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  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第二章 ケルビムの意義(5)

    命の問題 ケルビムが見られるすべての事例で問題となっているのは、命の問題です。永遠で、不滅の、死を征服する命です。再び創世記三章から始めることにします。そこでは、彼らは命の木の道を守るために置かれています。それは命の問題であり、誰がこの命によって生き、誰がこの無限の命の力で神に仕えるのかの問題です。 最初から命と奉仕は同行していることに注意してください。アダムは神の同労者と呼ばれており、神は被造物...

  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第二章 ケルビムの意義(4)

    ケルビムが取る姿、その四つの顔について考えてみてください。人の顔、獅子の顔、雄牛の顔、鷹の顔です。獅子は統治、雄牛は奉仕、鷹は天的奥義、人は神の表現、「人の子」を表しています。キリストのこの四つの霊的特徴を見るのは難しくありません。彼は主権者です。「統治権は彼の肩にある」。天と地の権威が人の子である彼に与えられています。その奉仕といけにえはまったく明らかです。天的奥義についても同じです。「初めに...

  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第二章 ケルビムの意義(3)

    ケルビムの意義 ケルビムの意義を理解するのは容易ではありません。それによって神秘の領域にもたらされるおそれがあります。ケルビムに関する多くの御言葉があります。まず、エデンの園の門で、命の木の道を守っています(創世記三・二二~二四)。次に、契約の箱のあわれみの座の上にいます(出エジプト二五・十八、三七・七)。それから、幕屋の幕に刺繡されています(出エジプト二六・一)。それから、イザヤ六・二、六の預言...

  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第二章 ケルビムの意義(2)

    キリストを知ること これが私たちがここにいる目的であることについて、私は疑いや疑問をまったく心に抱いていません。神との私たちの関係のすべての領域と範囲に関して、すべてが、少しの例外もなく、御子イエス・キリストと結びついています。彼の外では神について知ることはできません。奉仕のために、生活のために、そして時と永遠におけるすべてのことのために、神について私たちが知る必要があることはすべてキリストの中に...

  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第二章 ケルビムの意義(1)

    聖書朗読:二列王記二・十九~二二。創世記三・二二~二四。出エジプト記二五・十八、三七・七。黙示録二二・一~四。 とても初歩的かもしれませんが、それにもかかわらず、次のことはきわめて重要です。すなわち、主の民は、自分たちが主の民としてなんのためにここにいるのかを自覚して、明確にしっかりと心に留めなければならないのです。 大多数のクリスチャンに「なぜクリスチャンとしてこの地上にいるのですか」と尋ねたと...

  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第一章 賛美の意義(6)

    私たちが自分自身の道を進むために戦っているかぎり、主と喧嘩しているかぎり、疑念を持っているかぎり、恐れてびくびくしているかぎり、主はなにもすることができません。勝利が事実上明らかになるのは依然として先のことでも、それにもかかわらず心の中で戦いをくぐり抜ける地点に私たちが達する時、主は望むことをなんでも行うための道を得て、神の救いを示してくださいます。主は主です。主は御座に着いておられます。主は勝...

  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第一章 賛美の意義(5)

    バビロンのあの三人を主は火から救いませんでしたが、火の中で救われました。これは三人にとって実際に益になった、とあなたは思わないでしょうか?それは彼らにって大きな益になった、と私は確信しています。それは主権的行為でしたが、火の中に彼らが入らないようにするための主権的行為ではありませんでした。彼らを火の外に保つことよりも遥かに大きな問題がかかっていたのです。私たちは往々にして、主になにかを行ってくだ...

  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第一章 賛美の意義(4)

    主の主権的行為は私たちにとって必ずしも道徳的価値があるとは限らないことを、覚えておく必要があります。あなたが大きな困難の中にあり、そこからどうしても抜け出せないとしましょう。あなたは主に叫んで、「主よ、この困難から私を助け出してください!」と言います。すると主は言われます、「よろしい、私の子よ、私はここにいます。あなたを救ってあげましょう」。そして、主は雑作なく御手を伸べてあなたを困難から助け出...

  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第一章 賛美の意義(3)

    ここに、アンモン、モアブ、セイル山の人々、大群衆がいます。主の民は、自然に圧倒されるようなものに直面しました。ヨシャパテは言いました、「私たちを攻めて来るこの大軍の前に、私たちに力はありません」。当然のことながら、彼らに勝ち目はありませんでした。なにはともあれ、そういうことでした。天然的観点から見ると、勝ち目は完全に敵の側にありました。主の民は完全に不利であり、劣勢でした。状況的には、私たちに敵...

