(株)ベジネットの社長が、野菜・農業に関する最近のニュースからピックアップして一言物申す!
青果物流通の会社を経営しております。農家さんから生産する農産物を契約栽培で買い取り、販売する仕事をしてます。その中でいろいろぶつかる農業問題に関して備忘録的に書いています。
平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による甚大な被害は言葉を失うばかりです。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、将来にわたって国を挙げて復興に尽力していく必要をひしひしと感じています。東北地方での今後の農業に関して言えば、莫
昨日(2/8)の日本経済新聞によると、政府が農地集約へ向けて取引仲介するための「農地バンク」を設立する検討に入ったらしい。今回の構想はTPP(Trans-Pacific Partnership)の流れをにらんだものであるが、日本農業の規模拡大、大型法人化、他産業からの新規参入などの
平成22年度から農水省でも推進している一つのキーワードとなっている農業の「第6次産業化」。そもそもこの言葉は東京大学名誉教授である今村奈良臣氏が15年以上前から提唱していた言葉らしい。そもそも第一次産業って何?から復習してみると・・・第一次産業
今月、日本ソーシャル交流会の勉強会で福岡会場の分藤さんが講演された内容に「ダンバー数」というのがあった。ロビン・ダンバーというイギリスの学者(人類学者、進化生物学者で専門は霊長類の行動)が唱えているのが「ダンバー数」である。彼は、「人間にとって
12/12、当ブログのコメント欄に「スカイツリー」さんという方からメッセージがありました。「農業分野」に志を抱く高校男子からのメッセージでした。彼の質問に答える意味でご紹介します。(一部修正してます)==========================
今日、宗像ユリックス(福岡県宗像市)にて「食と健康・環境を考える永続可能な自然農法(自然栽培)」と題した講演があった。講師は、元田農園 元田祐次氏(熊本県)。主催はタッキーベジガーデンの滝口氏(宗像市)。「自然農法とは、不耕起(耕さない)、不除草(除草
最近新聞などのマスメディアを賑わせている用語で「TPP」というのがある。英語で書くと、「Trans-Pacific Partnership」、、、これって何?ちょっと調べて整理してみた。2006年5月、太平洋を囲む国の中で結ばれた経済連携協定。シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージー
(上記グラフは、野菜のポータルサイト「ベジワン」より)先週くらいからテレビで「野菜が高い!」とか政府が供給量を確保するために前進出荷をするための施策を・・・なんて騒ぎ出してましたが、だいたいそんな時は、もう高値のピークを過ぎてる頃なんですよね。契約
今年は、焼酎用の甘藷(芋)が足りない。何故そうなったのか、またその状況を顧みて契約栽培の難しさを整理してみたい。◆焼酎ブームの状況焼酎、もちろん芋焼酎の原料は基本的に「黄金千貫(こがねせんがん)」という品種を使う。黄金千貫の生産は、鹿児島県や宮崎県の
NPO法人である日本GAP協会は、7月1日よりJGAP認証の消費者向け表示を開始するとのこと。 (画像は、JGAPのサイトより) 以前よりGAPについては書いてきた。これまでは認証制度があっただけで、その畑から出荷された商品かどうかを小売り時点で消費者が識別す
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