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  • サイズ140

    曇、14度、62%普段に着る長袖のTシャツを探していました。普段着ですから機能的なものでいいのです。小柄ですから婦人服のサイズはXSかSです。最近の服はゆったりしているので、Sサイズでは袖丈も着丈も長いと感じます。XSのサイズは店頭に並んでいるところがほとんどありません。そんな時、子供服売り場を覗きます。長袖のTシャツの一番の問題点は、袖丈です。洗い物が多いこれからの季節、袖がダラダラするのはいただけません。長いと思うとすぐに切り短くします。着丈も長すぎると短く直します。あと一つが首回り、女性もののTシャツは時にゆるく鎖骨が見えるほど開いているものがあります。下着なら上のものに響かないように開いていてもいいのですが、Tシャツとして着るときはクールネックの締まったものが好きです。こんな条件を満たしてくれるの...サイズ140

  • 十一月の無花果

    雨、20度、86%11月、福岡は暖かな日が続きました。昨日は25度を超えたそうです。私も一日半袖で過ごしました。庭の落ち葉を掃いていると蚊がうるさく付きまといます。この夏もたくさんの実をつけた無花果、緑の小さな実をつけたままひと月以上が経ちました。例年の気温なら大きく成長せず青いまま萎んでしまいます。無花果の葉は大きなガサっという音を立てながら落葉します。その落ち葉を拾うついでに見上げると、あれ!色づいているイチジクがあります。一日じっと待ちました。お尻が割れ始めています。まさかの「十一月の無花果」です。大事に両手で包んでおやつにしました。よく熟れています。甘い果汁は夏のものと変わりません。今年は幾つ我が家の無花果を食べたでしょう。数えきれないほどです。もうすぐ葉が全部落ちてしまいます。裸木に緑の無花果の...十一月の無花果

  • パネトーネ

    晴、16度、78%今年も「パントーネ」を焼きました。「パントーネ」を焼くと年末年始の準備開始です。ひと月近く置くことで美味しくなる「パントーネ」はイタリアのクリスマスやお祭りのお菓子です。「クリスマスケーキ」の予約のチラシが目につくようになりました。依然「デコレーションケーキ」が主流の日本です。子供の頃、クリスマスになると不二家などの大手の店先に「クリスマスケーキ」が積み上げられていました。懐かしい風景です。イギリスの「クリスマスプディング」、オーストリアの「クリスシュトレイン」、イタリアの「パントーネ」クリスマスにちなんだ土地のお菓子があります。真っ白に砂糖をかけた「クリスシュトレイン」は日本でもよく見かけます。イエスがおくるみに包まれた様子を模したお菓子です。どのお菓子も木の実や果物をたっぷりと入れ、...パネトーネ

  • ツウィードで編んだベスト

    晴、13度、78%「ツウィード」の糸でベストを編みました。「ツウィード」は布地も毛糸も好きなものの一つです。毛糸に色様々なネップがぽつぽつと出ています。単一な色ではなくよく見るとプツプツと毛玉がついている感じです。チャコールグレーのこの毛糸、帰国した5年前から編みたかった毛糸の一つです。香港から持ち帰った毛糸玉はなかなか減りません。しかも大半が白です。先日編んだ白のベストもそんな毛糸玉「ブークレー」を使いました。「ブークレー」はループが毛糸に出ています。「ループ」や「ネップ」がついた毛糸は編み辛いのですが、出来上がりに表情が出て来ます。いつものように私の体に合わせて編みますから、目数や段数は一切数えません。片方の身頃が編み上がれば残りの身頃は先に編んだものに合わせて編みます。編み上がった二枚を並べると、サ...ツウィードで編んだベスト

