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  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第八章 主の負担 (2)

    章の区切りは少し誤解を招きます。六一章にはこうあります、「主の霊が私の上にある。主が私を油塗られたゆえに。それは私が柔和な者に良い知らせをもたらすためである」。誰がこれを述べているのでしょう?私たちはよく知っています。預言してメシヤが述べておられるのです――キリスト、主イエスは、肉身を取っていた当時、まさにこの言葉は自分と関係しており、自分によって成就された、と話されました。話しているのは彼であり...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第八章 主の負担 (1)

    「あなたたちはシオンに来ているのです……」。この言葉の豊かで完全な内容をもう一度見ることにします。今晩これを、シオンに関するこの最後のメッセージで、イザヤの預言書の六二章の最初の七つの節から見ることにします。「シオンのために私は黙っていない、エルサレムのために休まない、その義が輝きのようにあらわれいで、その救いが燃えるともしびのようになるまでは。諸国民はあなたの義を見、すべての王はあなたの栄光を見...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (13)

    そして最後に、シオンはサタンの王国全体を打ち倒すきっかけとなるものです。これが御言葉に啓示されていることです。シオンはエジプト、バビロン、アッシリア、ローマを打ち倒すきっかけでした。ローマはシオンに対して頭をもたげました(私は今、霊的な言語でシオンについて述べています)。すると、ローマに何が起きたでしょう?あの強力な鉄の帝国はどこにあるでしょう?打ち砕かれ、粉々にされ、散り散りになりました……塵に...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (12)

    ですから神は、シオンを建て上げるために、シオンを得なければなりません。彼は事物を建て上げようとはされません、シオンを建て上げられます。そして、シオンは御子の豊かさに対する証し、生ける証しであって、その表現です。神は加えるために植え付けられます。神が植え付けられるのは、他のすべてのものに対する論拠を得るためです。驚くべきことです。これにより別の領域が開かれますが、それを探求する時間はありません。し...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (11)

    神のいっそう大きくて偉大な目的の手段/ ですから、それが表しているもの、あの証し、主イエスのパースンと御業と神に定められた地位に対するあの全き証しが、心に対する啓示として、神の民の心に対する啓示として、諸国民の中に植え付けられなければなりません。植え付けられなければなりません。そこに植え付けられなければなりません。神の戦略は次の通りです。彼は一つの証しを植え付けられます。その証しは御心に適うもので...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (10)

    これがイスラエルに実現しない限り、神は諸国民に触れませんでした。神はこの内的状況を、諸国民に触れるための基本的条件とされました。他の事はそれに続きます。確かに、昼が夜に自然に続くように、神がご自身の望んでいるものをご自身の民の中に得る時、他の事はそれに続きます。魂が救われるために特別な努力をする必要はありません。人々は絶えず静かに救われるでしょう。なにかが外に出て行って、生活に触れ続け、ますます...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (9)

    リバイバルの原動力 一般的にリバイバルと呼ばれているものは、その目的・目標として、一つのことと関係しています。魂の救い・回心と関係しています。「リバイバル」という言葉に関する一般的観念を、ほぼ完全に要約してこう言えると思います。すなわち、大々的に人々が救われることである、と。まあ、私たちはこれに反対はしません、どうか主がこれを与えてくださいますように。しかし、リバイバルというこの問題は、教会の霊的...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (8)

    自分たちは選ばれており、自分たちの働きこそ、あらゆる働きの中で神から与えられた唯一の働きである、と考えている個々人には、常に大きな制限と危険があります。そのようなものはなんであれ、原則に違反しており、確実に行き詰まることになります。私たちはこれを共有しているのです。つまり、神の御旨は一つの民、彼の教会と関係しているのです。彼の教会を真に表現しているもの、つまり、真の教会、天的からだの性格を帯びて...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (7)

    集団的観念 つまり、シオンは主の民を全員一つに結びつけるものなのです。主の民は国家としての中心をシオンに見いだしました。シオンが彼らをまとめる力であり、彼らを一つにするものでした。もちろん、これは、彼らが所定の時に全員シオンに登って行った時は、当然文字通りその通りでした。すべての部族から人々がそこに来て、国民の一体性を祝い、享受しました。彼らは多くの場所で離れて生活しなければならず、その間の数ヵ月...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (6)

