未だ見ぬ記憶

時空を越える階段

ほんとはこれから下っていくのに、 まるでこれから薄明かりの夜空へ溶けて上っていくような。 時空を越えることが出来る瞬間は、 こんな風にひっそりとある...

2012/03/30 17:13

桜の思い

ごうごうという流れに飲み込まれないうちに、 この姿を見て欲しいと、そう思ってここにいます。 姿をみてくれた誰かが幸せになればいいなと、 そう思って咲...

2012/03/26 17:35

春ですから

そうそう、春ですから。 思いっきり伸びてみたり、 叫んでみたり、 爪を立ててみたり。 何かを始めるにはそんなことが大切なんです。 今...

2012/03/22 17:35

南の島の魔法

南の島の熱風は、 洗濯を干すという日常的な動作さえ楽しくさせてしまう魔法の風。 魔法にかかってみるみる間に乾いていった洗濯物をそっと顔にあててみたら、...

2012/03/21 14:58

その先が見える道

その先が見える道と言うのは素敵だ。 自分の足で歩く道でも。 自分の心の中で思い描く道でも。 その先が明るかったらさらに素敵。 さぁ光に向かって進も...

2012/03/16 17:06

お月さま

あなたがそうして遠くで見守ってくれていることで、 私はとても穏やかな気持ちになれると、 それをあなたに伝えたい。 そんなひとりの切ない夜。 ...

2012/03/14 17:23

1300年分の春色

何層にも重なる色の、 そのグラデーションはかなり年期が入っておりますの。 1300年の時の分だけ重なり合う、 淡い春の柔らかい色をお楽しみいただけれ...

2012/03/12 17:01

そろそろ…

いつまでもこうして凛々しく背筋を伸ばしているというのは、 結構疲れるものなのです。 そろそろ人の視線からも外れ、 箱の中でゆっくりしとうございます。...

2012/03/09 17:27