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ある脳外科医のぼやき https://ameblo.jp/nsdr-rookie/

脳外科や脳にまつわる話、日本の医療の様々な問題を一般の方々に分かりやすく書いています。

脳外科や脳にまつわる話、日本の医療の様々な問題を書いています。病院に通っている人、これから医療の世界に入る人、みなさんの参考になればと思います。*旧題「ある脳外科医のダークなぼやき」

ある脳神経外科医
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2010/07/29

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  • 新型コロナウイルス 緊急事態宣言発令、医療の現状 読むべき大木提言

    ついに緊急事態宣言が首都圏で発令されましたが、今年もよろしくお願いいたします。 現在東京では陽性者数が連日増加し、それに比べると重症者数は少しずつ増加という状…

  • 新型コロナウイルス 年末の医療状況

    今年も残すところ今日を含め2日となりましたね。12月下旬に入ってメディアを賑わせているのは新型コロナ変異種ですが、変異種については、私を含め多くの現場医師はあ…

  • 新型コロナウイルス 医療の現状報告

    重症者数が500を超えたのは12月の頭の頃ですが、それ以降増加ペースは穏やかになり、10日程度かけて554人というのが現在の重症者数です。 この推移をみる限り…

  • 新型コロナウイルス メディア報道の正確性に疑問

    重症者数は入院医療への圧迫を示す一つの指標です。新たに重症となる人が増えれば増え、回復もしくは残念ながら治療虚しく死亡する人が出ると減少します。 重症者数はこ…

  • 新型コロナウイルス 冬のピークはいつ来るか

    冬場の環境要因で呼吸器系に感染するウイルスの感染者数が増えることは必然であり、例年インフルエンザなどが冬に猛威を振るうことで立証されております。 昨年頭から中…

  • 新型コロナウイルス 10月の自殺者急増

    新型コロナウイルスによる死者はこれまでの累計で2050人となっています。そのほとんどが60代以上。大部分が70代以上の高齢者であることが分かっています。 下記…

  • 新型コロナウイルス 感染症非専門医から見る医療の現状

    全国の新型コロナウイルス重症者数が400人を超え過去最多となり、医療崩壊や、緊急事態宣言という声のトーンが日に日に大きくなっているのを感じています。 私の視点…

  • 新型コロナウイルス 医療ひっ迫という報道が続く中

    ここ最近の報道は、感染拡大と医療ひっ迫ばかりとなっております。連日のように、ある特定の医療機関の情報ばかりがこぞって報道され、木を見て森を見ずの状況となってい…

  • 新型コロナウイルス GoToを目の敵にする前に、、

    陽性者の増加を受けて、日本医師会長が陽性者増はGoToトラベルのせいだと根拠のない発言をし、同調したように東京都医師会長もGoToの停止を訴えています。 それ…

  • 新型コロナウイルス 今度は第三波

    案の定、メディアは第三波の報道一色ですね。テレ朝系列では、GoTo中止に関する世論調査をしたりと印象操作に今回も余念がありません。 GoToトラベル“やめた方…

  • 新型コロナウイルス 第二波で叫ばれた様々な報道を検証する

    新型コロナ流行の第二波と世の中では騒がれて久しいですが、最近はようやく報道も落ち着いてきた印象ですね。 これが現在の状況ですが、重症者はずっと150人程度で横…

  • 学術会議任命拒否問題について物申す

    一部メディアが騒いでいる学術会議の問題について、私も科学者の端くれとして私見を書きたいと思います。 私は某医大卒業後、研修医を終え、脳外科医として臨床を経験し…

  • 新型コロナウイルス第二波 誇張歪曲デマだらけのメディアとエセ専門家 まだまだ懲りない様子

    現在の状況ですが、一時250人だった重症者数は200人を下回るようになり、入院患者数も6000人台まで低下しています。 新規のPCR陽性者についても、下降トレ…

