なんとなくブログを書かないまま1年以上過ぎた。まあ今も別に書かなくてもよいのだが、ちょっと記録でもしておくか、と思ったのでパソコンを取り出す。気がつけば先月、O府民からK府民になっていた(ってもう府民というだけで丸わかりだが)。それ以外に私生活に変化はないので、周りからは「へっ、なんでまた?」と言われるのであるが、、引っ越すのに世間では理由がいるのであろうか?まぁ確かにO府民に満足してましたしね、...
旅先や骨董市でみつけたやきもの(土もの・色絵・染付などなど)や和ガラスと暮らす時間。絵も少しだけ
市でみつけるチープなものから少し頑張ったものまで、古いものとの暮らしを楽しんでいます。お好きな方、コメントください♪
過日、のんちゃんと市をぶらぶらしていたら春蘭があって、まぁそこらで売られている春蘭など花には大差ないのであるが、見ていたら、「ふたつあるから、買っていけ。育ったら沢山花も着くんやで。」とおっちゃん。知ってるっちゅうに、こんなんやろ。(我が家でもりもり咲いて佳い香りを漂わせる春蘭。)とは思ったが、結局押し切られて買う羽目になる三毛庵、、おっちゃん的に、春蘭は開花してる時しか売りようがないであろうから...
2022/04/16~2022/07/10 於東京ステーションギャラリー『牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児』展の図録が書籍として出た。画像左(裏面の藤田龍児側)、右はチラシ。残念ながらボーシャンについては、展覧会で実見するしかなく、三毛庵が何か書けることはないのであるが、以前こちら@に書いた、藤田龍児についてちょっと書いておく。(詳しくは展覧会見てからだけれど!)本にはステーションギャラリー、冨田章...
『出雲大社赤ヤブ椿』咲く。出雲大社周辺で採集された藪椿の選抜種で、小さくて綺麗な紅い一重。成長ものんびりしていて、どうにかひと枝いただく。茶花向けの椿だけれど、連れ帰った瓢形の硝子徳利に、と思い立つ。開きかけの頃。冷酒用にとガラスの盃を手にしたところ、陳列棚の陰にこれがあって、聞くと口を欠いているのだという。参考品でよければ、ということで分けていただいたのだが、確かにガラスというのは傷物を使うとい...
昔骨董市で春蘭を買ったことがあって(何でも市で買う女)、余りまじめにお世話もしていないのだが、気づけば毎年咲いている。今年も沢山花がついたので、たまにはこれも入れてみようかな、と思い立つ。でも入れるとなるとやはり葉っぱは泣く泣く3枚頂かねばならぬ。日頃放任していても葉っぱを減らすのは勇気が要る。。普通の春蘭、だけれど密やかに春を告げるお使いなのだ。切るのも惜しいけれど、庭の片隅で咲かせるだけも矢張...
『月照』開花。同じ白の椿でも加茂本阿弥はおおらか、月照は凛とした姿。佳い花が咲いたけれど、短い枝であるのでそのままにする。徒長して、葉っぱも虫にやられた頼りない枝も開花して、これをどうしたものかなと思案する。そうだ、きっとあれ・・・と思いついた、お気に入りのミカン水の瓶。月照は茶花然とした入れ方が相応しい花だけど、このひょろひょろの枝はするりとした透明な瓶がお似合い。ハートの花びら。シデコブシ『ア...
いよいよいろんな芽の動く季節というのに、まだ庭仕事が終わらずじたばたする。きっともう、すこしずついろんなことができなくなってゆくのであろうけど、それ故に、名残惜しく思うことが多すぎる、諦め悪き三毛庵である。先日の加茂本阿弥の固い蕾は開かなかったけれど、雨降る前に膨らんだ蕾をいただく。この度は三葉とはゆかず、なかなかいい感じには入れられないので、ぷっくり膨らんだ蕾のような、郷土玩具のふく笛ちゃんを一...
3月には途端に落ちる三毛庵なので、先週はくったりしていて市にもゆかれへんかも、、そう思ったのに奇跡的に目覚めるゲンキンな奴。そんなに野望もないから無理して行かんとこ、とは思ったけれど、こんなときこそ意外や素敵な花入になるやつが転がってたりしてー、と閃いた。何しろ近ごろ椿に浮かれまくってた。決して欲しがったわけではないのだけど、気まぐれなふるものの神さまはこのようなときにチャンスの尻尾を掴ませてくれ...
開花を始める秋に逃した西王母を、一年待てずに手に入れる。花の少ない暮れから咲き続ける、金沢の茶花椿の銘花。届いたときに長めの枝に蕾が膨らんでいたので、惜しみつつ鋏を入れた。自分で育てた蕾ではないけれど、、初花を一輪としたかったけれど、短い枝の支えのために、寒さで枝が紅く染まったマダム・サンシード・パラベールを添える。(薔薇だけど、棘がないのをいいことに。)花が葉裏についていて思案する。こちらを向か...