  • 桜の葉寿司

    曇、15度、70%先日、「柿の葉寿司」をいただきました。緑の柿の葉でなく紅葉した黄色や赤の柿の葉を使った見た目にも綺麗なお寿司でした。柿の葉の照葉の美しさ、散歩に出れば柿の木を見上げます。でも我が家の一帯の柿の葉は普通の枯葉で色付きが悪いようです。紅葉は気温が大事と聞きます。深い山の柿の葉かもしれません。そんなことを考えて散歩していたら、桜の葉が深い赤、かすれた黄色に紅葉している木に出くわしました。落ちる前の葉を数枚、木から取りました。家に帰りテーブルに並べて見てると、「そうだ!この葉にお寿司をのせよう。」と思いつきました。枯れた桜の葉は薄く、柿の葉のように大きくありません。二枚の葉で小さなお寿司を挟みます。コノシロの酢漬けに柚子の皮をのせて、一口大の握り寿司です。本来の「柿の葉寿司」は押し寿司です。葉の...桜の葉寿司

  • サーカス

    晴、12度、82%初めて「サーカス」を見たのはボリショイサーカスでした。ロシアからやって来るサーカス団、今も時々広告を目にします。「火の輪くぐり」「空中ブランコ」「動物たちの珍芸」「ピエロ」どれもが眩く、数年通ったと思います。昭和30年代のことです。「サーカス」と聞くと心が踊ります。息子が小さい時に「木下大サーカス」に行きました。小さい時に見たボリショイサーカスほどの興奮がありませんでした。テンポが遅く動物たちも元気がありませんでした。花がないサーカスでした。以来サーカスにはご無沙汰しています。心に残る「ボリショイサーカス」の華やかさ、楽しさが私をサーカス好きにしました。巡業のサーカスが色鮮やかなテントを張る、町の人たちが心待ちにしている「サーカス」そんな洋画をたくさん見てきたからかもしれません。気付くと...サーカス

  • こぼれ種のシクラメン

    晴、13度、68%シクラメンの鉢植えが店先に並ぶ季節になりました。5年前庭に植えた「ガーデンシクラメン」は植えっぱなしで放ってあります。春前に気付くと赤い花をつけています。少し遅咲きの我が家の「シクラメン」です。5株あったのが2株に減っています。手入れもしないから自然消滅です。「シクラメン」が球根植物だと知っている方は少ないかもしれません。「球根売り場」で見かけるより鉢植えで売られているからでしょう。この5年目の「シクラメン」の株元の太いのが球根です。球根植物は球根の子分けで増えるものが多いのですが、もちろん種でも増やせます。シクラメンの花が咲いた後、摘まずにおくと丸い丸い種ができます。その種を蒔くのですがこれがなかなか厄介で発芽しません。種ができても放っておきました。すると「シクラメン」の周りの地面から...こぼれ種のシクラメン

  • 柿パイ

    雨、14度、90%新しい「酒粕」が出回る時期なんですね。酒造元からという「酒粕」をいただきました。香りや手触りが流通ものとは違います。芳醇です。この「酒粕」に「柿」を漬けます。お酒やみりんで伸ばさなくても柔らかい「酒粕」を柿に塗って、ふた晩常温で置きました。「酒粕」の香りを十分にまとった「柿」です。じんわりと水分が出て柔らかめの歯応えです。「お酒」と「柿」の相性のいいこと!この「酒粕柿」を使ってパイを焼きました。最後まで「パイ」か「タルト」か悩みました。自家製の「パイ生地」「タルト生地」は冷凍庫にあります。「タルト生地」がタルトを焼くには少ないのでパイに決定。「パイ生地」に挟んで焼くだけですから簡単です。「酒粕柿」は甘さが十分、お砂糖を足さずに「酒粕」もところどころついたまま入れました。オーブンからは「酒...柿パイ

  • 晴、12度、86%「漆」と言うと漆器を思い浮かべます。漆器に塗られている「漆」を日常的に使っています。器が欠けたり割れると「金継ぎ」をします。「欠け」に詰め物をして「漆」で固めて金粉をかけます。その「金色」が器に表情を加えて割れる前よりもいいと思うのは日本人独特な感情のようです。その「金継ぎ」のために「漆」を持っています。私は「金継ぎ」が苦手です。継いではいるのですが「金」がハゲることがあります。考えてみれば割ったり欠けたりするから「金継ぎ」をするので、割らなければいい、欠けさせなければいいと思うのですが、アッと手が滑ったり、そそっかしい性格なので「割れ」「欠け」とは縁が切れずにいます。生地の柔らかな「土物」はちょっとした「欠け」をこしらえます。脆いのです。「欠け」をそのままにしていると「水」が染みます。...漆

