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  • 「ヨハネ黙示録略解」第七章 患難時代の聖徒(1)

    分解 一 イスラエルの一四万四千人 1~8 二 神の印 1~3 三 印せられたものの数 4~8 四 患難時代の聖徒 9~17 五 聖徒の礼拝と讃美 9~12 六 一人の長老とヨハネの問答 13~14 七 彼らの祝福の状態 15~17オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第六章 七つの封印の審判(4)

    〔12〕地上の審判。「地震」大きな地震は世の末期におこる禍いの一つである。近世においてサンフランシスコに、イタリアに、南アメリカにあった地震は、実に大きな地震の来るであろうことの兆候である(ハガイ二6、へブル一二26)。「日は毛布の如く黒くなり」今から一三〇年以前に、一七八十年一○月九日合衆国の北方において、日蝕ではなく、太陽の暗くなったことがあった。大陽の全体が見えなくなったのではなく、光線が失われ午...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第六章 七つの封印の審判(3)

    〔9〕霊界のことで、諸説がある。ある人はいう。「後の叫び(10)によって、これはキリスト教徒ではなく、ユダヤ人であろう」と。他の人はまた言う「これは普通の殉教者、ことに世の末期(主の空中再臨から、患難時代にかけて)において最後の激戦で殺された人である。それはこの人々を殺したものが、なお世に住んでいることを(10)知るからである」と。「神の道のため、およびその立てしあかしのために」神の道を宣べ伝えたこと...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第六章 七つの封印の審判(2)

    神の審判が現われる(イザヤ二六9)。この審判は世の人に神の美しいことを示し、彼らに罪を悔改めて立ち帰らせるためである。〔1〕「生き物」キリストの形であり聖徒である神の御座に近く侍る者(四7)を言う。このような者には、審判することのできる大きな権威を与えられた(コリント前六2)。世をも天使をも裁く権威である。これ聖書を一貫している思想である。これは神の叫び声である。事物の進行を示している。長く秘密として...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第六章 七つの封印の審判(1)

    分解 一 第一の封印 白馬 1~2 二 第二の封印 赤馬 3~4 三 第三の封印 黒馬 5~6 四 第四の封印 灰色の馬 7~8 五 第五の封印 殉教者の霊 9~11 六 第六の封印 天変地異 12~17オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第五章 小羊の前の礼拝(3)

    〔8〕「巻物を取るとき」これは讃美の動機である。久しい間願ってきた願いが、キリストによって成就した。キリストが神から受けられたことは、すなわち私たちが神から受けたことである。私たちが失った産業を回復したことである。それゆえに、この時に大讃美が起った。「ひれ伏したり」無限の感謝をもって、キリストを拝した。「この香は聖徒らの祈りなり」聖徒が祈る長い間の祈りがこれである。この祈祷は一つ一つ天に昇って行き...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第五章 小羊の前の礼拝(2)

    〔1〕「七つの印」七は完全を現わす。完全に厳重に封印されたもの。「巻」ユダヤの風俗では、財産の地券書があって、その権利の所有を現わす巻物である。しかし、零落して財産を売り払う時は、その巻物に権利を放棄したことを記し、これを巻いてその表面に保証人が保証をして、記名証印してこれに封印をする。もし、売り手がその代金を返せば、その封印を解いて買戻したことを表わす。それゆえ、金を返却できない時には、その権利...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第五章 小羊の前の礼拝(1)

    分解 一 七つの封印を解くに足る者 1~5 二 前に殺された小羊 6~7 三 聖徒の祈り、四つの生き物および二四人の長老の讃美 8~10 四 天の讃美 11~12 五 万物の讃美 13 六 四つの生き物および長老の礼拝 14オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第四章(4)

    〔8〕「六つの翼」セラピムには、六つの翼があった。六つの翼の内、二つは面をおおっていて、謙遜を現わす。二つは足をおおっていて、慎しみを現わす。さらに二つは飛ぶためで、迅速な服従をしめす。「その内外ことごとく目なり」「また前後ことごとく目なり」(6)目は聖霊、光、悟りを現わす。この四つの生き物は、真の知恵と真の光である。真に聖霊に満される時には、前後左右から悪魔を悟ってこれを防ぐことができる。翼の内外...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第四章(3)

