教官業と温泉と独身とセンチメンタリズムを足して4コマ漫画で割ったような教習指導員のブログです凸
合宿免許制の教習所で教官業に携わり早や数年…山陰にあるのに年間卒業者数が全国1位(普通免許)らしいですこれは異常ですでもボクは至って普通です当ブログはそんな普通の目線で教習を熱く語っていま…ゴホッ!!
目力はある方だと思ってた。いや、あり過ぎる方かなと思ってた。赤ちゃんと目が合うと、必ず泣かれる。別に睨んでいる訳じゃないのに。優しくほほ笑みかけているというのに。これはきっと目力のせいだな。この目力、成熟した大人の女性などには丁度いいが、赤子にはちと刺激が強すぎるのだろう。そう思ってた。教習中、人相学に造詣が深いっていう女子大生がサラリとボクにこう言った。「その目って…凶悪犯罪者によくある特徴の目をしてますね。」気を付けます。って消え入りそうな声で返事しといた。おれ、カラコン買いに行くよ…。
えっと、前回の記事を見た上で読んでくださいな。11:05学科教室ボクはこの日、第2段階の学科、項目6『人間の能力と運転』を担当した。学科教習の冒頭部分“導入”は教習指導員の裁量に任されている。導入とはスポーツで言うところの準備体操であり、教習生の興味、学習意欲を引き出す為の大事な部分である。教習指導員の教科書『講習ハンドブック』によると、導入は次のような方法で行う。・軽い話題を笑顔で披露する。(必ずしも教習項目との関連は必要ではない。)・教習内容の重点を簡潔に説明する。・新鮮で身近な交通のニュースや事例を話す。つまりは何でも良いから楽しい話をしたり、これから学ぶことをザックリと説明したり、リアルな出来事で気を引いたりしなさいってことだ。で、ボクが担当したこの時間の学科は「人間という生き物は万能では無いんだよー」...あるんだよ。
最終時限。20:45。路上から場内に到着し、一日の役目を終えた一台の教習車は車庫に入った。エンジン音が止まって初めて安堵の表情を浮かべ、「ふーっ」と深く長い息を吐いたのは運転席の教習生Hくん。第一段階からずっと一緒に乗っているボクの第一担当だ。彼は今日、無事に最短教習時限で修了検定、仮免学科試験に一発合格した。ボクは運転席の彼に向かって喋り出した。「Hくん、初路上お疲れ様。無事に生きて帰りついたな!」それは、ボクが彼に言った初めての冗談だったのかもしれない。ボクたちの関係は決して生ぬるいものでは無かった。彼は第一段階は最初から最後まで苦労した。彼は少しばかし不器用な所があったが、とても真面目なタイプだった。だからボクも彼の頑張りに応えようといつも必死だった。そして今回の夜間の初路上も勿論、気を抜くことは許されな...ふたりの余裕
担当の教習生の関西女子が堺雅人の大ファンだという。まあボクも好きなんですけどね堺雅人。こちとら繁忙期で忙しく、ドラマ『半沢直樹』とか見てる余裕とか全然無い。それでもおかまいなしに「堺雅人のあのシーンが…」とか「堺雅人の演技力が…」とか、半沢さんの魅力を熱く語り出してきて止まりそうにないんで、こうなったら「倍返しだ!」と思っていや、でも『リーガル・ハイ』の時の新垣結衣は主役の堺を引き立てて慎ましやかで実に可愛らしかったし、かつて世の男性に衝撃を与えた初写真集『ちゅら☆ちゅら』は新垣結衣の透明感と健康美が余すことなく…ってガッキーの魅力を聞かせてやったんだけど、彼女、全然聞く耳持たない。それどころか『篤姫』とか『武士の家計簿』とかにまで堺雅人の話を「10倍返しだ!」みたいに広げようとしてきたのでそんなに好きならさ、...究極の親心
「ブログリーダー」を活用して、inskunさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。