  • 柿のぬか漬け 柿スープ

    晴、14度、92%今年は柿の当たり年でしょうか。あちこちから柿をいただきます。大きさも柿の種類も違うのでしょうが、どれも甘みが強く美味しい柿です。いただくとすぐに丸のままかじって食べます。皮の下が一番美味しいので皮をむくのは勿体無い。柿を並べて、さあ何を作ろうか?手始めに、「ぬか床」に入れました。色が薄くやや硬めの柿を6等分にして「ぬか床」に一晩、置きました。もちろん皮はつけたままです。まだ芯にやや硬さが残るあたりで引き出しました。果物を「ぬか」に漬けると「甘み」の質が変わるように思います。塩気をもらって甘さはより強くなり、生柿の時より複雑な味になりました。いろんなものを「ぬか床」に入れます。その度に「ぬか」の偉大な力を感じます。冬になるとよく登場する「手羽先のスープ」、コトコトと土鍋で残り物の野菜と火に...柿のぬか漬け柿スープ

  • 赤い馬

    晴、13度、85%洗面所の整理ダンスの上に小さな木製の「赤い馬」が置いてあります。仕掛け人形とでもいうのでしょうか?馬の脚の裏を押し上げると足の関節がクショッと折れてしゃがんだように見えます。出目金で尻尾はモール、耳は革でできています。20年以上前友人からもらった「赤い馬」です。この洗面所は寝室に隣接、奥にはお風呂と家の者が使うトイレがあります。滅多によその方が入らないスペースですが、冬場のお客様には玄関脇のトイレではなく、たまに「こちらのトイレもどうぞ」と言うことがあります。トイレから出てきた人が決まって言うことの一つ、「赤い馬が後ろを向いていたから直して置いたよ。」そうなんです「赤い馬」は後ろを向いていつもお尻を見せています。言葉にしない方も、正面に向きを変えてくれていることがあります。赤いからか目に...赤い馬

  • 草木染めの糸

    晴、15度、75%「糸」が好きです。刺繍糸、縫い糸、毛糸、手芸店でずらっと並んだ糸の棚の前に立つと胸の中が踊り始めます。微妙に色が違う糸が並んでいます。絹糸、木綿糸。刺繍糸は国によっても色目が違います。毛糸も細め、太め、ヨリがある糸、素材の違いでも色の出具合が違います。色を見るだけでも興奮気味なのに、それぞれの糸の手触りを楽しみます。昨日、友人から「草木染めの糸」をいただきました。小封筒からこぼれ落ちた糸の束、日本の草木で手染めされた糸です。元の草木の香りがしそうな優しい色合い、木綿の心地よい手触り、やや太めの糸です。刺し子などに向く糸なのでしょう。秋の日が差すデッキでしばらくこの「草木染めの糸」手に乗せ眺めました。私の持つ「花糸」やDMCの刺繍糸と合わせるのは難しそうです。この糸を使ったものを刺してみた...草木染めの糸

  • トマトの甘くないマドレーヌ

    晴、11度、70%「マドレーヌ」、バターの香りとしっとりした焼き菓子は「クッキー」や「パウンドケーキ」に並んでおうちで焼く洋菓子の定番お菓子です。私も40年来焼き続けています。作り方はいたって簡単、粉と卵とお砂糖とバターがあれば出来上がります。貝型に入れて真ん中がぷっくりとお盛り上がると焼き上がりです。バターの多いお菓子ですから、焼きたてよりは一日置くとおいしく食べれます。おやつが楽しみな「マドレーヌ」ですが、スナックとして甘くない「マドレーヌ」を焼きました。「ドライトマト」「パセリ」塩胡椒で味をつくります。焼き上がり、「ピンクペッパー」を最後に振りかけました。「にんにく」をほんの少し入れましたので、焼いている間はバターとにんにくが香ります。焼きたてをお昼ご飯にしました。甘いマドレーヌと違って、熱いうちに...トマトの甘くないマドレーヌ

