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  • おっぱいとトラクター

    マリーナ・レヴィツカ著「おっぱいとトラクター」という小説を読んだロシアのウクライナ侵攻によってウクライナが注目を浴びたびたび、この本の紹介を目にした。2005年に発表されて英語圏で大ベストセラーになった本。ウクライナ系イギリス人のマリーナ・レヴィツカさんの自伝的小説だ。母を亡くして2年後、84歳の父はウクライナからやってきた巨乳美女ヴァレンチナと再婚を宣言して家族で大騒動が起きるユーモアあふれるコメディ小説なんだけどこれは翻訳の方も相当な才能なんだろうね、面白くて読みだしたらついつい止まらず読んでしまった。老親と娘ふたりとのバトルも面白いし登場人物のキャラクターも際立ってる。でもただのコメディではなくて背景にはロシア革命、第二次世界大戦、ソ連邦解体など戦争に翻弄される、ウクライナの歴史が読み取れる。主人公...おっぱいとトラクター

  • 百人一首講座

    いよいよ寒くなってきた。山々も色づき、赤や緑や黄色やと美しく特に紅葉を観に行かなくてもただ、まわりの山を見渡すだけで楽しい。真夏からのこの季節の流れ、四季があるのは素敵だなと感じる。百人一首の講座、毎回3首の歌を学びかるたを作る。コロナ禍でのお休みなど途切れ途切れではあったがやっと半分が過ぎ今月で53首のかるたを作った。10数人での教室でいろいろなことを語りながらかるた作りに苦戦しながら楽しいひとときを過ごしている。今回は、「蜻蛉日記」で有名な、藤原道綱の母の和歌を学んだ。「蜻蛉日記」は夫の浮気への恨みつらみを強烈に描いた、女の情念のような日記。現在なら、週刊誌に暴露するような話題騒然の内容だろう、今も昔も女のひとの嫉妬心は今も昔も全く変わらない、面白いねー!!と話が弾んだ・・・でも、かるたの絵にするのは...百人一首講座

  • 文楽劇場へ

    楳図かずお大美術展のあと国立文楽劇場へ。「一ノ谷嫩軍記」(いちのたにふたばぐんき)を鑑賞した。平家物語・一ノ谷の合戦の軍記もので敦盛と熊谷直実の名場面の段を観た。古典なのに親子の情愛とか、現代の心と同じだなあと深く感じ入る。「滅びの美学」・・平家物語は切なく物悲しい。文楽劇場へ

  • 法務大臣

    葉梨法務大臣が更迭、当たり前だと思った。政治家の失言は次から報道されるけど中には、明らかに揚げ足取りみたいなものもあり気の毒だなあと思う方もいる。だけど、この度の「死刑のはんこ」発言は私のなかでは最悪レベル!法務省トップの発言とは信じられないし呆れ果てた。日本の死刑制度はデリケートな問題で賛否両論あり、その発言によって世界の注目も浴びること。なのに、法務相の適格性としてはもちろん、人としての品性もない。「先生」「先生」とチヤホヤされているとこんな無神経な人間になるのか。。。地域の更生保護女性会では春と秋に拘置所の出入り口にプランター花植えを行っている。殺風景な拘置所に少しでも彩りを、と。つい先日も花植えをした。いつもは花植えだけで終了となるのだが今回は特別に拘置所の所長さん達に舞鶴拘置所のことや刑務官の仕...法務大臣

  • 楳図かずお大美術展

    大阪あべのハルカス美術館にて「楳図かずお大美術展」を鑑賞。地上16階にある美術館、素敵なところです。小学生のころから楳図かずおさんの恐怖漫画が大好きだった。今回は御歳86歳の楳図さんが27年ぶりに書き下ろされた新作で101枚もの原画(アクリル絵画)が連作ストーリーになっている。その色彩感覚・美的感覚はとても80歳を越えているひとのものと思えないほどエネルギーに満ち溢れていて驚愕した。独特の世界観と美しさにすっかり引き込まれてしまった。楳図かずおさんでも草間彌生さんでも芸術家は、常識に捉われず、いつまでも子供のような心だからトシをとらないのだろうか。。。とにかく、パワーがすごかった。美術展のあとはハワイアンレストランにてロコモコ定食。ハワイ、行きたいなあ・・・・お腹ごしらえして、昼食後は国立文楽劇場へ。。。...楳図かずお大美術展