    〔4〕「二四人の長老」諸説がある。一説にはイスラエルの十二の族と新約の十二使徒であって、旧約の子を代表していると。一説には、二四は神の前における全き数を現わしている。祭司の組は(歴代上二四18)二四に分かれていた。「長老」先立つ者。年齢も恵みも、経験も人に先立つ者。教会の長子を現わす。私たちを代表する者。聖徒中でも信仰において、恵みにおいて高い人。「白き衣」(三5)長老の一特色、目を射るばかり輝く栄光...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第四章(2)

    〔1〕「天に門開けありたり」教会時代のことは、三章までに終り、四章からは主の空中再臨の時が来る。教会時代の終りにおいては天の門が開け、霊的にはキリストのあがないにより成就したが、再臨の時には具体的に成就して、私たちの肉体も天国に入ることが出来るのである。罪のために閉された天の門はキリストの血の力と十字架の功によって、霊のためだけでなく、肉体のためにも開かれた。「ラッパの如き声」全世界に響き渡る大き...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第四章(1)

    参考 四章以下については、人によって大いにその解釈が異っている。しかし、結局次の三説に帰するようである。 (1)ヨハネ当時のこととして解釈する (2)今日までの歴史に照して解釈する (3)将来のこととして解釈する(再臨の光をもつ人の解釈である)分解 一 開けた天と携挙 1 二 御座とその上に座す者 2~3 三 二四人の長老 4 四 神の威厳と七つの灯火 5 五 四つの生き物とその讃美 6~9 六 二四人...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第三章(6)

    〔17〕信仰の温かさは、自分の姿の判然としているためである。「自ら我は富かつ豊かになり、乏しきところなし」自分では恵まれているつもりで、教理を知り、経験もあり、恵みも味わっていて、一見富んでかつ豊かで、乏しいところがない。「悩めるもの」主との交わりを断ち心の内で悩んでいるもの。「憐むべき者」心に悩みのある者は、あわれな状態にあるのである。「貧しく」愛、信仰、忍耐その他のものに欠乏している。「盲い」神...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第三章(5)

    ラオデキヤ教会に贈る書 14~21〔14〕「ラオデキヤ」民を喜ばすとの意である。使徒パウロが以前伝道した地であると思われる(コロサイ四15・16)。ニコライ宗に反対して、民が主となり、共和政体によって世論をもって教会の政治を行い、その結果人心腐敗した。ラオデキヤは、当時繁栄した都会であって、産物として羊毛が多く、物質的に富んでいた。しかし、一面において心霊的に貧弱で次第に信仰が冷やかになった。貧乏したが、信...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第三章(4)

    〔10〕この予言のように、この教会はこの後において大きな迫害にあった。しかし、神の保護の手は、その上に加えられて勝利を得た。これはただ一つの型であって、患難の時代に聖徒は、これから逃れることを意味している。「我が言を守るによりて、我れもまた汝を守りて」神の保護をうけて、患難の時代に患難を逃れようと願うならば、先ずこの世において神の言を信じて、これを守り忍耐しなければならない。そうでないならば、神の保...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第三章(3)

    ヒラデルヒヤの教会 7~13〔7〕兄弟の愛と言う意味である。その教会は、小さい教会であったが、忠実に愛によりて満ちた教会であった。ユダヤ人が来て、この教会を擾乱しようとしたが、信者は皆な堅固であって敵の乗ずるいとまもなく、ついに敵であるユダヤ人は、悔改するに至った。迫害中にあって勝利を得た教会であった。ゆえに主は、少しもお責めにならなかった。これが模範的な教会である。「聖きもの」キリストのことであって...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第三章(2)

    サルデス教会 1~6〔1〕「サルデス」残りの者、当時サルデス教会は、霊的生命が充実していて、生きた教会である言われて名高った。しかし、神の前においては、それは外的な活動のみであって、内実の生命がなかった。時代的に理解すればルーテル以来の改革時代にあたる。その改革運動によって新教の旗色鮮明となったが、これはただ一時的であって、その実が挙らず、カトリックは漸次にその勢力を恢復して来た。「七の霊」教会内の...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第三章(1)

