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  • 『昭和50年代東京日記』で知る異なる同時代

    テレビドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS, 金曜)は、主人公が1986年と2024年のあいだをタイムスリップすることで巻き起きる出来事や気付き、感慨...

  • ペライアによるバッハの協奏曲集

    国際情勢の混沌、政局の無責任と横暴と自然災害対応の軽視、自己中心的な理由で起きる一連の社会事件、50年の潜伏ののちに彼方に消えてゆく過激派の息吹、絵空事な...

  • 片鱗を聴いただけでゾクゾクする

    ドラマ『さよならマエストロ』(TBS、日曜夜9時)は第三楽章。その最後の場面で感涙した。“そりゃ、さがっていうもんじゃない? 依存症みたいなもの。人生のほ...

  • 心地よい旅のエッセイのなかの偶然は必然

    『旅のつばくろ』(沢木耕太郎、新潮文庫)を読了。JR東日本の車内雑誌「トランヴェール」に連載されていたものだ。新幹線で東北に行くとき、僕はこのエッセイを読...

  • ミュージカルドラマに胸が躍る

    録画してあったドラマをあまり期待せずに再生していたら、これまでに出会ったことの無いミュージカルドラマになっていて、ぐいぐいと惹かれていった。TBS金曜ドラ...

  • ボムソリにいざなわれる

    最近のネット広告というのは絶妙なタイミングで絶妙な表示がされて、その「当たってる感」には驚きが増す一方だ。このあいだキット・アームストロングのこの春の活動...

  • 大学入学共通テストからここまで来た

    今年の大学入学共通テストの国語の問題は、第1問目が、ゲオルグ・ショルティ指揮によるモーツァルトのレクイエムについて取り上げたもので、クラシック音楽愛好家の...

  • 評判が悪くても音楽が良さを語る

    NHKの大河ドラマ『光る君へ』の評判がそれほど芳しくないという。それでも僕にとっては、これまで観ようとして何度も(というか全て)挫折してきた一連の大河ドラ...

  • 『ノートル・ダムの残照』に溜息をつく

    『ノートル・ダムの残照』(大森恵子、藤原書店)を読了。副題は「哲学者、森有正の思索から」。昨年末の作品だ。森有正の哲学に魅せられた文学者の思索の軌跡と、彼...

  • この上なく爽やかな無伴奏チェロ

    テレビドラマ『さよならマエストロ』の第2回で、青年チェリストがバッハの無伴奏を弾く場面をみながら、無性にその曲を聴きたくなった。年明けからずっと音楽が耳に...

  • 職人が奏でる無伴奏チェロ組曲

    テレビドラマ『さよならマエストロ』(TBS, 日曜夜9時)が順調だ。→https://www.tbs.co.jp/sayonaramaestro_tbs/...

  • 不安になる本

    昨日の書店の店頭ではこんな本が堂々と積まれていた。『防衛白書 令和5年版 日本の防衛』(防衛省、日経印刷)。上質の紙にカラー印刷で、世界情勢の分析、他国の...

  • 『地図で読む戦争の時代』の画策

    これは君が好きそうな本なりと紹介されてすぐさまに買い求めていた。『地図で読む戦争の時代[増補新版] 描かれた日本、描かれなかった日本』(今尾恵介、白水社)...

  • 『ちあきなおみ 沈黙の理由』でポイントを上げる

    友人から「From 芸能・音楽100」と連絡がきた。ちょっと懐かしい。「クイズグランプリ」の世界だ。僕はたぶん「芸能・音楽20」のカードを答えるのがやっと...

  • 『光る君へ』は名作の予感

    NHKの大河ドラマが苦手だ。何度か呟いてしまっているが、しっかりと全てを通しで観たのは中学生時代の『国盗り物語』だけだと思う。もちろん良いぞ良いぞと魅入っ...

  • 『韓国 内なる分断』で知る

    『韓国 内なる分断』(池畑修平、平凡社新書)を読了。NHK前ソウル支局長によるもので韓国の近年の動向が良く理解できた。但し2019年の本だ。朴槿恵大統領の...

  • 『ありきたりの痛み』の世界

    台湾の総統・国会議員選挙の結果が話題になっているが、その台湾出身の小説家・東山彰良のエッセイ『ありきたりの痛み』(文藝春秋)を読了。映画批評が全体の半分強...

  • 山田太一の『いつもの雑踏 いつもの場所で』

    また山田太一のエッセイ集を読んだ。『いつもの雑踏 いつもの場所で』(新潮文庫)。エッセイ集としては4冊目だそうだ。山田さんは好きなウディ・アレン映画(「ア...

  • 「Feeling Good」の気怠さを超えての希求

    ニーナ・シモン(Nina Simone)による「Feeling Good」を聴く。映画のなかで使われている曲(というか平山が親しみ聴いているカセットテープ...

  • 「The House of the Rising Sun」(朝日のあたる家)を聴く

    同じく映画の中で掛かっていた曲がアニマルズというバンドによる「The House of the Rising Sun」(朝日のあたる家)。何が良いのか全く...

  • 「Perfect Day」を聴く

    あの映画を観て以来、自分の家の洗面所の流しや鏡とその周り、そしてまたキッチンのシンクやトイレの朝顔や周辺を、小まめに拭き清めてしまうようになってしまった。...

  • 『ながい旅』を読む

    『文学が裁く戦争 ~東京裁判から現代へ~』(金ヨンロン、岩波新書)で取り上げられていた大岡昇平の『ながい旅』(角川文庫)を読了。名古屋地区を爆撃したB29...

  • 僕らにとっての『PERFECT DAYS』は

    映画『PERFECT DAYS』を、ようやっと観た。→https://www.perfectdays-movie.jp/東京の公園にある公衆トイレの清掃を...

  • 新年に聴くウィリアム・バードの声楽曲

    年が明けて、能登半島地震、羽田空港の大事故、理不尽な通り魔事件、政治家の不正蓄財など、これでもかこれでもかと酷いことばかり起き続けた。東欧と中東の戦争も解...

  • 『砂の法廷』の大川周明

    年初に読んだ『文学が裁く戦争 ~東京裁判から現代へ~』(金ヨンロン、岩波新書)で取り上げられていた松本清張の『砂の法廷』を読了。文藝春秋社の松本清張全集・...

  • 夜と雨の気怠い映画・・・『欲望の翼』

    韓国ドラマ『花様年華』(화양연화 - 삶이 꽃이 되는 순간)のなかで、ユン・ジス(イ・ボヨン演じる)と ハン・ジェヒョン(ユ・ジテ演じる)が学生時代に共...

  • ひとつの郷愁としての『流』

    『流』(東山彰良、講談社文庫)を読了。このあいだ読んだ『日本の台湾人』のなかで紹介されていて興味を持ったのだ。選考委員満場一致の直木賞受賞作(2015年、...

  • 悲劇が続く

    羽田空港で日航機JA516便が着陸しようとしたC滑走路(34R)に、海上保安庁の航空機JA722Aが侵入していて衝突、両機とも炎上した。羽田空港管制と離着...

  • 聡明な評論に脱帽する・・・『文学が裁く戦争』

    年初から凄い本に出会えてしまって、読後もまだゾクゾクしている。紹介してくれた友人に感謝。『文学が裁く戦争 ~東京裁判から現代へ~』(金ヨンロン、岩波新書)...

  • 人に物事を伝え、耳を傾けさせること

    昨日の夕方の地震報道には驚いた。テレビを見ていたら携帯電話の緊急地震アラートが鳴りはじめる。テレビも地震報道に切り替わった。NHKの女性アナウンサーの緊迫...

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