  • 新型コロナウイルス経過 致死率低下 ワンパターンなテレビニュース GoTo東京追加へ

    入院患者数の減少とともに、重症者も少しずつ確実に減り始めています。 重症者の多くは高齢者でしょうから、重症者の中には亡くなる方も残念ながら一定の割合でいらっし…

  • 新型コロナウイルス 弱毒化、鎮静化

    安倍首相辞任の喪失感もさめやらぬ中ですが、新首相にはこれまでの安倍政権の外交路線などを継承していってほしいと思います。 さて、先日の専門家組織が第2波では致死…

  • 新型コロナウイルス 感染状況の鎮静化 首相辞任

    先日の安倍首相の辞任には私も衝撃を受けた人間の一人です。 潰瘍性大腸炎を患っている友人が私にもおりますが、これは相当な負担となる難病です。枯れは期末の試験前の…

  • 新型コロナウイルス ピークアウト? GoToの結果

    先日、西村大臣の講演で面白いやり取りがあったようです。 「感染者数増ばかり報じられるが、重症者、死者数も一緒に発表するべきではないか?」という質問に対し、 大…

  • 新型コロナウイルス 未だに2類でよいのか? 専門家コメントの功罪

    非常に暑い日が続いていますね。梅雨があけてから3週間程度ですが、熱中症の死者は増え続け、すでに東京では100人を超えたようです。東京の人口が全国の10%程度と…

  • 新型コロナウイルス

    連日暑い日が続いており、感染症予防対策も必要ですが、昼間の屋外でマスクを着用することは逆に熱中症の危険が高いですね。  現在、新型コロナウイルスによる重症者数…

  • 新型コロナウイルス 抗体検査の新しい報告、心筋炎を起こす?、医療崩壊危機の現実

    まず、本日の最新の厚労省HPからのデータです。重症者数は211人と少し増えました。全国で2800床程度整備された重症者用ベッドの8%弱程度です。死亡者数は全国…

  • 新型コロナウイルス 政治責任の所在

    本日は迎え盆という家庭も少なくないでしょう。とはいえ、迎え火を庭で焚ける家は田舎でないと難しいでしょうね。 さて、下記が本日の厚労省HPからの最新のデータです…

  • 新型コロナウイルス感染状況 後遺症が怖い? コロナはただの風邪?

    お盆に入り8月も中旬となりましたが、状況はこれまでとそれほど変わらない印象です。下記が現在最新の厚労省HPからのデータです。 死亡者数の推移は、1日数人upと…

  • 新型コロナウイルス 各県の緊急事態宣言や、行動自粛は必要なのか?

    この記事を読む前に、3つ、4つほど前の記事を読んでいただくことをお勧めします。 前回記事で、新型コロナウイルスによる50歳以下のIFR (infection …

  • 追記:新型コロナウイルス 東京都死亡者分析から

    先日の記事の追記です。その前に、最新の重症者、死者数は下記の通りとなっています。重症者数は全国で+16、死者数が+7と、じわりと増えている印象です。先日の記事…

  • 新型コロナウイルス 東京都死亡者分析から

    東京都が発表した新型コロナウイルス感染による死亡者の分析結果について書きたいと思います。 厚労省HPからの最新情報では、日本で新型コロナウイルスによる死者は現…

  • 新型コロナウイルス ファクターX?

    日本で新型コロナウイルスによる死者は現在下記の通りとなっております。死亡者数は連日数人の上乗せがあり1025人。重症者は少し増えて全国で115人です。 上記の…

  • 新型コロナウイルス 感染拡大から1月経過

    本ブログでは繰り返し、テレビや新聞が大々的に「感染者数」として報道するPCR陽性者数の数のみでなく、重症者数や死者数の推移に注目して現状を検討すべきと書いてい…

  • 新型コロナウイルス 重症者、死亡者の推移

    本ブログでは毎度に渡って繰り返し、連日メディアで大々的に「感染者数」として報告される「PCR陽性者数」に振り回されず、重症者数、死亡者数の推移にも注目してほし…

  • 新型コロナウイルス 第二波、各地で感染増?重症者増?死亡者増?

    前回記事の東京都の検査数と陽性者数棒グラフについて、4月の検査数に保険非適応分が含まれておらず、実際には1000程度はあっただろうという指摘がありましたのでご…

  • 新型コロナウイルス 第二波?