  • キッチンのはかり

    晴、12度、72%台所に立つと、一日幾度か「はかり」を出します。大雑把なくせに物の重さを量ります。朝一番はパンの粉や酵母を量ります。1グラム以下の単位まで量ります。毎日のことですが、気温や湿度で微妙に重さを変えるためです。即座に重さが出るキッチンスケールは大事な道具です。大方の重さを知りたいときに使うのは、小さなカップがのった「はかり」を使います。この古いタイプの「はかり」が一番出番が多い我が家の「はかり」です。扉のない調理台の下の棚に入っていて、手を伸ばせばすぐに出せます。250グラムまで計れますが、小さなメモリは5グラム単位です。もう30年、使っています。毎日使うもの、気にも留めなかったのですがよく見るとなんとも綺麗な形の「はかり」です。カップの形は愛嬌があります。角張っていず、まろやかなカーブのボデ...キッチンのはかり

  • バニラパウダー

    晴、10度、65%寒くなってくると、「バニラ」「シナモン」「ナツメグ」などの香りにホッとするものを感じます。香りに温もりがあります。「バニラ」は洋菓子作りには欠かせない香辛料です。近年、「カカオ豆」「コーヒー豆」同様値段が急騰しています。スーパーの棚に並ぶ小瓶の「バニラ」は人工で作られた香りのものがほとんどです。蓋を取って香りを嗅ぐ限りには、混じり気ない「バニラ」も人工「バニラ」もほとんど変わらないように思います。ところが焼き菓子にすると、熱で香りが飛んでしまうのが人工「バニラ」です。「バニラ」は長い鞘の中の種の部分から抽出するのだそうです。アイスクリームなどにはその種をそのまま入れることもあります。種は微小です。どうやって液体のエッセンスにするのかは知りません。先日、その種をさらにすり潰した「バニラパウ...バニラパウダー

  • りんごの木

    晴、14度、70%果物を食べていて種を見ると土に蒔きたくなります。「アボガド」のように水栽培できるもの、「みかん類」「りんご」「マンゴ」、種を見れば育てようと思います。「りんご」の種を蒔いたのは1度や2度ではありません。根が出て、小さな緑の葉が芽生えるのですがそれまででした。香港の暑さは「りんご」には不向きでした。帰国後、土に蒔いた「りんごの種」芽生えて、既に4年が過ぎました。20センチほどの高さです。暑い季節を乗り越えたのに、この夏は一向に成長しませんでした。日当たりだろうか?土質だろうか?悩みます。初めてこの大きさまで育てることが出来た「りんご」です。日中、一日中日に当ててやろうと地植えを掘り上げて鉢に移しました。小さい割に深く張った根でした。「よくここまで育ったね。」木は始め木自体を育てます。栄養を...りんごの木

  • モコモコのベスト

    曇、15度、72%一枚一枚と服を重ねる季節になりました。年末にかけては体を使って働く時期です。腕が自由に使えるように長袖の重ね着は避けます。そんな時ベストが重宝、胴だけは保温してくれます。モコモコのベストを編みました。「ブークレー」という毛糸をご存知でしょうか?毛糸の所々に小さなループがついている面白い毛糸です。編んだだけでモコモコになります。軽い毛糸で暖かさも抜群です。ベストは前と後ろ身頃を編んで綴じ合せ、裾、襟ぐり、袖ぐりにゴム編みを入れるだけで手軽に編めます。今回ちょっと時間がかかりました。原因は「ルンバ」です。「ルンバ」そう、掃除機の「ルンバ」です。編みかけベストをカゴに入れ床に置いていました。「ルンバ」に掃除をしてもらった日のことです。座敷のドアを開けました。「あれ、ルンバの音がしない?」見ると...モコモコのベスト

