写真の楽しい利用法はないかと、夫の撮影した写真に妻が文章をつけています。旅好き、写真好きの夫婦です。
2011年8月8日、こちらのブログを開始しました。 ただただ溜まっていく写真を前に、文章をつけて写真のイメージを更に膨らませることが出来たらと思い、短い文章をつけています。
桜がふんわりと咲けば、 それに答えるがごとく水面がキラキラと輝く。 それはまるで自然が奏でる二重奏。 今回の写真と文章、ちょっといいねっ...
夜のシンとした音が聞こえるほどの静けさの、 永遠まであと一歩と思うほどのゆっくりと流れる時間の、 この場所にふたりで立つと、 今世界にはふたりしか存...
ホントは主役は椰子の実だろうけどね。 だって売り物なんだもの。 でもいいのよ、おじさんがカメラ目線でポーズ構えていたってね。 だって商売には人と成り...
一面がピンク色に染まるほど、 空から降ってくるのではないかと思われるほど咲き誇る桜もいいけれど、 こうして景色と調和をとりつつ控えめに咲く桜も、 と...
グラスとグラスが触れ合う音、ドレスの衣擦れの音、人々の笑い声。 これから聞こえるたくさんの音を素敵に吸収できるよう、 静けさの濃度をいっぱいにしてその...
一年中ここにこうして張り付いているおいらたちだけどさ、 ずっとここに張り付いているから、 だから春の日差しの柔らかさを誰よりも一番最初に感じることが出...
繊細な水彩画のような色とりどりの花の中の色とりどりの人たち。 ねぇ、自分が名画の中に入っているのってどんな気持ち? 今回の写真と文章、ちょ...
ほんとはこれから下っていくのに、 まるでこれから薄明かりの夜空へ溶けて上っていくような。 時空を越えることが出来る瞬間は、 こんな風にひっそりとある...
ごうごうという流れに飲み込まれないうちに、 この姿を見て欲しいと、そう思ってここにいます。 姿をみてくれた誰かが幸せになればいいなと、 そう思って咲...
そうそう、春ですから。 思いっきり伸びてみたり、 叫んでみたり、 爪を立ててみたり。 何かを始めるにはそんなことが大切なんです。 今...
南の島の熱風は、 洗濯を干すという日常的な動作さえ楽しくさせてしまう魔法の風。 魔法にかかってみるみる間に乾いていった洗濯物をそっと顔にあててみたら、...
その先が見える道と言うのは素敵だ。 自分の足で歩く道でも。 自分の心の中で思い描く道でも。 その先が明るかったらさらに素敵。 さぁ光に向かって進も...
あなたがそうして遠くで見守ってくれていることで、 私はとても穏やかな気持ちになれると、 それをあなたに伝えたい。 そんなひとりの切ない夜。 ...
何層にも重なる色の、 そのグラデーションはかなり年期が入っておりますの。 1300年の時の分だけ重なり合う、 淡い春の柔らかい色をお楽しみいただけれ...
いつまでもこうして凛々しく背筋を伸ばしているというのは、 結構疲れるものなのです。 そろそろ人の視線からも外れ、 箱の中でゆっくりしとうございます。...
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