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  • 静かの海

    この一歩は偉大な一歩だとこの星のはるかかなた風も吹かない静かな場所で昔ある男は言ったしかし今荒れ果てた大地の上でたとえ立つことしかできないとしてもその人を支えている一歩はずっとずっと偉大だと思う繰り返される日々の始まりはいつか永遠と呼ばれる日の始まり人が繰り返してきたことはいつも出会いと別れ繰り返してしまうから永遠に忘れないだから人は忘れなかったあの日きっと人類が最初に愛を知った日最初につないだその人の手の暖かさをだから人は忘れなかったあの日最初に神様を呼んだあの日薄れ行く意識の中で最初に流した悲しみのしずくをそして繰り返してまた出会う泣きながら叫びながら始まりのために終わりのない人の物語のために※もっといろんな人に見てもらいたく、ちょっと欲を出してみました。よろしければ押してみてください。↓にほんブログ村静かの海

  • あした きのう

    あしたもあしたがきてそのあしたにもあしたがきていつまでもあしたがつづくからだれかがそれをきぼうとよんだきのうのまえにはきのうがあってそのまたさきにもきのうがあるからだれかがそれをうつくしいおもいでとつぶやいたくりかえされるときはものごとをろかしてわすれたいこともわすれたくないこともとうめいなしずくにもどしていくあしたのきのうきのうのあしたいまわたしがたつところはえいえんのいっしゅん※もっといろんな人に見てもらいたく、ちょっと欲を出してみました。よろしければ押してみてください。↓にほんブログ村あしたきのう

  • 疑いを持つ天使

    おひさまのひかりもつきのつめたさもはなのにおいもひとのぬくもりもたくさんあるからしんじられなかったひとつのものをただほしがっていたかぜのやわらかさもそらのあおさもあのひとのことばもきえさったからいとしくなったなくしたものだからほしくなったうたがわずにはいられなかったあたりまえのこたえをいつもしっていたから☆今回の詩は、谷川俊太郎さんの詩集「クレーの天使」の中で谷川俊太郎さんが詩を付けていなかったパウル・クレーの絵「疑いをもつ天使」をモチーフとしました。この詩集はとても素敵なので、詩を愛される方はぜひ一度読むことをおすすめいたします。※もっといろんな人に見てもらいたく、ちょっと欲を出してみました。よろしければ押してみてください。↓にほんブログ村疑いを持つ天使

  • 天使 5

    人を愛するのにも人を救うのにも羽をはやさないと信じてくれないそう言って天使は枯れた花を持って疲れた顔で笑う花にも川にも空にも人の言葉にも天使は隠れているのに人は確かなものを信じたいからそれらを見つけることができないほんのひと時子供に帰ることほんのひと時愛する人について考えることそうすればいつもそこに私はいるのにそう言って天使はきれいな花をそっと地面に手向けた※もっといろんな人に見てもらいたく、ちょっと欲を出してみました。よろしければ押してみてください。↓にほんブログ村天使5

  • 草原の思い出

    それはいつか古いカバーで覆われた懐かしさに満ちた物語になるのかもしれないあなたと見た草原あなたと感じた風世界の終わりと新しい日々の始まり物語は始まった瞬間からもう終わりが決まっていて近づくにつれて足取りがすこし遅くなるあなたの口ずさんだ歌あなたの流した涙冒険の終わりと僕らの日々の始まり果てしなく歩いた道もいつかは目的地にたどり着く果てしなく長い夜もいつかは朝日に染められるそれらすべてをいつもはあなたに言えたのに今はもういないそれが日常帰らない日々よいつか輝く結晶になって誰かの迷い道を照らしてほしいあなたが教えてくれた昔話あなたが伝えてくれた思いいつか振り返る日々ともう帰らないあの日々いつか輝く結晶になってもう一度私たちの道を照らしてほしいいつか魂輝く結晶になってもう一度物語を語ってほしい※もっといろんな人に見て...草原の思い出

