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  • チェダーチーズ、ハロウミチーズ

    曇、15度、77%チーズを毎日食べます。プロセスチーズが苦手です。おそらく給食に出て来た銀紙に包まれたチーズが苦手だったからだと思います。世界中にどれだけのチーズがあることやら、中国にですら紙のように薄い「雲南チーズ」があります。30年住んだ香港はイギリス領でした。渡航した頃は香港イギリスのチーズ、つまり「チェダーチーズ」が主流でした。そして「チェダーチーズ」の種類の多さに驚きました。熟成されたもの、マイルドなもの、その上、イギリス本国から輸入されるもの以外にもイギリス領だったオーストラリア、ニュージーランドから入ってくる「チェダーチーズ」がありました。一番美味しいのはイギリスから輸入される「チェダーチーズ」でした。中国返還前ごろから、香港にもヨーロッパ、アメリカのチーズが輸入され始めました。「チェダーチ...チェダーチーズ、ハロウミチーズ

  • コンシュウイーミン 香港からやって来たフクロタケ、黄色いニラ

    曇、19度、81%日本には馴染みのない食材を主人が持ち帰ってくれました。帰国前にわざわざ市場まで出向いて求めて来てくれたものです。「たまご麺」を油で揚げた「イーミン」は庶民の味です。結婚式の祝いの品としても使われる「イーミン」は油が出るので持ち運びが難しく、ポキポキと折れます。麺は細く長いままが縁起が良いとされています。主人は折れないように、自分のトレーナーに包んで手持ち荷物で持ち帰ってくれました。麺屋さんやお豆腐を扱う店の天井からぶら下げられて売っています。これはお豆腐屋さんの「イーミン」ですので目の荒い仕上げになっています。麺屋さんの「イーミン」は目が詰まって持ち重みがあります。直径30センチ弱です。油抜きも兼ねてたっぷりのお湯で茹で、柔らかくして使います。そして今回の最難関は「フクロタケ」だったと思...コンシュウイーミン香港からやって来たフクロタケ、黄色いニラ

  • 博多水炊き

    曇、13度、85%ご年配の知人をお連れしての福岡での夕食2日目は「水炊き」を選びました。簡単に言えば「鶏のお鍋」です。鶏を「かしわ」とも呼び、「かしわ飯」のおにぎりも福岡の定番の食事です。「水炊き」も新しい店がたくさんあります。お連れする方達の事を考えて、100年以上続く店にご案内しました。私は小さい頃よくこの店に父母と来ました。川辺の広い庭で遊んだ思い出があります。座敷に通されて、まずがっかり。川を眺める景色を楽しみにしていたのに、街中を走る高速道路が川の上の空を遮ります。以前より敷地が狭くなったとのこと、和式の庭はどこにも見えません。お通しに始まり、中居さんがずっとつきっきりで給仕してくれる形式は以前のままでした。鳥インフルエンザが流行るようになって、鶏の仕入れ先を数カ所持っているとの話です。鍋はテー...博多水炊き

  • 博多のイカ、イシダイのお刺身

    晴、12度、81%国内も海外もある程度自由に移動できるようになりました。主人の帰宅に合わせて、来客が相次ぎます。家にいらしてくださる方、初めて福岡に見える方、お夕飯も福岡(博多)ならではのものにお連れします。もう数十年、お親しくさせていただいている一回り以上お歳上のご夫婦が訪ねてくださいました。ヨーロッパの旅行にも幾度もご一緒させていただいています。我が家にいらっしゃるなり、奥様が「犬が違うわ!」とおっしゃったのには驚きました。香港の家にもいらしてくださったことをすっかり忘れていました。モモとココが違うのをわかってくださったことを嬉しく思います。湘南からお越しの方に海鮮料理はどうかなとも思いましたが、博多の「イカ」を召し上がっていただこうと大きな生け簀のお店にお連れしました。年中、種類の違う「イカ」がお店...博多のイカ、イシダイのお刺身

