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アメリカ、バーモント州より。
俳句、短歌、その英訳と、毎日の生活や思い出をエッセイ風に、写真と共に紹介しています。どうぞよろしく。
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2010/09/24
2022年5月
大ガラス旅立つ朝や風薫る
芝刈りの代わりに蜂の羽音してNo Mow May の街花盛り
裏庭の山椒の木の青虫が揚羽になりしあの日の空よ
アヤメ咲く青と黄色の旗を立て
芝刈りを止めそこここに仏の座
妖精のお城は十二単かな
受診後の昼寝の後のレモンティー
杖ついて薬を取りに夏のシャツ
柴刈らぬ庭中十二単かな
通る度今の気持ちを聞くごとく香りを聞けりライラックの花
五月雨の中を野の花届けたり
夏の空洗濯物を干す父や
祈る時みな美しく若楓
朝摘みのハーブのお茶や夏の庭
百万のコロナの死者に勿忘草
コミュニティーガーデン利用者数多なりグランドホッグに鹿猫子犬
春雨に薫り焚き染めライラック
花びらの先まで天を仰ぎ見て春を喜ぶ黄花カタクリ
アオカケス二羽で飛び立ち愛鳥週間
故郷は遠くて近しすみれ摘む
ピアノ弾けば鳥が歌うよ春うらら
わが庭と思っているのは我のみかグランドホッグに鹿猫子犬
故郷に歯並み良き人多くなりグランドホッグを優しく眺む
チアシード水に浸せば魔女になり蛙の卵だれにあげよう
効き目なしソーラーパワーのモグラ除け
お掃除のヘルパーさんが来る前にお掃除をするリハビリの父
春の鹿もうこないでと言ったのに
日に3度追い返しては戻りくるグランドホッグと春の始まり
全て世はこともなしメイポールダンス
彼らには彼らの思い庭の隅に隣の猫とグランドホッグ
雨に濡れ決めかねている鱒百合よ花でいようか魚になろうか
ももいろのダフネが咲いて春の雨モグラの鼻はまだあたたかい
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