自由になるまでに何度躓けばいい自由になるまでに何度転べばいい自由になるまでに何度恨めばいい自由になるまでに何度憎めばいい自由になるまでに何度求めればいい自由になるまでに何度叫べばいい自由になるまでに何度疑えばいい自由になるまでに何度信じればいい自由になるまでに何度裏切ればいい自由になるまでに何度許しを乞えばいい自由になるまでに何度夢見ればいい自由になるまでに何度祈ればいい自由になるまでに何度抱きしめればいい自由になるまでに何度愛せばいい自由になるまでに
曹丕は曹操の息子。曹操の跡を継いで魏王となり、魏王となった後すぐに漢王朝を簒奪して魏王朝を建て、その皇帝なった。曹丕は政治家なのだが、文学にも通じていて『典論』という文学論を書いている。非常に格調の高い文章なので核心の部分の読み下し文を味わってみていただきたい。読み下し文の後ろに、自分なりに言葉を補いながら訳してみた。【読み下し】蓋(けだ)し文章は経国(けいこく)の大業にして、不朽の盛時(せいじ)なり。年寿(ねんじゅ)は時(とき)有り尽き、栄楽(えいらく)は其(そ)の身に止(とど)まる。二者は必ず至るの常期(じやうき)あり、未(いま)だ文章の無窮(むきゅう)なるに若(し)かず。是(これ)を以(もつ)て古(いにしへ)の作者、身を翰墨(かんぼく)に寄せ、意を篇籍(へんせき)に見(あらは)し、良史(りやうし)の...曹丕のロックンロール精神
ポケットからりんごを出してかじってみた誰もいない河原ひんやりと風が吹く川向こうにそびえる塔残りわずかな夕陽を照り返して光を失った川は滔々と黒々と急ぐわけでもなく流れる青鷺あおさぎは浅瀬の窪みに脚を入れたまま背筋を伸ばしてじっとたたずむ手に入れた夢の数を指折り数え失った愛の数を指折り数えてみる人生は思いがけないことばかり自分の意思で歩いているつもりだけどほんとうのところはなにかに導かれて目に見えない道を歩いているのだろうこの先どこまで行けるのかとにかく行けるところまで行ってみようつまずきながらでも歩けるところまで歩いてみようと思う進んでさえいればどこかへたどり着くはずだから青鷺が飛び立つ紅く熟れた残照が消え夜の匂いが風にまじる言葉にならない言葉が心のうちに湧き上がるから想いにならない想いが身体を突き上げるか...見えない道をたどりながら
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自由になるまでに何度躓けばいい自由になるまでに何度転べばいい自由になるまでに何度恨めばいい自由になるまでに何度憎めばいい自由になるまでに何度求めればいい自由になるまでに何度叫べばいい自由になるまでに何度疑えばいい自由になるまでに何度信じればいい自由になるまでに何度裏切ればいい自由になるまでに何度許しを乞えばいい自由になるまでに何度夢見ればいい自由になるまでに何度祈ればいい自由になるまでに何度抱きしめればいい自由になるまでに何度愛せばいい自由になるまでに
あけぼのが雪の平野を染めていく恥じらうようなあかね色に夜汽車が朝へ飛び出せば雪景色凍えた窓に君の笑顔が映るずいぶん待たせてしまったけど今君を迎えにゆくよ風がささやく愛を抱きしめろと君住む街はもうすぐ雪しぶき列車は走る短い汽笛が心に鳴り響く星々が朝焼けに隠れるのは新しく創る一日を始めるためためらうことなどなにもないふたりの夢を叶えよう風がささやく愛こそが人生君を連れて旅立つ君でなければ生きてゆけない愛でしか満たせないのさ風がささやくなにがあっても幸せを手放すな朝ぼらけ雪国の町君が見えるホームに立って僕を迎えてくれるあけぼの
