おはようございます、京やの勝也です。 紋付の着物について。 紋付の「紋」は「家紋」です。家紋を入れた着物は家の紋を背負うつまり「家を代表する立場」ということに…
東京都小平市の悉皆・呉服専門店「染と呉服京や」の三代目、猪上勝也のブログでございま す。
着物の歴史や文様の話。 呉服製作の技法の話。 呉服屋の日常、仕事の話。 着物、帯、襦袢、コート、羽織などの 着物コーディネートのコツをはじめ 着物の選び方や揃え方の話。 しみ抜きや洗張りなどのお手入れの話。
おはようございます、京やの勝也です。 今日はコートの話です。明日10月1日は着物は単衣から袷せへの衣替えですがコートは10月8日の「寒露」までは紗やレース等の…
おはようございます、京やの勝也です。 9月も残すところあとわずかですね。来月10月は着物は単衣から袷に移行していきます。 結婚式や正式な式典では気温にかかわら…
おはようございます、京やの勝也です。 秋彼岸でお墓参りを致しました。 お墓に眠っているのは遠いご先祖様から京やの初代である私の祖父と和裁の名人だった祖母です。…
おはようございます、勝也です。 秋彼岸も過ぎ夏物のお手入れをお持ち頂くことが増えてまいりました。 涼しくなると不思議に忘れてしまうようですが夏は暑かったのです…
おはようございます、京やの勝也です。 だんだんと秋が深まっていくと温かい寝床が魅力的になってまいります。 さて江戸時代、庶民は昼に着ている着物を掛け布団にして…
おはようございます、京やの勝也です。 お得意様で小笠原流礼法をされている方との話です。 礼法で大切な事の一つに歩き方やお辞儀の仕方などの所作があります。その所…
おはようございます、京やの勝也です。 着物でお出掛けをしたいと思うと先ず着物と帯そして襦袢、更に小物を揃えますね。着付けの練習もこれだけあれば問題ありません。…
おはようございます、京やの勝也です。 昔から健康で長生きのために様々な努力がされてきました。 着物の模様の多くは松や椿などの「強い生命力」や菊水や蓬莱山など「…
おはようございます、京やの勝也です。 昨夜は中秋の名月。夜の散歩の途中で観ることができました。 屋根や踏切電柱や送電線など一緒に目に入るものにも何やら趣を感じ…
おはようございます、京やの勝也です。 七五三の準備シーズンでございます。特に7歳の女の子のお祝い着は着物と帯に加え、小物も通常の大人より多くハコセコや志古貴な…
おはようございます、京やの勝也です。 本日は秋彼岸の入りです。この時期の花といえば彼岸花ですね。彼岸花はお墓のまわりに多く見られるからでしょうか別称もあまり有…
おはようございます、京やの勝也です。 秋を表す模様の一つに「竜田川」があります。流水に紅葉が流れる様子を描いた文様です。この流水が奈良を流れる竜田川。紅葉の名…
おはようございます、京やの勝也です。 着物や帯はお召しになればシミも付きますし汚れもします。 京やでもできるかぎり部分しみ抜きや部分洗いで対応しておりますがそ…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は9月の襦袢についてです。基本は夏襦袢から単衣襦袢に替わっています。単衣襦袢は透けない生地の単衣仕立てです。最近の襦…
おはようございます、京やの勝也です。 9月は大きな衣替え月のひとつで夏物から秋単衣への移行期です。 着物は「透けない生地の単衣」になりますが帯については時代と…
おはようございます、京やの勝也です。 着物や帯を買うときに何をどう考えて決めていらっしゃいますか? 「好き!」「素敵!」「きれい!」というだけで決めることもあ…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日青梅の妻の実家の木にあったといううぐいすの巣を見せてもらいました。 笹の葉などを上手く使って牡丹のような美しい形に仕…
おはようございます、京やの勝也です。 絹は基本的に軽くてしなやかで丈夫な素材ですが「濡れた状態」では弱くなります。 水に濡れると糸の表面が浮いて不安定になりそ…
おはようございます、京やの勝也です。 着物の世界で「秋の模様」が多いとお気付きの方も沢山いらっしゃると思います。大雑把に「草花文(そうかもん)」というと松や笹…
おはようございます、京やの勝也です。 先日初めてお会いしたお客様との話の中でネットで「悉皆」を検索して京やを見つけたとお聞きしました。お母様から洗張りや染替え…
おはようございます、京やの勝也です。 このお菓子は鶴屋吉信の「御園菊」。 私は菊の図柄を見ると花弁の数を数えるくせがあります。 16枚ありますね。(14枚の…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は九月九日。重陽の節句「菊祭り」です。 一桁の陽の数(奇数)の中で最も大きな「九」が重なるおめでたい日と言われていま…
