重いテーマもあるけれど楽しく読めました近藤史恵(著)「ビストロ・パ・マル」シリーズ「タルト・タタンの夢」近藤史恵(著)東京創元社(創元推理文庫)2014年発行「ヴァン・ショーをあなたに」近藤史恵(著)東京創元社(創元推理文庫)2015年発行「マカロンはマカロン」近藤史恵(著)東京創元社(創元推理文庫)2020年発行書評をちら読みしたら同じ動機で読み始めた人が結構いるようだテレビ東京で放映が始まったドラマ「シェフは名探偵」の原作でほぼビストロ・パ・マルの店内で進行するいわゆる「ワンシチュエーションドラマ」が西島秀俊、濱田岳、神尾佑、石井杏奈のキャストと堤幸彦のトリックシリーズに携わった木村ひさし総監督の演出の妙もありなかなか面白く原作も読んでみようと思った小説も基本的には「ビストロ・パ・マル」を舞台としたシェフと...こんな風にビストロに通えたらいいのに
「壁」を意識することは「内部」と「外部」の同質性に気づくこと「壁」安倍公房(著)新潮社新潮文庫1969年発行収録作品<序>石川淳S・カルマ氏の犯罪赤い繭洪水魔法のチョーク事業バベルの塔の狸<解説>佐々木基一先に紹介した「読書嫌いのための図書室案内」で「赤い繭」が登場する高校の教科書に載っているらしい「壁」は読んだはずだが・・なにせ40年以上前の話である文庫本があるはずだと探し始めたがみつからない何年か前に文庫本をまとまって処分した中にいれてしまったのだろうか1時間以上探して廊下に押し出した息子のマンガ本の棚の最下段でやっと発見する我が家にあったのは1972年9月第5刷で読んだのは当然それ以降ちょうど「読書嫌いのための図書室案内」の主人公と同じ年齢の頃だぱらぱらとめくり思い起こすなどできない話で読み直すはめになる...原点回帰
読書嫌いでも図書室は利用するが「読書嫌いのための図書室案内」青谷真未(著)早川書房(ハヤカワ文庫JA)2020年発行今どきの履歴書に「趣味」などは書かないのだろうか最も無難な趣味は「音楽鑑賞」、「映画鑑賞」と「読書」だと思うが逆にそれでは今どきアピールにならない「読書」と言う場合、科学や技術系の本ではなく「文学」もう少しくだいて「小説」を読むことを指しているように思う「趣味」として扱われるのだからこれは「嗜好」の問題で好き嫌いだから、強いて読めと勧めるものではないいつのまにか親しみ好きになっているものだと思う・・タイトルの「図書室案内」はそうした講釈を踏まえて「適切」だと思うこんなメリットがあるから「読書好き」になったらというものではないが図書室にはいろいろ利用法がある今頃のレポート作成はググってコピペになるの...ビブリオミステリーというジャンルがあるのか
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