気温が上昇し、枯れ木同然だった木々が芽吹いてきました。これはザクロ以下の植物の名前は不明。残念なことに、これまでは気が付かなかったのです。冬には全ての葉が落ちて、枯れ木のようになっていたのですが、おっとどっこい、生きていて今また生命力を発揮しているのですね。人間も同じかな。死んだよううに、目立たないようになっていても、機会、条件がそろえば目立った存在になっていくのですね。...
京大理卒、大学院修了園長。感覚を通して見えてくる子どもの行動、思考、などあれこれを綴っていきます。
幼児教育における諸々の事柄に、なぜ?、どうして?という感覚をも持ち続けたい幼稚園 園長です。保育現場で、家庭での育児に参考になれば幸いです。
「ブログリーダー」を活用して、マサさんをフォローしませんか?
気温が上昇し、枯れ木同然だった木々が芽吹いてきました。これはザクロ以下の植物の名前は不明。残念なことに、これまでは気が付かなかったのです。冬には全ての葉が落ちて、枯れ木のようになっていたのですが、おっとどっこい、生きていて今また生命力を発揮しているのですね。人間も同じかな。死んだよううに、目立たないようになっていても、機会、条件がそろえば目立った存在になっていくのですね。...
今日この頃、各地の桜の開花のニュースが聞かれます。庭のに2本の桜があります。昨日、1本に花が5輪ほど咲きました。今日の朝にはもう一本の桜のも5輪ほど咲きました。ここで我が庭でも桜の開花宣言です。気温がグングン上昇し、午後にはたくさんの花が咲き始めました。桜以外にも花をつけているものカリンー後に大きな実をつけます。ハナズオウえんどう豆のような実をつけます。(「ジャックと豆の”木”」のようだと思っていま...
3月になって、春の兆しが訪れています。園舎の解体が1年前の3月31日に終了しました。その直後の情景です。園舎の跡地は土のそのものです。何10年もの間建物の下にあった場所です。右の場所は建物のあった所。左は園庭、駐車スペースにするため、砂利を敷いています。その後1ヶ月ほど、園舎の跡地は土の状態のままでした。5月連休の明けの頃から、草が生えてきました。種々の草が芽生え始めました。この写真は9月中旬です。...
指揮者小澤征爾氏がお亡くなりになりました。お悔やみ申し上げます。そして日本のクラシック音楽の発展、世界に向けて飛躍する牽引役として大いにご活躍なさったご功績を忘れることはありません。小澤征爾氏の履歴やエピソードなどはいろいろと報道されていますね。私は数年前、<至高の十大指揮者>中川右介著(角川ソフィア文庫)を読み、野口英世博士との類似を思わずにはいられませんでした。野口英世博士は、千円札の肖像です...
学生時代から持っているLPレコード、引っ越しなどをしても廃棄しませんでした。レコードプレーヤーも廃棄することなく保存していました。生活に余裕になかった時代は、レコードを聴く機会も少なくなりました。ここ20年くらい前から余裕ができたのか、CDをせっせと買い求めてきました。持っているLPがCD化されていればそれも買い求めてきました。CDで聴く方がノイズもないし、聴いていて眠ってしまっても自動的に止まって便利です...
元日に能登地方に地震が発生して大変な災害になっています。災害に見舞われた方々に心からお見舞い申し上げます。地震により家は崩壊し、道路は分断され、集落は孤立し、断水、電気の不通等により・・・生活環境の最低のレベルも崩壊して、報道により知るだけですが、平穏な生活をしている者からは想像を絶することばかりです。一般に科学と技術はまとめて<科学技術>と称されていますね。しかし、両者は密接な関係にありますが、...
あけましておめでとうございます。今年はなにを目標に生きていこうか?もう年ですので、ボケないように!今までの記事を振り返って。よろしかったら、お付き合いください。よろしくお願いします。...
たまたま久しぶりに<ペール・ギュント>のお話に出会いました。イプセンの<ペール・ギュント>にグリーグがつけた音楽。その中の<ソルヴェイグの歌>ノルウェーから外国へ飛び出していったペール・ギュント、彼をずっと待ち続けるソルヴェイグ。外国での波乱に満ちた生活から、年老いノルウェーの故郷に戻ってきたペール・ギュントを迎えるソルヴェイグ。そんな切々とした気持ちを歌う<ソルヴェイグの歌>1970年代のグレー...