    分解一、サルデスの教会に贈る書 1~6 イ 七つの霊と七つの星を持つキリスト 1上 ロ 責められる点 1下 ハ 勧告と警戒 2~3 ニ 潔い数人 4 ホ 勝ちを得る者の報奨 5 へ 勧め 6二、ヒラデルヒア教会に贈る書 7~13 イ 聖く誠にして鍵を持つキリスト 7 ロ 長所 8 ハ 勝利と保護の約束 9~10 ニ 警戒 11 ホ 勝利を得る者の報奨 12 へ 勧告 13三、ラオデキヤ教会に贈る書 14~22 イ アァメン...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第二章(7)

    〔24〕「この他テアテラ人」イゼベルの教えをうけいれない人々。「サタンの奥義」前にイゼベルの教えと呼んだが、今はサタンの奥義といわれる。ある人々のように哲学の理論をもって教えるものは、自ら神の奥義を知っていると称するが、これはサタンの奥義に通じているのである。「他の任を汝らに負わせじ」重荷、すなわち主の福音以外の命令から来る重荷をいう。〔25〕「持つところの者」初め単純に信じたところの福音を持つ者。「...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第二章(6)

    テアテラの教会 18~28〔18〕女性の圧制の意である。この教会の起源は、ヨーロッパ最初の悔改者ルデヤの出身であって、教会が女より始まったように(使一六14)、女が教会内に勢力をもつものとなり、最初は善い勢力であったが、後になって悪しき勢力となるに至った。「目は炎の如く」輝き探る恐ろしい力ある眼(23対照)。「神の子」キリストは、神の子として現われその権能は27の如くであった(詩二7、9参照)。「その足は真鍮の...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第二章(5)

    ペルガモ教会に送る書 12~17〔12〕「ペルガモ」大きな図書館のあることで有名である。ゆえに知識の進歩したところである。またエスカラビヤ(蛇の像)となり偶像のあることでも有名である。一方においては、知識、他方においては偶像の勢力の盛大なことによって、信者は非常に迫害されたと言われている。ペルガモという字義は、塔という意であって、これは傲慢を示し、また婚姻という意味もあって、これは更に姦淫をも示している...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第二章(4)

    スミルナ教会に送る書 8~11〔8〕「スミルナ」エペソからわずかに離れた地にある小都会。この名の字義は没薬と言う意味である。当時のこの教会は、迫害中にあって、大いに苦しんでいたので、主の責められるところが少しもなく、七つの教会中このようなものは、他にフィラデルフィアあるのみであった。「いや先、いや果てのもの」永遠にあるものの意。「死にてまた生きたるもの」この世で一度死んだ者、死に勝たれて今現に生きてお...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第二章(3)

    〔5〕聖霊の厳かな勧告と警戒。「いずこより落ちしかを思い」どのように高い所からどのように低いところに落ちたか、以前には恵みの高い標準にあったのが、今は低いところに落ちたと諭している。「思い」その原因を考えて、あることのため、ある人のために誘われて、神の恵みから落たのではないかを思い出すことである。「初めのわざを行へ」ただ表面ばかりの活動ではなく愛から出る働きをなすべきこと。パウロがテサロニケ前一3に...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第二章(2)

    エペソ教会に送る書 1~7〔1〕「エペソ」当時非常に盛大な都会であってアジアの光、アジア第一の都会と呼ばれていた。パウロは、この地の伝道に力を尽しこの付近で三年間働いた(使徒二〇31)。その後テモテが、この教会の監督となった。「使者」教会全体を代表する伝道者。「七つの星を執り、また七つの金の灯台の間を歩む者」これはエペソ教会に対して現われなさったキリストの御姿である。「右の手に七つの星を執り」執りとは...

  • 「ヨハネ黙示録略解」第二章(1)

    分解一、エペソ教会に送る書 1~7 イ 七つの教会の間を歩むキリスト 1 ロ エペソ教会の長所 2~3 ハ 責められる点 4 ニ 悔改のすすめと警告 5 ホ 是認された点 6 へ 生命の木の約束 7二、スミルナ教会に送る書 8~11 イ 死んで、生き返ったキリスト 8 ロ スミルナ教会の長所 9 ハ 迫害の預言と奨励 10 ニ 報奨 11三、ペルガモ教会に送る書 12~17 イ 両刃の剣をもつキリスト 12 ロ 長所 13...

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