  • あなたへ

    あなたが大切なものを失ったことはわかるのにあなたになにを差し出せばいいのかわからないあなたが失ったものは永遠あなたに届かなかった未来あなたがつぶやく言葉は胸を打つのにあなたにとどけられる言葉が見つからないあなたがあの日の私を救ってくれたのにあなたに私は生かされていたというのにあなたが流した涙をみていたのはあなたに笑顔を教えてもらった私あなたがあの日を私を救ってくれたのにあなたにどうしてあなたに※もっといろんな人に見てもらいたく、ちょっと欲を出してみました。よろしければ押してみてください。↓にほんブログ村あなたへ

  • 小さな愛

    一人だったころ私はあなたを探していた見つけられると信じていた運命という言葉を使ってもよかったほどにあなたがいたから私になれたあなたがいたから二人になれた二人だったころ私は私たちの場所を探してた約束の場所という言葉昔から誰もが探していた風景あなたがいたから風にさわれたあなたがいたから海をみれた愛はいつもちっぽけだから見つけたことさえ忘れてしまう愛はいつもちっぽけだからポケットに入れたことを忘れてしまうもっと多くの時が流れて周りにはたくさんの天使がいてそれをあなたとみているうちに愛はいつから愛だったのか忘れてしまう目の前にあることがまぶしくて目を閉じているそのわずかな隙に―愛はいつもちっぽけだ※もっといろんな人に見てもらいたく、ちょっと欲を出してみました。よろしければ押してみてください。↓にほんブログ村小さな愛

  • 泉の奥に

    しんじつのまえにはいつもうそがあってうそのとなりにはいつもなぞがあったあのひのことばがなぞなのかうそなのかそれともしんじつなのかしるすべはもうないただいつもあなたのいうことばのそのおくにきれいなすきとおったいずみのすがたがみえていたそれはきっとあなたがいつもこころをおいていたばしょみずにうかぶはすのはなのようにしずかなひかりをそっとあびながらしんじつはなにもおしえなかったうそはしんじつのかげをおしえてくれたなぞはあなたのことをおしえてくれたあなたはたくさんのことをおしえてくれた※もっといろんな人に見てもらいたく、ちょっと欲を出してみました。よろしければ押してみてください。↓にほんブログ村泉の奥に

  • いのち と たましい

    ちいさくてあたたかいものちいさくてやわらかいものちいさくてきえそうなものちいさくてきれいなものちいさくてけがれのないものちいさくてはじまりのものちいさくてよわいものちいさいものいのちおおきくてつよいものおおきくてかたいものおおきくてくりかえされるものおおきくてきえないものおおきくてこたえをもつものおおきくてきずつくものおおきくてこわれやすいものおおきいものたましいちいさいいのちにおおきいたましいがはいっておさえきれないからわたしたちはこえをあげてわらうおおきいたましいがちいさいいのちにとじこめられておさえきれないからわたしたちはこえをあげてなくいのちのなかにたましいのいばしょがあっていのちがなくなるとたましいはそらにかえるわたしのたましいにはあなたのいばしょがあるよだからいのちがなくなってもわたしのたましいはあ...いのちとたましい

  • 空の神話

    空を切り裂いて飛行機が飛んでいくあの中にどれだけの向かっていく喜びがあるのだろうあの中にどれだけの帰っていく悲しみがあるのだろう空を手にしたわがままを人はまだ空に許されていないいつの間にか僕らは羽を休める場所をなくした白い翼が黒く染まるのを黙ってみているしかなかった雨に打たれる場所のないどこまでも水色の天井と雲の水平線の狭間で見送っていたのはまだ人が見ることを許されない奇跡もしくは忘れてしまった遺跡やがては太陽を人は手にするかもしれないその両手にあの日火を手に入れた時からずっと遺伝子に眠っていた欲望だけど誰が喜ぶのだろう失ってしまった神話がいつか目を覚ます日まで人はもう戻れない忘れられた空の神話が雲に伝説を刻む※もっといろんな人に見てもらいたく、ちょっと欲を出してみました。よろしければ押してみてください。↓にほ...空の神話

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