昔昔のこと、子ども時代の本の記憶・・・・幼児期か小学校の低学年の頃絵のコンクールに応募して入賞していただいた絵本だと思うのですが。<はなのすきなうし><アルプスのきょうだい>特にこの中の<ウルスリのすず>文字の読めない頃は親に読んでもらっていたと思います。文字が読めるようになった小学校以降は何度も何度も自分で読んでいたようです。<ウルスリのすず>お話しの最後に出てくる「おかあさんは、むしたてのクリ...
急に寒くなりました。庭の桜の葉はもう散ってしまいました。今サザンカがいっぱい花をつけています。同じ仲間の茶もいっぱい花をつけています。子どもたちが在園していた頃はこれらの花は見られる対象でした。今はひっそりと咲いています。植物にとっては何ら関係ないこと。...
昨今急に温度が下がり、秋めいてきました。旧園庭にも毎年お馴染みの植物が花を咲かせたり、実をつけています。ススキも穂を垂れています。芙蓉も花盛り。柘榴もいっぱい実をつけています。桜も紅葉してきました。植物を眺めていると、子どもたちの声が聞こえてくるようです。...
令和4(2022)年3月22日卒園式をもって保育を終了しました。静岡県より令和4年8月31日付で幼稚園廃止、学校法人解散の認可を受けました 。令和5(2023)年3月末には園舎の解体工事が終了し、解散登記等の手続き、県へ書類の提出等全てが令和5年8月17日をもって終わりました。(園舎解体の跡地は半年経ってもう草茫々です。)昭和幼稚園は昭和4年(1929年)3月20日に静岡県の認可を受け、93年にわ...
過去の資料(指導要領など)をチェックしています。短い時間で20年分の資料に欠落がないかどうか、のチェックですので詳しく各資料を見ている暇はありません。しかし園児名を見ると姿が浮かんできます。特に思い出深い園児名に出くわすと、あれこれ思い出が蘇ってきます。20歳前後になっているだろう現在はどうしているだろうか。...
寺院では盆の頃、施餓鬼の供養がおこなわれます。施餓鬼とはこんなお話です。さて<餓鬼>とはどんな存在なのでしょうか?仏教的には<成仏できていない、哀れな存在>といったところでしょうか。生命のあるものはいつか生命が尽きます。生命が尽きるとき、この世でのそのものの存在や意義、意味などを確かめて、次の世に送ってやれなかったものが<餓鬼>というのではないでしょうか。人間でも、孤独死とか飢餓、戦争等で亡くなり...
今クチナシと花が咲き、濃厚な匂いを放っています。ちょっと前に咲いた花は色が黄色くなっています。園児たちがいた頃は、視覚をシャットアウトとしてこの花の匂いだけで花を探すことをやっていました。感覚で大切な嗅覚の保育でした。保育現場では嗅覚をあつかうことはあまりありません。生活の場では命に関わることもある大切な嗅覚ですが。ザクロの花も今盛りです。落ちた花は<タコウインナ>のようです。せっせと集め<ままご...
他の草の間にひっそりとカタバミ(ムラサキカタバミ)が咲いています。我が家の家紋でもあるので愛着があります。子供の頃、この茎から筋を引き出し、他のカタバミと筋を絡めて引っ張りこをして遊んだことを思い出します。足元に咲いている可憐な小さい花を愛おしく思います。...
園庭の東端に2本の桜があります。満開です。園舎の解体工事が終わってだだっ広い空間が広がっています。園児が登園している頃は、桜の木下でお弁当を食べたり、風が吹けば桜吹雪を体で受けたり、花びらを集めたり・・色々な光景がありました。日本古謡のさくらの音楽があります。はるか昔の大学生時代に、ジャズドラマーの白木秀雄と3人の箏奏者による「さくらさくら」のレコードに出会いました。CD化された物もありますが、私は...
3月に入り急に暖かくなったようにかんじます。例年ですと彼岸の頃に満開になるモクレンは、今では蕾はわずかほとんどが開花しています。園舎の解体工事が進み建物はほぼ解体され、瓦礫の整理です。コンクリートの中の鉄筋やら、配管のパイプなどいろいろと出てきています。こんなところに給水、排水の管が!と見えています。思えば、漏水で悩まされた配管だったのかと、ちょっと昔のことを思い出しています。モクレンにも<心>が...