  • バルミュウーダ オーブントースタープロ

    雨、13度、87%バルミューダーの「オーブントースタープロ」を求めて3ヶ月になります。毎朝パンを焼くのでパンを温め直すために買ったのではありません。庫内が狭く、温度上昇が早いので予熱なしでも「オーブン機能」が使えることに目が留まりました。ここ数年次第に焼くお菓子のサイズが小さくなっています。量も少なくなりました。大きなガスオーブンを予熱して使うより効率がいいのではと「オーブン機能重視」です。この「オーブントースタープロ」には「サラマンダー機能」がついています。グラタンの表面に焼き色をつけたい時、「ブリュレ」に焼き色をつける時、高温で素早く焼き目を入れる機能です。蒸気を注入してのパンを温め直す機能にしても、温度上昇がいかに早いかがわかります。お菓子をいくつか焼きました。高さがあるものは上火が近すぎて焦げてし...バルミュウーダオーブントースタープロ

  • ロクシタンのクリームポット

    雨、12度、75%オーガニック化粧品の「ロクシタン」、化粧品を売っている一角に行くと明るい色調の「ロクシタン」の店舗は必ずと言っていいほどあります。南仏の発祥、自然由来を謳っている明るい店作りです。1990年代の香港の「ロクシタン」の店舗はシックな感じでした。商品の数は少なく、当時は自然由来の化粧品がまだ珍しかった頃です。「オリーブ」や「ラベンダー」の石鹸は普通の石鹸の4倍ほどの大きさ、包丁で切って使っていました。華やかではないけどフランスらしいと思わせるパッケージが好きでした。石鹸のラッピングに使われていた紐などを大事に取っていました。その頃買った「フェイスクリーム」は陶器の入れ物に入っていました。形も色も手触りも優しい陶器のポットです。クリームを使い終わった後も「ポプリ」や小物を入れて身近に置いていま...ロクシタンのクリームポット

  • 曇、15度、70%帰国してこの6年間、私の手持ちのバックには3つの「鍵」が入っていました。家の「鍵」、車の「鍵」そして主人の実家の「鍵」です。義母の入退院、施設への入居と主人の実家は人が住んでいない状態でした。この年明け、3年ぶりに帰国していた主人が急に実家の土地を手放すと決めました。義母はまだ施設で生活しているのに、主人の中で踏ん切りをつける心が動いたのだと思っています。売却の話があっという間に進みました。こんなに早く話が進むとは私は思ってもいませんでした。地元にいる私は解体に向けての実家の荷物整理に追われました。家財道具の整理が終わったかと思う間もなく、解体が始まりました。壊されていく家を見るのは心が痛みます。家が建ち並ぶ中の解体です。初めは小さなブルトーザーが入って空き地を作りました。足場を作り、屋...鍵

  • トルコのみかん

    晴、13度、56%義母が食べいというのものは、「バナナ」と「みかん」だけになりました。交互に手土産にしていましたが、このひと月、「みかん」は季節外れでありません。ポンカンやデコポンはありますが、皮をむく力もなく、義母が欲しいのは「みかん」です。そのみかんを見つけました!「トルコ産みかん」です。色、皮の感じは「ポンカン」に似てますが、匂いが「みかん」です。「トルコ産みかん」を届けました。朝食後自室にいた義母に「みかんよ!」義母は「季節外れ」がもうわかっていません。ちょっと目を細めて頷きました。「冷蔵庫に入れといて。」と言います。「みかんは冷蔵庫でなくていいのよ。」と言うと「看護士がバナナを全部食べてしまった。」と繰り返します。自分のバナナを職員の人が食べていると思っているようです。認知症の一つです。「そうな...トルコのみかん

  • 黒花ビオラ

    晴、15度、65%一昨年の冬から春にかけて、近くの雑居ビルの花壇に黒い花びらのビオラが咲いていました。「紫かな?」いえ、黒い花びらです。その横には臙脂色のビオラも咲いています。いつ見ても手入れされた花壇です。伊豆の山中で一輪咲いていた「黒百合」を見て以来、黒い花に惹かれています。濃い紫をもう一歩深くした黒、花は明るい色だと思う気持ちとは裏腹です。以前は黒花は希少だと言われていましたが、品種改良、交配が進んで黒い花を見る機会が増えました。昨年秋、「黒花ビオラ」を育ててみようと思いつきました。ビオラの苗は11月ごろから出回ります。秋から春にかけて咲き続ける「ビオラ」も品種が改良されたものだそうです。昔はパンジーの仲間は春に咲くものと決まっていました。「黒花ビオラ」の苗を見たことがなかったので、種を探しました。...黒花ビオラ