    ニュース、メディアでは連日「感染者数増加」と報道されておりますが、あまり冷静な報道がされていないことが残念に思います。 パニックを煽ろうとするような報道が多い…

  • 森友問題とメディア

    「我々ははっきりと目が覚めた」と、森友問題でメディアを賑わせた籠池夫妻が発言している。夫妻は最近、twitterやyoutubeで発信を始めた。 森友問題につ…

  • 新型コロナと東京都知事選

    東京では都知事選の最中ですが、一方で、都内の新型コロナ陽性者数が再び連日50を越えていると報道されています。 アメリカの新規感染者数が1日4万人と聞くと、10…

  • 拉致被害者事件とメディア

    昨日はメディアが大村知事リコール運動について、あまり大きく報じないことについて書きました。こんな新聞できちんと報道されていますよ、というコメントを頂きましたが…

  • 大村知事リコール、あいちトリエンナーレ2019とメディア

    前回、大村知事リコールについての所感を記載しましたが、今回はこの件と日本のメディアについて気が付いたことを書きます。 私は今回の件で、日本の大手メディア、特に…

  • 高須院長と大村知事リコール、あいちトリエンナーレ2019

    今回、イエス高須クリニックのテレビCMでお馴染みの高須先生が、愛知県知事をリコールするというニュースに驚いたので、一筆書かせていただきます。 高須先生との面識…

  • 新型コロナ 緊急事態宣言を越えて② 医療体制とPCR検査

    前回、マスクの話が長引いてしまったので、今回は医療体制に関する感想を書きたいと思います。 マスメディアではなぜPCR検査数が増えないのか、ということがよく話題…

  • 新型コロナ 緊急事態宣言を越えて 1

    首相が緊急事態宣言解除を宣言しました。 私がこの新型コロナパンデミックに関する記事を書き続けていたのは3月~4月で、そのころ日本の感染者数は漸増を続きていたも…

  • 新型コロナ 都内の状況

    前回の記事から、状況はさらに悪化しています。 私は医療業界の中におりますが、見聞きする都内の状況は欧米の状況に近づきつつあると感じます。 SNSには感染を報告…

  • 新型コロナ 読んでほしい記事

    前回の投稿の翌日から、東京では連日40人を超す陽性者数が確認され、都市封鎖も非常に現実味を帯びてきました。不気味と書いた翌日からの話だったので、嫌な予感が当た…

  • 新型コロナ 日本の現状

    前回の投稿から9日経過しました。 その後、日本国内では一見大きな変化は見られず、専門家会議も「引き続きもちこたえている」というコメントを残しています。しかしな…

  • 新型コロナ かかりつけ医の責任

    先日、クリニックの医師の感染が報道されました。 このドクターはベテラン医師で発熱や咳などの症状が出ながらも1週間、外来診療や往診を続け、結果として患者、職員の…

  • 新型コロナ 「逆算してPCR検査」の意味

    昨日の夜のニュース番組で、横浜の病院での治療にあたっている医師が、新型コロナに対する現状の問題点を訴えていました。内容を下にまとめます。 ・新型コロナが指定感…

  • 新型コロナ 地方一般病院の現状

    先日の記事でフランスの動向に注目、と書いたばかりですが、その後フランスでは陽性者が急増し3000人に迫り、死者も60を越え、ついに全ての学校や大学が休校となっ…

  • 新型コロナ イタリア人医師らの悲鳴

    武漢の医療現場が崩壊の危機にあるニュースなどを2月ほど前に見て、大変なことになっていると思いつつも、「中国だからなぁ」と、対岸の火事と思っていた日本人がほとん…

  • 新型コロナ 地域によって危機意識に差

    昨日の3/10はこれまでで最も多い50人を越す陽性者数が全国で報告され、多くがこれまでに陽性者が確認されている大都市からの報告でした。 これで陽性が確認された…

  • 新型コロナ フランスの対応に注目

    日本の文化のことを最も好きなのはフランス人、フランスの文化のことを最も好きなのは日本人、という言葉を聞いたことがあるように、比較的通ずるものが多いような印象の…

  • 専門者会議による新型コロナウイルス感染症対策の見解と、厚労省の試算

    日本国内ではPCR陽性者が500人を越えました。 昨日の専門者会議からは、「爆発的な感染拡大には至らず、持ちこたえている」というステートメントが報道されていま…

  • 新型コロナウイルス感染者数死亡者数の今後

    これまで私は、日本国内での新型コロナウイルス感染者数と死亡者数は実態より少ないのではないかと書いてきました。それについて、不安を煽っているという指摘などをいた…

  • 日本だけ異様に新型コロナウイルス感染者死亡者が少ない印象が、、、 3

    ここ2回の記事は、恐らく多くの人にとってはあまり読みたくない記事だっただろうと思います。その中で、たくさんのご意見をいただきありがとうございます。 私は読んだ…

  • 日本だけ異様に新型コロナウイルス感染者死亡者が少ない印象が、、、 2