ゆるやかな坂道もみじが陽射しに輝くせせらぎも清らかにわたしの心はあざやかに色づく釣りをする人の影川へのびた長い竿あなたと見つめるふたりの未来あなたと出会うために生まれてきた遠い昔から約束していた光のしずくあなたの背中へふりそそぐ川を渡る風も軽やかにわたしは想うあなたを想う陽だまりのベンチ並んで腰掛けておむすびをほおばるほゝえみを交わすふたり出会うために生まれてきたあなたといればいつでも初恋あなたと喜びあなたと悲しむ寄り添って充ち足りる夢の続きは終わらないもみじが舞う夢の小径あなたと出会うためにわたしは生まれてきた夢の小径
しあわせになれなかったぼくの生まれた家族どこにでもある平凡な家庭世界にあふれてるまぶしい光に背を向けて愛を踏みにじる痛々しい日々嫌悪のまなざし傷つけるだけの言葉心の底が抜けてしまったようなやるせない絶望堕天使に愛を売り渡し恨みつらみばかりをつのらせて誰の心にも神殿があるそれは心の奥の聖なる宮愛や優しさや希望が宿るところ夢や善や美しさが生まれるところ心の神殿を打ち毀こわしてしまえば人はまともに生きていけなくなる腐った愛の臭いを嗅ぎつけた悪霊が廃墟の心に棲みついてしまう憎しみに目がくらみ愛を裏切ったことに気づかないでいた胸の痛みは死ぬまで続くそれが十字架なら背負って生きるしかなくてしあわせになれなかったぼくの生まれた家族ゆがんだ感情のはけ口を求めて狂ったように傷つけあったしあわせを誓ったはずだったのにしあわせ...愛の廃墟
曹丕は曹操の息子。曹操の跡を継いで魏王となり、魏王となった後すぐに漢王朝を簒奪して魏王朝を建て、その皇帝なった。曹丕は政治家なのだが、文学にも通じていて『典論』という文学論を書いている。非常に格調の高い文章なので核心の部分の読み下し文を味わってみていただきたい。読み下し文の後ろに、自分なりに言葉を補いながら訳してみた。【読み下し】蓋(けだ)し文章は経国(けいこく)の大業にして、不朽の盛時(せいじ)なり。年寿(ねんじゅ)は時(とき)有り尽き、栄楽(えいらく)は其(そ)の身に止(とど)まる。二者は必ず至るの常期(じやうき)あり、未(いま)だ文章の無窮(むきゅう)なるに若(し)かず。是(これ)を以(もつ)て古(いにしへ)の作者、身を翰墨(かんぼく)に寄せ、意を篇籍(へんせき)に見(あらは)し、良史(りやうし)の...曹丕のロックンロール精神
ポケットからりんごを出してかじってみた誰もいない河原ひんやりと風が吹く川向こうにそびえる塔残りわずかな夕陽を照り返して光を失った川は滔々と黒々と急ぐわけでもなく流れる青鷺あおさぎは浅瀬の窪みに脚を入れたまま背筋を伸ばしてじっとたたずむ手に入れた夢の数を指折り数え失った愛の数を指折り数えてみる人生は思いがけないことばかり自分の意思で歩いているつもりだけどほんとうのところはなにかに導かれて目に見えない道を歩いているのだろうこの先どこまで行けるのかとにかく行けるところまで行ってみようつまずきながらでも歩けるところまで歩いてみようと思う進んでさえいればどこかへたどり着くはずだから青鷺が飛び立つ紅く熟れた残照が消え夜の匂いが風にまじる言葉にならない言葉が心のうちに湧き上がるから想いにならない想いが身体を突き上げるか...見えない道をたどりながら
つばさをつければだれでも天使になれるのさとっておきのつばさを君にあげるむずかしいことなんてなんにもないそっと目を閉じて飛びたいって思えば自然と羽ばたくからほらね君だって飛べただろう誰だって飛べるんだよ飛びたいって思えばすぐに飛べるのさ天使の仕事は愛を運ぶこと世界中でいちばん素敵な仕事だよ愛があれば倖せになれるから愛でしか人は自由になれないから愛が広がりますようにもっともっと愛で満ちますようにたとえようもない悲しみが癒されますようにとっておきの夢を君にあげるつばさをつければだれでも天使になれるのさ君だって飛べるのさ
