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  • もっと効果的な武器の必要性? (1)

    勝利者誌 一九二九年 十巻 四月号 掲載。「神の贖いの御計画」の著者による。 今日、根本主義と近代主義との間の戦いにより、多くの眠っていたクリスチャンは目を覚まし、戦いに積極的に参加するために武器を身に着けています。この事実にもかかわらず、根本主義は破壊的な近代主義の教えに対して勝利を勝ち取っていません。近代主義の教えが大いに嘱望されているのです。 聖書学校、訓練授業、福音活動、預言的会議、根本主義的...

  • 彼の魂の苦しみ (3)

    少しして、「成就した」という大きな勝利の叫び声が、十字架上の方の口から発せられました。彼は「すべての人のために死を味わ」われました。そして、神の贖いの計画は完全に執行されました。霊の暗闇は今や過ぎ去り、今や、「父よ、私の霊をあなたの御手に委ねます」(ルカ二三・四六)と言うことができます。贖いの御業が成就されるまで差し止められていた肉体の死が、今や体に臨みます。 十字架刑による死は、ゆっくりした時...

  • 彼の魂の苦しみ (2)

    イザヤ五三・十~十二には、この罪を担う方の魂について三回言及されていることがわかります。「あなたが彼の魂を罪のためのささげ物とされる時」。「彼は自分の魂の苦しみを見る」。「彼は死に至るまで自分の魂を注ぎ出した」。 ゲッセマネの園で、大昔に述べられたこれらの言葉が成就されました。魂のこの苦しみの原因がこの章の六節に示されています、「主は、私たちすべての者の罪科を彼に負わされた」。 すでに述べたよう...

  • 彼の魂の苦しみ (1)

    勝利者誌 一九四六年 二七巻 十月号 掲載彼はひどく悩み、大いに悲しんで、彼らに言われた、「私の魂はひどく悲しく、死ぬばかりです………。」(マルコ十四・三三~三四) 奇妙な言葉です、これをイエスが述べられるとは!これは何を意味するのでしょう?「私の魂はひどく悲しく、死ぬばかりです」。三人の弟子がこの言葉を耳にしましたが、その意味を理解しそこないました。彼らは彼の苦難にあずかれませんでした。イエスはゲッセ...

  • 終わりの時代の戦い (5)

    この世界大戦では、軍事作戦が成功した結果、敵の弾薬や武器は破壊されました。同じように、私たちの大敵は、私たちの唯一の武器である「御霊の剣」(それは、神が語られたことです)を私たちから奪おうとします。神の約束はどれも攻撃を受けます。明け渡している神の子供が約束をかなえてもらおうとするとき、その約束が示す真理を、サタンはことさらに否定するようなことはしません。御言葉の意味について、その実際的適用に関...

  • 終わりの時代の戦い (4)

    サタンは、キリストが自分を打ち負かしたことを知っています。というのは、敗北した時、彼は「公然とさらしもの」(コロサイ二・十五)にされたからです。しかし彼は、キリストの勝利には自分の地位を変える力がある、と認めることを拒みます。自分は人類の支配者である、と見なし続けます。そして、このような手段により、自分の敗北について人類を無知な状態に保つことに成功しており、依然として人類を支配しています。私たち...

  • 終わりの時代の戦い (3)

    彼の命を現わす力 キリストは、最後のアダムとして、神の贖いの素晴らしい計画を 完全に執行されました。彼は、人類のすべての構成員が神の子供そして栄化された子になれるようにしてくださいました。人がなすべきことはただ、キリストが自分のためにしてくださったことを取得して、彼の栄光のためにそれを現わすことだけです。言い換えると、クリスチャンがなすべきことはただ、キリストにご自身の命を生きてもらって、自分の霊...

  • 終わりの時代の戦い (2)

    エデンの園に戻ると、そこで主なる神は新しく創造された夫婦に――主権(dominion)――を与えられました。人は王として、もしくは、支族の皇子として創造され、慈悲深く統治するための権威を着せられました。ただしそれは、人が創造主に拠り頼み続けるならばのことでした。子たる身分のための備えもなされました。アダムは神の非受造(永遠)の命のための器官である霊を持つよう創造されました。また、彼はこの命を選ぶ力も与えられ...

  • 終わりの時代の戦い (1)

    勝利者誌 一九四二年 二三巻 四月号 掲載 この経綸の終結の時代における霊的戦いは、祈りの戦いに似ているかもしれません。それに関して、現在の世界大戦には類似点が多々あります。 徐々に、しかし、確実に、諸国民は次の事実を理解するようになりました。すなわち、征服と隷属を狙う残酷で強力な暴君に抵抗して勝利しなければならない、という事実です。敵の存在と狙いを認識することにより、人々の用意は整いつつあります。究...

