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はたちほ(秦 千穂)
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和歌山市
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和歌山市
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2011/05/03

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  • 職業倫理

    先日、息子が、小学校を卒業しました。生憎の雨でしたが、我が家の大人4人とも参列でき、貴重な時間を過ごすことができました。その2日後、今度は、娘の中学校の卒業式。中高一貫校ですが、保護者を招いての式でした。次の日は、終業式という日程。年度末の、重要度の高いこの時期に2日の休み。どうしても心にひっかかるものがありました。数年前に我が子の入学式に出席して、勤務先の担任している子どもたちの入学式を欠席した教員について、取りあげられたことがありました。世論は賛否両論。職業人としてあるまじきことという意見や、ライフスタイルの変遷で、個を公より選んで当然という意見も。手続き上は全く問題がなく、職業倫理が問われた事例でした。職業倫理と労働者の権利が衝突した時、どちらを選択するかは、労働者の気持ち次第であって、誰も責められないと...職業倫理

  • 少数派

    友達との関係を思い悩む年頃の娘。友達の話を家でするだけ、ありがたいのですが、最近の悩みは、「みんな多数派にしかなったことがないのかな?私みたいな少数派の意見って少ないのよね。」少数派の意見は通らないというのです。少数派は必ずしも少数とは限りません。文字通り数が少ない方というだけで、わずか○人、というわけでもないのです。そして少数派が必ず弱者というわけでもありません。でも悲しいことに、数的優位から多数派が優越思想を持ってしまい、少数派が、正しい意見をいくら言っても、多数派に認めてもらえなかったり、煩わしく思われ排除されたりすることがあります。そのためには、少数派の存在を多数派に訴えかけ認めてもらって、常に自分たちの存在を意識させておく必要があります。具体的には、多数派の意見を感情的に常に反対、批判するのではなく、...少数派

  • プレミアムフライデー開始

    月末の金曜日に早期退社を促す「プレミアムフライデー」が今日から始まりました。月末金曜日は15時には仕事を切り上げて空いた時間の消費を促そうという政府の取り組みです。みなさんは、15時に帰れましたか?政府は平成32年を目処にGDP(国内総生産)600兆円の実現のために、個人消費を360兆円に引き上げることが必要だと考えています。プレミアムフライデーに流通業界や外食産業などが連動してイベントを開催し、個人消費を現在の300兆円から60兆円アップさせようという構想です。消費するにはサービス業が営業していることが絶対条件となるため、サービス業には適用されないでしょう。また、学校の教員も、決められた授業数があることを考えると、恩恵があるようには思えません。中小企業も土曜出勤がある企業が少なくないため、現実味がありません。...プレミアムフライデー開始

  • こども主体の試験に

    今年もセンター試験が無事終了しました。近畿地方では、同じ日に私立中学入試も実施され、ほっと一段落されたご家庭も多いのではないでしょうか。今年も、天気が大きく荒れないかとか、試験会場に到着できるかなど、気をもんだご家庭も多かったのではないでしょうか。前日に会場近くに宿泊するなど、予定外の出費をなさったかもしれません。試験を実施する側も変更の場合の段取りを組み、夜遅く(もしかした朝??)まで調整されていたようです。そもそも、なぜこの時期に入試をするのでしょう。インフルエンザなど感染症への恐怖による、マスク星人の集会場と化した試験会場では、会う人ごと、「思っていたよりひどくなくてよかった」だの、「思っていた以上にひどかったね」だの、テストの成績とちがう、でも、大きく気にかけなくてはいけなかった天候の話が出てきます。で...こども主体の試験に

  • 2016年末によせて

    今年も、大晦日がやってきました。今年は、イギリスのEU脱退に関する選挙、アメリカ大統領選挙、韓国の大統領をめぐる問題など、トップをめぐる話題に事欠かない年でした。原発再稼動、辺野古基地の建設再開など、私達の国土の使い方について、もう一度立ち止まるべき一年でした。そして、今年も大きな地震に見舞われました。大きな火災もありました。どうにかならなかったのか、どうすることが一番いいのか、悩んだ年でした。私自身、なんてことないはずの年だったはずですが、この一年は、本当に辛かったです。幸い、家族に特段の問題もなく、過ごせたことがありがたく、支えてくださるみなさんのおかげで、何とかやりきれたというのが実感です。来たる年は、みなさまにとっても素敵な一年になりますように。2016年末によせて