こころのなかを夜汽車が走る透明な悲しみをふりまきながら汽笛を鳴らす夜汽車が走る星空の丘を夜汽車が走る愛してくれた人の面影を残して線路が軋む夜汽車が走る消えそうな想いを抱きしめて消えてしまわないようにあたためてあなたの思い出があれば生きていけるからいつか再び見える日がくれば話せなかったことを話したい暖炉であたたまりながらこころゆくまで語らいたいこころのなかを夜汽車が走る夜明けを目指して夜汽車が走る汽笛を鳴らす月が揺れる静かな夜に汽笛が鳴る
夕暮れの丘ぶどう畑紅く染まったたわわな果実やっと見つけたしあわせの影あなたとふたりふたりでひとつ生まれる前に約束していた必ずあなたを探し出すからとずいぶんと回り道をしてしまったけどずいぶんと待たせてしまったけどぶどうの房を籠へ入れるなぜかこころが弾み出す今夜は一粒ひと粒味わいながらこころゆくまでおしゃべりしたい夢や愛や希望をあなたと語り合いたいあなただけと語りたい夕暮れの丘ぶどう畑紅く染まったたわわなしあわせぶどう畑の約束
花のように笑う君が好き夢を語る君が好き自分の人生にいいことなんてもう起きないと思い込んでいた君に出逢わなかったら僕は死んでいた未来はないけど希望はある君が信じている神さまが手配してくださった出会いだから一日いちにちを大切にしたい君と歩く道は僕たちだけの道波が岩に砕けるようにつらい日々があるかもしれないけど希望を信じて歩きたい僕なりにがんばるからさ二人で歩いた人生をきっと後悔はさせない後悔はしない花のように笑う君が好き真実の愛を語る君が好き君が好き
冬の晴れた空穏やかな入江波と戯れる海鳥たちなにもかもがいい夢だったからここでお別れしましょう海を見つめるあなた高い鼻とあごのラインが好きいけないとわかっていながらなにげなく育てた恋あなたと一緒にしあわせを探しにゆけたらいいのにとても許されないことだから想いは波間に揺れるあなたが教えてくれたこと愛はいつでもやさしいわたしたちの思い出があればこれからも生きてゆけそうためらいは罪人は前へしか進めないあなたの未来を縛ることなんてできないから高く澄んだ空たなびく薄雲遠くで汽笛が響く冷たい風がふたりを吹き抜けるその前にお別れしましょう今ここでお別れしましょう波止場で終わる恋
ホームへ降りたら湯の花の香り君は白い息を吐き静かに降りしきる雪を見上げる人影もまばらな温泉町純白に埋もれた児童公園僕らの前を歩く放し飼いの柴犬ともだちになりたいと柴犬は振り返りふりかえり僕たちを見つめた雪が音を吸い取るから僕たちの足音も聞こえないつつましい教会十字架に降る雪神さまが拵えたこの世界で愛しい君と過ごす人生露天風呂湯けむりぼた雪が舞い降りてはとける湯の花の香りを胸いっぱいに吸い込めばとろけるように身体中の力が抜けた窓の外は白い渓谷君は瞳をゆらして初めての雪景色を見つめる僕は背中からそっと君を抱きしめるやさしく抱きしめる小説家になろう投稿作品https://ncode.syosetu.com/n9200ib/雪と湯の花と君と
自由になったつもりでいたんだそうさ、外の世界のまばゆさに憧れて流れるままに人生の旅をして自由になったつもりだった愚かだった十字架は十字架として消えるはずもないのにでもさ、今からでも遅くはないだろう人は誰だっていつでも生まれ変われるのさ十字架を背負って進んで行け十字架を背負って越えて行け人は生まれながらに悲しいとわかっただけでもありがたいこと風になれ今こそ風になれ罪を背負った風になれあとは神さまがなんとかしてくださるさ風になれ今こそ風になれほんとうに自由になるための風になれ風になれ