    へブル人への手紙はこれをすべて集約して述べています、「こんなにも大きな証し人たちの雲に囲まれているのですから、走ろうではありませんか……」。「(彼らが走ったように)忍耐をもって競争を走ろうではありませんか」。あらゆる重荷と、いとも容易にまといつく罪をかなぐり捨てようではありませんか。この罪とは、文脈からわかるように、あの疑い、あの疑い――あの不信仰のことです。それをかなぐり捨てなさい……忍耐をもって走...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (5)

    宿命 そして、御霊による生活、御霊による生活は、よく聞いてください、それに関する知能の成長、それに関する理解の成長を意味します。今や、それについての基本的意識があるだけでなく、それについての理解も成長します。そして、選ばれたこと、御旨にしたがって召されたことの意味に関する理解が成長するにつれて、人生はますます豊かな意味と価値と力を帯びるようになります。ますますこれを理解するようになるにつれて、それ...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (4)

    これは、ユダヤ人について常に言えたように、信仰による神の子供の誕生においても、とにかく、とにかく、明らかな現実・事実です。新生によってそのような結果が生じていないとしましょう。つまり、私が述べた言葉や形で述べることはできるものの、次のような感覚に欠けているとしましょう。すなわち、人生は始まったばかりであり、目的を得たばかりであり、使命感が生じたばかりである、という意識です。もし、これがあなたの回...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (3)

    新生 イスラエル人は生まれつき、使命と宿命に対するこの感覚が、その血と性質の中にとても強く、とても強力に根付いていました。そうだったからには、これは神の子供の新生にも言えます。これが一つの大きな要素としてそこにあります。現存しています。しかし、これは誕生全般に言えます。私たちは新生をこのようには定義しません。新生を言葉でこのようには定義しません。しかし、こう言われると、確かに、これはまさに私たちが...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (2)

    違いと使命、隔たりと目的、この二つは同行します。これが彼らの存在のまさに構成要素です。彼らにはどうしようもありません。それは必ず現れます。それに出会うことになります。時として、それは傲岸さ、独立心、優越感、他の多くの方法で現れますが、確かに存在します!彼らはそれを自覚しています。そこにはなにかがあって、目的・使命の性質的相違と関係しています。それは彼らの相続財産です。そして、この使命感が、これま...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第七章 シオンの宿命 (1)

    この午後、へブル人への手紙一二章二二節の「あなたたちはシオンに来ているのです」というささやかな節の深さと豊かさの探索を続けることにします。 「へブル人への手紙」と称されているこの文書は、一つの経綸から別の経綸への移行を示していることは、一般的に知られています――一つの体制、体系、エコノミーから、全く異なるものへの移行です――イスラエルによる神の方法や神の手段という一時的・地的・物質的なすべてのものか...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (17)

    もし務めそのもの(つまり、今の場合、公の務め)の問題だけを取り上げるなら、それはキリスト教全体の中で最大の争点であることがわかるでしょう。多くの問題が、他の何もの――講壇の務め――にもまして多くの問題が、「務め」をめぐって生じてきました。シオンでは、務めを行う権利を誰も持っていません。務めのための資格を誰も持っていません。主が望まれるなら、大いに気楽に、くつろいで、務めを何もしないでいることもできま...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (16)

    次に、三番目に、シオンのこの務めはこの器における徹底的な深い働きによって建て上げられます。 この器における徹底的な働き、この器における深い働きです。これは、私たちの内になされたこと、神が私たちの内になしておられることから離れて、引き受けられるものではありません。神は私たちを台無しにし、粉々にし、剥ぎ取り、空にし、無にもたらして、そこから私たちとすべてをやり直されます。これがシオンとシオンの務めに...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (15)

