以前、筥迫工房の教室で工芸科進級のための試験課題の生徒さん作品を出しましたが、今回は実際に工芸科に進級するとどのような筥迫を作るようになるのかをご紹介します。繰り返し柄を使っていないのに、柄合わせ風に仕立てています。 工芸科では、
筥迫!箱迫!函迫子!箱セコ!ハコセコ!はこせこ!が好きな方いらっしゃいませ!
筥迫は文字のごとく幅の狭い小さな箱を意味しますが、パーツや付属品も多く、今どきに流行る「簡単にできる○○…」といった類いの細工物ではありません。 細かい手作業に慣れていない方には「簡単に作れます」とは決して言いません。 しかし、苦労して生み出した筥迫を手にしたときの感動は、だれもが存分に味わっていただけるものと思います。 手作りマニアには納得の細工物です。
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以前、筥迫工房の教室で工芸科進級のための試験課題の生徒さん作品を出しましたが、今回は実際に工芸科に進級するとどのような筥迫を作るようになるのかをご紹介します。繰り返し柄を使っていないのに、柄合わせ風に仕立てています。 工芸科では、
4月の花独楽は『桜』です。今年は暖冬だったので、 桜の花独楽が3月になるかとヤキモキしていましたが、 無事4月に入って咲いてくれたのでホッとしました。日本人の心情的には、桜は4月に咲いてほしいと思ってしまいますね。今回の
今月15、16の二日間で、久しぶりの講習会が行われました。場所は筥迫工房なので、ごく少数の4名のみの講習会でした(狭いのでこれが限界)。 こちらが今回の作品たち。なんか高級仕出し弁当のよう(笑)。 これ以前の最後の講習会
3月の花独楽は『花一華(はないちげ)』です。これは和名で、皆さんにお馴染みの名称は「アネモネ」です。その他「牡丹一花(ぼたんいちげ)」「紅花翁草(べにばなおきなぐさ)」等の和名があるようですが、日本には明治時代に輸入されました。
前回の「筥迫講師認定C」のテストを受けられたT.Mさんに引き続き、「工芸科進級テスト」に合格された「ままねこ」さんの作品をご紹介します。「ままねこ」さんは以前よりこのブログで何度か作品を掲載させていただいていますが、講習会から通年開催の教室
筥迫工房には「認定制度」というものがあります。先日「筥迫講師認定C」と「工芸コース進級テスト」にそれぞれ合格された方がいたので、今回と次回でそのお二人の作品をご紹介させてただきます。 筥迫講師認定Cまずは「筥迫講師認定C」に合格さ
2月の花独楽(はなごま)は『梅』です。前回、花独楽の動画を撮影するにあたり、ただコマを回すだけはつまらないので、本物の生花と共演させよう!と思い立ちました。そして2月になったら「水仙」の動画を撮ろうと決めていたのですが、時は確定申告真っ盛り
昨日、東京は久しぶりの大雪でした。午前中は雪が降るような天気ではなかったものの、テレビでは帰宅時間あたりに大雪になりそうとのことだったので、ちょうど教室の日ということもあり、全員に確認して急遽教室はお休みということになりました。雪国の方から
言わずと知れた、コクヨの定番品『ドットライナー』。文具の大人気商品として、お仕事などでお使いの方も多いことと思います。実は貼り込みでも、3種の糊のうちの一つ「留糊」としてお世話になっている糊です。留糊というのは、ちょこっとだけ仮止めしたいと
『貼り込みで作る袋物細工』を教える、という活動は、2012年の講習会を皮切りに、コロナ以降は筥迫工房での月6回の通年開催の教室に落ち着きましたが、すでに10年以上続けているということで、まさかこんなに長く続くとは思わなかったです。現在は小さ
新しい年の幕開けと共に大きな災害と衝撃的な事故が相次ぎ、なかなか頭が追いつきません。今日に至っても強い余震に見舞われている被災地の方々のことを考えると、とにかくご無事であることを祈らずにはいられません。 新年のご挨拶として今回の「
