chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 「シオンの特徴」第二章 キリストの勝利の命における合一(6)

    イエス・キリストの霊は、あなたと私の中にこの同じことをなすために来臨されました。それは私たちが、自分の失敗や不完全さ、そして私たちを疎外し、引き離し、分裂させるあらゆる類のことのゆえに、やすやすと互いに離れ去ることのないためです。私たちは、自分たちと同じように見ていないからといって、他の人々を去らせることはできません。啓示を受けていないからといって、主の民を去らせることはできません。私が言わんと...

  • 「シオンの特徴」第二章 キリストの勝利の命における合一(5)

    しかし、あなたと私が共有している命には、この宇宙のあらゆる破壊的な勢力を遥かに上回るなにかがあります。それらの勢力は主イエスの十字架に集中しました。破壊し、崩壊させ、分裂させ、散らそうとしていました。彼の復活において、この命はこれらすべての破壊的な勢力を遥かに上回ることが証明されました。ペンテコステの日に、その命が何を行ったのかを見ることができます。主が裏切られた夜、彼らはみな散らされました。ペ...

  • 「シオンの特徴」第二章 キリストの勝利の命における合一(4)

    神はこの家族の上に建造される 土台に関しては、神は何の上に建造されるのでしょう?何の上にしか建造できないのでしょう?その答えは大いに明確です。神は命の上にしか建造できません。命の上にしか家族を築けません。私が思うに、神の御言葉、神聖な真理の中で、とても尊い点の一つは、まさに次のことです。すなわち、神の土台の霊的本質はこの家族である、ということです。私たちは、多くの事柄によって、またそれらの上に、建...

  • 「シオンの特徴」第二章 キリストの勝利の命における合一(3)

    私は、詩篇四八篇の最後の句「この神こそ、永遠にわたって、私たちの神だからである。彼は私たちを死に至るまで導いてくださる」が正確な訳ではないことに気づいて興味を持ちました。正確な訳は、「彼は私たちを導いて死の深淵を渡らせてくださる」です。さて、「シオンを回り」、最後は「彼は私たちを導いて死の深淵を渡らせてくださる」です。死に至るまでではなく、死を超え、死を渡らせ、死の向こう側に導いてくださるのです...

  • 「シオンの特徴」第二章 キリストの勝利の命における合一(2)

    死に勝利する命によって構成された家族 さて、この土台の別の面に移ることにします。というのは、この土台自体は一つですが、多様だからです。黙示録から、この土台がいかに多様かわかります。土台にはあらゆる種類の宝石が使われています。次に、土台に関して少しのあいだ考えてみたいのは、この土台は命によって構成される家族の問題であり、その命は死を征服した命であることです。これは漠然とした言葉であることは承知してい...

  • 「シオンの特徴」第二章 キリストの勝利の命における合一(1)

    「シオンを回り、その周囲を行き巡って、そのやぐらを数えよ。その城壁を注意深く調べ、その宮殿について考えよ。それは、あなたたちが後の世代に語り伝えるためである。なぜなら、この神こそ、永遠にわたって、私たちの神だからである。彼は私たちを死に至るまで導いてくださる。」(詩篇四八・十二~十四)「彼は土台のある都を求めていました。その建設者と製作者は神です。」(へブル十一・十)「なぜなら、据えられている土台...

  • 「シオンの特徴」第一章 キリストの堅固さ(7)

    イエス・キリストの霊とは何でしょう?第一に、堅固さの霊です。それは私たちの堅固さではないことを、神はご存じです。もし私たちに任されていたなら、私たちはとっくに流されていて、ここにはいなかったでしょう。私たちは学びつつあります、そうです、往々にして自分自身の失敗によって、挫折、失敗によってであり、試練や攻撃の下でです。私たちはキリストを学んでいるところであり、キリストを発見しているところであり、「...

  • 「シオンの特徴」第一章 キリストの堅固さ(6)

    キリストの堅固さを御霊によって自分のものとする必要性 もし主イエスが土台だとするなら、どのようにして彼は土台なのでしょうか?もし、これが彼の土台に言えて、それが私たちにも言えるようにならなければならないのだとすると――どのようにしてでしょう?私たちはあまりにも皮相的でした。私たちは、確かに、「据えられている土台以外のほかに、だれも他の土台を据えることはできません。この土台は、イエス・キリストです」と...

