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  • 「シオンの特徴」第六章 隠れた働きにおける栄光(3)

    教会の中に隠されている栄光 元に戻りましょう。その栄光は隠されました。教会に移ると、ペンテコステの日はなんという日だったことでしょう!再び天が裂かれ、再び栄光が下り、再び栄光が宣言・布告されました。このようなことはどれくらい続いたのでしょう?その栄光が隠されるまでそれほど長くはなかったと思います。栄光は去った、栄光はもはやそこになかった、という意味ではなく、ペンテコステの外面的特徴はあまり長続きし...

  • 「シオンの特徴」第六章 隠れた働きにおける栄光(2)

    天はその栄光を見ることができた しかし、天は大いなる関心を抱いており、地獄も大いなる関心を抱いていました。誕生のときに天が示した関心は、その後も維持されました。四十日四十夜の荒野での戦いの後、御使いたちが来て彼に仕えました。そうです、御使いたちは見ていました。起きていることをすべて知っていました。とてつもない関心を抱いていました。御使いたちは、「いと高き所には栄光がありますように!」と宣言しました...

  • 「シオンの特徴」第五章 神聖な開始における栄光(8)

    要点は、神はご自身の開始にしたがって働いておられるということです。彼の開始は、最後に至るまでずっと、彼のさらなるすべての働きの基礎です。そして、キリストが開始であるがゆえに、最後もキリストになります。また、最後はキリストです、キリストが開始であったからです。神は、次に、栄光のうちに私たちと共に開始されます。私たちのうち何人がこう言えるでしょう、「そうです、それについては知っています。最初、ある時...

  • 「シオンの特徴」第五章 神聖な開始における栄光(7)

    神はご自身の開始に基づいて働いておられます。私は、新約聖書のかなり深遠な真理の大半はこれに集約される、と信じていますが、それは扱わないことにします。こうした神の深い事柄はみな、世の基が置かれる前から彼にあって選ばれていたことに関するエペソ一・四のパウロの言葉や、ローマ八・二九「彼はあらかじめ知っておられた者たちを、御子のかたちに同形化しようと、あらかじめ定められました」(これは私たちを時間や時間...

  • 「シオンの特徴」第五章 神聖な開始における栄光(6)

    神の開始は将来の働きのための彼の基礎である 第二に、神がご自分の喜びとなるものを獲得されるとき、その開始・創始が将来のすべての働きのための彼の標準・基礎となります。その後のすべては、その開始・創始に見合うものとなります。恍惚感や栄光の感覚が永遠にいつまでも続く、という意味ではありません。そうではなく、私が言わんとしているのは次のことです。すなわち、神はそれを獲得した後、ご自身の満足となるもの、ご自...

  • 「シオンの特徴」第五章 神聖な開始における栄光(5)

    神の栄光の本質 しかし、この栄光の本質は何でしょう?イエスがベツレヘムにお生まれになった日、何がその栄光の本質だったのでしょう?さて、ここで、とても注意深くある区別をしなければなりません。なぜなら、まさにここで、人々は間違いを犯し、困難に陥るからです。ベツレヘムでのキリストの誕生の栄光の本質は、神のあらゆる出来事やあらゆる新たな動きにおける栄光の本質と同じように、昔も今も、次のことです。すなわち、...

  • 「シオンの特徴」第五章 神聖な開始における栄光(4)

    栄光は喜び、平安、満足の事柄である どちらの場合も、その始まりは栄光に包まれていました。間違いなく、神の開始、神ご自身の開始は、常に栄光に包まれています。そして栄光は、それを分解するなら、それをプリズムを通して見るなら、喜びの問題です。それはたんに外的な光の輝きではありません。喜びです、奇妙な、しばしば説明のつかない喜びです。それは平安です。不和はやみ、緊張はなくなり、すべては良好であるという素晴...

  • 「シオンの特徴」第五章 神聖な開始における栄光(3)

    神聖な開始における栄光 さて、この三つのうちの一つ目である「神聖な開始における栄光」に取り組むことにします。二つの顕著な事例を挙げて、十分な指標とすることができると思います。主イエスの誕生と、次に教会の誕生です。聖書には、旧約聖書にも新約聖書にも、他にも多くの開始があります。聖徒の数だけ神聖な開始がある、と言えるかもしれません。それらはみな栄光を伴っていることがわかります。 ここではこの二つを紹介...

  • 「シオンの特徴」第五章 神聖な開始における栄光(2)

    そしてまた、それは使徒行伝と共に始まる第二区分で使徒たち全員が抱いている支配的考えです。栄光の霊が使徒行伝の二章で登場します。栄光を受けた方の御霊が、栄光の中で来臨されます。教会は栄光で満たされました。教会は栄光の中にもたらされました。キリストが栄光を受けられたからです。そして、これが教会と宣べ伝えの基調、勝利の基調でした。人々が十字架につけたこの御方に、神は栄光をお与えになりました。使徒たちの...