キスをしようきみのくちびるはほんのりゆずの香り運命ってあるんだねきみと出会うまで思いもしなかったよそうとは知らずにぼくはきみを探していたきみはぼくを待っていてくれたお風呂はきもちいいね気持ちがほぐれるねきみを愛してきみに愛されて人生そのものがあたたまった湯船に一つずつゆずを浮かべるようにしてぼくらの思い出がふえていく一日いちにちの営みの積み重ねが希望の地への道になるぼくたちを結びつけてくださった神さまに感謝しながら心に浮かんだ想いを感じるままに暮らしていこうキスをしようきみのくちびるはほんのりゆずの香りゆず湯
心をノックしたのはいたずらな春の風白い翼の天使が運んでくれた恋あなたと出会って生まれ変わったさびしい心が愛で満たされるだなんて思いもしなかった瞳に映る互いの影を大切にしてあなたとわたしの夢愛日記運命に導かれて人は旅をする愛を識しるために旅をするもしもあなたが死んだならわたしも独りでは生きていられないどうやって生きればいいのか見当もつかない桜咲く春も風光る夏も紅葉燃える秋も小雪舞う冬もふたりで綴る夢愛日記なにげない暮らしがわたしたちの生き甲斐あなたとわたしの夢愛日記夢愛日記
寝静まった真夜中の湖畔冴えた月あかり小さな桟橋に腰掛けてぼんやりと釣り糸を垂れた岸辺には黄色い銀杏の大木夜風に揺れてはらりと葉が落ちる波は金と銀を織りなして戯れる夜の鳥がどこかで啼く智慧をつぶやているのかそれともたださびしいと愚痴をこぼしているのかひんやりとするから僕は手編みのマフラーを首に巻く学生時代に暗記した現代詩をつぶやいてみたり旅先で思わず見惚れてしまった雄大な雪山の連峰を思い浮かべたりそれからもう二度と会うことのないあの娘この横顔を思い出したり元気にしてくれてるといいけど浮きに当たりずしりとした手応え黒い鯉を釣り上げた釣り針をはずそうとすると鯉の口に銀貨が一枚僕は銀貨をつまみ宙へかかげて眺めるなぜ生まれてきたのだろう?なんのために生まれてきたのだろう?この世界はどうして存在するのだろう?魂のふる...深夜の魚釣り
聞いてくれますかわたしの心わたしの想いあなただけに打ち明けたいわたしの愛をお酒の力を借りてはいますがわたしの真心にかわりはありませんあなたのことしか考えられないわたしなりにいくつか恋をしてきたけれどこれほど大切にしたいと思ったのはあなたが初めてですあなたに出会ってからというもの無数の星が胸の内でまたたくようですわたしの夢はあなたですわたしの望みはあなたが満ち足りたほほえみをいつも浮かべていること生きる悲しみはわたしがそっと預かりましょう受け取ってくれますかわたしの心わたしの想いあなただけに届けたいこころの花束をあなたに贈りたい花束がある
第一段(抜粋)夏は夜。月の頃はさらなり、闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、や・ば・い・。雨など降るも、や・ば・い・。秋は夕暮れ。夕日のさして、山の端いと近くなりたるに、烏の、寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、ち・ょ・う・や・ば・い・。日入りはてて、風の音、虫の音など、はた、言ふべきにあらず。第二段(抜粋)三月。三日は、うらうらとのどかに照りたる。桃の花の、いま咲きはじむる。柳など、や・ば・さ・こそさらなれ。それも、まだ繭にこもりたるはや・ば・い・よ・。ひろごりたるは、うたてぞ見ゆる。おもしろく咲きたる桜を、長く折りて、大きなる瓶に挿したるこそや・ば・い・。桜の直衣に出だし袿...『枕草子』の「をかし」を「やばい」に換えてみた