  • 「シオンの特徴」第一章 キリストの堅固さ(5)

    キリストの堅固さの秘訣 しかし、その秘訣は何だったのでしょう?それはたんなる人間的落ち着きや、偉大な魂の強さ、偉大な意志の強さではありませんでした。ある秘訣があったのです。彼の生活は、天におられる彼の父に深く根差していました。彼のお気に入りの言葉は――「天におられる父」でした。彼の生活はことごとく、天におられる彼の父に深く根差していました。あるいは、いつもの比喩を用いると、天におられる彼の父に基礎づ...

  • 「シオンの特徴」第一章 キリストの堅固さ(4)

    土台であるキリストの堅固さ ここで一つ、これまで述べてきたことと関連してすぐに浮かび上がってくることがあります。それはおそらく、土台としてのキリスト、そしてすべての正常な土台の第一の、最高の特徴です――すなわち堅固さです。土台はそうでなければなりません――堅固で安定していなければなりません。ああ、彼はなんと堅固だったことでしょう。この地上におられた時、主はなんと静かで、確信に満ち、毅然としていて、動じ...

  • 「シオンの特徴」第一章 キリストの堅固さ(3)

    土台の重要性 土台はきわめて重要なものです。遅かれ早かれ、すべてのものの真価は土台によって決まります。私たちがこの土台に決着をつけることは決してない、という感覚があります。もちろん、土台は一度かぎり永遠に据えられており、私たちは戻って土台を何度も何度も据えなおすべきではない、という感覚もあります。しかし、たとえ土台は据えられていても、私たちが土台に決着をつけることは決してない、という感覚もあります...

  • 「シオンの特徴」第一章 キリストの堅固さ(2)

    シオンの土台 さて、私たちが読んだ他の節は、エルサレムとシオンに関する問題の一つの面に言及しています――つまり、その土台に言及しています。アブラハムについて述べているへブル十一章のこの節は、彼は土台のある都を求めていた、と述べています。次に使徒パウロは、唯一の土台はイエス・キリストであり、他の土台はない、と述べています。また、詩篇作者は「彼の土台は聖なる山々にある」と述べています。神の土台は聖なる山...

  • 「シオンの特徴」第一章 キリストの堅固さ(1)

    「主は偉大であり、私たちの神の都、彼の聖なる山で、大いにほめたたえられるべきである。シオンの山は、北の端にあり、大いなる王の都であって、高くて麗しく、全地の喜びである(中略)シオンを回り、その周囲を行き巡って、そのやぐらを数えよ。その城壁を注意深く調べ、その宮殿について考えよ。それは、あなたたちが後の世代に語り伝えるためである。なぜなら、この神こそ、永遠にわたって、私たちの神だからである。彼は私た...

  • 「シオンの特徴」 目次

    シオンの特徴T. オースチン-スパークス目次第一章 キリストの堅固さ第二章 キリストの勝利の命における合一第三章 キリストの命の不滅性第四章 キリストの尊さ第五章 神聖な開始における栄光第六章 隠れた働きにおける栄光第七章 最終的顕現における栄光オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 本館...

  • 「天の支配」第六章 霊性 (7) 完

    私たちは、私たちを対処する神の御手の下に来ているのではないでしょうか?主がある時になさりたいことを感じ取るために狭い道に入りつつあるのではないでしょうか?主が望んでおられることや望んでおられないことを、あなたは心の中で知ります。それを主が望んでおられる時を知ります。それは御霊によってあなたに臨んだのです。それは霊的識別力であり、霊的知識たる霊性です。しかし、私たちは自分の頭で物事を考え、神聖な知...

  • 「天の支配」第六章 霊性 (6)

    霊的知識の性質と力 知識の問題を考えてみましょう。人は「知識は力なり」と言いますが、それは天然的な知識のことです。知的な知識のことです。人々の間では、それは力かもしれませんが、天然的知識よりも遥かに強力な霊的知識があります。パウロは、この世の知識は命の主を十字架につけたほど愚かなものである、と再度述べています。それは、最高度に発達したこの世の知識です。支配者たちはこれを行いましたし、賢い人々もそう...

  • 「天の支配」第六章 霊性 (5)

    霊性の証明は、全く証拠がない時でも神と共に歩めることです。神がご自身を隠される時、信仰のみで歩まなければならない時でも、そうすることです。アブラハムのように、すべてが神を否定しているように思われる時でも、神を実証するものを求めないことです。神は、ご自分の子供たちを、ご自身の臨在を感覚的に示す多くの証拠がなくても、信仰によってご自身と共に歩むことができる、と信用できる地点に導こうとしておられます。...

