半年ぶりの更新になり本当にすみません。「あいつはもう死んじまったんじゃないか?」なんて真面目に心配いただきましたが、なんとか元気にしています。。心配の種だった親父は目の手術が成功して今では車も乗り回していますし、衰えた筋力を取り戻そうと八十を超えた歳でジムに行って筋トレをしたりしています。(5月に鯛釣りに行った時の写真です)そこそこの釣果♪そんな親父を見ると、私もまだまだ負けていられませんね。私の去...
食べることと命をいただくことについて考えます。 狩猟、素潜り、釣り等々…
幼少時より食い意地の張った子供で、今でも野生の動植物を見る時には 「美味いか不味いか?」 が大きな判断基準を占める。 素潜り、釣り、手づかみなど様々な方法にて「タダの食料」を捕獲することに情熱を燃やしています。 2009年より狩猟界にデビュー。タンパク質自給率100%達成なるか!?
ブラウンさん達や野鳥たちと闘いながら、毎日チマチマと収穫を続けていたブルーベリーが溜まったのでジャムを作成しました。「ジャムを作りました」なんてたいそうに書いていますが、計量して砂糖を加えて煮るだけです。マーマレードなんかを作る時は皮を使用するので少し面倒なのですが、ブルーベリーなんかはとっても簡単。大雑把な性格なので、キッチン秤を使用することはほとんどないのですが、この時ばかりは秤を使用して重量...
書こうかどうしようか迷ったのですが、まあ身内のことでもあり、このブログの主要登場人物の一人のことなので書きます。ウチの親父が新型コロナウイルスに感染しました。もれなくオフクロも感染…。最多感染者数を更新し続けている今最中、ちょっと気が緩んだ隙にB.A.5株の急速な拡大によって罹患したようです。幸い二人とも軽症。しかし、親父にとって都合の悪い事態がありました。夜焚きのイカ釣り釣船の予約をしていたのです。直...
ブラウンさん(ボリスブラウンという種類のニワトリ)の一羽が行方不明になって、二晩が経過しました。「ニワトリネットを越えて飛び立って、そのまま野生動物か野良猫にさらわれたんだろう…」と思わざるを得なかったのですが、二どうしても腑に落ちなかったことがあったのです。実は行方不明になった時に、ふじをニワトリと同じ場所に放していたのです。「仮にネットから飛び出したとしても、ニワトリが外敵から攫われるのをふじ...
「さ、今日も楽しもう!!」夜中に起きだして、釣り船に乗り込みます。今回の同行者は猟友会の友人、腹口くん(仮名)、(ケンサキイカのダブルヒット)motoさん(仮名)、(大きなアオハタ)そして前回たくさん大物を釣った、私の高校時代からの友人イケくん(仮名)。(立派なサイズのアコウ)友人イケくん(仮名)はすっかり嵌ってしまって、今回は新しいロッドと電動リールを購入しての参戦!!(お金持ちだなぁ~)私が釣りを...
我が家で飼っているニワトリのブラウンさん達。朝見た時には確かに四羽いたのですが、昼過ぎに確認すると一羽いなくなっていました。ニワトリゾーンを隈なく探しますが、抜け出すような場所や獣や猛禽類に襲われて羽毛が散っている様子は確認できず。「どうせ近所にいるだろう」と思ってお隣さんや周囲の敷地内を外から探索しますが発見できず。雨が降り出したので、軽トラで周囲を回りますが発見できず。残りの三羽は敷地内にいる...
とある日に、お袋から手作り巨大プリンをもらいました。添加物も入っていないし、甘味も最低限なのでワンコさん達にも少しずつお裾分け。(左モリさん、右カヤさん)ふじにもお裾分け。プリンをガン見中の図!ヨダレが氷柱の様に垂れていましたが、女の子なのでちょっと拭って写真撮影(笑)♪「もっとちょうだい!!」という感じで、ワンコ達は皆さん大満足でした。そしてその翌日、犬部屋に落ちていたもの。カエルの干物…。「昨日...
