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太平洋の真ん中で https://blog.goo.ne.jp/sirochan2011

2011年にハワイに移住。英語漬けの中で、何事も笑ってしまおうと開き直ってのほほん生きてます。

海外生活ブログ / 海外移住

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2012/01/13

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  • シュートメ

    身近な知人が亡くなって、その話をしていたときに夫が、「ママが死んだら、僕は近所に謝罪を言いにまわるよ。長いこと本当にごめんなさい、って。それでバンザイするんだ」と言った。「冗談にしても、ちとひどいんじゃない?」私が言うと、夫は、「あの人が近所の人たちにしてきたことを知らないの?」たとえば最近でいうと、バイデン氏とトランプ氏の大統領選挙のとき、3軒となりのフロスティが、家の前にトランプ応援の札を立てた。トランプ氏を毛嫌いしているシュートメは、それを見るなり黙って札を引っこ抜いて捨ててしまい、フロスティに手紙を書いたらしい。あんないやらしい人間を応援するとは正気なのか、勘違いも甚だしい、ただちに応援するのをやめよ、などと書かれていたそうなのだ。立札を引っこ抜いたのは知っていたけど、手紙まで書いていたのは知らな...シュートメ

  • 合唱はカエルだった

    夜、庭から5秒置きぐらいに合唱のような音が聞こえてくる。(その記事はコチラ)毎日ではないが、なんだろう?とずっと思っていた。少年少女合唱団のごとく、高い和音で高く静かにウー・・・と鳴り、ぴたりと止まる。また、ウー・・・と鳴る。雨が降って来ると、ちょっと止んで、また始まる。「また聞こえるね、あれ、なんだろうね」と夫に言うと、「カエルじゃん」と即答。以前に聞いたら、そんな音は聞こえない、って言ったじゃないか。あれはただ眠っていて、聞こえなかったっていうことか。他にも、ウシガエルに近い声で鳴くカエルもいて、別の種類のカエルなのだろう。これだけうっそうとした樹々があって、雨がよく降って、天敵が少なければ、小鳥だけじゃなく、カエルにも天国かも。物音ひとつしない夜の静寂に、カエルの合唱がしずかに響く。時折、フクロウの...合唱はカエルだった

  • 心を込めて今を生きる。

    あと5日で、姉と妹がやってくる。ワクワクが止まらない。バスルームに置くソープを選んだり、花を飾ったりするのも楽しい。私は昨年12月に、4年ぶりに帰国したときに会っているが、夫は父の葬儀以来だから5年ぶりだ。どんなに楽しいことも、自動的に流されるような日常のこともみんな、いつかは胸が詰まるような思い出になってしまう。そんなふうに思うようになったのは、年を重ねたからだろうか。いくつかの別れがあったからだろうか。必ず来るとわかっていたけど、本当に来るとは思わなかったことが、実際に起きてみると、どんな些細なことも大切な思い出になって、繰り返し思い出すたびに、あの時、もっとこうしたらよかったんじゃないか、ああ言えばよかったのかも、といったほんの少しの後悔もついてくることがあって始末が悪い。過去や、未来にもっていかれ...心を込めて今を生きる。

  • ソーシャルメディア

    私の作品を買ってくれた人に、「インスタグラムとかホームページとかあります?」と聞かれることがある。作品を売り始めた頃に、ウェブサイトぐらいあったほうがいい、という意見に、管理をするのが面倒だからという理由で渋っていたのだが、とうとう負けて、お体裁だけのサイトを作ったのが8年前。ただ作品群を見ることができるだけの、チャチなものだ。もし誰かが買ってくれたりしたら、ありがたいには違いないが、お金のやり取りや送付といった手間がかかるし、なにより常に管理しなければならなくなる。今でさえ、なんとなく手一杯なのに、そんなことができる気がしない。案の定、最初に作って以来、まったく更新しておらず、今やアドレスも引き出しをひっくり返さないとわからない始末。だから、聞かれても、何もやっていないと答えている。20年近く前には、会...ソーシャルメディア

