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  • 私たちの愛を鼓舞する十字架 (4)

    3.十字架は私たちの隣人に対する愛を鼓舞します。十字架は価値なき者や敵に対する愛です。十字架によって贖われた者として、私の愛にそれ以外の規則はありません。第二の戒めは第一の戒めと同じく重要です。心を尽くしてあなたの神である主を愛しなさいという戒めは、あなた自身のようにあなたの敵を愛しなさいという戒めよりも神聖である、ということはありません。地上での務めのまさに最初から、山上の垂訓の中で、彼はこれ...

  • 私たちの愛を鼓舞する十字架 (3)

    2.十字架は兄弟たちに対する愛で私たちを鼓舞します。すでに見たように、神の中にまた私たちの中にある神聖な愛は愛することを喜びます。それがまさにその性質だからです。太陽のように、それは善人の上にも悪人の上にも輝きます。信者の心からそれは流れ出ます。神から生まれたすべての人の上に神から臨んだものとしてです。「生んでくださった方を愛する者はみな、彼から生まれた者も愛します」。 愛する力を与えるのは十字...

  • 私たちの愛を鼓舞する十字架 (2)

    1.十字架は神に対する愛で私たちを鼓舞します。もう一度言わせてください――十字架は動機づけるだけではありません。私たちはこれほどまでに私たちを愛してくださった神を愛すべきこと、感謝して愛すべきことを、みなが認めます。しかし、そうはいきません。ある動機によって、強い願いが生じるかもしれませんが、力を与えることはできません。神に対する私たちの愛が神が求めておられるもの、心を尽くした喜びに満ちた愛となる...

  • 私たちの愛を鼓舞する十字架 (1)

    勝利者誌 一九一〇年 二巻 五月号 掲載。一八九九年の南アフリカ開拓者誌より。「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛して、私たちの罪のために、御子をなだめの供え物として遣わされました。ここに愛があるのです。愛する者たちよ、神がこのように私たちを愛してくださったのですから、私たちも互いに愛し合うべきです。私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちの中に住んでおられ、そして彼の愛が私たちの中で全うされ...

  • 神の愛を啓示する十字架 (4)

    3.この高価な真珠のために払うべき代価を覚えていてください。十字架はその代価がいかなるものかを告げます。永遠の愛は、すべてを手放して放棄する以外に、愛ではないものを捨て去る方法、勝利して私たちを神の全き愛の中へと導く道を切り拓く方法を、見いだせませんでした。この神聖な愛の命が私たちの中にあるすべてのものを所有し、満たし、支配するためには、どれほど徹底的に物質的命を憎んで失わなければならないのかを...

  • 神の愛を啓示する十字架 (3)

    神の心の願いが成就されて、人が神の愛の力の下で彼のみこころどおりに生きるよう導かれる道がいかなるものか、私が再び簡単に述べようとしている間、どうか来て耳を傾けてください。 1.十字架と共に始めなさい。来て頭を垂れて、ここで二つの学課を学びなさい。この愛の豊かさを把握したり受け入れたりすることが自分には全くできないという学課と、神は大いに喜んでそれをあなたの中に与えてくださるという学課です。すべて...

  • 神の愛を啓示する十字架 (2)

    その性質上、愛は、自分自身を知らせることを願います。愛する対象を得ることを願います。その心を勝ち取って、見返りにその愛を受けないかぎり、それは安息できません。今、考えてみてください。驚くべき栄光の中におられる神は、罪人を罪に定められましたが、それでも御子を与えて、御子を憎んで十字架につけた人々のためにその罪定めを担わされたのです――これは知識を超越した愛ではないでしょうか?この愛は十字架によって私...

  • 神の愛を啓示する十字架

    勝利者誌 一九一〇年 二巻 四月号 掲載。一八九九年の南アフリカ開拓者誌より。「私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛して、私たちの罪のために、御子をなだめの供え物として遣わされました。ここに愛があるのです。」――一ヨハネ四・十。 宇宙には、神の愛ほど素晴らしく、美しく、さいわいなものはなにもありません。神は愛です。「愛は自分の利益を求めません」。神たる方の栄光は、彼と彼が持っておられるものは彼ご...

  • 十字架と「携挙」(8)

    なぜ弱い人がいるのか こういうわけで、ある人々は弱く、ある人々は「眠」った、つまり、死んだのです、とパウロは述べています。それは、彼らが「みからだをわきまえ」(一コリント十一・二九)なかったからです。自分たちが吸収すべきキリストのからだは霊的実体であることを彼らは見ていませんでした。どんな方法で私たちは「食べる」のでしょうか?信仰によってです――信仰によって「取って、食べなさい、これはあなたたちのた...

