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  • 「サイレントラブ」を観る

    遅ればせながら映画「サイレント・ラブ」(内田英治監督・脚本、2024年)を観た。→https://gaga.ne.jp/silentlove/音大でピアノ...

  • ごめんね、クレーメル(その2)

    ギドン・クレーメルによるバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全集の音盤があることは知っていたし、それを名盤と推す人がいることも知っていた。しかし...

  • マニアでしか作れない『アンナ・マグダレーナ・バッハの年代記』

    御茶の水の中古音盤店で棚を眺めていたら、あ、このDVDはもしかして、とピンときたものがあった。機会を逃すと二度ともう観られないのでは、という気がして思わず...

  • ぶら下がるどころか凄い一冊

    『本の栞にぶら下がる』(斎藤真理子、岩波書店)を何とか読了。僕が何冊か読んできた韓国の小説の翻訳家によるものだ。出版社の宣伝誌「図書」に連載されたコラムが...

  • 記憶の採掘/検証/縫合としての同期会

    昨日は、久しぶりの高校の同期会。クラス会だと思ってゆるゆると有楽町の街角を歩いていたら、会場近くで「xx高校同期会」、と看板を掲げている人がいる。知らない...

  • 『岸恵子自伝』で初めて知る

    友人と会った時に彼が持っていた本があった。『岸恵子自伝』(岩波現代文庫)。ちょうど映画「早春」を読んだところで気になっていたのだろう。→https://m...

  • いなせな『江戸古地図散歩』(池波正太郎)

    池波正太郎の『江戸古地図散歩 回想の下町 山て懐旧』(平凡社)を読了。古本で買い求めたものだけれど、手軽に快活に読める一冊だった。「大川の渡し」という項で...

  • コープマン記念日

    このあいだのコンサートでアンコールに弾かれたハイドンのピアノ協奏曲(ニ長調 Hob.XVIII:11)がとても印象に残っていた。→https://hank...

  • 『江戸東京さんぽまっぷ⑤』を楽しむが・・・

    東京の古い街角や地図が好きだから(とはいっても初歩的愛好の範疇)、古書店でそういう冊子があると直ぐに買い求めてしまう。古本屋で見つけた『江戸東京さんぽまっ...

  • お伽噺を聞くようなゴルトベルク

    ゴルトベルク変奏曲の演奏をさまざまに聴くたびに、ああこの人はお伽噺を聞かせようとしているという人が時々いる。タチアナ・ニコラーエワ、シモーヌ・ディナースタ...

  • 救われない話は止めてくれ・・・『ミッシング』

    夜に時間がぽっと空いたので、ちょっとだけ気になっていた映画を観て来た。『ミッシング』(吉田恵輔監督、2024年)。→https://wwws.warner...

  • 『碁盤斬り』に完全に魅了された

    昨晩は映画『碁盤斬り』(白石和彌監督、2024年)を観てきた。→https://gobangiri-movie.com/本当に素晴らしい作品だった。友人が...

  • バレンボイムとバッハ

    好き嫌いが激しい僕はダニエル・バレンボイムの音楽は金輪際聴くまいと決めていた。→https://hankichi.exblog.jp/28849824/そ...

  • 『見ることの塩(上)』に彼の国の本性を知る

    『見ることの塩(上)』(四方田犬彦、河出文庫)を読了。上巻は「イスラエル/パレスチナ紀行」。四方田さんが2004年3月〜6月に、テルアヴィヴ大学に客員教授...

  • くぐもった声色で彼は・・・

    カール・ズスケのベートーヴェンをまた見つけてしまった。こんどは「クロイツェル」が入っているものだ。このあいだ聴いていた「春」が入っていた音盤と同じ感触なの...

  • 源が来る酒家に溺れる

    御茶ノ水駅から神保町界隈までのいつものルートを歩いて幾つか買い物をした。夕食が未だだったので神保町3丁目へ。何度も前を通っていたが外からは奥がよく見えない...

  • 滂沱の涙を流す『青春18×2 君へと続く道』

    友人が薦めていた『青春18×2 君へと続く道』(藤井道人監督、2024年)を家人たちと観に行った。→https://happinet-phantom.co...