初めての夜焚き(イカの夜釣り)で、友人のMOTOさん(仮名)からいただいたイカの沖漬けがとても美味しかったので、自分でも作ってみました。この時期の釣具屋には、「イカの沖漬けの素」なるものが売っていて、その裏面に書いてある原材料名をジッと眺める私。釣具屋のイカ釣りコーナーで、イカの沖漬けボトルを持って裏面を凝視している私は、周囲からさぞかし奇異に見えたことでしょう(笑)。イカの沖漬けの原材料を眺めると、...
その日、私は悩んでいました。「う~ん、昨日魚釣りに行って大漁だったから、冷蔵庫の中に魚がいっぱいあるのだけど、どうしても暑くて潜りに行きたい…」というのも、朝早い時間に家庭菜園の手入れや草抜きや庭木の剪定をすると、ボトボトと汗が滴り落ちていたので水の中に入りたかったのです。一旦そう思ったらもう駄目で、欲望に勝てずに海へ!!「やっぱり良く澄んでベストコンディションだ!」年間を通して潜りに最適な時期は...
帰宅して車をバックで停めていると、脇に置いている軽トラの横にブラウンさん達(我が家で飼っている鶏)。「あれっ!?一体どういうこと?」風切り羽根を切って飛べないようにしているのに、ニワトリゾーンから脱走しているなんて…。ニワトリゾーンから出ていたのは3羽で、残りの1羽はそのままニワトリゾーンにいました。幸い、敷地内から脱走した形跡はなし。(ホシノさん達はご近所さん宅の家庭菜園を荒らした前科があります)...
「今晩が峠です」私がまだ予備校に通う10代の若者だった頃、病院の集中治療室の前で医師に告げられた言葉です(実話)。漠然と「へぇ、お医者さんって本当にこんなドラマでしか聞いたことのない言葉を使うんだ…」と思った事を覚えています。病室の扉の向こうに寝ていたのは友人イケくん(仮名)。一緒に海に行って溺れたのです。ちなみにその時海底に沈んだ友人イケくん(仮名)を潜って引き上げたのが私。(その時の瞳孔が開いた...
「お!今年はブルーベリーがよく実ってるなぁ。冬から春先にかけてしっかり手入れして肥料もやったからなぁ」まだ青いけれど、たくさんの実が生っている様子を見て、今後の収穫とジャム作りの事を考えます。(ラビッドアイ品種なので少し小ぶりです)そして暑くなり始めた頃に実が熟し始め、帰宅すると少しずつ収穫するのが毎日の楽しみとなりました。そんなある日のこと、一粒も収穫できない日がありました。「ま、こんな日もある...
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半年ぶりの更新になり本当にすみません。「あいつはもう死んじまったんじゃないか?」なんて真面目に心配いただきましたが、なんとか元気にしています。。心配の種だった親父は目の手術が成功して今では車も乗り回していますし、衰えた筋力を取り戻そうと八十を超えた歳でジムに行って筋トレをしたりしています。(5月に鯛釣りに行った時の写真です)そこそこの釣果♪そんな親父を見ると、私もまだまだ負けていられませんね。私の去...
皆さま、お久しぶりです。私はなんとか生きています。毎年のふり返りをここでしているので久々にブログの更新をします。今年も終わりですね。本当にあっと言う間の一年でした。毎年同じこと言ってるな…(笑)。今年をふり返ると、何だかツラい一年でした。その理由は色々とあるのですが、親父の銃砲所持許可の返納も理由の一つですね。親父の銃砲所持許可の返納理由は、網膜の毛細血管が破れて出血して視力を失う寸前くらいまでに...