  • レモン、柚子 シトラスの花

    曇、19度、86%この3日、朝から20度近い気温です。早朝走っていると、ふっと甘い香りがします。立ち止まって周りを見ても、どの木だかわかりません。「クチナシかな?」家に帰り、玄関脇のクチナシを見上げますが蕾すらついていません。朝食後、庭に出ました。「あっ!同じ香り。」レモンです。白に赤い筋が入ったまん丸な蕾が枝沢山ついていました。開き始めはさほど香りが強くありません。全開するとむせるような甘い香りが庭中に漂います。急いで北側の庭に回りました。こちらには柑橘系の木が2本、それぞれ蕾をつけています。この庭にも「シトラスの香り」が上り始めていました。「柚子」です。レモンとは違い蕾は黄色いラインが入っています。どちらも開き切ると真っ白な花になります。柑橘系の花は微妙に違いがありますが、一帯の空気を染めてしまうほど...レモン、柚子シトラスの花

  • 40年ぶりの大阪

    曇、18度、97%「佐伯祐三」回顧展を見るために大阪に向かいました。日帰りの予定です。飛行機を初めは考えたのですが、美術館までのアクセスから新幹線にしました。帰国以来、新幹線に乗るのは3回目です。パンデミックの間は旅を控えて飛行機で東京のみでした。平日だというのに旅行客の多いことに驚きます。コートを脱いで旅が身軽にできる季節です。中学に入るまでは年に2回、家の用事で大阪に母と行きました。最後はいつだったかな?高校2年の夏期講習に大阪の予備校を選びました。半月、YWCAの宿舎を使わせてもらいました。受験校は東京だったのになぜ大阪で講習を受けたのか思い出せません。土地勘がありません。駅員の方に美術館への行き方を尋ねました。駅員の方が口を開いた途端、「あっ!言葉が違う!」日本語ですが、外国語を聞いているような不...40年ぶりの大阪

  • 佐伯祐三 大阪中之島美術館

    曇、22度、90%十数年前、東京の損保美術館に「ブラマンク」の絵を見に行きました。その時ブラマンクを師事した日本人画家「佐伯祐三」の作品が数点出品されていました。「佐伯祐三」という日本人画家を知ったのはこの時のことです。暗い色調のパリの街角を描いた強いタッチの絵が数点、私は「ブラマンク」より「佐伯祐三」の作品に魅せられました。美術展で絵葉書を買うことはありません。なのに「佐伯祐三」の絵ハガキを3枚求めて、香港の家に持ち帰りました。アクリルの小さな額にその時の気分に一番近い絵を入れました。昨年のことです、「大阪中之島美術館」が新しくできました。新聞記事でこの美術館の設立の発端は寄贈された数多くの「佐伯祐三」の絵だと知りました。有名な「郵便配達夫」も含まれています。昨年のこけら落としの展覧会でも数多くの「佐伯...佐伯祐三大阪中之島美術館

  • ゲイソリーザ

    晴、13度、66%球根を植えると忘れた頃に芽を出すことがあります。「何の芽だったかな?」よくあることです。数日前、緑の雑草の間に小さな紫の花を見つけました。花を見れば「ゲイソリーザ」だとわかります。花になるまで気付かずにいました。小さな花に「ごめんね、忘れた。」と詫びました。アフリカ原産の球根植物「ゲイソリーザ」、ずっと昔この花が一面に咲いている景色をグラビアで見たことがあります。乾いたアフリカの土地に色とりどりの「ゲイソリーザ」が地面を覆い風に揺れているかのようでした。「名前もいいなあ。」近くの園芸店でこの球根を見つけたのは数年前です。小さな球根でした。大豆ぐらいの小さな球根、どちらを上にして植えればいいのかもわからないほどの球根でした。植えた翌年、花がひとつ咲きました。あれだけの球根の数でひとつ、残念...ゲイソリーザ