こちらは2016年に開催された中山きよみ先生の日本刺繍教室(金沢)の生徒さんたちによる『飾り筥展(中山きよみ+13)』の中の作品で、筥迫工房がお仕立てさせていただいたものです。クリスマスなので何かプレゼントになりそうな画像はないものかと探し
守り袋の第二弾は「白麻」についてお話ししたいと思います。地味な内容ですが私的には大好きなテーマの一つです。このブログをご覧の方は布や着物に興味のある方が多いと思うので、日本文化のちょっとしたウンチクとして楽しんでいただければ幸い
守り巾着第二弾をアップしようと思っていたところ、あまりにも綺麗なこちらの画像が届いたので、今回はこちらの内容を優先したいと思います。こちらのお方はご存知の方も多いかと思いますが『秋乃ろーざ』さんです。ろーざさんが懐中されている筥迫は正真正銘
苦手な事務作業をしていて疲れてくると、最近試作していた「守り巾着」をニギニギして心を癒すようにしています。(あ〜可愛い♡)折りしも時は七五三シーズン、教室の生徒さんが「男児の七五三の袋物細工が作りたい!」といったこ
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昨日夜に工房でこの記事を書き終えて一度アップしたのですが、自宅のデバイスで古い内容を何かのタイミングで更新してしまい、せっかく書いた記事が消えてしまいました(泣)。思い出しながら再度書き直しています。しばらくお待ちください。
先日、娘の成人式後撮りのため、行ってきました京都まで。東京は雨天だったようですが、京都はおかげさまで快晴でした!今回の着付けは、かねてよりInstagramでフォローさせていただいていた「きものトータルプロデュースはなを」さん(以後「はなを
11月1日に工房でこの記事を書き終えて一度アップしたのですが、自宅のデバイスで古い内容を上書きしてしまい、せっかく書いた記事が消えてしまいました(泣)。以下は思い出しながら書き直したものです。----------先日、娘の成人式後撮りのため
すでに懐かしい存在となってしまった筥迫です。私が娘の成人式のために頑張った刺繍筥迫で、Instagramを始めた時に何からあげていいかわからず、そうだ刺繍の経過を載せて行こうと思い、始めの頃にポストしていたものです。
今回は「指貫」のお話です。 指貫は「袋物」というカテゴリーには入りませんが、一切針と糸を使わずに作るので「貼り込み」というカテゴリーでは一緒です。筥迫工房では貼り込みで作る物を「縫ったか貼ったかわからないような仕上がり
今回は教室に通われているgakoさんが作られた刺繍の筥迫をご紹介させていただきます。 二人のお嬢さんを無事嫁がせて、肩の荷を降ろしているであろうgakoさんですが、長女さんの結婚を期に筥迫と出会い、今回の次
最近のInstagramに投稿されたポストから、おすすめのお二人の作品をご紹介させていただきます。(インスタの埋め込みはサムネイルに表示されないので、トップだけ取り込み画像も貼り付けさせていただきます) まず初めはままねこさんの作
春っぽい筥迫を作ったので、嬉しくなって桜と記念撮影(笑)。散りかけの桜の中でまともなところを探すのに苦労した、、、。 4月になり、新学期、新入学、新入社と、新しい環境に入って行く人たちも多いこととは思いますが、筥迫工房でもこの度新
Instagramで「筥迫はぎれ」アカウント始めました。ユーザー名は「@296hagire」です。よろしくお願いいたします。(後日「ハコセコハギレ」に改名予定←二週間は変更できないようなので、、、) よく「筥迫を作ってみ
本日より販売の『アイロンマット制作キット』のご案内です。 貼り込みで作る袋物制作には、小さなアイロンマットを使います。カッターマットと交互に使うのですが、カッターマットは敷きっぱなしで、その上にアイロンマットを乗せたり