すみません、色々と事情があって更新が滞っていました。実は親父が銃砲所持許可を返納することになりました。銃砲所持者の誰しもが迎えることですが「銃を置く時」が来たのです。ブリタニースパニエルのレオが6歳で猟犬として脂が乗っている全盛期でもあるので、もう少し銃砲所持をしたかったようですが年齢的なものや諸事情により返納。親父本人は元気といえば元気なんですけどね…。今までも何度か返納の危機があったのですが、そ...
最近の私は猟期が終わったので魚釣りによく行っています。(いつも暗いうちから出港なので超早起き)「肉は食べ飽きた~!さあ魚釣って食べるぞ!!」という魂の叫びなのです。で、サバを釣ったり鯛を釣ったりヤズ(ブリの小さい奴)を釣ったりしています。鯛などの白身魚よりもサバやアジなどの青魚は美味しいので大好物なのです。「ああ、一月前までは猟銃を担いで泥塗れになりながら山を駆け回っていたのがウソのようだ…。平和...
私には「幼馴染み」がいません。親戚の従姉妹などはいますが、幼少期から小中学校時代を共に過ごした友人がいないのです。別に「激しく人見知りで友達がまったくいなかった」というわけではありません。それなりに友人はいて、魚釣りに行ったりザリガニ獲りをしたりと遊びまわっていました。じゃあなぜ幼馴染みがいないのかというと、皆さん何処かに行ってしまって連絡が取れなくなったからです。私の住んでいた地区は街自体が大き...
カヤがケガを負って病院で診てもらった時に獣医さんと色々話をしました。なにせ近隣の猟友会から重傷を負った猟犬が運びこまれる動物病院です。かなり有益な生きた情報をお聞きすることが出来ました。そこの獣医さん曰く「防刃ベストを着用させていて、一番重傷を追うのはやはり腹部だね。もし腹膜が切れて腸が出ていた場合、腸間膜(腸と腸を繋ぐ薄い膜)を破らないことが大切だ。これが破れると腸自体に損傷が無くても、内臓が固...
カヤがイノシシの牙によって後ろ腿を突かれ、受傷して動物病院で治療を受けて1週間経過。私は朝晩忘れずに縫った傷の様子を確認していました。それは獣医さんでも「良くなってきたら自分でワイヤーを自分で取っちゃうから気を付けてね」と言われていたし、地元猟友会の猟犬持ちの友人にも「ウチの犬は周囲のお肉を食い千切っちゃいました」という報告を受けていたからです。まあでも、カヤは今まで何度か縫ったことがあったけどそ...
少し前の記事になります。猟期も終盤になり獲物の気配が薄くなります。最近山入りした勢子役の皆さんの情報を総合すると標高の高い場所に獲物が固まっている様子。「よっしゃ、それじゃ待ち役は高い場所を囲むように包囲網を張ってもらって、下から上に向かって獲物を競り上げますか!」親方(若き勢子)と私が猟犬を入れ、高い場所を目指す作戦。待ち役(狙撃手)に配置に付いてもらうため、密やかに山の中を進み包囲網を張っても...
少し前の話ですが、ふじが10才になりました。お誕生日おめでとう!少しだけ生クリームをなめるふじ(笑)。ふじの生家である親方(若き勢子)のお宅でコロコロとしたふじと会ったのがついこの前のように思えるけど、もうそんなに時間が経ったんだね。(これは引き取った日の写真)初めて会った時はモコモコで、口の周りが黒くて「この子は成長したらパグになるんじゃないかしら?」と思ったくらいだけれど、美人さんに育ってくれま...
「お!美味しそうなヒラタケ発見!!」ワンコを引いて山入りしていたある日、競っている途中で食べ頃の大好きなヒラタケを見付けました。(周囲にもたくさん生えていた)だけどワンコ達がいつ獲物を起こすか分からない状況なので、写真撮影だけで現場を離れます。「ま、ご縁があったら競り終って山を下る時にでも採りに来れるかもね」だけど広く移動するので、ほとんどその希望は叶うことなく終わります。そして山を競り終り、下る...
