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太平洋の真ん中で https://blog.goo.ne.jp/sirochan2011

2011年にハワイに移住。英語漬けの中で、何事も笑ってしまおうと開き直ってのほほん生きてます。

海外生活ブログ / 海外移住

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2012/01/13

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  • 人のことまで引き受けないでいい

    思いがけず、車を買い替えた。保険会社から、前の車を廃車にするかわりに250万円ほどもらえることになったのはありがたいが、ここはハワイというのんびり王国、その手続きを待っていたらいつになるやもしれず、もらえると見越して先に車を買った。ハワイは新車も中古も高い。中古でも、250万円におさまるはずもなく、50万円ほどの持ち出しになった。我が家は車は現金で買う主義で、ローンを組むことを思えば1番安いからなんだけれど、1度に出る金額を思うと、ちと不安になる。事の顛末を友人に報告したとき、「保険金、ほんとにもらえるんでしょうねえ」と言ったら、「もらえるよー。〇〇(夫)のことまで引き受けなくていいよー」と言った。確かに、そうだ。私はあれこれ気をまわしすぎる。言わでものことを言って、夫と険悪になることもある。気をまわし、...人のことまで引き受けないでいい

  • 「乗ってかない?」

    「ねえ、そこのカワイコちゃん、乗ってかない?」うちのチーズケーキボーイ。Amazonの箱にぎっちり詰まってる。かっこつけてるけど、このあと、キャリーケースにいれられて病院に連れてかれるとも知らず。最近、彼はあちこち痒いみたいで、尻尾はよれよれ、背中の横には2つの100円ハゲ。前に連れていったとき、ステロイド剤は効くけど、寿命が1年縮むと言われてやめた。今回は、フードを替えて、新しいムースを買った。ムースはつけたら、すぐに少しフードをあげたりして気をそらし、薬剤がしみこむのを待つ。100円ハゲには、うっすら新しい毛が生えてきている。拾ったとき、ネズミみたいに小さかった彼らも10歳。人と同じで、いろいろ出て来るお年頃かも。ちなみに今回の治療費(といってもチェックとワクチン)は2匹で20数万円なり。人間の子供を...「乗ってかない?」

  • 時間の価値観

    去年買ったばかりの夫の車が、追突で凹み、前のオーナーが事故をしていて大幅に手を入れてあったことから、保険で直せないことがわかり、廃車となった。仕方がないので、車を買い換えたのだが、これはその日の出来事だ。先週の土曜日、どの車がいいか見るだけ見てみようと、軽い気持ちでディーラーに出掛けた。見るだけと思っていたのに、あれよあれよと決まってしまい、その日のうちに買うことになった。その日は予定が目白押しで、朝一番に猫の動物病院、そのあと食材の買い出しをして、11時に夫が医者とズーム面談があり、2時20分に家電店の予約があった。見るだけだから、ズームの前、10時半ぐらいにディーラーに行った。思いがけず買うことになり、手続きの時間が必要だから、ズームのあと12時に出直すことにした。家電店の予約は、パソコンのソフトの不...時間の価値観

  • 車を買い換えた

    一月ほど前に夫が追突事故をして、車のボンネットが折れ曲がってしまった。幸い本人も相手も怪我はなく、相手の車は保険でカバー、夫の車もそうなるはずが、前の持ち主が事故をしており、その時にかなりの手を入れて直してあったことから、どこも受け付けてくれない。すったもんだの挙げ句、三日前になって、夫の車は廃車で、保険会社が250万円くれることになった。で、おととい、車を見に行って、その日のうちに買ってきた。ホンダのPASSPORT。日本での名前はわからないが、SUVだ。ハワイはなんでも船で運ばねばならないから、特に車が高い。中古であっても、10万キロ以上走ってても軽く100万円は超える。買った車は、2021年で走行距離は18000マイル。(2万キロぐらい?)それでも保険会社からもらう(はずの)250万円に、かなり上乗...車を買い換えた

  • 私の東西南北

    私がスーパー方向音痴であることは、たくさん記事にもしてきたが、そもそも東西南北がわからない。場所を説明するのに、「黒い建物の東側」と言われても困る。曇りや雨の日や夜、あるいは太陽は真上というとき、どうやって西か東かを知るのだ。オアフ島だと、「山側」「海側」と説明されるが、海や山が見えていないのに、どうしてどちらが海かわかれというのだ。私にとって東西南北は、実家が基本になる。どういうことかというと、実家の2階の窓に立ち、小学校の校舎があるほうが南で、その向きで右側が西、左側が東。だから、東西南北を考えねばならぬとき、頭の中で実家の2階の窓に立ってみて、こっちが北とすると、小学校があっちだから右が西か・・・という作業を、いちいちしなければならない。方向感覚が優れている人には、これが理解できないらしい。「あっち...私の東西南北