  • 新しい命と古い命 (5)

    これは一体化の問題です。心の一体化です。これが第一の点です。罪に対して死なれた時のキリストと同じ心であることです。罪のために死なれただけでなく、罪に対して死なれた方の心にあずかりなさい。「同じ心構えで自分自身を武装しなさい」(一ペテロ四・一)。キリストの観点に立って、その観点から罪を見なさい……罪に対して死んでいるという観点です。私たちはキリストと一体化されて、彼と共に死にました。そこで古い命は終...

  • 新しい命と古い命 (4)

    どのような手段で信者はこれを経験できるのでしょう?信仰により認めることによってです……これにより私たちは、古い命から分離する力としてのこの死の効力を実際的に受け取るのです。 信仰には、その根拠となる事実が必要です。思い込みは事実の代わりに幻想を抱きかねません。これが信仰と思い込みの違いです。信仰には、その根拠となる神聖な事実が必要です。思い込みにはそのような事実はありませんし、神の保証もありません...

  • 新しい命と古い命 (3)

    次の点は、聖なる死は一つだけである、ということです。この死以外の、世にある死はみな、その中に罪の痕跡があります。罪なき死、キリストの死以外のいかなる死にも力はありません。古い命を終結させる力を見いだすことを、あなたは望んでいるでしょうか?……さて、キリストの死はあなたにとっていかなるものでしょう?まず第一に、あなたは信者としてこう言うでしょう、「それは人の咎を贖うものです。私の諸々の罪を彼は担って...

  • 新しい命と古い命 (2)

    次に、別の問題が生じます。古い命をどのように死に渡すのでしょうか?それをどのように殺すのでしょうか?今晩、あなたはそのような状況にあるでしょうか?自分自身を十字架につけ、自分自身を死に渡そうとしているのでしょうか?……古い命は死によってのみ終結させられる、と神の御言葉は述べています。しかし、いかなる死によってでしょう?…… 古い命を終結させられるのは、ただキリストの死の力だけです。数年前、聖なる命は...

  • 新しい命と古い命 (1)

    勝利者」誌 一九二七年 第八巻 一月号掲載。「信仰生活」誌 一八九七年 一月二八日号より。注記:大いに感謝しつつ、一八九七年にエバン・H・ホプキンスがケズイックで与えた以下の(かなり縮約された)メッセージを紙面に掲載します。ホプキンス氏はケズイック運動の「神学者」としてあまねく認知されています。編集者はクリスチャン生活の形成期に彼の牧会の下で過ごした十二年間を神に感謝しています。彼を通して編集者は、真...

  • 抜き身の剣を持つキリスト (7)

    さらに、彼のあの剣はカルバリの炎の中で鍛造されました。それは愛の剣です!私のためのキリストのこの剣を、彼は大きな代価を払って、私の生活の中に、私の罪との戦いの中にもたらしてくださいました!それは愛の剣です。キリストの愛はそれを私の生活の中にもたらして、私の自己満足に切り込み、私の弱さと無価値さを私に知らせますが、それはさらに彼を知り続けるよう私を鼓舞するためです。彼が私を愛しているからこそ、彼は...

  • 抜き身の剣を持つキリスト (6)

    大いに率直に話すことを許してください――これを皮肉ったり、落胆したり、失望したり、あなたに痛みと悲しみをもたらしている人々について悪口を言ったりしないでください。彼らを蔑んだり、軽蔑して見下したりしないでください。あなたが感じている刃は彼らの剣ではなく、イエス・キリストの剣なのです!剣をもたらすために来た方が、それをあなたの生活にもたらされたのです。それは、あなたが虐待されているという、まさにその...

  • 抜き身の剣を持つキリスト (5)

    あなたが最初にキリストを理解した時、それは剣の一突きのようでした。また、あなたが二回目にキリストを生活の模範、自分が似るべき方として理解した時、それは、あなたの成り立ちのまさに中心を貫く剣の一突きのようでした。そうであるからには、あなたがキリストを自分の主人として理解する時は、どれほどなおさらそうであることでしょう? 彼は言われました、「私が来たのは、自分の家族の者たちが、その人の敵となるためで...