猟期もラストスパートに入ったこの日は、いつも解体をさせていただいている親方(若き勢子)のご家庭がお留守。「じゃ、人数も少ないし軽く散歩程度に犬を走らせましょうか。もし獲物が獲れたら野外解体にしましょう」という話になります。我が家のワンコはカヤさんイトちん。モリは爪を剥がしてもう少しお留守番です。1ラウンド目は私と長老勢子で山を掻き回しますが、ほとんど獲物の痕跡なし。それでも素抜けしてきたオス鹿が1頭...
今日は大きな山を囲んでの大巻狩り。いつものメンバーの他に近隣の猟友会から多くのゲストハンターさんを迎えて待ちについてもらいました。我が家はモリさんが爪を剥がして戦線離脱しているので、カヤとイトの俊足コンビ。リードを放つと超高速ダッシュで山の中を掻き回してくれます。「さ、とりあえず高い場所を目指そう」勢子役の私は他の勢子役の皆さんと連携して、フウフウと急斜面の見上げる様な大きな山を登って行きます。相...
「今年のブリは餌のイワシが豊富でとても脂が乗っていて格別に美味しいですよ!」産直市場で地元鮮魚コーナーを紹介する番組があって、アナウンサーの女性がそんな事を話していました。「ああ、本当に美味しそうだ。でも肝心のブリ釣りに行けないんだよ…」脂が乗った刺身の映像を見ながら独り言を呟きます。青物(ヒラマサやブリなど)釣りのハイシーズンなので、特別に用事がある時以外は毎週のように釣船に予約を入れるのですが...
この方はグループの長老勢子、殿山さん(仮名)。御年86歳!!86歳で自分の猟犬2頭を引き連れ、山から獲物を追い出してくれています。温和な性格の方で殿山さん(仮名)のことを悪く言う人を聞いたことがありません。色々なことがある狩猟界においてかなりレアなパターンと言って良いのではないでしょうか。私が殿山さん(仮名)と知り合った時は80代になるかならないかの年齢でしたが、髪の毛こそホワイトヘアーですが毛量たっぷ...
親父からキジをもらったのでありがたくいただきます。(手前がキジ。奥はカルガモ)「キジはパサパサして美味くない」というハンターさんが一定数いることも知っていますが、柔らかめに火を通した肉の旨味や骨から取ったスープの深味は他に比較できない物があります。傷の少ない個体を丁寧にゆっくりと熟成すると旨味や甘味を感じることが出来て最高に美味しいのですが、やはりここでも「日本人は調理時に肉に火を通し過ぎる」とい...
帰宅してワンコ達の熱烈なお出迎えを受けるのは毎日のこと♪なかでも甘えん坊なモリはいつも「撫でて!!」と飛びついて来ます。「ん?でもなんか今日はちょっと元気がない感じ…」そう思って観察すると異変に気付きました。右手の爪が一枚剥げて神経剥き出しっ!!「いや~、これは相当痛そうだね…」人の拷問にも「生爪を剥がす」なんて方法がありますし、かなり痛々しい感じ。どうしてこんなことになったのだろうと思って庭を見る...
実は新型コロナウイルス感染症にかかりました。少し前のことになりますが備忘録として記しておきたいと思います。仕事をしていると寒気がして早退。翌朝は38℃超えの発熱だったので休暇を取って発熱外来を受診しました。(犬の歯形だらけの温度計でスミマセン。笑)予め電話して駐車場で車のナンバーを伝えて待機。少しすると防護服と医療マスク・フェイスシールドを装着した看護婦さんがやって来て綿棒で鼻の穴の中をグリグリと拭...
狩猟に行くときの私は早起きです。(くたびれ果てて起き上がれないこと度々ですが…)忘れ物が無いように前日から出来る限りの用意はしておくのですが、ガンロッカーと装弾ロッカーから猟銃と弾を取り出し、猟銃は分解保管している状態なので組み立てて銃カバーに収納します。(寝ぼけ眼で組み立てるので忘れ物があることもしばしば…)それから古傷を抱える膝にテーピングを巻き猟装に着替え。勢子役として山入りするのに必須なので...