先日PC内のデータを探していた際にこの画像を見つけました。私のPCには新旧自他問わない筥迫画像が無尽蔵に保存されているため、フトしたときに忘れていた物を見つけることが多々あります。かなり前にご依頼いただいた筥迫&懐剣ですが、撮影したまま画像
もうお手々まで初々しさを感じさせるお写真ですが、昨年11月より教室に通われているC.Oさんから来月(2023年3月末)に行われる結婚式の前撮り画像をご提供いただいたので、今回はこちらをご紹介させていただきます。 C.O
前回の縢襠筥迫基本型「簡易式」に続いて、今回は「古式」をご紹介いたします。 同じ布で作ったので三点とも外観はほぼ同じように見えますが、本式(中央)を基準にして比べると、・簡易式(左)→天面の簪挿しがない、本式の2/3の厚
最近、ある目的のために、基本の縢襠筥迫(教本の型紙)をベースにした応用型筥迫を作りました。これまでの定番筥迫を「本式」とし、三つ並べて、左から「簡易式」「本式」「古式」と名づけました。 縢襠筥迫「本式」 ここで言うところ
以前にも度々出ていた「目打ち」のお話です。色物の飾り房や華やかな花嫁の話題から、一気に地味な道具の話題になります(苦笑)。でもねぇ、モノを作る人にとって道具や材料はとても大事なモノなのですよ。ブログで一つの話題に執着するのも筥迫
この巾着は去年作っていた物ですが、まだ形が完成形ではないので、今回はこの巾着はさておき、これに付随している「根付」に焦点を当てて書きたいと思います。 菊割橙または橙根付 数年前にご縁があって知り合ったK氏から
最近、守り巾着好いているので、今回は『柿型守り巾着』のご紹介です。 こちらは袋物の教科書によく出てくる型ですが、単純かつ簡易な作りなので、わざわざ作らなくてもいいかなと思っていたものですが(誰でも作れるという意味で)、真向き兎の守
今回はとてもレアな白無垢のお引きずり姿をトップ画像に使わせていただきます。教室の生徒であるEITOMANさんから、お嬢さまの結婚披露宴の際の画像をご提供いただきました(感謝)。 昨年末、改訂版の「婚礼用和装小物の作り方
新年明けましておめでとうございます。Instagramに卯年の画像があふれているのを横目に見つつ、自分は新年のご挨拶はパスしようと思っていたのですが、、、。 今日はどうしても気になっていた巾着の調べ物をしたくて工房に立ち寄りました
動画やInstagramの埋め込みはデバイスによってブログに表示されないようなので、top画像はダミーのサムネール貼っておきます。 2022年のクリスマスが近づくにつれ、私はジョナサン・アントワンばかり聴いていました。(画像が切り
『婚礼用和装小物の作り方(改訂3版)』発売いたしました!今回は「子供用の懐剣」にも対応しております。前版から2ページ増えて「14ページ(内型紙3枚)」という内容です。けっこう頑張った内容にしています(笑)。 一応2023年版にして
改訂版『婚礼用和装小物の作り方』をやっと印刷に出したものの、教本内で解説している懐剣用の「切り房」について書いているので、しかたなくネットショップでひっ散らかっていた飾り房の「色材料」を整理しました。ずっと逃げ回っていたけれど、今やらないと
改訂版の『婚礼用和装小物の作り方』はもう少しで印刷に出せると思うので、12月中には販売できると思います。改訂内容は次回にお知らせいたしますが、今回は最後のページに入れた上画像「筥迫装着時のご注意」についてご説明いたします。これを
最近「丸絎け(まるぐけ)」の沼にどっぷりハマっています。なぜにこのような事態になったのかと言えば、今年の秋は七五三や婚礼の材料を買い求めるお客様が多く、それに伴って、教本『婚礼用和装小物の作り方』の在庫が一気になくなってしまった