  • 義母の握り鋏

    晴、11度、83%主人の実家の解体に伴う家財道具の片付けで、いくつかの品を持ち帰って来ました。食器数個、お鍋一つと数は少ないのですが、粗末にならないために私が使って行くことの出来るものだけを選びました。その一つが「握り鋏」です。昭和に流行ったカゴの裁縫箱にいくつかハサミがありましたが、小さな「握り鋏」を取り出しました。数日前、込み入った直し物を始めました。私の裁縫箱を開けると、昔からそこにあったかのように「握り鋏」が入っていました。糸を切る、細かい糸クズを取り出す、2時間ばかりの間「握り鋏」は仕事をこなしてくれました。糸を運ぶ間、義母のことを思います。そして改めて、義母のことを実はあまり知らなかったと気付きました。義母の小さい頃のことや娘時代の話が記憶にありません。よく話してくれたのは、結婚してからのこと...義母の握り鋏

  • 春の雨は柔らかで

    晴、12度、94%夏の雨は涼しくなるかと喜ぶのですが、焼けたアスファルトに当たった雨は蒸気となってかえって暑さを呼びます。秋の雨は物悲しさを連れて来ます。冬の雨は雪ならまだしも濡れるのは真っ平と見てるだけでも寒さが感じます。春の雨は気温が低くとも柔らかさを含んでいます。この数日雨です。身体も頭も優しい雨に任せてゆるりと歩みを弱めています。春雷を聞く雨もあれば、サメサメと細い雨が降る時もあります。夜中に聞く春雷は河辺に住んでいた頃の記憶につながります。そしてまた眠りに落ちました。そんな具合に雨の中、身体も頭もぼんやりしています。雨滴がついた蕾や葉っぱが綺麗だと思える季節です。薔薇の蕾が日に日に膨らんでいます。今年の花付きはどうだろうか?花が咲くまで私にはわかりません。レモンの蕾はなぜか赤い色をしています。雨...春の雨は柔らかで

  • 赤い紫陽花

    雨、14度、95%昨年の秋でした。いつも行く園芸屋さんの「見切り品コーナー」に葉だけの「紫陽花」のポットが一つありました。紫陽花の葉だとわかりますが深い緑色の葉です。元々の値段は紫陽花にしては高値ですが、「70%オフ」と書かれてます。お店の人に何色の紫陽花が咲くのか尋ねたのですが、「赤だったように思います。」と返事が返って来ました。「赤?」どうしてこんなに高いのかと尋ねたら、「確かヨーロッパ品種の改良です。」とのこと。ポットを手にして、まず植える場所を考えます。成長すると広さや高さが必要な紫陽花です。「赤」の花と「70%オフ」に惹かれて家に連れて帰りました。すぐに植えましたが他の紫陽花同様、冬には裸木になりました。紫陽花は新芽が吹き出すとぐんぐん緑に染まります。梅雨時に咲く紫陽花がいち早く、アメリカン紫陽...赤い紫陽花

  • みつば動物病院で狂犬病の予防接種

    曇、13度、67%昨日は狂犬病の予防接種に行きました。完全予約制になってから、待合室でよそのワンちゃんに会う事がありません。以前は待ち時間も長く、いろんな犬たちに会えるのが楽しみでした。家を出て10分足らずで病院到着です。ココは行き先が分かっているのか、喜んで興奮気味でした。気温が上がり始て、ガハガハ。診察室に入るや、大喜びです。看護婦さん2人が「チュルチュル」を持って待っててくれました。注射後のご褒美です。ところが注射前にペロリ。注射もあっという間に終わりました。先生が「この一年、病気してないね。あれ、ココちゃん白くなったよ。」「今年は7歳になりますから。」と言うと、看護婦さんが「モモちゃんが来てたのが先日のようなのに。早いね。」とおっしゃいます。モモは日本に来て、最後までこの動物病院で診ていただきまし...みつば動物病院で狂犬病の予防接種