  • 「シオンの特徴」第五章 神聖な開始における栄光(1)

    「ああ、神の都よ、栄光ある事が、あなたについて語られる」(詩篇八七・三)。「あなたたちはシオンの山に、生ける神の都に来ているのです」(ヘブル十二・二二)。「神に、教会の中で、またキリストイエスの中で、栄光がすべての世代に至るまで、永遠にわたってありますように」(エペソ三・二一)。 私たちは、これまでのメッセージの中で、シオンを巡り歩いて、この天的・霊的裔――キリストとその民――の面をいくつか考えてきま...

  • 「シオンの特徴」第四章 キリストの尊さ(10)

    見て理解して知的に解決できない時、なにも感じず、まったくなんの感覚もない時、あるいはとても悪い感覚がする時――それは一つの領域の事であり、あなたがどうであるかにすぎません。キリストはそうではありません。そのような時、私たちは、「主よ、これは私の弱さであり、これが私の有様ですが、あなたはそうではありません。私は自分の信仰を自分自身から、これらの事柄から、あなたに移します」と言わなければなりません。キ...

  • 「シオンの特徴」第四章 キリストの尊さ(9)

    キリスト教は魂の命の事柄ではない 次に、土台であるキリストについてのパウロの言葉のこの文脈の中で、彼は、その土台の上に多くのくずや、多くの混ぜ物をもって建造している人々がいる、と述べています。調べてみるなら、そのくずが何なのかを見い出すためにあまり遠くを見る必要はありません。「金、銀、宝石、木、草、刈り株」というこの様々な材料でパウロが何を言わんとしているのかに関して、列挙する必要はありません。彼...

  • 「シオンの特徴」第四章 キリストの尊さ(8)

    ペテロの言葉は、あらゆる点(それがなんであれ、私たちに欠けているので彼にその欠け目をご自身でもって満たしていただく必要があるもの)を網羅しています、「わたしはシオンに、選ばれた尊い隅のかしら石を据える。彼を信じる者は辱められることがない」。自分自身を見てください、もし放っておかれたなら、どんな結末になるでしょう?間違いなく――私たちにはその結末がわかります――恥と失敗です。もし放っておかれるなら、結...

  • 「シオンの特徴」第四章 キリストの尊さ(7)

    「信じるあなたたちには尊いものです」。キリストに言えることがすべてここに記されています。このようにヨハネの福音書をもう一度読んでみてください。自分はこれである、と彼が述べておられることがすべて記されています。「わたしは命のパンである」(ヨハネ六・三五)。「わたしは世の光である」(ヨハネ八・十二)。「わたしは良い羊飼いである」(ヨハネ十・十四)。「わたしはまことのぶどうの木である」(ヨハネ十五・一...

  • 「シオンの特徴」第四章 キリストの尊さ(6)

    キリストの栄光を見るのです。なにものにもまして主イエスを現わしたいという熱い志を私たちの中に生み出してくださるよう、主に求めましょう。偉大な真理を説くこと、説教者や教師などになることではなく、主イエスを、彼ご自身から出ているものを、彼ご自身の臨在を、彼ご自身の尺度を、彼ご自身の性質を現わすことを求めましょう。宣べ伝えの機会が訪れるのは――そもそも私たちに宣べ伝える気があればの話ですが――私たちが話せ...

  • 「シオンの特徴」第四章 キリストの尊さ(5)

    キリストの尊さは信仰を通して私たちのものになる 私たちは「尊さ」という言葉を取り上げて、これを土台として、神ご自身の性質とその神聖な聖なる要求をすべて満たすキリストは信仰を通して私たちのものとなる、と述べているのです。「信じるあなたたちには尊いものです」。この尊さとは、主イエスの麗しさと栄光の現れです。ああ、これはある種の主題に関する話である、と思わないでください。これは集会や、大会や、御言葉の学...

  • 「シオンの特徴」第四章 キリストの尊さ(4)

    御父に対するキリストの尊さ さて、この尊さとは、第一に、御父にとっての尊さです。「見よ、わたし(つまり神の語りかけです)はシオンに、選ばれた尊い隅の石を据える」(一ペテロ二・六)。神に対するキリストの尊さを調べるなら、当然、次のような明確な結論に達するはずです。すなわち、神にとって尊いものとは、神ご自身の性質に応えるものであり、それなしでは神はことをなせないものであり、神にとって持たないわけにはい...

  • 「シオンの特徴」第四章 キリストの尊さ(3)

    もしあなたや私が、より多くの光、より多くの啓示を持っている、と主張するなら――そのような主張をすることを神は断じてお許しになりません!――しかし、もしそう思っているなら、その証拠・真価は――人々は私たちの中に他の人々よりもキリストを多く見ているのか?ということです。なぜなら、神は決して御子を超えて進んだりはされませんし、理論や教えや教理やいわゆる啓示に向かって進んだりもされないからです。ただ、生ける御...