  • 最もくだらない夫婦喧嘩の原因

    喧嘩の原因などというものは、総じてくだらないことだ。その時の互いの機嫌だとか、状況で、ささいなことを受け流すことができなくなるときがある。今の夫とは、2年前に夫がお酒をやめてからは、あまり喧嘩をしなくなった。だいたい喧嘩になるときは、夫が酔っているときで、足元がおぼつかなくなるほど飲んだり、酔っているのに運転すると言い張ったりする夫に嫌気がさす。酔っ払いと素面では、まともな会話にもなりゃしない。どうでもいいことをしつこく言い募ったり、ちょっとしたことで怒ったり、ベッドの上で吐いたり。私がお酒を飲む人だったら、夫の気持ちにもうちょっと寄り添えただろうかと殊勝なことを思うのは一瞬で、酔っている夫を見るとうんざりした気持ちになる。幸いなのは、ちゃんと謝ってくることと、ズルズルと持ち越さないこと。前の夫との喧嘩は...最もくだらない夫婦喧嘩の原因

  • 猫バカ1番

    ひと月前に、チーズケーキ両猫を定期検診に連れて行った。ボーイのほうが、カユカユで、あちこちハゲができてしまったのもあるし、二匹とも10歳になり、チェックしておいたほうがいいかもと思ったのだ。ボーイのカユカユは今に始まったことではない。ステロイドを使えばおさまると思われるが、寿命を1年短くするといわれて、使わないでいる。処方されたムースを塗ったり、食べ物を変えたり、ブラシをこまめにしたりとできることを地道にやっているところ。検診のとき、ガールの方が、腎臓か甲状腺かわからないが、なにかあるということで、とりあえず甲状腺の薬をもらって飲ませて、そのあと再検査してみるということになった。ガールはしばらく元気にしていたのだけれど、10日ほど前からしきりに耳を掻くようになり、頻繁に頭を左右に振ったりしている。1番好き...猫バカ1番

  • 人手不足のカラクリ

    私の職場だけじゃなく、どこもかしこも人手不足。幸い、応募者があって立て続けに面接をして二人確保したけれど、ひとりは週末のみ働ける人なので、あと二人ぐらいは欲しいところ。ハワイの経済ピラミッドは、頂点の一握りの富裕層の厚みがあって、その下に薄めの中間層、そして分厚い貧困層がくる。富裕層は桁外れの大金持ちだから問題外。貧困層は、政府から援助がある。問題は何の援助も得られない中間層で、とくに貧困層にギリギリのところにいる人達(まったくもって私達さ、紙一重・・)は、税金を引かれるだけ引かれたあとの残りで生活している。働けば収入になるのに、どうしてどこもかしこも人手不足なのかと私は不思議に思っていたのだったが、先ごろ、カラクリを発見した。シングルペアレンツで、子供が5人いる人がいて、政府から子供一人あたりにつき、か...人手不足のカラクリ

  • 親のこと

    姉に、ハワイに来た時に使う部屋は、妹と一緒にひとつの部屋でいいか、別々がいいかと聞いた。ひとつの部屋だと、二人で一つのベッドで寝ることになるけど、クイーンサイズだから余裕があるし、両親が来た時も同じベッドで仲良く寝てたよ、と言ったら、「おかあさんって、どこでも爆睡できちゃったから大丈夫だったんじゃない?」と姉が言う。母は、確かにどこでも爆睡できる人だった。父の手術の前日、私と母が病室に泊まることになり、母は「おとうさん明日手術だなんて、あたし、眠れるかねえ」としきりに言っていたのに、横になったと思う間もなく寝息を立てていた。父もすやすやと寝てしまい、私だけが寝返りばかり打っていた。「でもさ、どんな小さな声で呼んでも、パッて起きるんだよね。あれはスゴイ!」と姉が言った。それは知らなかった。そういえば両親が結...親のこと

  • 巡り巡って私の元にやってくるもの

    同僚が、こんなものをくれた。「パスタなんだろうけど、シロならわかると思って」近所の人からもらったというのだが、その近所の人も、友達からもらったもので、その友達もまた、誰かからもらったものらしい。元は、日本の人が誰かにお土産にくれたものなのだろう。こちらで売られている日本製品なら、裏に英語で書かれたシールが貼られているはずだが、これは日本語表記しかない。英語表記は表の隅っこにSakura&vegetablePastaCherryblossomsmakefeelthatspringhascome.EnjoyspringtimewithSAKURAflavors.(桜は春の訪れ。どうぞ桜風味で春を楽しんでください)と書かれているだけで、裏の作り方は日本語。桜は知っていても、桜を食べることまでは知らない人が殆どだ...巡り巡って私の元にやってくるもの

