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言葉や芸術や科学の意味にまつわる思いつきや考察を断片的に、ときには多少はまとまった形で綴っています

科学カテゴリーの「発見の発見」http://d.hatena.ne.jp/quarta/と同じ作者のブログです。

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2011/02/18

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  • 質的 ― Qualitative ― と量的 ― Quantitative ― に関わる科学的表現の問題 ― その3 ― 『分析』に関連して(3)

    質的(Qualitative)と量的(Quantitative)の観点から前回の考察をさらに推し進めたいと思う。前回の結論は、少なくとも化学分析において、質的分析と量的分析という風に対立的な分け方は不適切ではないかというものだった。さらにこの結論を掘り下げると、化学分析に限らず、さらに人文社会科学をも含めて、そもそも分析という概念自体について、それが必ず質的側面と量的側面を備えていなければならない以上、質的分析と量的分...

  • 質的 ― Qualitative ― と量的 ― Quantitative ― に関わる科学的表現の問題 ― その2 ― 『分析』に関連して(2)

    (以下の記事は前回記事に続けて、そのままの文脈で書いています)定性分析と定量分析の違いは端的に言えば、どちらも特定物質の質量、現実には重量の測定であることに変わりはなく、定性の場合はゼロかゼロでないか、場合によれば他のサンプルと比べてどれほど多いか少ないか、という程度の精度であるのに対して、定量分析の方は数値、少なくとも2桁パーセントの数値で測定し、厳密には誤差の範囲も定めることが求められるという...

  • 質的 ― Qualitative ― と量的 ― Quantitative ― に関わる科学的表現の問題 ― その1 ― 『分析』に関連して

    質と量は、代表的な哲学的カテゴリーでもありまた同時に対立的な概念として日本語でも英語でも対で用いられることが多い。形容詞的な質的(Qualitative)と量的(Quantitative)にしても同様で日本語でも英語でもあまり変わらないように見える。しかしよく使われるQualitative AnalysisとQuantitative Analysisのペアをとってみると、日本語では普通、「質的分析」とか「量的分析」とはあまり言われず、特に化学分析では「定性分析...

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