  • 松本本箱 2

    館内の「松本本箱」はブックストアなので置いてある本はすべて購入可能。24時間、ぶらぶらと本棚の間を歩き、本を手に取り傍らのベンチや椅子に座って読むことができる。19時から22時まで、お酒を飲みながら読めるコーナーも。階段に座って読んでもOKダイニングルームの壁も本がぎっしり昔の旅館のころの古い大浴場を改装したところ。このホテルのコンセプトは「新しい知との出会い」。選書の基準は「知らなかった世界に触れ合える本」で知識と興味の入口となる写真集・画集・エッセイ・文学書・入門書など約1万冊取り揃えているそうだ。私にとって至福の空間だった。めくるめく高揚感でワクワクするような場所だった。子供のコーナー。子供達に読み聞かせした、懐かしい絵本をたくさん見つけた。素敵なのは「偶然の出会いこそ、今日の必然」ということで通常...松本本箱2

  • 松本本箱

    長女と信州松本へ旅行した。大学時代の女子サッカー部のOG戦に参加する彼女に便乗して、ずっと行きたかった「松本本箱」に宿泊した。松本本箱最近、よく耳にするブックホテル。「自遊人」という雑誌の会社が古い旅館をリノベーションして再生したホテルであらゆるジャンルの本が館内に網羅されている。浅間温泉にあるホテルでまずはレセプション(受付)へ。ホテルとレセプションは違う建物でチェックインをすますと歩いてホテルのほうへ向かう。お洒落でクラシカルな雰囲気の建物。信州のおやつ、「おやき」と珈琲でおもてなし。おやきの中は野沢菜にした。懐かしい味。。。舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ松本本箱

  • 今日は立冬

    秋晴れの気持ちの良い日曜日、ハイアットリージェンシー京都にて裏千家淡交会学校茶道の研修会に参加した。「伝統文化と教育」をテーマに梶田叡一先生の講演を勉強させていただいた。大変為になる、良い講演だった。茶道を通じて子供達や学生に心の在り方や日本人であることの誇りを伝えたい。いくら外国語を学んでも、自分の国の歴史や文化を語れる「中身」がないとダメ。私は自分の子育ては終わったのでこれからは孫や地域の子供達に教えたり伝えたりしていきたい。社中のお友達と一緒に参加したので研修会が終わったあとはホテルでランチをいただきカフェで和栗モンブランを研修会に参加したひとは皆、向かいにある京都国立博物館の観覧チケットをいただいたので展覧会も鑑賞することができとても楽しい秋のひとときを過ごせた。家に帰宅すると、主人がこっぺガニを...今日は立冬

  • お香の会 天台寺

    久しぶりに天台寺にてお香の会。毎月第一水曜日に少人数で香道のお手前稽古に励んでいる。今回は、お客様をお迎えしてそれぞれ役割分担をしてお香の会を開催した。午前の部と午後の部、源氏香の組香で遊んだ。午前の部では文台さん(記録係)になり緊張したけれども良い勉強をさせていただいた。52通りの答えを源氏物語の帖名で答えるという、とても優雅なお遊び。優雅だけど難しいのでなかなか正解者が出ないんだけど午前も午後も初めて香遊びをされた方が正解された!!組香のあとは貝合わせ。源氏物語の代表の和歌とその帖にちなんだ絵、ひとつの貝はぴったりと合わさる。裏返しにして神経衰弱のように遊ぶ。香道先生のお母さま(89歳)がかかれた絵と和歌。細やかな美しさに感嘆の声があがる先日ご紹介した、練り切り和菓子の「羽の華」さんも源氏香に参加され...お香の会天台寺

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