おはようございます、京やの勝也です。 常々考えていることなのですがご参考までに。 歴史が長い着物のことに関して沢山の「昔からこう言われている」という「決まりご…
おはようございます、京やの勝也です。 本日7日は二十四節気の「白露」です。朝の空気が涼しくなり植物の葉の露が白く輝く季節といわれています。 この白露を目安に夏…
おはようございます、京やの勝也です。 「高貴な色」といえば「紫」です。聖徳太子の冠位十二階でも最高位は濃紫、第二位は薄紫ですね。 陰陽五行と色は非常に関係があ…
おはようございます、京やの勝也です。 「爽やか」とう言葉は秋の季語だそうで夏の湿度がなくなった頃のことをいうそうです。 京やがおすすめしている生地に「さわや…
おはようございます、京やの勝也です。 浴衣のシーズンが終わり来年までしまう段になりましたらお手入れをしましょう。 浴衣には「汗」が付きものですのでしっかり抜い…
おはようございます、京やの勝也です。 昔の記事から復習です。呉服、和服、着物、について。 歴史的に一番古いのは「呉服」です。「ゴフク」ではなく「クレハトリ」と…
おはようございます、京やの勝也です。 単衣の季節に入りました。「単衣」は夏を挟んで前と後に着ますね。 気候の変化に合わせて若干伸びたとは言え約3ヶ月間。 一年…
おはようございます、京やの勝也です。 9月1日は衣替えの目安のひとつです。 基本的には着物は夏物から透けない単衣に衣替えです。帯は9月いっぱいは夏物という考え…
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おはようございます、京やの勝也です。 紋付の着物について。 紋付の「紋」は「家紋」です。家紋を入れた着物は家の紋を背負うつまり「家を代表する立場」ということに…
おはようございます、京やの勝也です。 「青かえで」が綺麗です。風になびくほど柔らかく初々しい生命力に溢れた緑は見ているだけで心が洗われるようです。「青もみじ」…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は襦袢の話です。 4月は特別暑くなければ袷の襦袢で良いのですが気温が上がってきたら「単衣襦袢」を活用しましょう。 こ…
おはようございます、京やの勝也です。 「呉服」は「絹」です。「絹織り物」や「絹を織る技術者」を意味する大変古い言葉です。 その絹は繭(まゆ)からつくられます。…
おはようございます、京やの勝也です。 布を纏うという行動は人が文化的な生活を送るための基礎です。 どんなに素晴らしい食事も豪華で立派な住まいも裸では格好つきま…
おはようございます、京やの勝也です。 青梅の庭は今の季節様々な花と緑でいっぱいになります。日本の四季は色の移り変わりでもあります。色彩の感性が育まれる土壌にな…
おはようございます、京やの勝也です。楽しみにしていたソメイヨシノは咲くと嵐、あっという間に葉桜になっていきます。そうなると桜の模様は「八重桜」か散る花びらで「…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の「太鼓結び」の続きです。 この「太鼓橋」を模した結び方は帯丈の長い袋帯なら「二重太鼓」になり、短い八寸や九寸帯の場…
おはようございます、京やの勝也です。 「お太鼓結び」について。現在着物の帯結びと言えば「お太鼓結び」が代表的ですね。この「太鼓」は何から来ているかというと、亀…
おはようございます、京やの勝也です。 先週末久し振りに会うことができた友人と夜桜を楽しむことができました。 青空を背景にした桜も美しいですが夜桜には違った魅…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の補足です。私見ですのでご了承くださいませ。 二部式襦袢の時代から「長襦袢が流行」した文化年間は1804年から181…
おはようございます、京やの勝也です。 襦袢の仕立て方にも変遷があります。 襦袢はその登場から上下が別れたいわゆる二部式でした。 江戸時代中期にそれを繋いだ「長…
おはようございます、京やの勝也です。 桜が咲き始もう直ぐ満開です。毎年のことながらやはり楽しみです。 さて、歴史を遡って花見といえば「醍醐の花見」が有名です。…
おはようございます、京やの勝也です。 本日4日は二十四節季の「清明」。衣替えの目安の一つでございます。 先ず襦袢は「単衣」を先取りしても良いです。袖が軽くなり…
おはようございます、京やの勝也です 今日は桜の家紋について。 日本の家紋の種類は紋帳の厚さを見てもわかるように大変な数になります。格が高い公家の家紋から武家の…