猟期も半ばを過ぎ、獲物の動きが変わります。具体的に言うと、足跡やエサを食べた痕跡はあるのに通常の近場の寝屋に寝ずに大きな山まで引いて寝て競っても空山だったり、猟犬に追い出されても田んぼや道路を横切って逃げたり、包囲網を張った射撃手の場所を気取って待ちにかからなかったり…。「相手もなかなかやるなぁ」野生動物の賢さに感嘆せざるを得ません。終末が終わり、しがないサラリーマンの私は筋肉痛の体をごまかして仕...
「あらら、傷付いた場所のカサブタが治ったと思ったら剥げちゃったね…」昨年、防牙ベストの上からイノシシの牙で突かれた跡です。「イトちん、キミはお年頃の女の子さんなのに傷だらけじゃん」(赤丸の中。黄色の線に沿って毛が剥げています)臓器の位置から言うと、肺の下部・横隔膜の場所。肋骨の隙間に牙が通っていたら致命傷となる場所です。「いや~、これは場所的にヤバかった。本当に防牙ベストを着ていて良かったなぁ…」本...
最近の私は猟期が終わったので魚釣りによく行っています。(いつも暗いうちから出港なので超早起き)「肉は食べ飽きた~!さあ魚釣って食べるぞ!!」という魂の叫びなのです。で、サバを釣ったり鯛を釣ったりヤズ(ブリの小さい奴)を釣ったりしています。鯛などの白身魚よりもサバやアジなどの青魚は美味しいので大好物なのです。「ああ、一月前までは猟銃を担いで泥塗れになりながら山を駆け回っていたのがウソのようだ…。平和...
私には「幼馴染み」がいません。親戚の従姉妹などはいますが、幼少期から小中学校時代を共に過ごした友人がいないのです。別に「激しく人見知りで友達がまったくいなかった」というわけではありません。それなりに友人はいて、魚釣りに行ったりザリガニ獲りをしたりと遊びまわっていました。じゃあなぜ幼馴染みがいないのかというと、皆さん何処かに行ってしまって連絡が取れなくなったからです。私の住んでいた地区は街自体が大き...
カヤがケガを負って病院で診てもらった時に獣医さんと色々話をしました。なにせ近隣の猟友会から重傷を負った猟犬が運びこまれる動物病院です。かなり有益な生きた情報をお聞きすることが出来ました。そこの獣医さん曰く「防刃ベストを着用させていて、一番重傷を追うのはやはり腹部だね。もし腹膜が切れて腸が出ていた場合、腸間膜(腸と腸を繋ぐ薄い膜)を破らないことが大切だ。これが破れると腸自体に損傷が無くても、内臓が固...
カヤがイノシシの牙によって後ろ腿を突かれ、受傷して動物病院で治療を受けて1週間経過。私は朝晩忘れずに縫った傷の様子を確認していました。それは獣医さんでも「良くなってきたら自分でワイヤーを自分で取っちゃうから気を付けてね」と言われていたし、地元猟友会の猟犬持ちの友人にも「ウチの犬は周囲のお肉を食い千切っちゃいました」という報告を受けていたからです。まあでも、カヤは今まで何度か縫ったことがあったけどそ...
少し前の記事になります。猟期も終盤になり獲物の気配が薄くなります。最近山入りした勢子役の皆さんの情報を総合すると標高の高い場所に獲物が固まっている様子。「よっしゃ、それじゃ待ち役は高い場所を囲むように包囲網を張ってもらって、下から上に向かって獲物を競り上げますか!」親方(若き勢子)と私が猟犬を入れ、高い場所を目指す作戦。待ち役(狙撃手)に配置に付いてもらうため、密やかに山の中を進み包囲網を張っても...