  • パパイヤの花が咲いた

    昨年の8月に、庭のパパイヤを食べたあとの種を蒔いた。ごっそり蒔いた種のうち、4つが残って、このあと3つになった。1mぐらいになるまで、植え替えをしつつ育てて、ようやく地面に植えた。植えた途端にぐんぐん伸びて、私の身長を超えた。まるでジャックと豆の木。そのパパイヤに、花が咲いた。この花が、フルーツになるのだ。今、5つ咲いている。うちの庭にある1番美味しいパパイヤの種だから、このパパイヤも美味しいにきまってる。正露丸みたいな小さな黒い種の中に、これだけのエネルギーが詰まっている神秘。インターネットがあり、携帯電話があり、宇宙へ行き、できなかったことがどんどんできるようになったようにみえるけれど、人間はこの種ひとつ作り出すことはできない。人間の知恵など、自然の前では紙屑みたいなものかも。人の勝手で枝を切られたり...パパイヤの花が咲いた

  • 何がよくて悪いのか

    ひとつのギャラリーに作品補充に行くと、ラティーシャが少し声を潜めて言った。「ナタリーが亡くなったの」あまりに驚いて、私はただラティーシャの顔を見つめていた。「そう、ショックよね・・・・」私が何も言わないのに、ラティーシャはそう言って、私の肩に手を置いた。ナタリーはそこで働いているフランス人で、年齢が近く、同郷でもあり、ラティーシャとは姉妹のように仲がよかった。「いつ?」私はようやくそう聞いた。「2週間前よ。まだ58歳だった」ナタリーに最後に会ったのはいつだったろう。2か月ほど前ではなかったか。ナタリーは厳格なヴィーガン(完全菜食主義者:肉、魚、乳製品、はちみつ、ゼラチンなどの動物性のものは一切食べない)で、毎日ヨガをやり、タバコも吸わず、お酒も飲まなかった。いかにもフランス人らしい、小顔でシュッとした体型...何がよくて悪いのか

  • 35年分

    隣家との境の石垣を補強することにした。といっても、石垣は隣家の所有になるので、隣家のダンが業者に依頼したのだけど。この家を含め、ここら一帯は35年前に宅地となって売り出されたもので、近所の家はどこも35歳。石垣は年数がたつにつれて、隙間に植物の根が入り込んだり、雨によって脆くなってくることがある。家の土台でもあることだし、ここらで補強しておこうというのである。日本のお城の石垣の堅牢さは、尋常なことじゃないと思う。作業は我が家の敷地に入らないとできないので、作業する人が挨拶に来た。その人は、35年前にこの石垣を作った人だという。2人の作業員が4日がかりで補強して、きれいに洗って終了。右側が補強・掃除前、左側が補強後。この色の違い!右側はまた別の家の所有なので、うちのドライブウェイの壁は2色になった。「ああ、...35年分

  • 友達

    日本人の友人が、再び日本に一時帰国して手術を受けることになった。首の細い骨の一部がずれて、手が痺れている状態が数年続き、ハワイでできることをすべて試した結果、日本で治療することにしたのが今年の2月。しかしその手術も、うまくすれば1回で治るけれど、治らなければ別の骨を削ってみるしかないのが現実で、友人の場合、何の変化もなかったので、もう1度やってみることにしたのだ。彼女の実家は大阪だが、病院は東京なので、入院の前後は友達の家に泊まらせてもらうのだという。私はいつも、彼女の友人の多さと親密さに感心してしまう。若い頃、カナダやオーストラリアで働いていた頃の友達、客室乗務員時代の友達、ハワイでウェディングの仕事をしていたときの友達。しっかりと深い所で繋がっていて、何かがあればすぐに手を差し伸べてくれる人たちばかり...友達