  • 「天の支配」第六章 霊性 (4)

    霊性とは何か 霊性とは、天が意味するところのものであり、統治するものです。霊性の度合いが、神の観点から見た終局性・確実性・確定性・力の度合いです。 霊性とは何を意味するのでしょう?霊的であることについて話す人のことを、この世離れした空想的で夢想的な人物と思う、大勢の人と私たちは会ってきました。彼らは、そのような人物のことを、抽象的になってしまって、実際的なものをすっかりなくした人と思うのです。そう...

  • 「天の支配」第六章 霊性 (3)

    神の中心的関心事 この「新しい人」に神は関心を寄せておられます。神の関心はすべてそれにあります。神が追い求めておられるのは、それを成長させて、成熟した状態にもたらすことです。それによりその人の残りの部分を取り扱うことができることを、彼はご存じです。魂と体は、主イエスにある贖いにおいてそれなりの役割がありますが、神は霊すなわち新創造の人から始めて、それを通してその人の残りの部分に働きかけて、その天然...

  • 「天の支配」第六章 霊性 (2)

    主の子供である私たちですら、その観念、判断、評価、物事の受け止め方や評価法は、非常に物質的です。私たちは、自分のこうした魂的感覚によって大いに支配されており、影響を受けています。物事が他人にどのような影響や印象を自然に及ぼすことになるのか、それらに対する彼らの反応がどのようなものか、それが人々の間でどれだけ重んじられるのか、ということによって、支配されているのです。大事なのはただ、それが世人に与...

  • 「天の支配」第六章 霊性 (1)

    聖書朗読:一コリント二・六~十五。「律法が肉のゆえに弱くて、なし得なかったので、神は、ご自身の御子を罪深い肉の様で、罪のために遣わし、肉において罪を罪定めされました。それは律法の規定が、肉にしたがってではなく、御霊にしたがって歩く私たちにおいて、満たされるためです。なぜなら、肉にしたがっている者は、肉の事柄を思い、御霊にしたがっている者は、御霊の事柄を思うからです。肉の思いは死ですが、御霊の思いは...

  • 「天の支配」第五章 主権 (6)

    神の今の御旨は、行政上の手段を確保して、その手段を統治のために訓練することです。人々は、主はなぜ宇宙から悪魔を一掃しないのか、なぜ苦しみや苦悩を止めないのか、と不思議に思っています。というのは、御言葉は私たちに、私たちの主イエスは「悪魔のわざを滅ぼすために現れた」と告げているからです。このようなことがすべて許されてきたのは、教会を個人的にも団体的にも試練を霊的に克服する立場に導くためです。神の御...

  • 「天の支配」第五章 主権 (5)

    この現在の時、イエス・キリストの主権と権威は、この地上における政治的なものではありません――人々の間に現れていません――「わたしの王国はこの世のものではありません」。しかし、彼の主権は霊的な主権です。彼は密かに統治しておられ、それには強烈な衝撃力があります。天上の中に入ることは、あなたが霊的・道徳的優位性を得ることを意味します。神と共に脱出する道は何でしょう?困難から、苦難から抜け出すことでしょうか...

  • 「天の支配」第五章 主権 (4)

    主イエスに関するなんらかの真理を知的に把握することは一つのことですが、聖霊の啓示によってキリストに属する事柄の中に経験的に入り込む時、あなたは上に立つ強固な立場――あらゆる支配を超越する立場――にあずかるようになります。ある真理、健全で正統的で聖書的な真理を得て、それを真理として提供することと、自分の心の中にその真理の内的な意味を啓示してもらって、それを提供することとは、大違いです。二人の人を例にあ...

  • 「天の支配」第五章 主権 (3)

    福音は主権の福音書であるマタイによる福音書と共に登場します。そして、この書には主イエスの主権の様々な象徴があります。「天」という言葉が出て来る回数は、マタイによる福音書では七十五回を下りません。また、この福音書では御使いもたくさん出てきます。というのは、御使いに出くわす回数は十七回を下らないからです。超越性、高揚、優位性を常に物語るもう一つの要素は、山々への言及です。山はマタイによる福音書の中に...

  • 「天の支配」第五章 主権 (2)

    福音書は、天にあって人を支配し事物を支配しているものと共に導入されます。これは興味深いことであり、大きな意義があります。私が言っているのはマタイによる福音書の冒頭のことです。もちろん、私が星のことを述べていることはおわかりでしょう。この福音書は、天に見えるものによって導入されます。そして、それが人々の世話を引き受けて、彼らの進路を導きました。そして、天によって支配された進路により、彼らをキリスト...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、オリバーさんをフォローしませんか?

ハンドル名
オリバーさん
ブログタイトル
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 新着ブログ
フォロー
オリーブ園クリスチャン古典ライブラリー 新着ブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用