  • タイ チェンマイのPM2.5

    晴、13度、48%昨日から福岡地方は黄砂の飛来で薄曇りでした。九州ばかりか日本中に飛び散る予報です。洗濯物が黄色く染まることもあると聞きます。我が家は車のボンネットがうっすらと黄色くなります。この2年ほど「PM2.5」を耳にしなくなりました。どこに行ったのかな?と思っていましたら、タイのチェンマイではこの季節「PM2.5」で街が霧込めたようになると知りました。香港時代、我が家に通って来てくれていたお手伝いさんはタイ人でした。今、彼女はタイのチェンマイに戻って小学校の先生をしています。先日、チェンマイの街の様子を知らせてくれました。微粒子の「PM2.5」ですが車のボンネットに溜まると指にもついてくるそうです。健康被害も出ていると聞きます。「原因は?」と尋ねたら、焼畑農業、山焼きだと教えてくれました。日本の「...タイチェンマイのPM2.5

  • 花いっぱい

    雨、16度、91%雷6年前帰国したその春、庭に咲いた花は大きなタンポポ一つでした。庭の大木は数本切り、家の周り四面が庭です。どんな庭にしようか?どんな植物がこの家の土に合うのか?そもそも私自身、日本で生活出来るのかと思いあぐねていました。30年ぶりの日本での生活の始りでした。6年経ちました。裏庭は今年もバラたちが蕾をつけています。この6年間で植えた木々も根を張り成長しているのが見て取れます。何にも花がなかったのが嘘のように、どの庭も花が咲いています。表の道に面した庭は塀がないのでまるまる道行く人に見られます。いまが一年で一番華やかな時です。冬場も多年草が葉の緑を残しています。どの花たちも手のかからぬように植えたままです。一番初めに植えつけた「ラベンダー」は全部で3種類、一番大きなものは縦横1メーター50セ...花いっぱい

  • 座敷すだれ

    晴、15度、81%まだ4月の上旬ですが、晴れた日には日差しが強くなりました。日が差し込まないと薄暗い日本家屋ですが、朝日を窓いっぱいに受けるのが座敷です。この時期は2時間ほど、6月以降は昼前まで強い日差しが入ります。畳は外してフローリングです。大きな絨毯を敷いています。木枠のソファーには布が張ってあります。日焼けが心配です。絨毯の日に当たった部分はやや退色したので、昨年は180度絨毯を動かしました。大仕事でした。座敷周りの窓にはカーテンはつけていません。雨戸を開けると素通しになります。日本家屋で座敷などにもカーテンをつけるようになったのはいつ頃からでしょう?子供の頃はカーテンしかもレースのカーテンをつけていた家は記憶にありません。私はこの部屋にだけはカーテン不要と思っています。そこで、登場するのが「座敷す...座敷すだれ

  • タケノコと九条ネギの伊府麺

    晴、11度、75%毎年、掘り立てのタケノコをいただきます。掘ったのを湯がいて、皮付きのままのタケノコも添えて送ってくださいます。届いた晩はトッペンの柔らかいところをお刺身でいただきました。お昼には一緒に荷物に入っていた柔らかな「九条ネギ」を合わせて、伊府麺を作りました。先日主人の土産の「伊府麺」です。卵を練り込んだ麺を一度揚げてある中国南方の麺です。柔らかな甘みが特徴、スープでも炒めても食べれます。私は炒めた「伊府麺」が好きです。一度麺の油抜きをします。お湯に浮かべているのをみていたら「伊府麺」はインスタントラーメンの麺に似てるなと思いました。40年食べているのにこの類似性に気づいたのは昨日が初めてでした。味付けはさっぱりと「オイスターソース」だけです。「九条ネギ」はエシャロッロのように生で食べても美味し...タケノコと九条ネギの伊府麺

  • ココナッツ、生クリームのケーキ

    晴、8度、62%年末からこちら、私の誕生日にケーキを作った以外お菓子を焼いていませんでした。こんなこと滅多にありません。1月には小さな焼き菓子用にとバルミューダの「オーブンレンジ」を買いました。2月にはイケアで小型の菓子型を見つけ買ってあったのに、どちらも使わないままでした。料理に使った生クリームが残ってしまいました。どう使おうかな?残ったクリームをボールに明けて、使い道を考えました。ケーキを焼こうと思います。生クリームを使うとしっとりするはず、でも量が結構あります。出してあったバター、卵を冷蔵庫に戻しました。「生クリームと粉だけで何かできないかな?」粉だけだとべったりしたお菓子になります。そこで、まず、生クリームを固めに泡立てました。小麦粉を少し入れて次に入れたのは、「ココンッツファイン」です。「ココナ...ココナッツ、生クリームのケーキ

  • キャベツピラーを使ってみた!