ここ最近、健康のためなるべく歩くようにしています。今日は、本屋に行って本を眺め、それから食事の場所をウロウロ探して昼食を食べ、それからテレビ番組に関する<テーマパーク>のような所を覗いてみて、・・・、大福を買おうと思いつき、ちょっと遠回りになるけれど餅屋に寄って帰途につきました。道すがら、かってちょくちょく来たところが近くかな?と思いウロウロしていたら(曇りであったためか、太陽の位置がわからなくな...
先週末より解体工事が始まりました。園庭にあったジャングルジム、雲梯、遊び小屋など地面に固定されている物も、重機であっという間に引き倒され、引き抜かれて開いた穴やちょっと高かった場所も重機であっという間に平にならされてしまいました。重機のパワーの凄さを感じています。建物の内部の撤去が始まります。そして建物本体の解体へと向かっていきます。感慨に耽っている暇はありません。...
園庭の東端に2本の桜があります。満開です。園舎の解体工事が終わってだだっ広い空間が広がっています。園児が登園している頃は、桜の木下でお弁当を食べたり、風が吹けば桜吹雪を体で受けたり、花びらを集めたり・・色々な光景がありました。日本古謡のさくらの音楽があります。はるか昔の大学生時代に、ジャズドラマーの白木秀雄と3人の箏奏者による「さくらさくら」のレコードに出会いました。CD化された物もありますが、私は...
3月に入り急に暖かくなったようにかんじます。例年ですと彼岸の頃に満開になるモクレンは、今では蕾はわずかほとんどが開花しています。園舎の解体工事が進み建物はほぼ解体され、瓦礫の整理です。コンクリートの中の鉄筋やら、配管のパイプなどいろいろと出てきています。こんなところに給水、排水の管が!と見えています。思えば、漏水で悩まされた配管だったのかと、ちょっと昔のことを思い出しています。モクレンにも<心>が...
ここ最近、健康のためなるべく歩くようにしています。今日は、本屋に行って本を眺め、それから食事の場所をウロウロ探して昼食を食べ、それからテレビ番組に関する<テーマパーク>のような所を覗いてみて、・・・、大福を買おうと思いつき、ちょっと遠回りになるけれど餅屋に寄って帰途につきました。道すがら、かってちょくちょく来たところが近くかな?と思いウロウロしていたら(曇りであったためか、太陽の位置がわからなくな...
先週末より解体工事が始まりました。園庭にあったジャングルジム、雲梯、遊び小屋など地面に固定されている物も、重機であっという間に引き倒され、引き抜かれて開いた穴やちょっと高かった場所も重機であっという間に平にならされてしまいました。重機のパワーの凄さを感じています。建物の内部の撤去が始まります。そして建物本体の解体へと向かっていきます。感慨に耽っている暇はありません。...
今年ももうすぐ終わり。3月末で幼稚園は閉園となり、片付けを行ってきました。園庭には春から夏に変えて草が生い茂り、そして秋から冬にそれらが枯れ、今に至っています。正月が明け、1月末よりいよいよ園舎の解体が始まります。園庭に生えている木々はなるべく生かしておこうと考えています。どんな状況になるのか、想像もつかないところです。今園庭で花を咲かせているのは<ヒイラギ>トゲトゲの葉っぱと小さい白い花が健気に...
通園バスに園児の置き去りで園児の死亡という痛ましい事故以後にも保育現場の悲惨な状況の報道がありました。園児に罵声を浴びせる、叩く、暗い部屋に閉じ込める、・・・・なぜこんなことが続くのでしょうか?子供は大人のコントロールの通りに行動しないものです。同じような状況に置かれていても、子供と大人の思い、思考、行動、等色々と異なるものです。大人のコントロールに沿うように子供を行動させようと、罵声を浴びせたり...
10月も終わりになり、木々には実がなっています。春には新芽が芽吹き、花が咲き、結実してきました。生命の一つのサイクルが閉じようとしています。そして次のサイクルへと準備をしているのでしょう。植物と同様に、人間も社会も1年のサイクルを繰り返して次のステージに向かっているのでしょう。社会全般を見渡してみると、次のステージは明るい世界が見えにくくなっているのは私だけの思いでしょうか?特に社会的に影響のある...