こころの中からこぼれる言葉をひとつずつ。 日常のこと。妄想のこと。だいじなこと。
長い間、言葉綴りから離れていましたが、ゆっくりと動き始めました。 リンクから行ける過去のサイトの詩も、気がむくまま読んで頂けたら幸いです。
そんなに尖らせているってことは 喧嘩でもしたのかどうなのか 何か抱える想いがあるの ねぇ どうかしら お月様?
難解なパズルのような 私の言葉を解いてくれるのは 世界できっと あなただけ
あなたのそばに 立つために 気づかれないように おしゃれをするけど あなたのそばで 声を聞くたび ねぇ 気づいて と心が言うの
あなたの 真っ直ぐ が ひびを入れた 私の全てが凍ってしまう そんな氷で埋められた世界に
久しぶりに夢に見た彼らは私の知らない姿だった180度裏側から見た 彼らのその先にはきっと過去の私がいるのだろうあぁ きっと やっと 時が来たのだ決して届きはしない手に 後悔と贖罪を抱えたままそれでも歩く時が来たのだと静かに夢が 伝えにきたの
見たいことしか 見えてない僕らの瞳にうつるこの世界は見たくないモノの 存在にすら気づかせてはくれないのだ
こんな夜でも 月は出ていて こんな夜でも 僕のとなりに 月を見上げる君がいて
ひとひら落ちて 香りを送り 見届けて と言わんばかりに 茎を残して はらはら散った 散らばる花弁のすべてさえも 誇れる姿 と言わんばかりに 静寂 という音を生みだし そこに世界を 築きあげた
何故 と聞いてはいけない気がして マグカップの湯気に視線を隠した この手の中の温もりが消えても 露わにできるものは 何一つ
涙なんていらない 声など枯れてしまっていい 歌い続けた 叫び続けた この時間が 終わらぬように あなたが 行ってしまわぬように
何もかもが もう届くことのないところへ行ってしまって けれど 何もかもが ここや そこや そのへんに たくさん散らばっている 何もかも 帰ってはこない 何もかも ここにある
幼い子供が 誇らしそうに 掲げて見せる絵のように ふくらんでいた私の気持ち 常識という世界に落ちて 見る影もなく しぼんでしまった ふくらんだことなど わからぬように その笑顔だけは そのままで そんな事実など なかったように この笑顔だ
「おかえり」のない暗闇に 私は初めて あなたを知った
あたし 息継ぎができないし お魚に変身しようかな あたし お魚になったなら 気ままに遊びで泳ぐのよ 眠りも揺蕩う流れにまかせ 気ままに潜り続けるの
それは突然降ってきた幸福で 現実感をともなわなかった けれども それは 本当に本当な本当の現実で 泣いてしまいそうになったけど ぐっとこらえて空を見た この幸せな現実が 涙で流れてしまわないように
圧倒的な存在感で わきあがって 広がって 覆い尽くして 吐き出して 残るものは真っ青な空 そんな風に この気持ちも
欲しくてたまらないものは 誰にもどこにもないものだから
扉を開けると飛び込んできたのは いつもと違う雪景色と共に まるで 砂糖のかかった山みたいだって あたしのお菓子を笑いあった過去
言えないことも 少しはあるよ それでも側に、と
ここに 平常心というものがあって それが何に役立つというの そんなものが身を挺して 私を守ってくれるというの ここに 平常心というものがなくて どうやって自分を保てというの それ以外の一体何が 私を守ってくれるというの
どうにも効きの悪い 私のブレーキのための 油がどこかにあればいい そうすれば きっとあなたのことを 傷つけたりもしないのに
あなたは どこにでもいる愛猫家で わたしも どこにでもいる我侭で気まぐれな猫だったなら わたしたち きっと こんなじゃなかった
ずっとずっと 必要などないと思っていた もう思い出せないくらい 遠い過去からずっと ただ 見えない振りをして 本当はきつく蓋をしていたかったのか ただ 流るる このからだに巡る血と同じように ただ 瞳から
今日も 月が出ていた 今日も 月が見ている
何度間違えてもいい お願い その指で 私を 選んで
気づけば 夢中になっていた 腫れた瞼を 見開いて 何故 惹かれるのか解らないまま 何故 瞼が腫れたのか その理由すら 判らなくなるほど
追わなければ 歯を食いしばることすら できないから
私、いろんな本を読んできたけれど 人の行動って、結局は、恐怖から生まれるのよ 懼れて、逃げて、衝き動かされる あなたが私に手を触れるのは、 私がこうしてここにいるのは、 一体、何を畏れたからかしら
あんなのは全部 お話の中のつくりごとだと 思っていた 私の幸せの邪魔をするのは 私自身だなんて そんなこと
運命なんて呼ぶものを 探すのはもうやめにして あなたの信に係わらず それが真に本物ならば どんなに泣いて逃げ惑っても 避けることなどできないのだから
「ブログリーダー」を活用して、りぃこさんをフォローしませんか?