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経世済民 http://keiseisaimin.seesaa.net/

創造本然の経済のしくみを考えたいです。本来神が願われた通りの経済です。万民が幸福に生きられるように。

神様は全人類が生きられるだけの食料を準備してくれているはずです。なぜなら神様は人類の親だからです。しかし、今の人類社会はこれを神様の願いの通りに分配していません。むしろ奪い合っている様相すら見て取れるくらいです。これは明らかに今の社会に誤りがあると思います。どこに誤りがあるのでしょうか?私は経済の仕組みに誤りがあると思います。このあたりを解明していきたいと思います。

若枝
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2011/09/10

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  • 人新世の「資本論」を読み終わりました。 私は、共産主義というと自由の奪われる社会かと思っていましたが、マルクスが考えていた社会は、純粋な自由の存在する社会だということを知りました。

    人新世の「資本論」を読み終わりました。 人新世の「資本論」 (集英社新書) 斎藤 幸平 本 通販 Amazon 著者の斎藤幸平氏の考えは、とても納得のいくところの多いものでした。 「マルクスは『必然の国』と『自由の国』を分けている。『必然の国』とは、要するに、生きていくのに必然とされるさまざまな生産・消費活動の領域である。それに対して、『自由の国』とは、生存のために絶対的に必然ではなくとも、人間らしい活動を行うために求められる領域である。例えば、芸術、文化、友情や愛情、そしてスポーツなどである。 マルクスは、この『自由の国』を拡大することを求めていた。いわば、..

  • 資本主義に対抗する手段

    「〈コモン〉の『〈市民〉営化』 ここでのポイントは、原子力や火力発電とは異なり、太陽光や風力は排他的所有と馴染まないということだ。太陽光や風力は、ラディカルな潤沢さをもつ。実際、無限で、無償なのだ。」 (人新世の「資本論」 p.259) 筆者は、資本主義に対抗する手段として〈コモン〉を取り戻し、ラディカルな潤沢さを回復することを目指すとしています。 その例として、電力を太陽光や風力によって得ることを言っているのですが、私には少し疑問が湧きます。 確かに、太陽の光や風は誰にでも無償で平等に注がれていますし、太陽光パネルなどは火力発電所等と比べれば小さく市民が所有出来るかもしれませ..

  • 自然界が定常であるように、人間も含めた世界も定常的であるべき

    「西欧における革命は、あくまでも近代社会の成果を大切にしながら、『原古的な類型』、すなわち定常型社会をモデルにして、コミュニズムへと跳躍せねばならないのである。」 (人新世の「資本論」 p.196) 「進歩史観を捨てたマルクスは、共同体の持続可能性と定常型経済の原理を、自らの変革論に取り入れることができた。その結果、コミュニズムの理念は、『生産力至上主義』とも『エコ社会主義』とも、まったく違ったものに転化したのだ。それが、最晩年に到達した『脱成長コミュニズム』である。」 (同上 p.197) 「資本論」に記述されていない晩年のマルクスの思想は、資本主義から社会主義に移行する..

  • 確かに、この「生産性の罠」は問題だと思います。

    「資本主義のもとでは、失業者たちは生活していくことができないし、失業率が高いことを、政治家たちは嫌う。そのため、雇用を守るために、絶えず、経済規模を拡張していくよう強い圧力がかかる。こうして、生産性を上げると、経済規模を拡大せざるを得なくなる。これが『生産性の罠』である。」(人新世の「資本論」 p.70) 確かに、この「生産性の罠」は問題だと思います。 人々の救済方法は働いてもらうことしかなく、経済規模を拡張する以外に手立てがないのが資本主義の宿命です。 しかし、これでは、人類はいつまで経っても幸福にはなれないと思います。 生産性を高めることで人々が労働から解放されるようにしていく..

  • 脱成長コミュニズム? 人類は、成長をやめるのではなく、さらなる完成に向かって、発展していくべきであると思います。

    「問題は、このような収奪や代償の転嫁なしには、帝国的生活様式は維持できないということだ。グローバル・サウスの人々の生活条件の悪化は、資本主義の前提条件であり、南北の支配従属関係は、例外的事態ではなく、平常運転なのである。」 (人新世の「資本論」p.28) 先進国の裕福な生活の背後に、後進国における劣悪な環境での低賃金労働と環境破壊がある、というのはよく知られています。 「人新世の『資本論』」は、この問題の解決策をマルクスの思想に見出そうというのだと思います。 目次を見れば、「脱成長コミュニズム」とありますから、脱成長がキーワードのようです。 私は思いますが、確かに..

  • 資本主義の問題として、利益を優先するあまり、必要なはずのコストをカットしてしまう嫌いがあります。この問題はなくさなければならないと思います。

    今日から「人新世の『資本論』」(斉藤幸平著)を読み始めました。 人新世の「資本論」 (集英社新書) 斎藤 幸平 本 通販 Amazon 読後感想は読み終わった後に書こうと思いますが、読みながらちょっと感じたことを投稿していこうと思います。 「これらの事故は単なる「不運な」出来事なのだろうか。いや、そうではない。事故が起こる危険性は、専門家や労働者、住民たちによって繰り返し指摘されてきた。それにもかかわらず、国や企業はコストカットを優先して、有効な対策を取らず放置してきたのである。これらは、起こるべくして起きた「人災」なのだ。」(人新世の「資本論」p.27) ..

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