  • 保温ジャー

    どの家にも冷凍庫があって、電子レンジがある今は、余ったご飯を冷凍するのは、日本ではほぼ常識かもしれない。前記事の「1番古い記憶」で思い出したことがある。子供のころ、家では分厚い木の蓋のついた羽釜でご飯を炊いていた。炊けたご飯は「ジャー」と呼んでいた保温ジャーに移し、食べるときにはそのジャーからご飯をよそった。保温ジャーは、現在でもあるけれど、炊き出しとか野外のイベント目的がメインのようだ。羽釜が炊飯器になっても、当時の炊飯器には保温機能がなかったからなのかどうかわからないが、相変わらずジャーを使っていた。その頃、父の会社の若い人たちのお弁当を作り、夕飯も食べに来ていたから、1度に一升近く炊いていたと思う。ジャーの見た目は、炊飯機能のない炊飯器、といったところで、魔法瓶のように保温するだけだが、それでもいつ...保温ジャー

  • 1番古い記憶

    夫が、「1番古い記憶って何?」と聞いてきた。夫は、2,3歳の頃、何か悪いことをして、お兄さんの友達がいる前で、お母さんが夫のパンツをおろしてお尻を叩いたことだという。叩かれたことより、恥ずかしさのほうが痛かった。私は、たぶん3歳ぐらいのとき、家の中を走っていて転び、床に置いてあったガラスの灰皿に額をぶつけたことかも。その時に縫った痕が、その後何十年も額にあった。そういえば同じ時期、ささやかな庭にあったブランコを漕いでいて、強く漕ぎすぎて後ろにひっくり返り、したたかに後頭部を地面に打ち付けたこともあった。ひとつを思い出すと、それに引きずられるようにして他の記憶が出てくる。「芋づる、って日本語で言うんだよ」夫の芋づるは、隣の家に、奥さんが日本人で旦那さんが黒人で4人子供がいる家族が住んでいて、夕方になると奥さ...1番古い記憶

  • 「なんだか知らないけど」がカギ

    人は、その人が思い込んでいるとおりの現実を生きるのだというけれど、スピリチュアルをさまよっているこの20年近い間に、私はそれを何度も確信させられてきた。同じ場所で働いているのに、Aさんは「ここには変な人ばっかり」と言い、Bさんは「いい人ばっかり」と言う。どちらかが嘘をついているのではなく、実際にAさんは変な人ばかりの中で働いていて、Bさんはいい人ばかりの中で働いている。これは前の職場で本当にあったことだ。それなら、自分が望むことを思い込みにすればいいんじゃないの?というわけなんだが、それが言うほど簡単じゃなかったりする。なぜなら、これは私の体験から得た結論だけれど、いつのまにか、これといった理由もなく刷り込まれて思い込んでいることが、1番強く現実化するのであり、努力して思い込むことは、なかなか現実になりに...「なんだか知らないけど」がカギ

  • レシピは無駄

    私は料理が得意ではない。いろんなものを、手を変え品を変えて食卓に出すことを強要される日本の家庭料理は、食事の作り手にとってはかなり負担が大きいと思う。前の結婚時代に、それを黙々とこなし、自他ともに料理好きと思っていたのは、単になにかの間違いであろう。パンの発酵器まで買って、パンを焼いていた。あれは誰だったんだろうと不思議である。食のハードルが低いアメリカ人と結婚し、私はてきめんに楽になった。メイン料理と野菜があれば、それでじゅうぶん。ご飯もパンも食べないから、ご飯に合うおかずである必要もない。気に入った料理を、毎週作っても大丈夫。時期によってレギュラーメニューは入れ替わるが、今は、ビーフシチュー(ルーを使わずワインで煮込むやつ)、日本のハンバーグ、ガーリックシュリンプ、豆腐ステーキ、揚げ出し豆腐、豚の代わ...レシピは無駄

  • 親というのは

    義父が、今日から毎年恒例のツーリングツアーに出かける。昨年はカナダで、おととしはカリフォルニア州、今年はニューヨークの田舎を走るらしい。すでに自転車は箱詰めして送ってある。義父は歯医者の仕事のかたわら、50年近くずっと自転車を愛してきた。週に1度は仲間たちと走り、それ以外の日はシュートメとともに車に自転車を積んで、カイルアまで走りに行き、帰りは義父だけ自転車で帰ってくる。12月に80歳になるというのに、この元気。ハワイに移住して13年半。家を建てるまで同居していた3年の間には、シュートメとの間にあれやこれやあったし、別居してからも、時折面倒なことはある。それでも、普段、私は彼らに頼りきって暮らしていること甚だしい。たとえば、夫が不調を訴えたとき、真っ先に頼るのはシュートメだ。シュートメは元ナースで、常に冷...親というのは

  • 自己愛とマグロ

    先日の休日。土曜なのに夫は仕事になってしまい、一人で日本食スーパーに出かけた。1週間分の食材の7割ほどを買うので、かなりの重さになる。荷物持ちがいないから、仕方なく店内のショッピングカートを使ったが、アメリカのスーパーのカートは大きすぎて使いづらいといったらない。通路は一応、カートがすれ違えるほどに広くとってあるにしても、立ち止まって品物を選ぶとき、置いたカートがほかのお客様の邪魔になる。カート一杯になるほど買うわけでもなし、日本の小ぶりで小回りの利くカートが懐かしい。一通り必要なものを買い、せっかくなので自分のランチも買っていこうと思う。そのスーパーは最近、寿司コーナーが模様替えして充実したことであるし、今日はお寿司にしよう。ポケ丼はハズレなしだけど、ほかにもいろいろあって迷う。握りの盛り合わせは、好き...自己愛とマグロ

