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三毛庵的生活 http://mikea1.blog26.fc2.com/

旅先や骨董市でみつけたやきもの(土もの・色絵・染付などなど)や和ガラスと暮らす時間。絵も少しだけ

市でみつけるチープなものから少し頑張ったものまで、古いものとの暮らしを楽しんでいます。お好きな方、コメントください♪

ミケア
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大阪府
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北海道
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2011/10/07

  • 12年 (高取焼の花入)

    ...

  • 見失わないように (くらわんか団扇文茶碗)

    日が沈もうとする頃、外に出ると椿『指月山』が咲いていた。もう、花粉がこぼれている。空気も温んで、シデコブシももうじき咲くようだ。黄水仙も咲くと本格的な春の始まり。そろそろまずいな、とは分かってはいたけれど、恒例の春の変調の波に吞まれる。滅入っても、いつかは抜け出せるであろうから、ひたすら耐え忍べばよいのであるが、とにかくも、当たり前の、最低限のこともままならなくなるのが、消え入りそうに惨めである。...

  • 梅花祭から桃の節句 (伊万里色絵貝藻文長皿)

    あれれ、ついこの間、梅花祭の天神さんへ行ったと思ったのに、もう桃の節句。三毛庵、激しく日々に追われている。沢山書き留めたいことはあるのになぁ、、久しぶりの休日の天神さん、お天気も良く、梅花祭に梅も綻び、いい賑わいだった。にぎわう市をぶらぶらして、当たり前のようでいて、決して当たり前ではない日常の有難みをかみしめる。知り合いの業者さんとものを介した話をしたり、思いがけず素敵なものに出会ったり、言い値...

  • 愛を運ぶ小鳥 (色絵染付雀形小皿)

    湊晨(そうしん)侘助の咲き残りが地際に咲いて惜しまれるので、切って入れることにする。(この時期になると、可愛い覆輪はあまり出ないのかな?)すっかり葉裏で咲いていたので、どうにも入れるのはむつかしいのであるが、それでも自宅で得た花を入れるというのは得難いことだ。余力がなくて庭仕事も進まない私の一方で、日差しに力が戻って小鳥は忙しい。そんな訳で、小鳥のお皿でチョコを食す。瀬戸の雀形のお皿。あれ?って思...

  • 夜更かししながら (九谷焼子犬置物)

    日が変わって、建国記念の日。昨夜は雨だったが、今日はどうかな。いつもは余力を蓄えるために夜更かしはしない、気象病で眠れない日を除けばね。だけど今日はたまには、、とちょびっと夜更かし。居間でごろごろ。目をやると、のんちゃんが手に入れた、九谷のわんころ。躍動感溢れるが、なんかお尻をがぶっとやってる。これはじゃれてるというのだろうか?隣には、ブログ村の三毛庵印のわんころである。こちらは仲良さげである。も...

  • 花と小鳥 (色絵花鳥文印判角皿)

    去年紆余曲折しつつ手に入れた椿、『秋の山』が咲く。名の通り秋から咲き始めるが、今年はポットから移したばかりのせいか、立春にようやく一番花。早咲きということを除けば、整形花でもない、何気に咲いているような花なのに、何とはなしに惹かれる。古くからあるということは、何か不変の魅力があるのだろうし、事実佳い花だなと思うけれど、言葉が見つからない。一子侘助初音裏へ回ると、メジロが飛び立ち、立春を待っていたか...

  • 100年の便り (大正末期頃の手彩絵葉書)

    市で見つけた古い手彩の絵葉書、「虹児、F」とあるので蕗谷虹児なのであろうか?とみる。赤い椿に牧羊犬というのも大正頃のイメージ。枚数があったのだが、どれも同じ人が描いているようであり、左上は婦人グラフ、大正13(1924)年9月号の竹久夢二の表紙の「秋」の図柄であるので、誰かが夢二や蕗谷虹児の図案を絵葉書に書いたのであろうか。これなどは、「絵葉書資料館」のサイトに蕗谷虹児「仮面舞踏会の女性」として載...

  • 小正月

    先日のお皿@に走りの菜の花を盛ってみる。春が近づくと食べたくなるもので、オリーブオイルでベーコンとじゃじっと炒め、塩コショウと醤油をひとたらしという簡単なもの。苦みがあるので好き嫌いはありそうだけど、生命力を感じるグリーンがお皿に似合う。添え物、大阪の春は豆ごはんである。うすいえんどうという品種を使うのだが、確か大半は和歌山で生産されるが、消費地は大阪という。昔給食で食べたグリーンピースご飯は冷凍...