  • 十字架と「携挙」(7)

    頂点である携挙 携挙は成熟に達した新創造の頂点です。その時、新創造は自らが出てきた所、また、属している所に昇ることになります。 エノクは昇るために苦闘した、とあなたは思うでしょうか?彼は大いに神の中に住んでいたので、地上にとどまっていられなくなり、それで昇って行ったのです。あなたの中に植え付けられている神の性質を通して、あなたの中に力が働いています。神の時が来たら、それは昇って行くことになります。...

  • 十字架と「携挙」(6)

    カルバリでの新創造 さて、カルバリを見つめる時、「最初のアダムの堕落した種族はそこで終わったのです」と自分に言い聞かせてください。カルバリで神は、新創造を、新しいアダム――天からの主――のかたちを持つ新しい種族を、造ること再び開始されました。天にいる人はみな、第二のアダムであるイエス・キリストのかたちを帯びているでしょう。 あなたは今、個人的に、カルバリについてこう言わなければなりません、「無力な罪人...

  • 十字架と「携挙」(5)

    愛されざる天 これは決定的に重要です。なぜなら携挙は、神がある瞬間、奇跡的に御業をなして、「土くれ」を「霊」に変え、この今の世を愛している人々を彼らが愛していない天にもぎ取られる、というものではないからです!教会は全般的に用意が整っていません。というのは、十字架をほとんど知らないからです。しかし、神は、用意が整えられるよう祈る多くの人を、明らかに備えつつあります。あなたが次のことを認めることが大事...

  • 十字架と「携挙」(4)

    古いアダムの携挙はない さて、「古いアダム」は携挙されえないことを明確に理解しましょう。私はかつて会った一人のとてもとても大きな福音の奉仕者を思い出します。彼はとても大きかったので、ボクサーのように見えました。ある日、彼は私に言いました、「僕は時々思うんだけど、かりに自分が『すっかりバラバラにされ』たとしたら、どれくらい天使的なものがあるだろう!」。彼が言わんとしたのは、彼の大きな巨体が彼の道の邪...

  • 十字架と「携挙」(3)

    福音の知らせ 福音の大いなる完全な知らせは次のようなものです。一、カルバリの十字架で、主イエスは私たちの身代わりとなって、木の上で私たちの罪をご自身の身に負われただけでなく、堕落した人類の代表人――彼はご自分の無罪性を完全に維持しつつ、堕落した人類と一つになられました――として死なれたこと。一、神の御子はご自身のパースンの中で私たちを十字架に連れて行き、私たちの代わりに死なれたこと。一、「古い人」――古...

  • 十字架と「携挙」(2)

    姿勢の力 姿勢の力の例としてローマ六章を見ましょう。なぜなら、おそらく、この集会の大多数は、携挙の基礎――つまり、十字架上でキリストが成就された御業という基礎――についてはっきりしていないかもしれないからです。ローマ六章は、あなたのために主イエス・キリストによってなされた御業に基づいて、罪に対して取るべき姿勢について描写しています。あなたが罪に対して取るのと同じ姿勢――ローマ六章に示されているように――を...

  • 十字架と「携挙」(1)

    勝利者誌 一九一四年 六巻 七月号 掲載。マトロック大会でのメッセージ。 霊の事柄を理解・経験するには「霊にしたがって」生きなければならない、というのは真実です。しかし、神の子供たちはそれでも、姿勢の途方もない力を学ばなければなりません……。彼らは理解していないのです、一日中毎瞬、自分の周囲の事柄に対して自分の「姿勢」を実際に決めていることを。そして、霊的生活でもし「経験」のみに頼るなら、自分の感情の変...

  • 「来たるべき時代の力」(9)

    上への召し 主イエスは「天を通って行」かれました。もし私たちが自分の霊的存在の全力を、言わば上に向けて「傾け」ていたなら、霊・信仰・祈りに力があったでしょうし、上への召しに向かって突き進むパウロの姿勢と同じ姿勢を取っていたでしょう。彼のようにあなたも、「キリスト・イエスの中で私を上に召してくださった神の召し(中略)目標に向かって突き進んでいます」と言っていたでしょう。 これに関する感傷は少しも役に...