  • 抜き身の剣を持つキリスト (4)

    彼をさらによく知るようになるとき、私たちは彼が、「もしあなたの目があなたをつまずかせるなら、それをえぐり出して捨てなさい!」といったことを言われるのを耳にします。最初、彼がナザレやベタニヤやカルバリの恵み深い人であることが、私たちにはほとんどわかりません。しかし後になると、彼は私たちを対処する最も優しく、最も真実な方法を取っておられることがわかるようになります。「彼が来たのは平和ではなく剣をもた...

  • 抜き身の剣を持つキリスト (3)

    さて、愛する人よ、この御言葉が成就される三つの方面について、私と一緒に考えてもらいたいと思います。 第一に、人がキリストを知り始める時、キリストとその愛と恵みを最初に理解し始める時、それはその生活にどのような効力を及ぼすのでしょうか?貫く剣の効力です。あなた自身の経験を思い返してください。キリストを知り始めた結果、どのような影響があったでしょうか?あなたがどのように彼を知るようになったのかについ...

  • 抜き身の剣を持つキリスト (2)

    キリストは何者でいかなる方なのか、生活における彼の意図は何か、神の救いは何を意味するのか、インマヌエルなる方の偉大な使命は何を意味するのかを、人の魂が理解し始める時、これを理解した結果必ずわかることは、キリストが来られたのは平和ではなく剣をもたらすためであるということです。それは鋭い俊敏かつ鋭敏な剣の刃であり、個人においても、社会全体においても、切って征服します。 キリストを知る知識から生じる最...

  • 抜き身の剣を持つキリスト (1)

    勝利者誌 一九一一年 三巻 三月号 掲載。講演者による校正はされていません。「私が地上に平和をもたらすために来たと思ってはなりません。平和ではなく、剣をもたらすために来たのです。」――マタイ十・三四。 「私が来たのは平和ではなく、剣をもたらすためです」というこの御言葉は、イエス・キリストに関する私たちの通念とは真逆なので、「これは矛盾している」「これはキリストがご自身の務めに関して通常述べておられる考え...

  • 今も活動している霊 (4)

    サタンは、言わば、偉大な独裁者であり、彼より劣る悪鬼どもはみな、その判断を汲み取って、同じ霊を自分たちがその中で働いている人々の中に息吹き込みます。それゆえ、彼は「活動している霊(単数形)」の「支配者」であると、ここで述べられています。霊が単数形で述べられている理由は、彼らの支配者がひとりだからです。ひとりの支配者が他のすべての霊を導き指導して、こうして一つの道を行かせ、人々の心の中に一つの同じ...

  • 今も活動している霊 (3)

    2.さて、「今も活動している霊」という御言葉の二番目の解釈に移ることにします。それは……これらの悪鬼どもの働きの効果についてです――あの共通の霊を悪鬼どもは、近年、不従順な子らの中に生じさせています。それを使徒は一つの例として持ちだして、それがどのように活動しているのかをエペソ人たちが理解できるようにしました。それがどのように活動しているのか、そこでどのような霊が人々の中で神に逆らって、またキリスト...

  • 今も活動している霊 (2)

    悪魔は私たちの中で何ができるのか、と問われるなら、私はこう答えます。 悪魔は、第一に、気づかれずに、霊として、自分の望む思いをあなたの中に入れて、なんでももちかけることができます。それを想像の上に銘記することができます。すると、いずれ、悟性がそれを受け入れることになります。ヨハネ十三・二に、悪魔は「ユダの心の中にキリストを裏切ろうとする思いを入れた」とあります。悪魔がユダの中で働きました。彼は思...

  • 今も活動している霊 (1)

    勝利者誌 一九一四年 六巻 十・十一月号 掲載。エペソ二章についての説教から。さらに読みやすくするために、言葉の追加や繰り返しの削除をしています。「というのは、私たちの格闘は肉や血に対するものではなく、主権者たちに、権威者たちに、この暗闇の世の支配者たちに、天上にいる悪の霊の勢力(文字通りには『霊であるところの悪』あるいは『高き所の霊的な悪』)に対するものだからです。」――エペソ六・十二。「……この時代の...

  • 私たちの愛を鼓舞する十字架 (5)

    4.十字架は全世界に対する愛を鼓舞して力づけます。十字架はすべての人に向かって救いを明示します。なぜなら――神はそれほどまでに世を愛されたからです。イエスは十字架から御座に行き、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよと言われました。十字架の愛はすべての人に手を差し伸べます。それが私たちの心の中に入るとき、それは私たちにすべての人を愛させます。そして、贖われた私たちの全存在をこの愛の奉仕に明け渡すよ...

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