空が破れても心が破れても人は生きながらに生まれ変わる秘めた想いはポケットに隠したままあなただけわかってくれればそれでいいあなたがわかってくれるだけで私は満たされる悲しいことやさびしいことがあってももう嘆いたりしません穏やかな微笑でもって夢をそっとくるんでしまいましょう熱いコーヒーを飲んで一息入れたら仕事を続けます他人の時間を耕すためにではなく自分の時間を耕すために自分の心を実らせるために私自身のための仕事を続けます空が破れても心が破れても人は生きながらに生まれ変わる破れても
夏の終わり夜風の吹くホーム遠くに花火が上がる旅立つ僕を許しておくれ幸せになりたかったのにどうしてもできなかったわかりあおうとすればするほどわがままだけを言い合って傷つけあう日々ほんのすこしだけでも譲りあえたらよかったのだけどあなたを殺すか自分が死ぬか堂々巡りの末に出した答えはあなたから離れること生きていれば生きてさえいればなにかを見つけられるかもしれないと暗闇に咲く花はあなたの未来だと思いたいあたりを震わす爆音は祝福の声だと思いたい消えない悲しみの向こうにあなたの幸せが待っていると信じたい夏の終わり鉄橋を渡る夜汽車遠い思い出に舞う花火旅立つ僕を許しておくれ夏の終わりの夜に
ポケットからりんごを出してかじってみた誰もいない河原ひんやりと風が吹く川向こうにそびえる塔残りわずかな夕陽を照り返して光を失った川は滔々と黒々と急ぐわけでもなく流れる青鷺あおさぎは浅瀬の窪みに脚を入れたまま背筋を伸ばしてじっとたたずむ手に入れた夢の数を指折り数え失った愛の数を指折り数えてみる人生は思いがけないことばかり自分の意思で歩いているつもりだけどほんとうのところはなにかに導かれて目に見えない道を歩いているのだろうこの先どこまで行けるのかとにかく行けるところまで行ってみようつまずきながらでも歩けるところまで歩いてみようと思う進んでさえいればどこかへたどり着くはずだから青鷺が飛び立つ紅く熟れた残照が消え夜の匂いが風にまじる言葉にならない言葉が心のうちに湧き上がるから想いにならない想いが身体を突き上げるか...見えない道をたどりながら
つばさをつければだれでも天使になれるのさとっておきのつばさを君にあげるむずかしいことなんてなんにもないそっと目を閉じて飛びたいって思えば自然と羽ばたくからほらね君だって飛べただろう誰だって飛べるんだよ飛びたいって思えばすぐに飛べるのさ天使の仕事は愛を運ぶこと世界中でいちばん素敵な仕事だよ愛があれば倖せになれるから愛でしか人は自由になれないから愛が広がりますようにもっともっと愛で満ちますようにたとえようもない悲しみが癒されますようにとっておきの夢を君にあげるつばさをつければだれでも天使になれるのさ君だって飛べるのさ
こころのなかを夜汽車が走る透明な悲しみをふりまきながら汽笛を鳴らす夜汽車が走る星空の丘を夜汽車が走る愛してくれた人の面影を残して線路が軋む夜汽車が走る消えそうな想いを抱きしめて消えてしまわないようにあたためてあなたの思い出があれば生きていけるからいつか再び見える日がくれば話せなかったことを話したい暖炉であたたまりながらこころゆくまで語らいたいこころのなかを夜汽車が走る夜明けを目指して夜汽車が走る汽笛を鳴らす月が揺れる静かな夜に汽笛が鳴る
夕暮れの丘ぶどう畑紅く染まったたわわな果実やっと見つけたしあわせの影あなたとふたりふたりでひとつ生まれる前に約束していた必ずあなたを探し出すからとずいぶんと回り道をしてしまったけどずいぶんと待たせてしまったけどぶどうの房を籠へ入れるなぜかこころが弾み出す今夜は一粒ひと粒味わいながらこころゆくまでおしゃべりしたい夢や愛や希望をあなたと語り合いたいあなただけと語りたい夕暮れの丘ぶどう畑紅く染まったたわわなしあわせぶどう畑の約束