  • 「来たるべき時代の力」(8)

    よそ者であり巡礼者である こうしたすべてのことから、へブル十一章に描かれている信仰の英雄たちについて述べられていることが思い出されます。彼らは諸々の約束を受けて、「それらを遥かに仰ぎ見」て、それらの現実性について大いに確信するようになったため、それらを「喜び迎え」、握り締めて、「自分たちは地上ではよそ者であり巡礼者であることを告白」しました。彼らは自分の希望と願いをすべて天のふるさとに堅く置いたの...

  • 「来たるべき時代の力」(7)

    4.新しい時代に関する祈り。「聖徒たちの祈りが立ち上った(中略)その御使いは香炉を取り、それを火で満たして地に投げた。すると、雷鳴と稲妻と地震とがあった」(黙示録八・三~五、欽定訳)。これは天の観点から見た祈りの効力を垣間見せており、いかに祈りが神の経綸上の諸々の御旨と関係しているのかを示しています。神は、イスラエルのために行うと言われたことを実行するために、ダニエルに祈らせました。あの強情な国...

  • 「来たるべき時代の力」(6)

    天の市民権 5.私たちの天の市民権。「私たちの市民権(国、改訂訳欄外)」は天にあります。そこから救い主(中略)私たちは待ち望んでいます……」(ピリピ三・二〇)。「私たちの会話は天にあります」が欽定訳の訳であり、通常の「会話」という意味で述べています。できるだけ多く天の事柄について話して、できるだけ少なく地の事柄について話すこと、と言ってもかまわないでしょう。何某嬢が先週どこに行ったのかに、あまり大き...

  • 「来たるべき時代の力」(5)

    新しい時代の力 言わば、このように前に向かって生きて、来たるべき時代の力を握って生きるために、私たちは喜んで古いものから離れ、新しいものをつかまなければなりません。私たちは天上におけるキリストにある自分の地位について学んできましたし、彼との合一による統治の生活を彼の勝利の中で握ってきました。しかし、これは自分の現在の状況や自分自身を統治することでした!しかし今、主は、千年期にご自身と共に統治する民...

  • 「来たるべき時代の力」(4)

    新しい経綸 4.新しい経綸の到来。「古くなり、また衰えていくものは、すぐに消え去ります」(ヘブル八・十三、改定訳)。もしかすると、教会が携挙に向けて成熟しつつある時、私たちはペンテコステの時の教会と似た立場にあるのかもしれません。当時、神はラッパを吹き鳴らして、「ユダヤ教の経綸は今や終わり、クリスチャンの経綸が始まります」とは言われませんでした。そうではなく、新しいものが始まった後、古いものは徐々...

  • 「来たるべき時代の力」(3)

    阻止している者が取り除かれる 3.聖霊が取り除かれる。「不法の奥義がすでに働いています。ただしそれは、今、阻止している者が取り除かれる時までのことです」(二テサロニケ二・七、改定訳欄外)。この節とその文脈からわかるように、聖霊が阻止しておられ、この阻止により「不法の奥義」はその範囲内に保たれていますが、それは聖霊が取り除かれる時までのことです。聖霊はキリストの奥義的教会の中におられて、それを形造り...

  • 「来たるべき時代の力」(2)

    昇天と戦う龍 2.来臨の時の戦い。これは黙示録十二・四からはっきりとわかります。「龍は立って(中略)生まれたらすぐに彼女の子供を食い尽くそうとしていた(中略)そして彼女の子供は、神に、神の御座に携え上げられた」。この節の文脈についてとてもよく知られていることを要約することはせずに、引用した御言葉に戻って、ただ次の事実を強調するだけにします。すなわち、この男の子である教会が携挙で携え上げられる時、龍...

  • 「来たるべき時代の力」(1)

    勝利者誌 一九一四年 六巻 八・九月号 掲載。一九一四年六月四日のエクルストン会議場でのメッセージ。 マトロック大会で与えたメッセージの短い要約をあなたたちに与える負担があります。大会の主旨は、主の近づいている来臨を喜んで待ち望むことでした。そしてその主旨により私たちは、主の来臨との関連で見た戦いについて、携挙の希望の基礎である十字架について、来臨に備えて霊にしたがって歩む生活について、また、真理の他...

  • 御座に着いたキリスト (6)

    へブル六・二〇のもう一つの節、「幕の内側に(中略)先駆者としてイエスは私たちのために入られました」。彼が入られた所に私たちは行かなければなりません!かしこに今日、神の子供であるあなたのためにおられる彼を見なさい。彼は「無限の命の力」の中で御座に座しておられます。彼は変わることのない祭司職に永遠にとどまられます。自ら苦しまれたので同情することができます。極みまでも救うことができます――ご自身によって...

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