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なんとなくブログを書かないまま1年以上過ぎた。まあ今も別に書かなくてもよいのだが、ちょっと記録でもしておくか、と思ったのでパソコンを取り出す。気がつけば先月、O府民からK府民になっていた(ってもう府民というだけで丸わかりだが)。それ以外に私生活に変化はないので、周りからは「へっ、なんでまた?」と言われるのであるが、、引っ越すのに世間では理由がいるのであろうか?まぁ確かにO府民に満足してましたしね、...
明日は本降りの気配である。そろそろ梅雨の走りであろうか。雨であればと、満開となったマダム・ピエール・ユラーを惜しみつつもカットする。お団子みたいでスイマセン、、枝を残したいので、短い枝。暗いバックで撮ればもっといいだろうなぁ。咲き始めは高芯咲きのアーリー・ハイブリッド・ティー。満開になると万華鏡のように花びらが展開し、10cmもの花になる。いつも、こんなにたくさんの花びらが開ききるのかと心配になる...
『ミセス ジョン レイン』ハイブリッド・パーペチュアルの中では返り咲き性に優れ、ほとんど棘のない細い枝で半蔓になる。大鉢で結構テキトーに育てても咲いてくれる抜かりなさからは想像も及ばない別嬪さんである。つまり、コンパクトなつる薔薇風景にはもってこいなのである。(四季咲きのつる薔薇のほどんどはアスリート並みに巨大化するのでコントロールができない。)胡蝶蘭『サクラン』(たぶん)大抵の胡蝶蘭には香りはない...
気がつけば、前回記事を上げてから二か月過ぎているという、、最長不倒距離だなぁ、これは。その間に、椿や牡丹や、そして今は薔薇が通り過ぎつつあり、恒例の筍ご飯も画像を放置。。まぁそれなりに日々暮らしているのだが、どうもブログには辿り着けない。久しぶりに街をぶらぶら、本屋さんを覗いてくる。お目当てのものはなかったけれど、こんなものが出ていたんだ!月刊『目の眼』別冊、『勝見充男大全』私が骨董沼にどっぷり嵌...
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日が沈もうとする頃、外に出ると椿『指月山』が咲いていた。もう、花粉がこぼれている。空気も温んで、シデコブシももうじき咲くようだ。黄水仙も咲くと本格的な春の始まり。そろそろまずいな、とは分かってはいたけれど、恒例の春の変調の波に吞まれる。滅入っても、いつかは抜け出せるであろうから、ひたすら耐え忍べばよいのであるが、とにかくも、当たり前の、最低限のこともままならなくなるのが、消え入りそうに惨めである。...
あれれ、ついこの間、梅花祭の天神さんへ行ったと思ったのに、もう桃の節句。三毛庵、激しく日々に追われている。沢山書き留めたいことはあるのになぁ、、久しぶりの休日の天神さん、お天気も良く、梅花祭に梅も綻び、いい賑わいだった。にぎわう市をぶらぶらして、当たり前のようでいて、決して当たり前ではない日常の有難みをかみしめる。知り合いの業者さんとものを介した話をしたり、思いがけず素敵なものに出会ったり、言い値...
湊晨(そうしん)侘助の咲き残りが地際に咲いて惜しまれるので、切って入れることにする。(この時期になると、可愛い覆輪はあまり出ないのかな?)すっかり葉裏で咲いていたので、どうにも入れるのはむつかしいのであるが、それでも自宅で得た花を入れるというのは得難いことだ。余力がなくて庭仕事も進まない私の一方で、日差しに力が戻って小鳥は忙しい。そんな訳で、小鳥のお皿でチョコを食す。瀬戸の雀形のお皿。あれ?って思...
日が変わって、建国記念の日。昨夜は雨だったが、今日はどうかな。いつもは余力を蓄えるために夜更かしはしない、気象病で眠れない日を除けばね。だけど今日はたまには、、とちょびっと夜更かし。居間でごろごろ。目をやると、のんちゃんが手に入れた、九谷のわんころ。躍動感溢れるが、なんかお尻をがぶっとやってる。これはじゃれてるというのだろうか?隣には、ブログ村の三毛庵印のわんころである。こちらは仲良さげである。も...
去年紆余曲折しつつ手に入れた椿、『秋の山』が咲く。名の通り秋から咲き始めるが、今年はポットから移したばかりのせいか、立春にようやく一番花。早咲きということを除けば、整形花でもない、何気に咲いているような花なのに、何とはなしに惹かれる。古くからあるということは、何か不変の魅力があるのだろうし、事実佳い花だなと思うけれど、言葉が見つからない。一子侘助初音裏へ回ると、メジロが飛び立ち、立春を待っていたか...
市で見つけた古い手彩の絵葉書、「虹児、F」とあるので蕗谷虹児なのであろうか?とみる。赤い椿に牧羊犬というのも大正頃のイメージ。枚数があったのだが、どれも同じ人が描いているようであり、左上は婦人グラフ、大正13(1924)年9月号の竹久夢二の表紙の「秋」の図柄であるので、誰かが夢二や蕗谷虹児の図案を絵葉書に書いたのであろうか。これなどは、「絵葉書資料館」のサイトに蕗谷虹児「仮面舞踏会の女性」として載...