  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第一章 賛美の意義(2)

    勝利の前の賛美 神の御言葉の中には、偉大な解放の後で会衆が歌った多くの事例があります。「そのときモーセとイスラエルの子らは歌った」(出エジプト十五・一)。これは紅海の向こう側でのことでした。与った解放や勝利のゆえに主を賛美することは、大いに良いことであり、大いに正しいことです。デボラも偉大な歌を歌いましたが、それは戦いから遠く離れた所でであり、勝利が得られた時のことでした。エリザベツは歌を歌いまし...

  • 「生活と奉仕との関連におけるケルビム」 第一章 賛美の意義(1)

    聖書朗読:二歴二〇・一~二五。 「だれでも感謝のいけにえをささげる者は、私に栄光を帰する。自分の道を正しくする者に、私は神の救いを示す。」詩篇五〇・二三。 しばらく前から強く何度も私の心に思い浮かぶ一つの言葉がありますが、それは主はご自身の民の賛美と協力して働かれることに関するものです。歴代誌第二の二〇章二二節、「彼らが歌って賛美を始めた時、主は伏兵を設けて、アンモン、モアブ、セイル山の子たちを襲...

  • 「十字架と神の都」 第五章 神の都(5) 完

    これらの城壁は、主の民の神聖な豊満の包括性・総括性を表すだけではありません。この贖われた群れの性格を表すだけではありません。排他性をも表しています。直ちに警告の言葉を発しなければならないのではないでしょうか?なぜなら、ここでは、外にあるもの、入ってはならないものについて、はっきりと述べられているからです。「汚れたもの、また忌むべきことと偽りを行う者は、決してそこに入ることはない。ただ小羊の命の書...

  • 「十字架と神の都」 第五章 神の都(4)

    ですからこれらの石は、神が一つに混ぜ合わせて一体とされた多様性について、私たちに告げます。旧経綸に戻って、イスラエルの子らの十二部族の物語を読むと、その大部分は残念な物語です。ベニヤミン族についての物語のとても、とても暗い物語が思い出されます。それは聖書全体の中で最も恐ろしい物語です。それらの物語の一つは、今日、読むのに適さないという理由で、道徳的な人々が削除することを願っているものです。ああ!...

  • 「十字架と神の都」 第五章 神の都(3)

    次の点は、これらの城壁は主の民の性格を示している、ということです。包括性の次は性格です。すでに述べたように、この都は神の民であり、城壁は主の民の性格を示しています。それらの城壁を見てください!碧玉、透明な輝くダイヤモンドがあります。幽玄な青色の美しいサファイヤ、暗深紅のざくろ石の玉髄、透明で純粋な緑がかったエメラルド、黒と白が混ざった縞瑪瑙、紅玉髄またの名をルビー、淡黄色の金色の石である貴かんら...

  • 「十字架と神の都」 第五章 神の都(2)

    エペソ人への手紙三章十四、十六、十九節に再び戻ることにしましょう。「彼の栄光の豊富にしたがい(中略)あなたたちが満たされて、神の全豊満へと至るように」。聞いてください、「彼の栄光の豊富にしたがい、満たされて、神の全豊満へと至る」。これは大きな都です。エペソ三章の言葉は黙示録二一章の言葉と同じです――「その幅と長さと高さと深さ!」。壮大です!巨大です!満たされて神の全豊満へと至ることが必要です。それ...

  • 「十字架と神の都」 第五章 神の都(1)

    聖書朗読:詩篇二四篇、黙示録二一・九~二一。 さて、神の都というこの象徴的表現が示している神の民のさらなる特徴について考えることにします。そうするとき、私たちは城壁と門によって示唆されているこれらの特徴・要素を前にすることになります。城壁と門 黙示録を読むと、この都の城壁と門についてなんと多く述べられているのかに気づきます。この「城壁」と「門」という二つの単語に下線を引くだけで、それらの占める地位...

  • 「十字架と神の都」 第四章 光の都(3)

    神聖な統治の都 黙示録二一章は、人における神聖な統治のまさに現われです。この章の内容はみな、なんらかのかたちで数字の十二について述べています!十二は統治を示す聖書の数であり、完全な統治を意味します。この都はそれであり、統治・主権にあずかります。 ここには、中心から周辺まで、御座の権威があることがわかります。これにより、この都は主権の都に構成されます。「また彼は、水晶のように輝く命の水の川を私に見せ...

