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太平洋の真ん中で https://blog.goo.ne.jp/sirochan2011

2011年にハワイに移住。英語漬けの中で、何事も笑ってしまおうと開き直ってのほほん生きてます。

海外生活ブログ / 海外移住

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2012/01/13

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  • 失礼上等

    日本の若者の間では、LINEなどで句読点を使うのは感じが悪いことなのだという。それを教えてくれたのは日本の友人で、私はその意味がよくわからなかった。「どういうこと?」「だからー、句読点を使うと形式的というか、怒ってるという意味なんだらしいよ」そう言われても、まだ理解できないのだが、感じが悪いのは句点(。)のほうで、読点(、)ではない模様。ふと思い当たったことがある。昨年9月に、甥がハワイに一人でやってきたことがあるのだが、甥とLINEのやり取りをしたとき、甥からのLINEのすべてに「!」がついていた。「!」は本来、驚いたとか、感動したとか、感情を強く表現したいときに使うものなのに、普通の文章にも「!」がつくのだ。たとえば、『義両親が空港に迎えに行くから、どんな服を着て来るか教えて』『まだ決めてないけど!な...失礼上等

  • 暗黙のルール

    回転すしで思い出した。回らない普通の寿司屋が苦手である。と言っても、遥か昔に、その場の流れで仕方なしに何度か行った程度だが、行くたびに、もう行くまいと思う。カウンター席につき、醤油皿と寿司をのせる木の台が出てくる。カウンターの向こう側には二人ぐらいの板前さんが、忙しそうに立ち働いている。ものを知らない私は、何から頼めばいいのかがわからない。いきなりウニなんて頼んだら邪道なのか、タマゴは好物だけど、いつごろ頼めばいいのか。「エンガワをつまみでね」中年の紳士が、慣れた調子で頼んでいる。一緒に行った連れには、どう頼めばいいのか聞きたくない。私は二十歳そこそこで若く、変な意地があった。今なら、「最初からウニなんか頼んでもいいかしら」なんて板前さんにしゃあしゃあと聞けるほどの面の皮なのに。壁に掛かっているネタの札を...暗黙のルール

  • 回らない回転すし

    日本の友人から聞いたのだが、最近、日本の回転すしは回っていないのだという。調べてみたら、コロナの影響、共有の醤油さしなどを舐めている動画が問題になったのも原因であるらしい。「回らずにどうなってんの?」「タッチパネルでオーダーすると、それがテーブル横のレーンに乗ってくるのよ」またタッチパネルか。12月に4年ぶりに日本に行った時、コンビニの支払いがタッチパネルになっていて戸惑ったのを思い出す。支払い方法の、あまりに多種多様なのに目がクラクラした。現金とクレジットカード以外の支払い方法は、てんで何がなんだかわからない。レーンがあるのなら、一応、流れてはくるのだろうか。なにしろ、回転すしなんて、デザートから何から流れているのを取って、最後にお皿の数を数えてもらって支払っていた頃しか行ったことがない。子供でもいれば...回らない回転すし

  • 栗おこわ

    買い物担当である夫が、日本食スーパーで「栗おこわ」の素を買ってきた。「日本語が読めないのに、なんでわかったのさ」「だって写真ついてるし、栗が入ったご飯かなーって。栗、好きでしょう」日頃、私が栗、栗とうるさいのを知っているのだ。早速、休みの今日、炊いてみた。パッケージを見ると、『料理自慢をしたいときに』なんて書いてあるが、自慢する相手もいないので、猫たちに見せる。栗おこわ大盛一膳を食べて、あとは小分けにして冷凍し、お弁当にもっていこう。このもち米の独特の風味と、栗の素朴な甘みがなんともいえず美味しい。この美味しさは、やはり日本人でなければわかりあえない。おかずは、炒めたケール入りの卵焼き。味噌汁は今朝食べたので、抜き。「隣に豆の写真がついたのもあったよ」「こんな字、書いてなかった?」赤飯と書いてみせたが、無...栗おこわ

  • 覚えていないに限る

    朝、起きたら夫が「ゆうべ、変な夢みた?」と聞く。「夢なんかみなかったよ。なんで?」「おかぁさぁーーーーーん、って言ってたよ」ほんとに何も覚えていないのだ。いったい、どういう状況での「おかぁさぁーーーーーん」だったのか。どう考えても、ハッピーな感じはしない。現実では叶わなかった母の死に目に、夢の中で会いでもしたのだろうか。母の生前、私はそんなふうに母を呼んだことはないような気がする。落ち着きがなく、よく迷子になっていた幼少の頃ですら、親にはぐれて叫んだことはないと思う。真っ青になっているのは親たちの方で、駿府公園で迷子になったときは、私は施設(昔は児童会館という施設があった)の人にソフトクリームなど買ってもらい、ボロボロになって親が迎えに来た時には、ちゃっかり施設のオジサンに抱っこされてソフトクリームを舐め...覚えていないに限る