  • あんみつたべて (小鹿田焼?の深皿)

    成人とは全く無縁のおトシであるが、成人の日の3連休は三毛庵にとっては大変に重要である。何故なら年末年始に人並みな家事をした反動がこの頃に発動するからである。年末年始は自分の中の予備バッテリーも使っちゃうので、ちょうど今頃は省電力モードなのだよなぁ。。と、そんなときにいただいたのが、榮太樓様のあんみつである。そんなには甘いものを食さない三毛庵であるが、あんみつは好物だ。このようなバッテリー切れには、...

  • 小寒なり (志野釉の兎の火入)

    本年もよろしくお願いいたします。令和5年卯年何かわからんかもしれませぬが、横から見ると耳は長いのです。一応志野釉だったりするのがお洒落さん。鼻の頭に釉薬のかかっていないところがあるのも愛らしく。それにしてもついにこの年末年始、ブログをうやむやのままに年を越してしまった。。実生活においても、大掃除、、いや小掃除さえもうやむやにしようと思い、おせちもみーんなうやむやにしようと思っていたのだが、遅すぎる...

  • 忘却の彼方 (椿『雪灯籠』と白蝶貝のブローチ)

    今日は暖かく穏やかな一日で、久しぶりに真っ当な庭仕事をする。もっといい季節はあったろうに、それほどにまともに体が動くのは久しぶりなのだ。夏場のジャングル化に、のんちゃんに整備を厳命されていたのであるが、先月体調を崩した折には、これからどうやって庭の管理をしようかと途方に暮れた。いつも体調がー、ってオオカミ少年のように言ってるので誰も信じてはくれぬのだが、まずい、終活するヒマもないんじゃ、、と生き散...

  • 師匠の師匠 (武腰善平 色紙香合)

    思うようにからだが動かないせいで気分も滅入りそうになるこの季節、日が傾きかけてから気分転換に椿の蕾の様子など見に出る。気がつけば葉陰で日本水仙が咲いていた。年々早くなるなぁ。水仙というのは、一種で成り立つ得難い花だが、集中力の足りない三毛庵には難しい花だ。部屋の中もお寒くなってきているのだが、どうにか咲いているミニ胡蝶蘭。茶花の対極にある花であるけれども、でも愛らしいものである。先日、なんとなく気...

  • 冬の味覚とお金ちゃん (伊万里線描鳳凰文皿と染付金魚形水滴)

    11月も体調不良との戦いに明け暮れて、よかったのは最後に北陸に行けたことぐらい。この度は本場の香箱ガニにありついて、やはり味は勿論のこと、へたくそな自分の捌き方で食べるのとは違うなあ、と思った次第。肝心なプロの捌いたカニさんの画像がないのであるが、解禁早々に家でいただいた画像を今更載せる。スーパーの香箱はさすがに本場には叶わないけど、解禁の気分を味わうにはそう悪くない。王地山?かな、意外と珍しい長...

  • 立冬なんて (銅花入)

    立冬を待ちかねたように咲く『初嵐』。移り白がよく似合う。地に下したので一年休み、今季もどうにか一枝いただけた具合で気長に待っているのだが、一体どれほどの猶予があるのやら、である。花が咲けばその時を愛でるのであるが、それにしてもなんだか、夢のように現実が移ろうのであるからして。花が咲いて、やがて萎れてゆく様を見、目に映る世界は移ろってゆくのだなぁ、何も残らないのだなぁと思うけれど、それでもやはり、記...

  • 開炉近く (印判の小さな花入)

    11月というのは、北海道では紅葉も終わり、真冬を迎える前のうら寂しい季節である。11月に関西を訪れて、穏やかに暖かく、生垣には紅い花(山茶花だったろう)が咲いていて驚いたものだ。北海道では冬、祖父の温室の中で小さな椿の苗が咲いていて、まさか外で大木になるようなものとは知らなかった。とはいえ椿は、その字の通り本来春先に咲く花であり、暮れから年を越す頃に咲く品種は貴重なものである。「参平椿」は古くから...

  • 神嘗の祭り (古画『雨宝童子図』)

    週末は、いつものように倉吉方面へ梨を買いに出掛ける。直売所が開くまで、お土産屋さんをぶらぶらしたところ、のんちゃんが繊細な竹籠を見つけた。このような竹細工というものは人の手がかかるので、現代においてはなかなか高価なものであるが、実はこれは特価になっていて、うれしいことに手の届く範囲だったもの。ちゃんと内側に銅を張った竹の落としもついているのがうれしい。落としなので、形が合えばなんでもよいのかもしれ...