    国内の新型コロナウイルスに関する死亡者数についてですが、 現時点ではクルーズ船を除けば、470人程度の感染者数のうち、死亡者数は7名で、クルーズ船の感染者数が…

  • 日本だけ異様に新型コロナウイルス感染者死亡者が少ない印象が、、、 1

    日に日に増えている日本での新型コロナウイルス感染者数ですが、諸外国に比べるとかなり少ないという印象にあります。 現時点ではクルーズ船を除けば、400人程度の感…

  • 小中規模医療施設の新型コロナ対策は万全か 2

    昨日は入院診療を中心に気になったことや感じたことを書きました。今日は外来診療について書いていきたいと思います。 私が外勤などで勤務しているクリニックなどは基本…

  • 小中規模医療施設の新型コロナ対策は万全か 1

    新型コロナウイルス感染が広まっている中で、医療機関での対策は万全なのでしょうか。 私は感染症や肺炎については専門家ではなく門外漢にあたりますが、非専門的な視点…

  • case2: 悪性脳腫瘍と診断された40歳男性 7

    悪性神経膠腫の摘出は、ある意味ではシンプルです。肉眼で腫瘍と正常脳の見分けがつきにくいので、基本的には画像を頼りに腫瘍部分を切除するしかありません。 つまり、…

  • case2: 悪性脳腫瘍と診断された40歳男性 6

    脳神経外科手術に限らず、手術の皮膚切開は基本的には必要最小限の範囲であるべきです。 どの程度を必要最小限と判断するかということについては、術者によって多少の差…

  • [コピー]case2: 悪性脳腫瘍と診断された40歳男性 4

    手術は全身麻酔の導入から始まります。通常、総合病院では麻酔導入は麻酔科医師が担当するため、脳外科医は麻酔導入に関わることはあまりありません。 麻酔導入の間、脳…

  • case2: 悪性脳腫瘍と診断された40歳男性 4

    手術の主な目的は3つです。 一つは病理検体を取ることで診断をつけること、二つ目は腫瘍を摘出することで周囲の脳への圧迫をなくすことです。三つ目は、腫瘍を取りきる…

  • 悪性脳腫瘍と診断された40歳男性 3

    やや前回からまた期間が空いてしまいました。あけましておめでとうございます。 悪性脳腫瘍の診断が濃厚となった40歳男性、仮にBさんのケースの続きを書きたいと思い…

  • case2: 悪性脳腫瘍と診断された40歳男性 2

    久しぶりの更新となります。前回記事を忘れてしまった人の方が圧倒的に多いと思いますが、続きを書いていきたいと思います。 仕事の内容がおかしいということで上司に病…

  • case2: 悪性脳腫瘍と診断された中年男性

    今回は腫瘍系の疾患。悪性脳腫瘍と診断された方のケースをご紹介します。 腫瘍の中でも特に悪性脳腫瘍では、前回紹介したクモ膜下出血などの脳卒中とは大きく経過が異な…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 13 その後

    今回の症例についてはこの記事が最後になります。 その後、この男性患者さんがどうなったのか、ということです。クモ膜下出血後の脳血管攣縮期は無事に乗り切り、さらに…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 12 合併症を回避しえたか

    急性期のコイル塞栓術に伴う血栓症を防ぎえたかというと、防ぐことは可能だったと思います。 しかし、そのためには治療前からの強力な抗血小板薬の投与が必要でした。コ…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 11 脳梗塞の原因

    残念なことに治療後に片麻痺を生じてしまったAさんでしたが、幸い、完全麻痺ではありませんでした。 特に下肢に関しては術後翌日から、膝立てが可能な程度だったので、…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 10 暗転

    無事に治療を終えたかに見えた男性でしたが、全身麻酔から覚めると、片側上下肢の麻痺が生じていました。 頭部MRIを確認すると、内包と呼ばれる領域に脳梗塞が生じて…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 9 治療終了

    ダブルカテーテルテクニックを用いて、1本目のマイクロカテーテルからコイルを巻き、フレーミングを行いました。フレーミングコイルの1ループが透視上動脈瘤から前脈絡…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 8 ダブルカテーテルテクニック

    ダブルカテーテルテクニック、というのは、名前こそ立派ですが、単純に動脈瘤内に二つのカテーテルを入れてコイル塞栓をするというだけのものではあります。 1本が2本…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 7 治療開始