  • 眩暈のフランクのオルガン曲

    暑くなってくるとどんな音楽を聴くべきか途方に暮れる時がある。そんな時にふと選んだのはセザール・フランクのオルガン曲だった。このあいだ柏に出掛けたときに中古...

  • 『コットンテール』の謎掛け解けぬ

    映画『コットンテール』(パトリック・ディキンソン監督、2023年)のことがちょっと気になっていた。→https://longride.jp/cottont...

  • 墨東を彷徨いたくなった

    このあいだ古書店で見つけた『荷風散策 〜紅茶のあとさき〜』(江藤淳、新潮社)を読了。「三田文學」に連載されたものをまとめたものだ。江藤淳の思いは健康で爽や...

  • 清水宏監督の遺作に心重くなる

    小津安二郎と同じ年に生れた清水宏は、ともに松竹蒲田撮影所で監督デビューを飾り、終生の友だったという。その清水監督の遺作を観に行ってきた。『母のおもかげ』(...

  • 『剣と寒紅』を読んでしまった

    三島由紀夫の『鏡子の家』の世界に惹き込まれて少し調べているうちに、作家の没後に彼の書生(のような愛人のような)から出された一冊の本が有ることを知った。『三...

  • 「魔の山」を読む藤原道兼に卒倒しそうになる

    友人から教えてもらった今月の「100分de名著」(NHK Eテレ)は、トーマス・マンの長篇小説「魔の山」。社会人になってから、ニュースで経済人(自分の会社...

  • 1853年がピアノソナタの転換期だったこと

    むかし一緒に仕事をしていた同僚が独立して録音技師をしている。その彼が担当した音楽を聴いている。管谷(すがたに)怜子という演奏家によるリストとブラームスのピ...

  • 石橋英子の音楽

    映画『悪は存在しない』のサウンドトラックが心の底に残っている。石橋英子という作曲家によるもので、この人は同じ濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』でも音楽...

  • 『教養を深める』に力づけられる

    ブログ友が薦めていた『教養を深める』(森本あんり、PHP新書)を読了。副題は「人間の「芯」のつくり方」。どの章も深く頷かされた。おお~っ、と心に刻まれた部...

  • 蓮實さんの高い評価通りだった・・・「悪は存在しない」

    五月初めの新聞で蓮實重彦さんが映画評を寄稿していて、すぐさまに観に行きたくなった。“(前略)個人的にはアカデミー賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」(21...

  • 初夏の春に感銘する

    連休もいよいよ終わりが見えて来た。まさしく五月晴れのなか、このあいだ買い求めていた中古音盤を聴き始めたら、それが物凄く良かった。カール・ズスケが弾くベート...

  • いま読むべき『鏡子の家』

    三島由紀夫の作品は読み始めると癖になる。これまで何度かそうなったけれど、でもいつしかすーっと気持ちが離れていることに気付く。そんななか、再び読むことができ...

  • 大事件だったエドガルド・モルターラ

    映画『エドガルド・モルターラ』(原題:Kidnapped (伊: Rapito)、マルコ・ベロッキオ監督、2023年)を観た。2023年のカンヌ国際映画祭...

  • タイムスリップする必要はなかった

    新春のテレビドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS)は、令和から昭和(1986年)にタイムスリップするドラマだった。時間移動の方法は二通りあって、そのひ...

  • まっとうな行動を阻むな

    欧米の大学キャンパスでイスラエルによるガザ攻撃への反戦運動が広がっている。イスラエルによるガザ地区への攻撃は、常軌を逸したヒステリックな域に達していてこれ...

  • 『けだものと私』を読み冷静になる

    四方田犬彦さんの本を読みようになったのはここ数年のことだけれど、どれにも感嘆する。『けだものと私』(淡光社)は一昨日買い求めたものだったが一気読みしてしま...

  • 休暇の五日目の街めぐり

    今日は朝から恵比寿に向かう。東京都社市美術館の「木村伊兵衛 没後50年」展だ。ここを訪れるのは久しぶり。ファッショナブルな界隈にはちょっとたじろぐ。学生時...

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