  • 魚焼き網を買う

    食材や日用品の買い物担当は、ほぼ夫である。週に1度の日本食スーパーへは、私が仕事の土曜日に行き、普段は朝が早い分、私より早く帰宅するので、追加で必要なものを買ってくる。「今日、いいもの買ったよ、なんだと思う?」地元のスーパーに寄って来た夫が、うやうやしく冷蔵庫から取り出したもの。「ジャーン!HAMACHI!」ハマチの切り身。何年も前に、日本の居酒屋で「ハマチのカマ」を食べた夫は、すっかりハマチのファンになった。私もハマチは好きで、日本食レストランではハマチのお刺身を頼む。日本食スーパーに行けば、ハマチがあることもあるけれど、地元スーパーで見かけたことはない。奇跡的に、たった一つだけ他の魚に紛れていたのを見つけたという。「これは居酒屋風に香ばしく焼いて食べたいよね」庭にはバーベキューグリルがあるが、七輪のよ...魚焼き網を買う

  • めんどりの中のめんどり

    私の職場は、広大な自然の中にある。一応、ちゃんと管理も手入れもされているのだが、1日の大半は人間の気配がない。さきごろ管理者がマングースを駆除したかなにかで、今はニワトリのベビーラッシュである。ヘビがいないハワイでは、鳥の天敵はマングースなのだ。1羽のママに、9~12羽のちっこいヒヨコという家族が、いくつも走り回っている。まだ尻尾もないような小さいヒヨコたちは可愛くて、癒されるのだけれど、好奇心が強いあまりに兄弟たちとはぐれてしまうヒヨコや、具合が悪そうなヒヨコを見ると胸が痛む。先日、お店を施錠して帰るとき、1羽の黒っぽいヒヨコが母親を探して鳴いている。1時間ほど前から、声だけは聞こえていた。まだ尻尾もない小さいヒヨコなのに、高くてよく通る声で鳴く。このまま見過ごして帰ることなどできようか。建物の反対側に...めんどりの中のめんどり

  • 砂糖断ちしたら

    10日前に、砂糖断ちをした。右腕にできたエグゼマ(湿疹)が、なかなか治らない。これは2年前に太ももを中心にしてできた湿疹と同じもので、素人判断でリングワームだと思って、感染しないように朝晩しっかりシャワーを浴びて、固形石鹸でよく洗い、1度着たものは洗濯し、1本1500円もするクリームを塗っていたのだが、治るそばから新しいのができた。思い余って皮膚科に行ったら、チラ見1秒で「エグゼマだね」と医者は言い放ち、加齢による乾燥で発生するものだということを得意げに付け加えた。もちろんそれは感染はせず、固形石鹸で洗うなどもってのほかで、保湿性のある液体ソープで洗い、必ずあとで保湿をすること。私はその反対を一生懸命やっていたのだから、治るはずがなかった。加齢と言われておもしろくはなかったが、ソープを替え、保湿もしっかり...砂糖断ちしたら

  • そば3つ

    父が亡くなって、しばらくした頃、妹が友人と二人で蕎麦屋に行ったときのこと。その店は、父が生前贔屓にしていたので、「ここはお父さんが好きでね、よく一緒に来たよ」と、軽く父の思い出話などをしているところに、お店の人が注文した蕎麦を乗せたお盆を持ってやってきた。「お待たせしましたー」友人に一つ、妹に一つ、そしてお盆には蕎麦がもうひとつ。「あれ」お店の人は動揺していて、その動揺ぶりに妹たちも動揺した。「し、失礼しました・・・・」残った蕎麦を持ったまま、あわてて厨房に小走りで去っていった。「お父さん、そこにいたんだねー」その話を聞いて、私が言った。「うん、いたんだと思う。お店の人には見えたんじゃないのかな」父は生涯、痩身で、ふっくらした父を見たことはなかったが、食べることが好きだった。そうはいっても、グルメだとか食...そば3つ

  • 違いがわからない残念なわたし

    この化粧品を使ったら、肌がつるっつるになった。とか、このシャンプー使うと、髪の手触りが全然違う。とか、そういう情報を知ると、それが入手可能であれば使ってみることがある。しかし、失敗だったということもなければ、「うわー!ほんとだー!」という目にあったこともない。20年ほど前、友人の影響で、短期間だったがブランドコスメに足を突っ込んた時期があった。シャネルのチークやアイシャドウもいろいろ持っていたし、1本何万円もする美容液を買ったこともあった。が、しばらくしたら熱が冷めた。シャネルのアイシャドーと、ドラッグストアのアイシャドウの違いが私にはわからない。何万円もする美容液と、2500円ぐらいの美容液の違いがわからない。何を使っても、可もなく不可もなし。もともと肌は丈夫で、温泉に備え付けの乳液や化粧水を使っても荒...違いがわからない残念なわたし

  • 涙もろさは遺伝

    私は涙もろいが、感情によって泣くことは滅多にない。普通に話していて、普通に笑っただけで涙が出る。感情が揺さぶられることがあるわけでもないのに、笑ったあと、じわっと目に涙が集まるのがわかる。そのまま話し続けると、涙も順調に増えてきて、指で目じりをこすりながら話さねばならなくなり、相手に私が泣いているのかと思わせてしまうこともよくある。実際、泣いているように見えるから仕方がないのだが、相手と場面によっては誤解を招く。たとえば先日、職場でちょっとした揉め事があった。私のストレスがたまり、それを公にして、結果的にはとても平和に解決したのだが、そのことについて人と話しているとき、笑って、例によって涙が出てきた。それを、「泣くほどストレスだったんだ!」と解釈されて、説明するのに苦労した。若い時からそうだった。昔、30...涙もろさは遺伝

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