    破裂脳動脈瘤の治療が始まりました。まず右大腿動脈からシースが挿入され、その後、内頚動脈まで広径のガイディングカテーテルが誘導されました。シースが挿入された時点…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 6

    一般に、予定された脳血管治療の際には、術中の血栓合併症、つまり脳梗塞を予防するために、治療前から十分に抗血小板薬を患者さんに内服してもらいます。これは常識的な…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 5

    破裂脳動脈瘤のコイル塞栓術の手順を簡単に説明すると、まず先に全身麻酔をかけます。 局所麻酔で手術を行う病院もあるようですが、基本的には全身麻酔が推奨されていま…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 3

    治療方法は2択なのですが、いずれの治療方法を取ったとしても一筋縄ではいかない動脈瘤でした。 まず、動脈瘤自体が小さく、3mm弱程度のサイズしかないこと。そして…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 3

    前回の続きです。 CT angiographyで撮影した3Dの血管像から、治療が難しい破裂動脈瘤であることは明らかでしたが、まだ、そうと決まったわけではありま…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 2

    あっさりとクモ膜下出血の診断はつきました。直ちに、点滴から鎮痛薬が開始され、男性の痛みは随分とやわらぎました。強い鎮痛剤には鎮静作用もあるため、男性は次第にう…

  • Case 1. 突然の頭痛で来院した中年男性 1

    今回からは、実例を基に、半分フィクションの症例について、物語形式で記事を書いていきます。 Case1は突然の頭痛発症で来院した中年男性です。 この方は仕事終わ…

  • 頭痛の話 7 片頭痛の薬の頻度

    片頭痛の薬の内服頻度については、現在日本ではおおむね、月10回を限度としています。 これは、月10回以上、片頭痛に対する専用の鎮痛剤を使用すると、その薬が効か…

  • 頭痛の話 6 片頭痛の薬

    前回、片頭痛の特徴や、緊張型頭痛との見分け方などについて書きました。 今回は片頭痛の薬について書きたいと思います。片頭痛の薬の作用機序は、脳血管を収縮させる効…

  • 頭痛の話 5

    しばらくぶりの投稿になります。前回は緊張型頭痛のことを書きました。 今回は片頭痛について書きたいと思います。しかしながら、この片頭痛というのは、こうやって記事…

  • 頭痛の話 4

    前回、主に緊張型頭痛のことについて書きました。 緊張型頭痛は、後頭部~後頚部の筋群の疲労やコリが原因で起きる頭痛と書きましたが、実際にはこれらの筋群以外の筋群…

  • 頭痛の話3

    一次性頭痛の話を書いていきたいと思います。特に命に係わるような脳の病気を伴わない頭痛、とご理解ください。 その代表が、緊張型頭痛と片頭痛です。 世の中に言葉と…

  • 頭痛の話2

    前回の記事から大分時間があいてしまいましたが、頭痛の話を続けたいと思います。 前回の話の通り、特に命には関わらない頭痛について書いていきたいと思います。 頭痛…

  • 頭痛の話

    頭痛の話を始めると書きながら、たびたび延期してしまいすみません。 今回から頭痛の話をしていきたいと思います。頭痛を考えるにあたって、頭痛は大きく2つに分けるこ…

  • 緊急手術時の抗血小板薬ローディング

    あけましておめでとうございます。年末ばたばたとして、また更新が遅くなりました。 ある読者の方から、以前の頭痛のシリーズを続けてほしいというリクエストをいただい…

  • 脳血管内治療前の抗血小板薬ローディング

    前回の記事は、脳血管内治療の直前にもし抗血小板薬の効きが悪いことが分かったらどうするか? という問いかけで終わりました。答えはわりとシンプルで、抗血小板薬を追…

  • 脳血管治療前の抗血小板薬内服

    少し前回の投稿から期間が空いてしまいました。 続きを書こうと思います。脳血管内治療前には抗血小板薬が必要という内容の記事でした。その理由は、治療中の血栓症によ…

  • 抗血小板薬と脳血管内治療

    しばらくぶりですね。 パーキンソン病にiPS細胞を使う治療がついに京大で実施されたので、そのことを書こうかと悩みましたが、とりあえずは予定通りこのテーマを書き…

  • 抗血小板薬と、保険適応の話

    昨日、抗血小板薬の効き具合を判定する簡易キットの、verify nowの話を書きました。 アスピリンとクロピドグレルの効き目が分かるキットで、結構有用性は高い…

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