  • お皿の秋 (九谷赤絵輪花山水文小皿)

    十三夜も過ぎたが、今年の収穫はどうであったのだろう。気候的にも波瀾万丈ではあったと思うけれど、それでも全体としてみればなんとかなった1年ではないだろうか。里山のほうへ行って、稲刈りが無事に済んでいる様子や、栗が売られている様子などを見るとやはりほっとする。見かけたときに、ふっくらしたおまんじゅうなど載せていただきたいものだと思ったのん。平日の夜だったので控え目にしたら、ちょっと小さかったけれど、月...

  • 時は過ぎるけれども (プレスガラス輪花皿)

    気がつけば浄水ポットのカートリッジの換え時が来ていて、いつの間に3か月経ったんや!と大変に焦る。次回換えるのは年末だということにも驚愕する。この時間間隔はトシ相応なのか、よくわかんないなぁ。。9月など、ほとんど毎週の台風にやられっ放しだったからしょうがないけれど。スーパーで買った「紅いわて」なるりんごを食す。かりっとして、酸味があり、蜜のような甘みもあってお好みであった。すっきりとしたガラスのお皿...

  • クッキーに織部考 (飴釉織部格子紋中皿)

    14号の台風一過、一気に大陸の秋の空気に入れ替わる。暑さ寒さも彼岸まで、を体感するが、また台風が来るようで、、どうぞお手柔らかに。コマンダンテを買ってから、平日も珈琲を豆から淹れることがなんだか増えた。(豆を挽く負担が少ないという地味な理由が結構ポイント高い。)実際、美味しい珈琲が入るので、気分も癒されるからついつい手が伸びるのであるが。ひんやりしてきたとはいえ、まだ我が家はアイス珈琲である。アイ...

  • 初物 (絵瀬戸クルス文飯茶碗)

    何かのせいにしてはいけないのだけれど、この度の台風のお陰様で虫の居所の悪い三毛庵である。己の未熟さを人のせいにして生きているようなもので、格好悪いなぁ、、と思う。でもそうでも思わないと駄目なヤツだとこれまた自分を卑下してしまう訳で、ややこしい。ダメな日もある、そう素直に反省したら次は頑張る、そのように思えればそれでいいのだ。台風様や人様や、世間様に自分様を責めるのは人生の無駄遣いである。昨日のんち...

  • 夜カフェ (アンカー・ホッキング社の脚付コップ)

    そういえば三毛庵、近ごろカフェなど行っておらぬ。食材が尽き、しかもへとへとな休日の朝、たまに行くぐらいだ。食べるだけでよい待遇は有り難いものであるが、平素は勝手知ったる我が家で自分で淹れる珈琲が美味いのである。(妙なところがせこいので、コスパよく美味いものにありつきたい。)でも若者だった頃は、お小遣いを随分喫茶店代に費やしたけれど。。そんな三毛庵の若かりし頃より、もっと昔のアンカー・ホッキング社の...

  • 処暑 (昭和の和ガラスコップ)

    三毛庵ホームセンターをぶらぶらするのが得意であるが、実は主力商品っぽいもので買うものは知れている。植物はまぁ主力のうちだが、お金ちゃんは違うだろう、しかも大抵は眺めるのだし。。好きなのは処分品漁りで、売れ残りなのでろくなものはないのであるが、中にはこのお値段なら試しにいいかな、というのもたまにはあるのだ。そんなことで以前買い置きにしておいたアレッポの石鹸を引き出しで見つける。ちょうど、100円ショ...

  • どうでもよい鍋の話とか (湯川松堂『遊鮒之図』)

    すごいどうでもよい話なのだが、家で使っている片手鍋を2つ買い替えようと思ったのん。お高いのも色々見て、結局リーズナブルで品質がよさげなのにすることにしたのだけど、三毛庵的にすごい重要なことがあって、それはいつもこれで冷凍うどんを作るということである。だいたい余力のないお昼はお水と加熱するだけの冷凍うどん様のお世話になる。(多少元気なら青ネギを切って追いネギするぐらい。)のんちゃんのとふたり分、別々...

  • 終戦の日、そして送り火 (秦テルヲ『蓮図』短冊ほか)

    お盆なので、秦テルヲの蓮の短冊を飾る。秦テルヲは終戦の年のその暮れに亡くなったのだと、終戦の日を迎えて思う。原因不明の病で、戦争病と云われたらしい。終戦の混乱期では思うような診療も治療も受けられなかっただろう。だけど、今のところは平和で、お医者にかかれるのも当たり前のようなこの時代においても、何やら分らぬ病やら診療を受けられぬ事態やらが起こっているわけだ。歴史の渦中にいる当事者は、案外茹でガエルに...