少し前の話ですが、ふじが10才になりました。お誕生日おめでとう!少しだけ生クリームをなめるふじ(笑)。ふじの生家である親方(若き勢子)のお宅でコロコロとしたふじと会ったのがついこの前のように思えるけど、もうそんなに時間が経ったんだね。(これは引き取った日の写真)初めて会った時はモコモコで、口の周りが黒くて「この子は成長したらパグになるんじゃないかしら?」と思ったくらいだけれど、美人さんに育ってくれま...
「お!美味しそうなヒラタケ発見!!」ワンコを引いて山入りしていたある日、競っている途中で食べ頃の大好きなヒラタケを見付けました。(周囲にもたくさん生えていた)だけどワンコ達がいつ獲物を起こすか分からない状況なので、写真撮影だけで現場を離れます。「ま、ご縁があったら競り終って山を下る時にでも採りに来れるかもね」だけど広く移動するので、ほとんどその希望は叶うことなく終わります。そして山を競り終り、下る...
猟期もラストスパートに入ったこの日は、いつも解体をさせていただいている親方(若き勢子)のご家庭がお留守。「じゃ、人数も少ないし軽く散歩程度に犬を走らせましょうか。もし獲物が獲れたら野外解体にしましょう」という話になります。我が家のワンコはカヤさんイトちん。モリは爪を剥がしてもう少しお留守番です。1ラウンド目は私と長老勢子で山を掻き回しますが、ほとんど獲物の痕跡なし。それでも素抜けしてきたオス鹿が1頭...
今日は大きな山を囲んでの大巻狩り。いつものメンバーの他に近隣の猟友会から多くのゲストハンターさんを迎えて待ちについてもらいました。我が家はモリさんが爪を剥がして戦線離脱しているので、カヤとイトの俊足コンビ。リードを放つと超高速ダッシュで山の中を掻き回してくれます。「さ、とりあえず高い場所を目指そう」勢子役の私は他の勢子役の皆さんと連携して、フウフウと急斜面の見上げる様な大きな山を登って行きます。相...
「今年のブリは餌のイワシが豊富でとても脂が乗っていて格別に美味しいですよ!」産直市場で地元鮮魚コーナーを紹介する番組があって、アナウンサーの女性がそんな事を話していました。「ああ、本当に美味しそうだ。でも肝心のブリ釣りに行けないんだよ…」脂が乗った刺身の映像を見ながら独り言を呟きます。青物(ヒラマサやブリなど)釣りのハイシーズンなので、特別に用事がある時以外は毎週のように釣船に予約を入れるのですが...
この方はグループの長老勢子、殿山さん(仮名)。御年86歳!!86歳で自分の猟犬2頭を引き連れ、山から獲物を追い出してくれています。温和な性格の方で殿山さん(仮名)のことを悪く言う人を聞いたことがありません。色々なことがある狩猟界においてかなりレアなパターンと言って良いのではないでしょうか。私が殿山さん(仮名)と知り合った時は80代になるかならないかの年齢でしたが、髪の毛こそホワイトヘアーですが毛量たっぷ...
親父からキジをもらったのでありがたくいただきます。(手前がキジ。奥はカルガモ)「キジはパサパサして美味くない」というハンターさんが一定数いることも知っていますが、柔らかめに火を通した肉の旨味や骨から取ったスープの深味は他に比較できない物があります。傷の少ない個体を丁寧にゆっくりと熟成すると旨味や甘味を感じることが出来て最高に美味しいのですが、やはりここでも「日本人は調理時に肉に火を通し過ぎる」とい...
帰宅してワンコ達の熱烈なお出迎えを受けるのは毎日のこと♪なかでも甘えん坊なモリはいつも「撫でて!!」と飛びついて来ます。「ん?でもなんか今日はちょっと元気がない感じ…」そう思って観察すると異変に気付きました。右手の爪が一枚剥げて神経剥き出しっ!!「いや~、これは相当痛そうだね…」人の拷問にも「生爪を剥がす」なんて方法がありますし、かなり痛々しい感じ。どうしてこんなことになったのだろうと思って庭を見る...