  • 夜中や早朝に、スコールのような雨が降る。寝室の窓から庭を見る。わかりにくいかもしれないけど、土砂降り。数分、バケツをひっくり返したように降ったあと、あの雨が嘘だったように青空になる。日本に住んでいた頃は、雨は嫌いだった。冬の雨は冷たくて、陰気。夏の雨は蒸し蒸しして、不快指数ハネあがり。小学校の木造校舎の教室の壁が、降り続く雨の湿気で濡れていたのを思い出す。歩き方が悪いのか、どんなに気を付けても、雨の日は必ず足の後ろ側に泥がついてしまうのも嫌だ。バスや電車に乗れば、車内には独特の雨の匂いがして、混みあっていると互いの濡れた傘で荷物や服が濡れるのも気持ちのいいものではない。今は、雨が好きだ。ハワイでは冷たい雨と言うのはあり得ないし、泥がはねて困るような服も着ない。バスも電車も乗らないので、誰かの傘で濡れること...雨

  • 梅干しの賞味期限

    梅干しが食べたくなった。確か冷蔵庫の奥のコンテナの中にあったはず。真上から撮ったたぶん、日本の友人が送ってくれたものだと思う。未開封で、プラスティックの容器に入っている。恭しく開けると、大粒の梅干しが、たっぷりの紫蘇液に浸っていて美味しそう。ひとつ食べてみた。あー、梅干しってこういう味だったよね。そこで何気なく、容器の底のシールを見たのが運の尽き。17.11.13この数字の意味するところは・・・・まさか・・・17って2017年のことじゃないでしょうね(それ以外何の意味があるっていうのか)今年は2024年。7年も賞味期限を過ぎた梅干し?でも未開封だったし。さっき、ネットで調べてみたら、市販の梅干しは賞味期限を過ぎたら食べないほうがいいと書いてある。未開封でも、食べないほうがいいらしい。そんなこと言っても、も...梅干しの賞味期限

  • おしゃれとは程遠い

    姉と妹がハワイにやってくるまで、あとひと月足らず。どこへ行こう、何を食べよう、とプランを立てるのも楽しい。せめて10日ぐらい滞在できればいいんだけど、たった4泊という、典型的な日本スタイルでは、やりたいことの半分もできない。姉は以前から、うちの近所のサンドバーに行きたいと言っていたから、ボートツアーを予約した。私たち家族で行く時にはカヤックで行くけど、その日は夫は仕事でもあり、ツアーにした方が無難とみた。それに、住んでいるとツアーに参加することなどないので楽しみだ。マッサージセラピストの妹は、本場のロミロミを受けてみたいということで、レイナに2人分の予約を入れた。着いた日のディナーは、ここにしよう。2日目の朝は、家でこれを作って、その日は夫も休みなのでドライブに行こう。ランチはここで・・・まるで合宿のよう...おしゃれとは程遠い

  • せっかくハワイに来たのなら

    アンドリューというおじさんが、世界中の街を訪れて、そこの美味しいものを食べるという番組がある。日本のタレントが、なんでも「あまーい」とか言ってはしゃいでいるのとは違い、その料理を作る過程を見せたり、お客の感想を聞いたり、その町の歴史などもしっかり説明してくれる、なかなか為になる番組なのだ。先日、その番組でハワイを取り上げていた。途中からみたので見逃したのかもしれないが、スパムとジャパニーズプレートとシェイブアイスで、がっかりを通り越して怒りさえ湧いてきた。スパムは、余り肉を集めて成型して味付けして缶詰にしたジャンクフードで、スライスして甘辛いタレをからめて、おむすびにしたりする。私は好きじゃないけど、確かに庶民のファーストフードではあるが、わざわざテレビを取り上げるほどの食べ物か。ジャパニーズプレートは、...せっかくハワイに来たのなら

  • セカンド主寝室完成

    義両親側の家の、増築工事がようやく終わった。義両親の主寝室は2階にあるのだが、将来、階段の上り下りがきつくなったときのために、1階にもともとあったゲストルームを拡張して、セカンド主寝室を増築したのだ。工事の着手したのは4月の初め頃だが、義両親がヨーロッパ旅行に行っていた一か月は工事中断。というのも、シュートメが逐一チェックしたいからで、たった一部屋の工事で半年もかかった。作りはウォーカーでも入れるように、バリアフリーになっている。ゲストのためのバスルーム。家に人が集まったときに使えるように、もともとあったゲストルームのバスルームをリノベーションして、残してある。主寝室用のバスルームは別にあるので、この部屋には二つバスルームがある。主寝室用のバスルームの入り口タイルも、シャワー金具も、シュートメが厳選して取...セカンド主寝室完成

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