついていて、それは必ずNHKだった。夕方、祖母が何かをしながら相撲中継をみている。子供心に、裸同然の太った人が投げ合って何がおもしろいんだろう、と思っていた。行司の歌うような声や、とにかく相撲の雰囲気そのものが苦手だった。相撲中継、豆腐屋のラッパ、魚やの御用聞きのオートバイの音、それは子供時代の、膨大な音の記憶の一片である。きっかけは何だったのかわからない。2年ほど前から、NHKWorldで相撲中継をみるようになった。ひとつの場所が15日間というのも、今になって知った。期間中は夕方の6時半から、30分の大相撲ダイジェストがあり、そのあとで2分ほ...千秋楽はどこ行った
しばらく更新できなかったのにはワケがある。あれは5月15日のことだ。その日は休みで、朝の9時頃にパソコンを使っていた。すると突然、バーンと画面が変わって、AIの声で「このコンピュータはハックされました、けして画面を閉じないでください、そしてMicrosoftのカスタマーセンターに連絡してください」と繰り返す。機械ものにはてんでダメな私。心臓バクバク。画面を閉じようにも、閉じられないし、何か大変なことが起きているという焦りばかり。こんなときの駆け込み寺の、家電店に持って行こうと急いで支度をするも、時計を見たらまだ開店前だ。そうしている間にも、AIの声は繰り返し同じことを叫んでいる。仕方がないので、画面に出ているMicrosoftのカスタマーセンターに電話をしてみた。これが大きな間違いだったのだが、何も知らな...無知とは恐ろしい世の中
ハワイ諸島は今、たっぷり水を含んだスポンジ状態じゃないかと思うほど雨が降っている。指で押したらチューっと水が出る、きっと。日本の梅雨のようにジトジトと際限なく降るのではなく、バケツをひっくり返したかと思うと青空が見え、止んだかと思うとプールを逆さまにしたような雨が来る。その繰り返し。オアフ島の東側に横たわるコオラウ山脈は急峻で、降った雨は滝となって海に流れ出る。その山と海の間に人が住んでいるわけで、こんな降り方をされたら当然、水が溢れる。だから、こういう雨が降ると、「大水警報」がすぐに出る。職場の近くに、簡単に冠水する要注意箇所があり、そこは1本道なので、冠水すると通行できなくなる。そこを通らねば家に帰れないので、大雨になるたびにヒヤヒヤしている。昨日、お昼ぐらいまでは小雨が降ったりやんだりで、青空すら見...12分が3時間になった話
私は40過ぎて離婚してから、私的にどん底と思えるところから、スピリチュアルに出会ったおかげで人生を切り拓いてきたのだけれど、ここしばらくはそういうことから離れて暮らしていた。毎日、自分にある祝福にひとつずつ感謝する日課は欠かさないが、瞑想するでもなく、目の前にあることを淡々とこなしていた。10年以上通っていた、レイナのロミロミに行っていないのも、オーラとか、今の私のスピリチュアル的な立ち位置だとか今後のこととかを、知りたくないからなのだ。それは私のエゴなのかもしれないが、私が「げ!」と思うようなことを言われたくないのが本音。半年前に行った時、「新しいことをどんどんやりたくなって忙しくなる、今度来た時どうなっているか楽しみだわ」と言われたけれど、私はこれ以上忙しくなりたくないから、ちょっと嫌な気分になった。...これはなんのチャンスだろう
ハワイは今日が母の日。日本の母の日に実家の母に電話をすると、「アメリカにも母の日があるの?」と母は言ったものだ。母の日はアメリカ発祥なんだけど・・・・・100年以上前に、アンナ・ジャービスという女性が、2年前に亡くなった母親を偲ぶために始めたのが始まりとされていて、日本には1930年代に少しずつ一般に広まっていったらしい。日本でカーネーションの花を贈るのは、アンナが集まった人々に手渡したのが白いカーネーションだったからで、そこから母親がいる人は赤、すでに亡い人は白ということになったというのだけれど、幼稚園の頃、赤いカーネーションを持っている子供たちに混ざって、白いカーネーションを持っている子がいて、その意味を知って子供心に辛かった記憶がある。母の日や父の日に、親の似顔絵を描かせたりするのは普通だったが、今...母の日
昔、仕事仲間に誘われて「13日の金曜日」などの怖い映画をよく観ていた。若者のグループが古い館に泊まりに行き、一人ずつ消されていくというお決まりのストーリーの映画はいくつもあって、最後の一人が命からがら館の外に停めてある車に辿り着いて助かる結末をみて、その翌日に自動車学校に申し込んだ。ホラー映画のおかげで今も車を運転しているわけだけれど、今ではそういう映画は絶対に観ない。怖いからというよりも、幽霊屋敷や肝試しのように、いきなり脅かされて、見たくもないような残忍なものを見せられるのがバカバカしいからだ。なぜあんなものを若い頃は観ていたのかわからない。私が怖いものは、他にある。外国人作家の地底探検に行く小説を読んでいたとき、背筋を下から撫でられるような恐怖を感じて、読み終えることができなかった。地底にある湖のそ...意味もなく怖いもの
今日から夫が新しい職場に行っている。「今日、辞めてきた」と言われてから3週間。ウツになる前に辞めたし、無職の間もウツにならず、数年前にお酒をやめたので酔いつぶれることもなく、元気に過ごしていたのはヨシ。私は絵のほうも忙しく、職場でも人事的に気ぜわしいことが重なったこともあり、それに加えてうっすら諦観の境地に達してもおり、ジタバタしなくて済んだ。辞めた理由を今後も聞くつもりはなかったが、私が職場のアレコレを話したとき、ぽつりと理由を話した。退職するときは2週間前に告知するという一般的な決まりがある。私の職場では、告知したのに最後の日まで働かずに、来るのをやめてしまったり、告知もせずにいきなり来なくなってしまう人たちがいる。夫は、そういう面ではまともな方なので、過去の数多くの転職の際には、一応の手順を踏んで辞...変化はいらないんだってば