先日のお皿@に走りの菜の花を盛ってみる。春が近づくと食べたくなるもので、オリーブオイルでベーコンとじゃじっと炒め、塩コショウと醤油をひとたらしという簡単なもの。苦みがあるので好き嫌いはありそうだけど、生命力を感じるグリーンがお皿に似合う。添え物、大阪の春は豆ごはんである。うすいえんどうという品種を使うのだが、確か大半は和歌山で生産されるが、消費地は大阪という。昔給食で食べたグリーンピースご飯は冷凍...
成人とは全く無縁のおトシであるが、成人の日の3連休は三毛庵にとっては大変に重要である。何故なら年末年始に人並みな家事をした反動がこの頃に発動するからである。年末年始は自分の中の予備バッテリーも使っちゃうので、ちょうど今頃は省電力モードなのだよなぁ。。と、そんなときにいただいたのが、榮太樓様のあんみつである。そんなには甘いものを食さない三毛庵であるが、あんみつは好物だ。このようなバッテリー切れには、...
本年もよろしくお願いいたします。令和5年卯年何かわからんかもしれませぬが、横から見ると耳は長いのです。一応志野釉だったりするのがお洒落さん。鼻の頭に釉薬のかかっていないところがあるのも愛らしく。それにしてもついにこの年末年始、ブログをうやむやのままに年を越してしまった。。実生活においても、大掃除、、いや小掃除さえもうやむやにしようと思い、おせちもみーんなうやむやにしようと思っていたのだが、遅すぎる...
今日は暖かく穏やかな一日で、久しぶりに真っ当な庭仕事をする。もっといい季節はあったろうに、それほどにまともに体が動くのは久しぶりなのだ。夏場のジャングル化に、のんちゃんに整備を厳命されていたのであるが、先月体調を崩した折には、これからどうやって庭の管理をしようかと途方に暮れた。いつも体調がー、ってオオカミ少年のように言ってるので誰も信じてはくれぬのだが、まずい、終活するヒマもないんじゃ、、と生き散...
思うようにからだが動かないせいで気分も滅入りそうになるこの季節、日が傾きかけてから気分転換に椿の蕾の様子など見に出る。気がつけば葉陰で日本水仙が咲いていた。年々早くなるなぁ。水仙というのは、一種で成り立つ得難い花だが、集中力の足りない三毛庵には難しい花だ。部屋の中もお寒くなってきているのだが、どうにか咲いているミニ胡蝶蘭。茶花の対極にある花であるけれども、でも愛らしいものである。先日、なんとなく気...
11月も体調不良との戦いに明け暮れて、よかったのは最後に北陸に行けたことぐらい。この度は本場の香箱ガニにありついて、やはり味は勿論のこと、へたくそな自分の捌き方で食べるのとは違うなあ、と思った次第。肝心なプロの捌いたカニさんの画像がないのであるが、解禁早々に家でいただいた画像を今更載せる。スーパーの香箱はさすがに本場には叶わないけど、解禁の気分を味わうにはそう悪くない。王地山?かな、意外と珍しい長...
立冬を待ちかねたように咲く『初嵐』。移り白がよく似合う。地に下したので一年休み、今季もどうにか一枝いただけた具合で気長に待っているのだが、一体どれほどの猶予があるのやら、である。花が咲けばその時を愛でるのであるが、それにしてもなんだか、夢のように現実が移ろうのであるからして。花が咲いて、やがて萎れてゆく様を見、目に映る世界は移ろってゆくのだなぁ、何も残らないのだなぁと思うけれど、それでもやはり、記...
11月というのは、北海道では紅葉も終わり、真冬を迎える前のうら寂しい季節である。11月に関西を訪れて、穏やかに暖かく、生垣には紅い花(山茶花だったろう)が咲いていて驚いたものだ。北海道では冬、祖父の温室の中で小さな椿の苗が咲いていて、まさか外で大木になるようなものとは知らなかった。とはいえ椿は、その字の通り本来春先に咲く花であり、暮れから年を越す頃に咲く品種は貴重なものである。「参平椿」は古くから...
週末は、いつものように倉吉方面へ梨を買いに出掛ける。直売所が開くまで、お土産屋さんをぶらぶらしたところ、のんちゃんが繊細な竹籠を見つけた。このような竹細工というものは人の手がかかるので、現代においてはなかなか高価なものであるが、実はこれは特価になっていて、うれしいことに手の届く範囲だったもの。ちゃんと内側に銅を張った竹の落としもついているのがうれしい。落としなので、形が合えばなんでもよいのかもしれ...
なんとなくブログを書かないまま1年以上過ぎた。まあ今も別に書かなくてもよいのだが、ちょっと記録でもしておくか、と思ったのでパソコンを取り出す。気がつけば先月、O府民からK府民になっていた(ってもう府民というだけで丸わかりだが)。それ以外に私生活に変化はないので、周りからは「へっ、なんでまた?」と言われるのであるが、、引っ越すのに世間では理由がいるのであろうか?まぁ確かにO府民に満足してましたしね、...