  • 「十字架と神の都」 第四章 光の都(2)

    勝利して突き進む力を十分に与えることができるのは、私たちの中におられる聖霊の啓示だけです――しかし、この啓示にはできます!それは人の霊の内側における啓示であって、真理についての――たとえそれが神に関する真理だとしても――知的理解ではありません。ああ、「私は知っています」と言えることにはなんという力があることでしょう。聞いたことがあるとか、読んだことがあるとかではなく、「私は知っている」と言えることです...

  • 「十字架と神の都」 第四章 光の都(1)

    「どうか、私たちの主イエス・キリストの神、栄光の父が、彼を知る全き知識を得させ、知恵と啓示の霊をあなたたちに与えて、あなたたちの心の目が照らされ、神の召しの望みがどんなものであるかを、あなたたちが知るように。また聖徒たちの中にある神の嗣業の栄光が、どんなに豊富であるかを知るように。 また神の力強い大能の活動にしたがって、信じる私たちに働く彼の力が、どんなに超越して偉大であるかを知るように」エペソ...

  • 「十字架と神の都」 第三章 力、堅固さ、光、主権(7)

    神の都が建造されつつあります。そして、まさにその性質は永遠の命、不滅の命であり、私たちが挫折する時、私たちを支えてくれます。彼は忠信であり続けます。彼はなおも支えてくださいます。彼は永遠・不変だからです。これが私たちと共にあって、私たちは持ちこたえ、切り抜けます。「これらすべての事柄において、私たちを愛してくださった方を通して、私たちは勝ち得て余りがあります」――ローマ八・三七。これは奉仕でも同じ...

  • 「十字架と神の都」 第三章 力、堅固さ、光、主権(6)

    地上で私たちは試練、逆境、悲しみ、苦難を通っており、「主は自分を見捨てられた」と思うよう誘惑されています。敵は四方から、訴え、罪定め、疑問、疑念、恐れをもって押し迫っています。「堅く立って、動かされることなく」、なぜなら愛する人よ、これは確立する原理の働きであり、私たちの信仰の訓練だからです。私たちは苦悩、労苦を経験します。覚えておいてください、この確立する働きがなされるのは、私たちの目が彼に向...

  • 「十字架と神の都」 第三章 力、堅固さ、光、主権(5)

    敵が神の民にキリストにある自分の立場について疑いや疑問を抱かせる時、彼らは戦う力を奪われます。神はご自身の都をしっかりと建てなければなりません。そして、私たちは信仰の全き確信の中に立たなければなりません。 「都の城壁の土台は、あらゆる宝石で飾られていた」――黙示録二一・十九。 「あなたたちの信仰が試されることは、金が火によって試されることよりも遥かに尊いのであって、イエス・キリストの出現の時に、賛...

  • 「十字架と神の都」 第三章 力、堅固さ、光、主権(4)

    疑念はサタンの主要な武器である 信仰の確信を妨げることがサタンの働きであり、彼の狙いは主の民に疑念を抱かせることです。疑いは、彼の働きの最も巧妙な手段です。最初の時もそうでした、「神はそう言われたのですか?」――創世記三・一。そして、これが依然として彼の方法です。これを阻止する方法、唯一の方法は、信仰の中に確立されることによります、使徒十六・五、コロサイ二・七。「信仰の中に堅く立ちなさい」―― 一コリ...

  • 「十字架と神の都」 第三章 力、堅固さ、光、主権(3)

    「確立する」という言葉を聖書全体にわたって辿ることにしましょう。「いと高き方ご自身が、それを確立される」――詩篇八七・五。 「彼は私を恐ろしい穴(ヘブル語では滅びの穴)から引き上げられた。彼は私の足を岩の上に置き、私の歩みを確立された」――詩篇四〇・二。 「シオンの山は、麗しい場所にあり(麗しい高みにあり、アメリカ改訂訳)、全地の喜びである(中略)偉大な王の都(中略)神はそれを永遠に確立される」――詩...

  • 「十字架と神の都」 第三章 力、堅固さ、光、主権(2)

    力、堅固さ、光、主権 この都、この神の民の土台は、とても堅固です。この土台は試みを経た石であり、その城壁は大きくて高いです。これはみな力と堅固さを物語ります。 御座は中心であり、弱さにおける神の力の現われです――御座の中央の「小さな小羊」は地獄と罪のすべての力よりも偉大です。小羊は勝利されました。御座の中央の小羊は、すべての領域で、あらゆる範囲・深さに及ぶ死に打ち勝った命です。弱さから発した力、永遠...

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