    晴、13度、66%キャベツの千切り、簡単なようで奥が深い、繊維に沿って千切りするときと、繊維に垂直に千切りするときとでは味も食感も違います。お店で出て来るようなふんわり薄い千切りを作るのもこれまた難しい。キャベツの千切りを作る前は包丁を軽く研ぎ直します。それでも端っこは太くなったりして台所で口に放り込みます。台所のお助けグッズはたくさん出ていますが、場所をとるものはいりません。ある程度の値段のものの方がいい仕事をしてくれますが、びっくりするような高価なものもいりません。刃物屋さんをよく覗きます。包丁に始まってハサミ類が好きです。先日、「キャベツピラー」なるものがぶら下がっているのを見つけました。そういえば100円均一でも時折見かけます。普通の皮むきピラーの倍以上の大きさです。普通の皮むきピラーは一つ持って...キャベツピラーを使ってみた!

  • 義母、骨のレントゲン写真

    雨、13度、94%骨折を用心しての入院を経て、退院後初の検査に行きました。施設の大きな車に車椅子ごと乗せてもらい連れて行きます。私の車で連れて行っていた頃に比べて楽になりました。義母も私も楽になりました。足腰の力が年齢とともになくなります。その義母を支える私も四苦八苦でした。予約していましたが、待合室で長く待たされました。おかげでたくさん話しができました。二人だけですから人には聞かれたくないことも話せます。義母には家の売却の話はしていません。悲しみます。希望の灯が消えてしまうように思います。義母の話、施設の入居者で嫌いな人がいたそうです。その人がいなくなって、清々したと言います。二人で大笑い。施設の職員さんはみんな優しいと言います。よかった、この施設で良かったと思います。診察前レントゲン撮影、それを済ませ...義母、骨のレントゲン写真

  • 大きな仕事をひとつ終えました。

    雨、18度、93%主人は7年前、義父の死に伴い実家の家、土地を相続しました。残った義母はこの5年、入退院の繰り返しから今では老人施設で生活しています。たまに私が訪れるだけの空き家同然となりました。パンデミックで3年間帰国できなかった主人が戻って来たのは昨年末でした。その主人が年明けて急に実家の売却の話を私にしました。私の持ち物ではありません。主人の決断に任せるよりないと思いました。主人は香港に戻る前、売却のために複数の不動産屋と会い方向を固めていったようです。そうすることで自分の気持ちも次第に固めていったように、そばで私は見ていました。この売却が意外にも直ぐに決まりました。主人の希望価格通りです。私にとっては思わぬ展開になりました。事務的な対処は主人が香港からzoomなどを使ってやりとりします。実務をこな...大きな仕事をひとつ終えました。

  • 羽衣ジャスミンの香り

    曇、18度、70%帰国した年の春、散歩をしていると「ジャスミン」が香りました。辺りを見回してもどの花の匂いかわかりません。「ジャスミン」の香りは香港への思いを呼び起こします。幾度かその道を通るうちに、フェンスの白い小さな花が匂いの元だと知りました。名前を調べると、「羽衣ジャスミン」。早速翌日園芸店に出向きました。その年の新しい苗は売り切れでした。帰国後2年目の早春、「羽衣ジャスミン」を庭に植えました。私の思うように蔦を伸ばしてはくれませんが、白い小さな花を咲かせます。香港のジャスミンの数分の一の大きさです。甘い香りに変わりはありません。清涼感がある花の香り、目を閉じて香りを感じる深い花の香り、花の香りもいろいろです。ジャスミンは妖艶な香りです。「羽衣ジャスミン」の蕾はツンとトンがった濃い赤です。まだまだ香...羽衣ジャスミンの香り

