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京やの覚え書き https://ameblo.jp/kodaira-kyouya/

東京都小平市の悉皆・呉服専門店「染と呉服京や」の三代目、猪上勝也のブログでございま す。

着物の歴史や文様の話。 呉服製作の技法の話。 呉服屋の日常、仕事の話。 着物、帯、襦袢、コート、羽織などの 着物コーディネートのコツをはじめ 着物の選び方や揃え方の話。 しみ抜きや洗張りなどのお手入れの話。

染と呉服京や
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住所
小平市
出身
小平市
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2012/01/05

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  • 夏物はいつまで

    おはようございます、京やの勝也です。 8月も終わりですね。 涼しくなれば9月1日から単衣に衣替えですが暑ければ許容範囲である白露まで。今年は9月7日です。どん…

  • 傘の模様

    おはようございます、京やの勝也です。 この暑さでは日傘が大活躍ですね。 着物の世界でも「傘」の模様は使われております。 こちらは傘模様の染め小紋↓傘が閉じたり…

  • お坊さん 衣裳と髪型

    おはようございます、京やの勝也です。 俳優ユル・ブリンナーさんをご存知でしょうか?スキンヘッドが印象的な名俳優です。「王様と私」などが有名です。 ユル・ブリン…

  • 着物一反は蚕何匹?

    おはようございます、京やの勝也です。 呉服は絹からつくられます。絹は繭(まゆ)からつくられます。繭は蚕(かいこ)がつくるサナギです。さて、着物一反に何匹の蚕の…

  • 七五三の準備

    おはようございます、京やの勝也です。 そろそろ七五三の準備の季節です。七五三のために着物を新調された方は最終寸法を決めるころですね。  子供の成長は草木の成長…

  • 短い帯

    おはようございます、京やの勝也です。 おばあ様やお母様から譲り受けた袋帯や名古屋帯で色や柄は気に入っているのに丈が短くて結べないものはありませんか? 女性の身…

  • 秋に向けて

    おはようございます、京やの勝也です。 昨日秋物の発表会に問屋さんへ行ってまいりました。 コロナの影響で呉服の産地は大変厳しい状況が続いていますがその中でも知恵…

  • 着物と汗

    おはようございます、京やの勝也です。 暑い8月でしたが少し落ち着いてまいりました。。 さて、夏の着物はどうしても「汗」が付き物ですがハンガーで乾かして畳んでし…

  • 蚊絣文様

    おはようございます、京やの勝也です。 私はどうも蚊に好かれるようで部屋を移動すると後からついてくることもしばしば。困ったものです。さていろいろな文様、模様、図…

  • 朝貌の花

    おはようございます、京やの勝也です。 万葉の歌人山上憶良が読んだ歌から現在に伝わる秋の七草といえば萩、尾花、葛、女郎花、藤袴、撫子、朝貌の花。 尾花は風に吹か…

  • 着物と漢方医学

    おはようございます、京やの勝也です。 着物の形についてはこれまでにも書いているのですが、復習のつもりで。 着物の特徴の一つは「前で深く重ねる」ところでしょう。…

  • 染の歴史19【結び】

    おはようございます、京やの勝也です。 染めの長い歴史の中で、「伝承が途切れた」のは明治維新と第二次世界大戦、そして現在です。 「技術の伝承」師弟関係でのみ受け…

  • 染の歴史18

    おはようございます、京やの勝也です。 戦後は日常着が洋服に移行し、ウールや木綿や麻などの「太物」は減少しました。 経済成長によって「絹」が「普通」になりました…

  • 染の歴史17

    おはようございます、京やの勝也です。 戦後復興期の新しい染めものに、「附下げ」があります。 現在では仕立て上がると模様が少ない訪問着のようになっていますがその…

  • 染の歴史16

    おはようございます、京やの勝也です。 江戸時代の染めで「江戸小紋」を飛ばしてしまいました。 ご存知の通り、江戸小紋は武士の裃(かみしも)から着物に移行した技法…

  • 染の歴史15

    おはようございます、京やの勝也です。 大正ロマンはアールヌーボー、アールデコの影響もあり着物の模様に「デザイン」の概念が入ってくる時代の産物です。 模様の「デ…

  • 染の歴史14

    おはようございます、京やの勝也です。 明治後期から大正、昭和初期は江戸時代からの日本的な着物文化に西洋の花を添えるような充実振りでした。 人間国宝級の絵師が日…

  • 染の歴史13

    おはようございます、京やの勝也です。 明治政府による江戸幕府の否定は新政府のイメージ戦略もありますが江戸時代の文化全てが古臭く時代遅れだとしました。 草木染め…

  • 染の歴史12

    おはようございます、京やの勝也です。 更紗はインドやインドネシアの染物で長崎の出島から入ってきた「舶来品」です。 鎖国と言いながら、更紗やビロードなどしっかり…

  • 染の歴史11

    おはようございます、京やの勝也です。 江戸時代も中期から後期で、「絞・縫・箔」「友禅染」「江戸小紋」「更紗」などが出揃います。 江戸の「贅沢禁止令」の影響につ…

  • 染の歴史10

    おはようございます、京やの勝也です。 いわゆる「贅沢禁止令」では、高価な技法の着物が対象で、一番目立つ技法が「絞り」だったようです。現代でも七五三などで使われ…

  • 染の歴史9

    おはようございます、京やの勝也です。 「江戸友禅」「江戸刺繍」は「京友禅」「京刺繍」と何か違いがありますか?とよく質問されます。もとを辿れば京都の職人さん達が…

  • 染の歴史8

    おはようございます、京やの勝也です。 宮崎友禅斉のブランディングの成功で「友禅染」は大流行となり糊の名前も「友禅糊(ゆうぜんのり)」。 防染に使った糊を川で流…

  • 染の歴史7

    おはようございます、京やの勝也です。 戦国から安土桃山時代の権力者の威光を示す染が「辻が花」。江戸時代に入ると、徳川は逆に質素倹約の気風を演出します。 江戸初…

  • 染の歴史6

    おはようございます、京やの勝也です。 平安時代の後、衣裳関連の資料が少ない鎌倉・室町時代を経て、戦国から安土桃山時代。 戦国武将が鎧の下に着たのが「辻が花」で…

  • 染の歴史5

    おはようございます、京やの勝也です。 「天平の三纈」は染めの技法の原点です。ただ、すぐに日本で取り入れられたわけではありません。 若干遡りますが、聖徳太子の冠…

  • 染の歴史4

    おはようございます、京やの勝也です。 「天平の三纈」から最後は「蝋纈」ろうけち です。 「蝋」はロウソクの「ロウ」のことです。「ろうけち」は、現在では「ろうけ…

  • 染の歴史3

    おはようございます、京やの勝也です。 「天平の三纈」から、「夾纈」(きょうけち )のお話です。 「夾」の意味は、「挟む」「鋏む」つまり「はさむ」です。まず、木…

  • 染の歴史2

    おはようございます、京やの勝也です。 「天平時代」は、平城京から平安京遷都までの美術史上の区分です。 天平時代には大陸(唐)から「絞纈」こうけち「夾纈」きょう…

  • 染の歴史1

    おはようございます、京やの勝也です。 夏恒例のシリーズ記事です。染めの理解を深めると着物楽しさも増えますのでぜひご覧下さい。  染の歴史について。 布に模様を…

  • 恒例 幽霊の話

    おはようございます、京やの勝也です。 昨日の流れで毎年恒例の幽霊と陰陽五行の話です。 着物のことを調べていると陰陽五行説に行き着くのですがその副産物の話でござ…

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