  • 「シオンの特徴」第四章 キリストの尊さ(2)

    クリスチャンの目的は地上でキリストを示すことである 私の見るところ、このような問いに対する神の御言葉の答えはただ一つです。それはイエス・キリストを示すこと、表すことです。主イエスを見えるようにすること、表すこと、実際に地上におられるようにすることです。それは、すべての人が彼を見ることができるようになり、すべての人が彼を知ることができるようになるためです。あなたたちはこう言うかもしれません、「そんな...

  • 「シオンの特徴」第六章 隠れた働きにおける栄光(1)

    「ああ、神の都よ、栄光ある事が、あなたについて語られる」(詩篇八七・三)。「あなたたちはシオンの山に、生ける神の都に来ているのです」(ヘブル十二・二二)。「神に、教会の中で、またキリストイエスの中で、栄光がすべての世代に至るまで、永遠にわたってありますように」(エペソ三・二一)。「……愛する者の中で、神が私たちに無代価で授けてくださった、恵みの賛美となるためです」(エペソ一・六)。「……キリストの中で...

  • 「シオンの特徴」第四章 キリストの尊さ(1)

    「私に与えられた神の恵みにしたがって、私は賢い建築家のように土台を据えました。そして他の人がその上に建てます。しかし、どのようにその上に建てるか、各自は注意しなさい。なぜなら、据えられている土台のほかに、だれも他の土台を据えることはできないからです。この土台は、イエス・キリストです。ところが、その土台の上に、人が金、銀、宝石、木、草、刈り株をもって建てるなら、それぞれの働きはあらわになります。なぜ...

  • 「シオンの特徴」第三章 キリストの命の不滅性(6)

    勝利のうちに生き残るという私たちの確信を罪は弱める 私は、この確信を弱めるものを知っています。それを述べなければ、とても大事な点を見落とすことになります。生き残って、いずれあるいは最後には無事に切り抜ける、という私たちの確信を弱めるものは、自分自身の罪、自分自身の罪深さ、クリスチャンである自分自身の失敗に対する感覚もしくは自覚です。そうです、私たちはクリスチャンなのに罪を犯します。それを他の名で呼...

  • 「シオンの特徴」第三章 キリストの命の不滅性(5)

    イザヤとエゼキエルの預言書を見ると、エルサレムは荒廃しています。エルサレムは荒れ果てています。ネヘミヤ記とエズラ記では、それはこの状況にあります。荒れ果て、荒廃し、その土地の人々は追放されています。これがエルサレムの有様であり、シオンの有様であり、イスラエルの有様です。エルサレムとシオンという言葉は、多くの場合、場所ではなく民に対して使われていることを、常に覚えておいてください。シオンの娘、エル...

  • 「シオンの特徴」第三章 キリストの命の不滅性(4)

    キリストと正しい関係にあるものは勝利して生き残る さて、もう一言述べることにします。それは次のことです。すなわち、これらの土台は、もしくは、この土台――キリスト――と正しい関係にあるものは、勝利して生き残るのです。型・絵図であるエルサレムを見ると、それはとても良い例であり絵図です。ああ、この都にはなんという歴史があることでしょう。包囲され、攻撃され、蹂躙・破壊されてきましたが、それにもかかわらず、なん...

  • 「シオンの特徴」第三章 キリストの命の不滅性(3)

    勝利の命の統合する力 次に、私たちは土台の統合する性質に、死に勝利する命の力によって統合する性質に進みました。ここでも私は追加の言葉を述べることにします。なぜなら、多くの啓示や多くの光・真理との不一致がこの方面で見られることがよくあるからです。私の時間の大半は、より多くの光を得た人々が他のクリスチャンたちに関して引き起こした混乱を解決することに費やされています。彼らは、からだに関する光、からだ・教...

  • 「シオンの特徴」第三章 キリストの命の不滅性(2)

    キリストの堅固さ 第一章では、キリストは土台であり、堅固さの大きな要因であることを見ました。私たち全員にとって次のことは大いに明らかです。すなわち、もし私たちに真の霊的堅固さがないなら、もし私たちが堅固さと確信を持ち、霊的に頼りになる霊的にしっかりとした人々でないなら、もし私たちが一つ思いではなくて動揺している人々なら、私たちの土台、キリスト理解、キリストとの関係にはなにか大きな問題があるのです。...

  • 「シオンの特徴」第三章 キリストの命の不滅性(1)

    「なぜなら、据えられている土台のほかに、だれも他の土台を据えることはできないからです。この土台は、イエス・キリストです。」(一コリント三・十一)「土台が壊されるなら、義人は何をなしえようか?」(詩篇十一・三) 私たちは、永遠から永遠へと私たちを導く神の壮大なみこころと御旨について、膨大な量の教えを受けてきました。また、神のそれらの御旨に関する領域の多くに通じており、少なくとも知ってはいます。しかし...

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