  • 柿の葉すし

    晴、20度、78%奈良の美味しいもの「柿の葉すし」をいただきました。一昨日、メールで贈り主の友人が「目でも楽しんでくださいね」と一言。秋ならではの「柿の葉すし」が届くのを心待ちにしました。朝の8時過ぎ、郵便局の小型バンが家の前に停まりました。早朝からの配達です。急いで袋を開けました。箱にびっしり並んだ「柿の葉すし」は色鮮やか「紅葉した柿の葉」を使った秋ならではの「柿の葉すし」です。この蓋を取る一瞬、気持ちは急上昇します。見事に染まっています。柿の葉はただでさえ艶があるのに染まると一層輝いて見えます。しばらく眺めました。お昼にいただこうと、食べる分だけ皿に盛りました。友人にお礼のメールを入れてもまだ9時。待ちきれなくなって、食べることにしました。鯖と鮭の2種類です。薄く酢で締められた魚が酢飯と共に口に転がり...柿の葉すし

  • 「土を喰らう十二ヶ月」

    晴、16度、80%映画「土を喰らう十二ヶ月」を観ました。水上勉の「土を喰らう日々」を基にした話です。太ってしまった沢田研二を見るのは辛いけど、見たいことがたくさんありました。出てくる料理を土井善晴さんがディレクトしています。土井さんの話口、話されることが好きですが実は一度も作られるお料理を見たことがありませんでした。その料理をのせる器も楽しみでした。公開初日の朝からの上演、中心部から少し距離のある映画館は空いていました。オンラインで予約すると紙のチケットが印字されます。チケットに映画の写真がないのは残念です。話の筋は置いておきます。白馬での12ヶ月に及ぶ撮影だったと聞いています。自然が素晴らしく、景色も水の流れも山にかかる雲、木々の影までが匂いを感じるほどに撮られています。確かに「ジュリー」は太ってしまい...「土を喰らう十二ヶ月」

  • 皮から作った水餃子

    晴、15度、76%日本に帰って来て以来、「餃子の皮」に満足しません。市販の「餃子の皮」はほとんど試しました。どこが満足いかないのか、厚み、こしのなさ、噛みごたえがない、など。もっちりしていれば「もち米の粉」使用と書かれています。香港では「生麺」を売る店で量り売りで買っていました。店によって違いはありますがやや大きめな皮にいつも満足でした。ですから「餃子の皮」は作ったことはありません。昨日初めて「餃子の皮」を作りました。「餃子」は中国と日本では違います。「焼き餃子」はほとんどありません。「水餃子」が主流です。上海、台湾で「蒸し餃子」も出て来ます。もうひとつ大きな違いが、「ニンニク」を「餃子」に入れないことです。中国の「餃子」を食べていて「にんにく」が入っていないのに気づいたのは随分経ってからでした。「ニンニ...皮から作った水餃子

  • 空を見上げる

    晴、13度、68%一昨日の「皆既月食」は「天王星食」と相まって、しかも全国的に雲のない空、日本中の方が夜空を見上げていたと思います。私のその一人です。家の二階から月が欠ける様子を見ました。25年間、早朝に走っています。まだ明けやらぬ空には月と星が見えます。あれだけ、イルミネーションが多い香港ですら夜の始まりと違って空の星がくっきりと見えました。ここ福岡でも星座が分かるほど見えるのは早朝です。走っている間、目も心も空を見ています。ふり仰ぐわけではありませんが、目は空の月と星を追っています。晴れ晴れとした心の時ばかりではありません。時には落ち込んで滅入っていることも、心が疲れ切っている時もあります。そんな時こそ空を見上げている自分があります。月や星に何かを問うている、助けを求めるのではなく心の声に言葉を欲しい...空を見上げる

  • 白いソックス

    晴、12度、76%「白いソックス」を高校を卒業以来履かなくなりました。なぜかな?子供じみて見えると思ったのかもしれません。「白いソックス」は手洗いが必要なので面倒だと思ったのかもしれません。半世紀、黒っぽいソックスで通して来ました。夏はソックスを履きません。履くのは秋から春先までです。先日、急に「白いソックス」を履きたいと思いました。黒い靴に「白いソックス」、学生の定番のように履いてみたいと思いました。寒さにかかるこの時期、探したのは暖かさのあるウールのソックスでした。もっと寒くなるとタイツを履きます。ウールのソックスを履くのは短い間です。足を入れるとぬくもりが広がります。くるぶしまでの短いソックスは防寒にもなりません。アンクルまで包み込む長さが好きです。鏡にソックス姿を映します。この数日履いていたウール...白いソックス