実は新型コロナウイルス感染症にかかりました。少し前のことになりますが備忘録として記しておきたいと思います。仕事をしていると寒気がして早退。翌朝は38℃超えの発熱だったので休暇を取って発熱外来を受診しました。(犬の歯形だらけの温度計でスミマセン。笑)予め電話して駐車場で車のナンバーを伝えて待機。少しすると防護服と医療マスク・フェイスシールドを装着した看護婦さんがやって来て綿棒で鼻の穴の中をグリグリと拭...
狩猟に行くときの私は早起きです。(くたびれ果てて起き上がれないこと度々ですが…)忘れ物が無いように前日から出来る限りの用意はしておくのですが、ガンロッカーと装弾ロッカーから猟銃と弾を取り出し、猟銃は分解保管している状態なので組み立てて銃カバーに収納します。(寝ぼけ眼で組み立てるので忘れ物があることもしばしば…)それから古傷を抱える膝にテーピングを巻き猟装に着替え。勢子役として山入りするのに必須なので...
猟期も半ばを過ぎ、獲物の動きが変わります。具体的に言うと、足跡やエサを食べた痕跡はあるのに通常の近場の寝屋に寝ずに大きな山まで引いて寝て競っても空山だったり、猟犬に追い出されても田んぼや道路を横切って逃げたり、包囲網を張った射撃手の場所を気取って待ちにかからなかったり…。「相手もなかなかやるなぁ」野生動物の賢さに感嘆せざるを得ません。終末が終わり、しがないサラリーマンの私は筋肉痛の体をごまかして仕...
「あらら、傷付いた場所のカサブタが治ったと思ったら剥げちゃったね…」昨年、防牙ベストの上からイノシシの牙で突かれた跡です。「イトちん、キミはお年頃の女の子さんなのに傷だらけじゃん」(赤丸の中。黄色の線に沿って毛が剥げています)臓器の位置から言うと、肺の下部・横隔膜の場所。肋骨の隙間に牙が通っていたら致命傷となる場所です。「いや~、これは場所的にヤバかった。本当に防牙ベストを着ていて良かったなぁ…」本...
年末に行ったブリ釣りで思った以上の大漁で、翌日は捌いたり友人やご近所さんにお魚を配ったりでバタバタしました。夜は大物ヒラマサの腹身を炙り刺身にして日本酒を飲むと、除夜の鐘を聞くことも出来ずに寝落ち。元旦に実家に帰ってふじさんとレオを遊ばせてきたけれど、他の3頭のワンコさんズを家に残してきたのでトンボ返りの日帰り。ホントは大晦日に「年越し蕎麦」として食べるはずだった鴨肉の蕎麦を「年越しちゃった蕎麦」...
年越しの釣果報告になります。毎年年末になると、どこの釣り船も予約が入って「満船」という状態になります。年末休暇に入った釣り人達が正月用のブリを釣るためです。しかしこの時期はいつも時化て出港できないことが殆どで、ほぼ諦めながらも早めに予約。「ダメだろうなぁ~」と思いつつも、何日も前から波浪予報のサイトを何度も眺めます。「ん?今年はもしかして出航できるかも…」私の見ているアプリでは3日後までの波浪予報が...
年越しの猟果報告になります。クリスマスイブの週末は2日間山を駆け回り、稜線を走る10頭以上の鹿の群れを見たり、通し(けもの道)を走るイノシシに対して撃ちかけたりで獲物に恵まれました。三段角の大きな鹿を2頭と今季最高肉質の産まずのメスイノシシ(お産を経験していないメスイノシシ)2頭と小イノシシ1頭ゲット。たっぷりとクリスマスと年末年始用の良いお肉が備蓄できました。(脂ノリノリのイノシシ♪)「年末年始はどう...