おはようございます、京やの勝也です。 「檜扇桜枝模様振袖」 檜扇(ひおうぎ)は歴史も古く、最も格上です。扇ではありますがあおぐためのものではありません。女性が…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は四月馬鹿、エイプリルフールですね。エイプリルフールといえども嘘をついてもよいのは午前中だけだそうですのでご注意下さ…
おはようございます、京やの勝也です。 室町時代後期京の都で11年にも及ぶ戦、「応仁の乱」がありました。 東軍は細川勝元。西軍は山名宗全。宗全の西軍の陣地が、今…
おはようございます、京やの勝也です。 この春も男性の袴の着付けをお手伝いさせて頂いきました。 さて、ある角帯を仕入れると図式の「帯結びの説明書」が入っています…
おはようございます、京やの勝也です。 帯はまとった着物を抑えるための紐(ひも)から始まり、帯として幅が広くなり長さも長くなりながら今に至っています。 現在の基…
おはようございます、京やの勝也です。 牡丹の花は中国・唐の時代から「百花の王」として格付けされます。 高貴で華やか、そして豪華でめでたいまさに皇帝にふさわしい…
おはようございます、京やの勝也です。 紋付の着物について。 紋付の「紋」は「家紋」です。家紋を入れた着物は家の紋を背負うつまり「家を代表する立場」ということに…
おはようございます、京やの勝也です。 週末は京やのお茶教室でございました。床に生けた花がこちらです。 浦島草です。今年も私の茶道の師匠から頂きました。浦島太郎…
おはようございます、京やの勝也です。 「青かえで」が綺麗です。風になびくほど柔らかく初々しい生命力に溢れた緑は見ているだけで心が洗われるようです。「青もみじ」…
おはようございます、京やの勝也です。 「呉服」は「絹」です。「絹織り物」や「絹を織る技術者」を意味する古い言葉です。 その絹は繭(まゆ)からつくられます。繭は…
おはようございます、勝也です。北陸新幹線が開通して少し近くなった石川県。牛首紬の産地も近くなりました。牛首紬は、かつて岐阜県に近い石川県にあった牛首村の紬織物…
おはようございます、京やの勝也です。 今日は襦袢の話です。 4月は特別暑くなければ袷の襦袢で良いのですが気温が上がってきたら「単衣襦袢」を活用しましょう。 こ…
おはようございます、京やの勝也です。 布を纏うという行動は人が文化的な生活を送るための基礎です。 どんなに素晴らしい食事も豪華で立派な住まいも裸では格好つきま…
おはようございます、勝也です。楽しみにしていたソメイヨシノもあっという間に葉桜ですね。そうなると桜の模様は「八重桜」か散る花びらで「名残り」の演出が素敵かと思…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の「太鼓結び」の続きです。 この「太鼓橋」を模した結び方は帯丈の長い袋帯なら「二重太鼓」になり、短い八寸や九寸帯の場…
おはようございます、京やの勝也です。 「お太鼓結び」について。現在着物の帯結びと言えば「お太鼓結び」が代表的ですね。この「太鼓」は何から来ているかというと、亀…
おはようございます、京やの勝也です。 昨日の補足です。私見ですのでご了承くださいませ。 二部式襦袢の時代から「長襦袢が流行」した文化年間は1804年から181…
おはようございます、京やの勝也です。 襦袢の仕立て方にも変遷があります。 襦袢はその登場から上下が別れたいわゆる二部式でした。 江戸時代中期にそれを繋いだ「長…
おはようございます、京やの勝也です。 毎年楽しみにしている嫁さんの実家の庭の枝垂桜が満開。ダイナミックで美しいです。 今年の桜は早く咲いた後雨や気温が低い日が…
おはようございます、京やの勝也です。 明日5日は二十四節季の「清明」。衣替えの目安の一つでございます。 先ず襦袢は「単衣」を先取りしても良いです。袖が軽くなり…
おはようございます、京やの勝也です。 「檜扇桜枝模様振袖」 檜扇(ひおうぎ)は歴史も古く、最も格上です。扇ではありますがあおぐためのものではありません。女性が…
おはようございます、京やの勝也です。 今年は桜の花を長く楽しめています。 さて、歴史を遡って花見といえば「醍醐の花見」が有名です。豊臣秀吉が700本もの桜を植…
おはようございます、京やの勝也です。 桜が咲くと風が吹くというのは仕方がないのでしょうか。 「花吹雪」の花は桜。 花=桜というのは平安時代以降ですから古くから…
おはようございます、京やの勝也です。 室町時代後期京の都で11年にも及ぶ戦、「応仁の乱」がありました。 東軍は細川勝元。西軍は山名宗全。宗全の西軍の陣地が、今…
おはようございます、京やの勝也です。 明日から2日間小平市大沼町にある茶道具の利久堂さんで着物講座の講師をさせて頂くこととなりました。私自身も茶道具や毎月の稽…