  • スマホ生活

    我が家にもスマホがやってきて数ヶ月。こういうものの適応は、頭のやわらかい子どもたちの方が、圧倒的に早く、母はすでにおいてけぼりをくっています。私たちの身近に携帯電話なる文明の機器がやってきて久しいです。とても便利な機器に、ややもすれば使われている感もありますが、持ち主なりの満足いく使い方をしていることと思います。そんな便利な生活の中で、失われていきそうだと思うものがあります。それは相手を思いやることです。特に、待ち合わせの場面で強く感じます。携帯電話が普及し始めた頃から、あまりにも簡単に遅刻する人が増えたような気がします。決まった時間に来ないと、相手は不安になります。にも関わらず、「少し遅れる」と、連絡したから、遅れてもいい、と考える人が増えたような気がします。しかしこの行為は、遅れないように来てくれた相手を軽...スマホ生活

  • ブラック企業

    先日より、某広告代理店にお勤めしていて亡くなられた方の勤務状態について、マスメディアがとりあげていました。聞けば、100時間残業など普通の業界とか。まだまだブラック業界はあるのだなあ、と自分事のように思います。教育業界もこの例に漏れず、官民問わずひどいものです。普通に様々な業務に時間を割り振ると、余裕で終業時間をオーバーします。そこで、働く人の工夫という名の努力が求められ、一日があっと言う間にすぎていきます。要領が悪い方ではなく、事務能力は高いと自負していた私でさえも、そんな感じですから、私と反対の夫などは、聞くに耐えません。そこで、仕事の妥協点を探るのですが、妥協して影響を受けるのが、教え子たちと、わかりきっているので、さらに身を削るようなことになるのです。教員は辞めさせられることがないから、ブラック企業では...ブラック企業

  • 「甘やかし」と「愛情たっぷり」

    1か月のご無沙汰になってしまいました。この1か月、さまざまな場面で、親の責任が取り上げられていました。事件での謝罪では、親の責任について、さまざまなところで議論されていました。私は、成人している子どもに関して、そこまで社会的な制裁を負うべきか、疑問に思っています。事件を起こしたのは子どもであって、親と子は社会人としては別人格だと思うからです。なのに、マスコミは子どもの罪は親の罪、という感じ。親は子どもの一生に責任を持つものでしょうか。親と子は一心同体ではありません。全くの別人格です。子どもはいつまでも何も知らない小さな子どもではありません。いつまでも子ども、そう思い込んでいるのは、小さな子どもでいてほしいと親が勝手に願っているか、責任が親にあることにした方がメリットがある人だけです。子育てを一生懸命しているなら...「甘やかし」と「愛情たっぷり」

  • 多様性を認める

    19人が殺害された相模原市の事件から10日。全国でも多くの人が傷つきました。それは今回、容疑者が表明した、「障害者は生きていても意味がない」「いなくなればいい」という言葉。聞いたこちらの方が気持ち悪くなり、そして悲しくなりました。私が支援活動を行っているときにも「障害者なんていなくなればいい」といった声は、一般の市民からよく聞かれました。こんな人に支援する必要はないし、お金のムダ・・・そう言ってくるのは、いたってやさしそうに見える、普通の人たちで、しかも、小さな声でぼそっと。そのたびにとても悲しくなりました。本当に、いなくなればいいですか。自分や自分の大切な人が、例えば、交通事故で、頚椎に衝撃をうけ、当たりどころが悪かったために半身不随になることもあります。あるいは、小さな子どもをお風呂に入れている時に溺れてし...多様性を認める

  • 給付より経営のスリム化を

    このブログでも何度か登場しましたが、私は、日本学生支援機構(当時は日本育英会)の貸与型奨学金と、南葵育英会という、和歌山県出身者向けの給付型奨学金をもらって、大学院までの学費を用立てていました。昨日、その南葵奨学会の恒例の懇話会に行ってきました。この懇話会には、毎年、多くの卒業生が出席し、いまや、現役よりも多い状態です。卒業生が今でも参加しているのは、学生時代に頂いたお金のありがたみが、みんな、よくわかっているからです。日本の、高等教育への家計の負担割合は諸外国と比べると高いそうです。OECD(経済協力開発機構)に加盟する34カ国のうち、給付型がないのは日本とアイスランドだけ。しかし、アイスランドは大学の授業料が無料だそうです。現在、日本の大学生の約半数が奨学金を受けていますが、今、一番の問題は、日本学生支援機...給付より経営のスリム化を

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