  • 黒い蜂蜜

    晴、11度、80%「蜂蜜」は薄い金色の食べ物と思っていたのですが、それを覆したのはずいぶん昔のことでした。「黒い蜂蜜」を見つけました。ラベルには「松の蜂蜜」と書かれています。興味が先に走り買いました。蓋を取ると強烈な匂い、松脂に近い匂いです。味は苦み走っていて飲み込むのにしかめっ面をしていたと思います。小瓶のくせにお高いものでしたから我慢して食べあげました。フランスの蜂蜜でした。以来黒い蜂蜜には手を出しませんでした。主人が香港から送ってくれる蜂蜜の中に黒い蜂蜜がなん瓶か入っていました。黒い蜂蜜は敬遠していますが、食べないのも勿体ないのでひと瓶開けました。イタリアの「草原の蜂蜜」です。「松の蜂蜜」ほど強烈な匂いや渋みではありません。乾燥が強くなる時期には紅茶と一緒に口にします。「草原」「山」「森」の蜂蜜と書...黒い蜂蜜

  • 「菜包」 チンゲンサイの中華まん

    晴、12度、80%コンビニに「中華まん」ののぼりが立ち始めました。「あ〜、食べたいなあ」と思います。コンビニの保温室に入った「中華まん」は寂しげです。食欲をそそりません。なぜかな?考えました、湯気がないからだと思います。小さい頃だって、「中華まん」を売る店先には湯気がモクモク。一年中「中華まん」を売る中国では夏でも湯気を目当てに出かけます。手にした時の温もりは変わらなくても湯気なしでは美味しさ半減です。この時期、八百屋に「チンゲンサイ」が出始めます。今年は「肉まん」より早く「チンゲンサイの菜包」を作りました。「小松菜」でも「高菜」でも作れますが、「チンゲンサイ」のしゃっきりした歯応えが好きです。肉は加えず、「チンゲンサイ」と「干しエビ」だけの中華まんです。お昼に食べようと朝から準備します。イーストで発酵さ...「菜包」チンゲンサイの中華まん

  • 紫のサルビア 秋の終わりの庭の花

    晴、11度、66%園芸の花の品種が増えていることに5年前帰国して驚きました。その一つが「紫のサルビア」でした。サルビアといえば夏の花壇で赤く咲く花とばかり思っていたところ、秋も深まり初冬でも花を咲かせるのが「紫のサルビア」です。しかも、多年草だと知りました。春蒔きの種がやっと花を咲かせました。不思議に色が微妙に違う「紫のサルビア」、庭の一角に秋らしさを運んで来ました。赤紫から濃い紫まで色が変化するのか観察中です。園芸店ではすでに花の咲いた「パンジー」などの苗が売られる季節です。苗を買わなくなって2年、多年草の花付きを待ちます。夏の眠りから覚めた「ラベンダー」、紫色に染まり始めました。梅雨明けに刈り込んだ「ラベンダー」ですが、夏の休眠中も成長します。見事な株に育っています。表の道に面した紅葉の木の根元は「マ...紫のサルビア秋の終わりの庭の花

  • 今年最後の無花果

    晴、11度、58%おそらく今年最後の「無花果」を昨日のおやつにしました。「おそらく」と書いたのはひょっとするとあと一つ二つ食べれるかもしれないからです。今年幾つの「無花果」を食べたでしょうか。夏中、毎日数個おやつにしました。それでもたくさん実をつけるので、「干無花果」も作りました。初夏、実が赤く染まり始めると全体にカラスよけのネットをすっぽりかぶせます。「無花果」の木は夏も成長します。その力は目覚ましく、ネットの穴から新枝をぐんぐん伸ばし、また実をつけます。カラス対応に慣れた今年はほとんど私一人で食べました。夏の終わり、新しく伸びた枝も含めて枝払いをしました。新枝の先にも小さな実がついていました。「無花果」の実が食べれるようになるまでひと月以上かかります。気温と日差しも必要です。朝晩の気温が下がり始めると...今年最後の無花果