    シオンは神の主権的捕獲によって建て上げられます。次に、歴史の背後で働く神の主権的統治によって建て上げられます。 もちろん、これには多くの説明が必要です。これは使徒パウロが述べている次の言葉によって説明できます。「誕生の時から私を選び分けられた神は、喜んで御子を私の中に啓示してくださいました……」。彼はまさにこの点に触れます、「 私の誕生の時から!私の誕生……私の誕生の時から。私はユダヤ人家庭に生まれ...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (14)

    「主権をもって」と言う時、これは神に属する、ということ以外の意味ではありません。主以外のいかなるものによっても説明できません。それに触れるとき、主に出会います。その間にいるとき、主に出会います。どういうわけか、主がこれのために、その存在のために責任を負っておられます。それが団体であれ個人であれ、それは神によって主権をもって興されたものです。何ものもこれを行えません、選択してこれを行うことはできま...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (13)

    シオンの務めに関して もちろん、これには一つか二つの点が含まれます。すなわち、諸国民との戦いと、伝統や形式的キリスト教との戦いです。しかし、シオンの務めの問題になると、これは遥かに内面的なことになります……確かに、遥かに内面的なことになります。 この論争はあることにかかっています。親愛なる友よ、それを私たちは理解するよう努めなければなりません。それは、理解力を持つことについて私が最初に述べたことと、...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (12)

    真理であると信じられている多くのもののために戦いがなされていますが、それは、結局のところ、真理の律法的解釈にすぎません。真理の意義を把握することに関して、多くの失敗があります。多くの失敗があります。到底無理です。ご存じのように、親愛なる友よ、御言葉が述べている真理と、その叙述についての神の意味との間には、大きな違いがあります。もしこの二つを区別できなければ、絶えず混乱することがわかります。これが...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (11)

    もう一つの面は、それは知識なき熱心さの領域であるということです。そして、これは恐ろしい領域です。ご存じのように、恐ろしいことです。熱心なのですが、知識にしたがっていません――ある種の幽冥界のようであり、人々が木々のように歩いているように見えます……つまり、霊的にはっきりと理解できないのです。魂的キリスト教と霊的キリスト教を区別する力、能力、機能がないのです。すべてがごちゃ混ぜで混乱しています。 最初...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (10)

    クリスチャンの専門職と伝統の領域 クリスチャンの名の下で、あるいはキリストの名の下で、天然の魂が王国を持っている領域についてです。言うのも恐ろしいことですが、次のことは大いに真実です。すなわち、クリスチャンの肩書を帯びているのに、結局のところ、人の魂の王国にすぎないものがあるのです。天然の命にすぎないものがあるのです。(悲しみをもって言いますが)クリスチャンの専門職の領域においても、この世にあるも...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (9)

    さて、先に進みましょう。諸国民の中に一つの証しがなければなりません。その証しは、それに基づいて神が働けるものであり、諸国民に対する神の裁きを正当化するものであり、世界と諸国民に対する神の統治に意義を与えるものです。一つの証しが諸国民の中になければなりません。神が諸国民の間でねたむほどに慕う証しです。私たちはこの文脈で預言者の言葉をよく引用してきました、「私は大いなるねたみをもってイスラエルのため...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (8)

    マタイ二四章に注目してください。時代の終わりのしるしがいくつか与えられています。戦争、戦争のうわさです。さて、ある人々のようにあなたは言うかもしれません、「まあ、これまで常に戦争がありましたし、これからも常に戦争があるでしょう。マタイ二四章に記されている戦争と他の戦争との間にどんな違いがあるのでしょう?」。まず初めに、あなたは近年の戦争の数を数えたことがあるでしょうか?この世界の歴史の昔のいかな...

  • 「あなたたちはシオンに来ているのです」 第六章 シオンの論争 (7)

    バビロン……確かに、この民は主の期待を裏切って、バビロンに送られました。しかし、主はご自身の証しを見捨てず、諦めす、放棄されませんでした。どうしてでしょう……何と書いてあるでしょう?イザヤ四三章一四節を見ましょう、「主、あなたたちの贖い主はこう言われる……」。バビロンでも「あなたたちの贖い主」なのです。「イスラエルの聖なる方はこう言われる、『あなたたちのために私は人をバビロンに遣わした。あなたたちのた...

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