  • 暑いので負けず考えたりする (再興九谷若杉窯青手輪花花紋小皿)

    感性というものは歳を取るほどにすり減ってゆく、そのような刷り込みが若かりし頃にあったように思うのであるが、気のせいだろうか?当時の大人は、今よりずっと大人だったように思うし、若者と大人の区別もあった気がするので、そういうところからの思い込みか、或いは負け惜しみだったのかもしれない。まぁ、今実際、若者の文化にはついてゆけぬので、すり減って見えたりしてるかな(笑)。しかし、いいおトシになって思うのは、自...

  • 夏過ぎて (和ガラスグラヴュールボウル)

    なんだか、一年が3倍速ぐらいで過ぎている気がするこの頃、、立秋も過ぎて、何とはなしに夜明けが少し遅くなり、夕闇も少し寂しく感じられる。この辺りは酷暑であるが、8月に台風でもないのに国じゅう水害である。海外のニュースを知れば日本の比ではないので、もう謙虚に過ごすほかないが、これはいよいよ末法の世なのかもしれぬ。でも、そうだとしても、悲観せず淡々と過ごすほかないけどね。軟弱者の三毛庵なので、ことが起き...

  • 葉月前 (色絵古九谷片)

    あぁ、気がつけばもう八月はすぐそこである。夏越を過ぎれば激動の七月であった。先週は星野画廊さんへの帰り途、久しぶりに桂の中村軒さんへ。のんちゃんは紫蘇もち、三毛庵は葛桜と、涼しげな葉っぱのお菓子をいただく。星野さんへは、ツバつけていた絵をいただきに。。ステーションギャラリーでの展示で、まだ星野さんの手許にあって手が届きそうなイイ感じのやつを密かにチェックしていた欲どしい三毛庵とのんちゃん。言い訳を...

  • 晴れ間に (初期伊万里染付バッタ文輪花豆皿)

    連休中日、この辺りは晴れ上がったので、シーツを洗い、絵を掛け替える。シーツと絵が同列は可笑しいけれど、絵も矢張り晴れた日に替えたいものだ。替えているうちに遅くなっちゃって、晩御飯は冷凍餃子のお世話になる。昨日は美味しいホタテがきて、枝豆やトウモロコシとかき揚げで食べたので今日はそんなん。だけど、冷凍庫から出して焼くだけでいいのだからありがたいなー。3連休なのでいろいろしたいのであるが、ぐうたら半分...

  • 澄んだ水を泳ぐ (染付金魚文船形皿)

    見た瞬間、お金ちゃん好きのこころを鷲掴みにしたお皿ちゃん。わぁ、と思って見せてもらうとき、落としてはならじとがっつり握っていたらのんちゃんに、あーあ、指紋ベタベタにしちゃって、と云われる始末。なーんて上品なお金ちゃんなのぉ、と思ってみると・・・きゃっ、これはもしや鍋島ではないですか!なーんて可愛い鍋島なのぉ。2日目の催事にこれがあるなんてついてるなぁ、と思ったらお店の方が仰るに初日だーれも目に留め...

  • 星に願いを (肉筆浮世絵『糸繰婦人図』)

    スーパーに笹があったので、七夕飾りを作る。今朝は初蝉の声。明日の夜は星空になるだろうか。七夕飾りの画像を撮ったものの、よくよく考えるとこれは恥ずかしいので、部屋飾りをちょこっと。織姫に因んで、糸繰の図。肉筆浮世絵と云ってよければ、時代も上がるほうかと思う。(そのぶん、なかなかの古色ではあるが。。)三毛庵は子供の頃、全くと言っていいほど社会性がなく、ひとり黙々とお裁縫を趣味とするような暮らしぶりであ...

  • 脳ミソもふもふ (昭和のうさぎの貯金箱)

    台風が戻り梅雨を連れてくる。十分に注意が必要だけれど、日照りを思えば恵みの雨である。例によって三毛庵はお天気に揺さぶられて右往左往しているけれど、それでもこの雨は有難いと思う。ヨワっているので癒し系を。レトロ貯金箱のうさちゃんであるが、もふもふの毛並みが残っていいコンディションらしい。(と、姪に言うと苦笑していた。。)台風にやられて動けないのが悔しいので、なんか考えようとしてなかなか機が熟さない。...