  • 坂本龍一さんがお亡くなりになりましたね。

    曇、12度、70%坂本龍一さんが亡くなったのを知ったのは、朝一番に開けた主人からのメールでした。間も無く、息子からも同じ旨のメールが入りました。一家揃って好きだった音楽家でした。今年初めのテレビ出演で声も細く、痩せられた姿を見て胸が痛みました。昨日はBBCニュースでも一番に彼の亡くなったことを伝えていました。世界中のメディアが彼の死を悼んでいました。30年以上前、一度だけ坂本さん、奥さんの矢野さん、お嬢さんの美雨さんが歩いていらっしゃるのを香港で見かけました。思いの外の大柄な坂本さんでした。その時小学生の息子も一緒でした。息子に尋ねると、「覚えているよ。」と返事が返って来ました。よほど私が喜んだのだと思います。少し年齢が上な坂本さんですがほぼ同世代、YMOは息子が生まれた年にデビューです。そう思うと我が家...坂本龍一さんがお亡くなりになりましたね。

  • チューリップのお花見弁当

    晴、13度、74%風が強い日が続いています。気温も高めです。桜の花びらが道の脇に吹き寄せられています。我が家の庭のチューリプも花びらを落とすのはもう直ぐです。昨日の朝、「そういえば、今年は庭でお弁当を開いていないなぁ。」と気付きました。連日用事が入っています。ひと用事済ませて、急いで家に帰り「簡単花見お弁当」をこさえました。冷蔵庫にあるものだけ、作ったのは卵焼きだけです。チューリップの前に布を敷きました。地面に座るに限ります。私が大忙しくているので、ココも興奮気味です。「匂いますねぇ。」私もお腹がペコペコです。卵焼きに、うずら豆、椎茸のマリネ、生麩の残り物、ご飯の上には頂き物の「紫蘇の実の塩漬け」ワカメの炒め物。庭に座って、お弁当を広げて、それだけで楽しい。「モチノキ」の直ぐ横に座りました。根元には、「タ...チューリップのお花見弁当

  • カタクリの花

    曇、13度、86%香港にいた頃、3月に入るとNHKワールドで番組と番組の間の短時間、日本の桜の景色が流れました。撮り溜めた各地の桜の風景、有名な場所ではなく身近な桜の風景が1日に幾度も流れました。海外に住んでいると桜の景色は心に沁みます。有名な桜の名所ではないばかりに、あの1、2分の映像に日本を強く思った方が多かったのではないかと思います。そして桜の景色と入れ替わりによく流れていたのが、里山の「カタクリ」の咲く風景でした。ハイキングに来た方達が「カタクリ」の群生を見上げています。紫の可憐な花が風に揺れる様を私も見入っていました。香港に渡る前「カタクリ」の花を見た記憶がありません。どこにでもある「カタクリ」の花かと思っていました。秋になって、春咲の球根が店に並び始めました。中に「カタクリ」と書かれた球根を見...カタクリの花

  • 卯月 カズラのテーブルクロス

    晴、13度、72%暖かさと春らしい日差し、桜は満開です。月が変わり「卯月」になりました。身辺雑用が多く、今年はいつもの何倍も速く時間が過ぎるように思います。次々と片付けなければならないことが山積です。でも庭には緑も花々の色も戻ってきて、軽やかに時間が過ぎます。パッと見ると白っぽいテーブルクロスに架け替えました。大柄な「カズラ」の絵が描かれています。淡い色合いのクロスでも庭にある色のおかげで寂しさはありません。ちょうど表の庭には「カズラ」が咲いています。真冬からポツポツ咲き、早いものは赤い実をつけました。鼻を寄せると芳香がします。ふた冬越した「カズラ」です。幼い苗が成長するのを見守るのが好きです。この夏、私の背丈を越すと思います。座敷のお軸も架け替えました。藤原行成の歌です。字もののお軸を選ぶ時は、歌の内容...卯月カズラのテーブルクロス

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