花のように笑う君が好き夢を語る君が好き自分の人生にいいことなんてもう起きないと思い込んでいた君に出逢わなかったら僕は死んでいた未来はないけど希望はある君が信じている神さまが手配してくださった出会いだから一日いちにちを大切にしたい君と歩く道は僕たちだけの道波が岩に砕けるようにつらい日々があるかもしれないけど希望を信じて歩きたい僕なりにがんばるからさ二人で歩いた人生をきっと後悔はさせない後悔はしない花のように笑う君が好き真実の愛を語る君が好き君が好き
冬の晴れた空穏やかな入江波と戯れる海鳥たちなにもかもがいい夢だったからここでお別れしましょう海を見つめるあなた高い鼻とあごのラインが好きいけないとわかっていながらなにげなく育てた恋あなたと一緒にしあわせを探しにゆけたらいいのにとても許されないことだから想いは波間に揺れるあなたが教えてくれたこと愛はいつでもやさしいわたしたちの思い出があればこれからも生きてゆけそうためらいは罪人は前へしか進めないあなたの未来を縛ることなんてできないから高く澄んだ空たなびく薄雲遠くで汽笛が響く冷たい風がふたりを吹き抜けるその前にお別れしましょう今ここでお別れしましょう波止場で終わる恋
ホームへ降りたら湯の花の香り君は白い息を吐き静かに降りしきる雪を見上げる人影もまばらな温泉町純白に埋もれた児童公園僕らの前を歩く放し飼いの柴犬ともだちになりたいと柴犬は振り返りふりかえり僕たちを見つめた雪が音を吸い取るから僕たちの足音も聞こえないつつましい教会十字架に降る雪神さまが拵えたこの世界で愛しい君と過ごす人生露天風呂湯けむりぼた雪が舞い降りてはとける湯の花の香りを胸いっぱいに吸い込めばとろけるように身体中の力が抜けた窓の外は白い渓谷君は瞳をゆらして初めての雪景色を見つめる僕は背中からそっと君を抱きしめるやさしく抱きしめる小説家になろう投稿作品https://ncode.syosetu.com/n9200ib/雪と湯の花と君と
自由になったつもりでいたんだそうさ、外の世界のまばゆさに憧れて流れるままに人生の旅をして自由になったつもりだった愚かだった十字架は十字架として消えるはずもないのにでもさ、今からでも遅くはないだろう人は誰だっていつでも生まれ変われるのさ十字架を背負って進んで行け十字架を背負って越えて行け人は生まれながらに悲しいとわかっただけでもありがたいこと風になれ今こそ風になれ罪を背負った風になれあとは神さまがなんとかしてくださるさ風になれ今こそ風になれほんとうに自由になるための風になれ風になれ
キスをしようきみのくちびるはほんのりゆずの香り運命ってあるんだねきみと出会うまで思いもしなかったよそうとは知らずにぼくはきみを探していたきみはぼくを待っていてくれたお風呂はきもちいいね気持ちがほぐれるねきみを愛してきみに愛されて人生そのものがあたたまった湯船に一つずつゆずを浮かべるようにしてぼくらの思い出がふえていく一日いちにちの営みの積み重ねが希望の地への道になるぼくたちを結びつけてくださった神さまに感謝しながら心に浮かんだ想いを感じるままに暮らしていこうキスをしようきみのくちびるはほんのりゆずの香りゆず湯
心をノックしたのはいたずらな春の風白い翼の天使が運んでくれた恋あなたと出会って生まれ変わったさびしい心が愛で満たされるだなんて思いもしなかった瞳に映る互いの影を大切にしてあなたとわたしの夢愛日記運命に導かれて人は旅をする愛を識しるために旅をするもしもあなたが死んだならわたしも独りでは生きていられないどうやって生きればいいのか見当もつかない桜咲く春も風光る夏も紅葉燃える秋も小雪舞う冬もふたりで綴る夢愛日記なにげない暮らしがわたしたちの生き甲斐あなたとわたしの夢愛日記夢愛日記