  • 熱帯夜のはじまり (道八色絵豆皿)

    最速で梅雨が明け、電力不足と云われる夏へ突入。お水を無駄には使わず、電気も真に必要なことに使いなさい、ということか。先日北海道より定置網の時シラズを送ってもらったが、その後は全くと言っていいほど不漁なのだそうだ。いつものように季節が巡るのは当たり前のことではなく、稀有なことであったのだ。日々、ちゃんと暮らせているだろうか、と自分に問うたりするのだが。東京に行った折、珍しく道八のお皿を見かけて、持ち...

  • 夏越の祓 (伊万里染付唐子雪遊文皿)

    水無月もあと僅か、久しぶりにお休みに重なったので天神さんへ。茅の輪をくぐってお参り。市のほうは、アンティークフェアと被ったこともありお店は少な目だったけれど、ぶらぶら雰囲気を楽しむ。あ、雪遊文かぁ、、とふと目を留めて手に取ったところ、おっちゃんが怒涛の勢いで売り捌かんとするのでなんだか押し負けてしまった。三毛庵そんなに古伊万里にこだわりもないし、これ甘手だからなぁ、、とは思ったが、まぁそういうご縁...

  • 同行二人Part2 (アンドレ・ボーシャン+藤田龍児展)

    令和元年(2019年)の秋に星野画廊さんが藤田龍児の2度目の遺作展を開いた時、私は少しばかり、、というか、こっぴどく落ち込んでいた。みかんちゃんを失って、それがどうしようもなく自分の責任であることを思い知ったからだ。みかんちゃんとはオランダ獅子頭という種類の金魚の名で、なあんだ、と思われるかもしれない。当時、金魚を飼うようになって2匹目の金魚であったが、大変に可愛らしかっただけでなく、とても人にな...

  • 在宅のとも (ストーンウェアのマグカップと胡蝶蘭「チョコ・ビッツ」)

    月初めにまたまた東京ステーションギャラリー行ったりで、ご多忙だったりお疲れだったり・・・どんだけさぼるんだ。ステーションギャラリーはボーシャン&藤田龍児の展覧会の後期。さぼっている間に、日曜美術館のアートシーンで展覧会の紹介も済んじゃったし。。あ、でも再放送が明日6/19(日)の夜8:45からだった。ご興味のあるお方は是非ご覧を。(三毛庵が保存に失敗した展覧会の感想で書いたはずの『林間都市』が映ってい...

  • ちいさい王女様 (無色のプレスガラスコンポート)

    さぼっている間に薔薇の季節は紫陽花の頃へ移り変わらんとす。平穏とは言えぬ人の世であるが、庭は今のところ平穏。久しぶりによい無色の硝子のコンポートを見つける。小ぶりなのもよいが、地味だけに拍子抜けしそうなお値段だったりするのもよい。高くても安くても、佳いと思えるものに出会える仕合せ。さくらんぼが出たらちょびっと盛ってみたいな。極く淡く、ピンクの発色。(と言い張れるのも硝子好きの特権。)ティアラみたい...

  • カーネーション (プレスガラス花文八角鉢)

    展覧会を見に東京へ行ってきたのでせっせとブログを書いていたら、保存ボタンを押した途端にログアウトされてしまって、虚脱感が半端ない(笑)。FC2さんなんで?いろいろ探ったけど最近そんな話題上がってないし。。ということで、仕方ないのでテスト記事など書いている。(下書き保存してみたが、大丈夫なようだ、、巷に流れる対策らしきことをしたから?)今日は世間は母の日だそうで、スーパーに宮崎のマンゴーが入っていた。種...

  • 雨のち晴れ (丹波黒釉徳利)

    雨の日と晴れの日が交互にやってきて、ますます鬱蒼とする庭である。いつも薔薇の頃は、暑いことはあってもカラッとしたよい季節だが、今年はもう蚊がいて、なんだか季節がひとつ何処かへ行ってしまったようである。『つるジュリア』が咲き始める。ジュリアは元々木立性の品種で、なのでつる種と気づかず買ってしまったやつだ。ハイリッド・ティーのつる種は巨大化するので困るのだが、今のところ何とか大鉢で好きなように育ってい...

  • 緑の渦と昭和の日 (会津本郷の鉢)

    連休初日、雨なので溜まった春の疲れを解消せんとぐうたらすることに。気になっていた用事も済み、ひと段落してぐっすり眠った朝の画像・・・いつの間にか芽出しの季節も過ぎ、気がつけば庭は緑の渦である。(というか最早薔薇の季節であるが。)早春の花が一通り咲き終わり、アヤメ科の花の中でこと好きな花、イチハツが咲く。(といっても、他所で見てイチハツと識別出来るほどの自信はないが・・)ひとつの花は3日ほど咲いてい...

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