  • ホセ・カレーラス テノールリサイタル

    曇、14度、65%3大テノールの一人「ホセカレーラス」のリサイタルに行きました。帰国して5年、こうした催しに出向いたのは初めてです。「ホセカレーラス」オペラからは引退したと聞いています。大病を患い舞台を続けることが辛くなったそうです。独演のリサイタルですら数少なくなっています。若い頃と同じ体型、こんなほっそりした体からあんな声が出るのかと舞台に上がった姿を見ました。歌曲を歌い始めると小さな体から流れ出るような声に魅了されます。プログラムはご自身の疲れを伴わないようにゆっくりと進みました。幾度も舞台裏に戻られます。喉を潤す、腰を下ろす、舞台裏の「ホセカレーラス」の様子を想像しました。大病後の復活は奇跡的だとすら言われた「ホセカレーラス」年齢的にも長時間の舞台は無理なのかもしれません。残念なのは会場が満席でな...ホセ・カレーラステノールリサイタル

  • ココの爪切り

    晴、13度、88%先代モモは爪を切ったことがありませんでした。トイレが終わればアスファルトでも土の上でもケリケリ。家の中で気にくわないことがあれば、ソファー、枕、クッション、ベットカバーをホリホリ、ご飯を分けて欲しい時は椅子の脚を、ドアを開けて欲しい時はドアをガリガリ。爪はいつも摩滅していました。上の方に離れてついている親指の爪は自然に剥がれ床に落ちていました。ココはホリホリ、ケリケリ、ガリガリを一切しません。ドアを開けて欲しい時ひと掻きふた掻き。爪がずんずん伸びます。長い爪はカールしました。これはいけないと、爪切りを出して来ました。犬の爪は爪の途中まで血管があり深爪すると出血します。しかもココは暴れます。抱かれるのも嫌いです。そこで、テーブルの上にあげました。高さがあると犬は少し怖気付きます。この怖気付...ココの爪切り

  • 抗原検査 3年ぶりに老人施設内に入りました。

    晴、14度、78%初めて、抗原検査を受けました。鼻腔内粘膜をとって15分で結果が出ます。義母の施設内に3年ぶりに入れてもらうためです。義母の日々の健康管理を新しい訪問介護の医師に頼むため、医師との初面談、初診療に立ち会いました。訪問看護の医師の数が増えています。まだ福岡で数えるほどしか訪問看護医師がいなかった頃、母には毎日来てくださる医師がありました。つまりこの家に訪問してくださっていました。入所するまで、多大なご迷惑をその医師におかけしました。感謝しかありません。義母の医師はまだお若く恰幅のいい方、老人専門らしく穏やかな口調です。ふた方選択肢がありましたが、家に訪問と違い看護師もいる施設への訪問看護なのでつべこべ思わず、お願いすることにしました。義母に会ったのは先月の10日過ぎ、3週間たっただけなのにま...抗原検査3年ぶりに老人施設内に入りました。

  • もう11月、なぜか気忙しく感じます。

    晴、15度、72%11月に入りました。10月は毎年のんびりと過ぎるように思います。秋の訪れを楽しんだり、季節の食べ物に思いを巡らしたり。まだ年の瀬には十分時間があるはずなのに、11月と聞くと気持ちがざわつきます。年末、新しい年にかけての準備を少しでも前倒ししようと考えます。月末には寒さが本格化するでしょう。昨年でしたか青かグリーンのテーブルクロスを11月に選びました。月初は秋空に映えて良かったのですが、月末そのテーブルクロスを見ると寒々としました。今年は赤い色の入たクロスを選びました。午後には日差しが入らなくなる居間です。暖かな雰囲気、明るさが欲しい感じます。この居間で過ごす時間が短くなりました。座敷の縁側は冬になると寒くて使えません。春とこの時期だけ縁側で過ごします。手元まで明るいのが嬉しい縁側です。座...もう11月、なぜか気忙しく感じます。

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