  • 遅い夏休み

    姉と妹が、11月にハワイに来るという。姉は、両親を見送り、一人息子は家を出て、妹は末の娘が社会人になって一息ついたところだ。姉がハワイに来たのは13年前で、夫と小学生の息子も一緒だった。妹は、10年前に一人で来た。まだ三人とも独身の頃は、出雲大社にも行ったし(縁結びということで親からほぼ強制的にだったが)、長崎にも行った。結婚後は、姉一家と妹一家は、毎年夏に何泊かで旅行したり、キャンプに行ったりしていたが、私の前の夫と彼らとはソリが合わず、行っても私が気を遣って疲れるだけなので、私は加わらなかった。でも3人でお茶を飲みに出かけたり、買い物に行ったりはよくしていた。姉と私は4歳、私と妹は5歳離れている。子供の時分は喧嘩もしたが、大人になると、私たちは親友になった。まっすぐで、気配りができ、真面目な姉。我慢強...遅い夏休み

  • 勘違いから始まった朝

    昨日、朝9時に美容院の予約があった。美容院はホノルルにあり、車をアラモアナショッピングセンターに停めて歩いていくので、少なくとも1時間はみたほうがいい。余裕を見て、7時45分に家を出るつもりでいた。我が家の朝は早く、4時半には起きているので余裕もいいところ。夫が出かけ、ちゃちゃっと掃除をし、床なんぞ磨いたりもして、時間を見た。これならまだゴロゴロして本が読めると思った私は、ベッドに横になって本を読み始めた。5分ほど経過し、ふと、タイマーをセットしておいたほうがいい、という考えが頭に浮かび、携帯電話をあけてみて呆然とした。8:10え・・・・なんで?7時45分に家を出るんじゃなかった?私は1時間ぐらい勘違いしていた。まだ部屋着でノーメイク、髪はボサボサ。呆然としている暇などないので、早送りのようにして服を着替...勘違いから始まった朝

  • 別れと再スタート

    マネージャー仲間のKと一緒に働く最後の日。早番だった私は、4時半に仕事が終わる。朝からずっといつも通りで、私がタイムカードを押したときも、Kは冗談など言って笑っていたのに、「これで最後だね」と私が言ったら、直前まで笑っていたKの目から、ボロボロと涙があふれた。「シロ・・・」Kは私をハグし、「ほんとにいろいろありがとう」と言って泣いた。「それは私のセリフ、大好きだよK」私ももらい泣き。今まで何人も見送ってきたけれど、これほどさみしく思うのは初めてだ。Kは私よりも若いが職場では2年ほど先輩で、これでファミリーメンバー以外では私が1番長くここで働いていることになる。歯に衣着せぬ物言いで、竹を割ったような性格のKは、私がマネージャーになる前から、常に私にはよくしてくれた。私はそれに甘え、これがずっと続くと思ってき...別れと再スタート

  • ネイル

    小さなきっかけで、それまでの固定観念が崩れて視界が開けることがある。韓国人の友人が(彼女はコーちゃんの姉妹2匹を引き取ってくれた人である)、爪に貼り付けるネイルを3箱くれた。従妹が韓国に行ったお土産だそうで、たくさん買ってきたからお裾分けしてくれたのだ。世の中にそういうものがあることも知らなかったが、「私も知らなかったんだけど、2,3週間もつっていうし試してみて」と言って、友人は自分の足の爪を見せてくれた。黒を基調にして、ゴールドの模様が入っていて、とても素敵に見えた。早速、家に帰って足につけてみた。「おー!!!」見違えるような爪になった。赤を基調にして、シルバーの模様が入っているのが親指で、あとは赤一色とシルバー一色が取り混ぜて入っている。大きさも多種あって、自分に合う大きさを選べる。サンダルを履くと、...ネイル

  • 母の命日

    9月1日は、母の3回目の命日だった。姉と妹と姪3と、帰省していた甥が墓参りに行ったそうだ。私は夫と、母の話をして、その日を過ごした。「3年たっても、頭ではわかっていても、気持ちの上でまだ本当じゃない気がしてる」と私が言うと、夫が「うん、Closureしてないからね」Closure、つまり、ちゃんと終えてないということ。父が亡くなった時はそこにいて、お寺のことで姉妹で奔走したり、父の身体を洗ったり、棺にお花を入れたり、お通夜も葬儀もやって、父の死をしっかり納得することができた。けれど、母は、パンデミックの1番厳しい時期で、私は会いに行くことができなかった。2019年の12月に、父の葬儀のあと、「じゃあまたね、おかあさん」と言って手を振ったのが最後で、それきりだ。パンデミック中は、私のような人がたくさんいただ...母の命日

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