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2010/04/16

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  • 八月の終わり、医院に台風襲来

    今日も涼しい。蝉の声が消えてしまった。このまま涼しくなるのだろうか。今年はというより今年も天候不順で、予測が付かない。ここに来て職員間のトラブルが発生。久しぶりの台風で、女は魔物と今更ながら思い知らされ頭を抱えている。こんなはずではなかったと思ってもどうしようもなく匙を投げたくなるが、そうも行かずあれこれ手を尽くしている。どうもキーが重く、文が出て来ない。勿論、こうしたことは十年に一度くらいあるわけだが、高齢者には堪える。八月の終わり、医院に台風襲来

  • 予防が一番のはずなのだが

    本格的な雨で裾を濡らし肩口を濡らして出勤してきた。雨災害の人に比べれば何のことはないのだが、高齢者には辛いことだ。思えば雨の日も風の日も二十年の長きにわたって、朝の七時四十五分には医院の鍵を開けてきた。女房を叩き起こして送らせればいいじゃんと言う声が聞こえる気もするが、自分にはマゾ気があるのか何のこれしきと歩いてしまう。それでこぼしていては世話はない。九州では洪水の被害が出ている。生活が破壊され自分には何もできないが、本当にお気の毒と同情する。どうも油が漏れ出たらしいがなんで事前に防げないのだろうかと思ってしまう。想定外とは思えない。災害が出ると仁斎は言い過ぎとしても、防備が不十分なことが多い。防災は病気と同じ事前医防ぐのが一番、小火のうちに消し止めるのが最善だ。これだけ気象予報が正確になったのだから、それが十...予防が一番のはずなのだが

  • 手を打つ?女達

    NHK朝のニュースに林田さんが出ている。レギュラーの女性アナウンサーが夏休みらしい。くっきりお化粧をして、引き締まった顔で放送している。これを見るとブラタモリでは結構リラックスしているのがわかる。私は勿論、ブラタモリの林田さんの方が好きだ。ファンの女性が三十過ぎて独り身だとイラつく悪い癖があるのだが、林田さんにも良い人が現れないかな、既に居るかもしれないが、と希望している。滝川クリステルは四十過ぎていたしお相手がうーんという男だったのでまず良しと言ったところだったのだが、林田さんの場合は名も知れぬ一般男性だとよいなと勝手に思っている。芸能界の女性に適齢期があるのかどうか知らないが、失礼ながらこれで手を打ったなと感じることもある。女優となると高値の花?で普通の出会いは難しいようで、いわゆる青年ないし中年実業家と一...手を打つ?女達

  • 目に見えにくいAIの進出

    今朝は小雨で涼しい。何だか今年は秋が早そうだが、油断は出来ない。ほっと身体を休めているところに猛暑がぶり返すと余計に堪える。気を緩め過ぎないようにして涼に一息つきたい。技術の進歩が世の中を変えて行くのだが、今のところ臨床医学の分野ではAIの足音は殆ど聞こえない。あと数年で自動運転のタクシーが現れるような予測があるが本当だろうか。幸い?臨床医はAIが進歩しても奪われにくい職業に入ってはいるが、何らかの影響は出てくるだろう。果たしてそれまで何年くらいかかるだろうか。おそらく五年もすると現役を退いているだろうから、AI診断や検査に触れて戸惑うこともなく終わるのかも知れない。中々日常の目に見えにくい最先端の工場では既にAI付きロボットが活躍しているらしい。そうでもなければ新品のパソコンが三、四万円で買えるはずはなく、確...目に見えにくいAIの進出

  • トランプは慾張り村の村長

    五十数年前、厚生大臣を圧する勢いの実力医師会長だった武見太郎は医師の集団は3分の1は学問的にも倫理的にも極めて高い集団、3分の1はまったくのノンポリ、そして残りの3分の1は、欲張り村の村長さんだ」と喝破した。果たして政治家の場合この内容がどう変化するかは知らないが、慾張り村の村長が相当な割合で存在するのは確かだ。政治家の場合は背後に慾張り村人が控えているところが医師と多少違うかもしれないが、人間の本質を捉えた発言だと思う。さてその慾張り村の村長の最たる人がトランプで、そのために今回のG7サミットは首脳宣言を出すことができなかった。全く慾のない人は稀有だし、霞を食べて生きていけない世の中では何某かの慾も必要だろうが、トランプのように自分の利益だけで動いて他人の分まで横取りしていては、巡り巡って世界全体が落ち込み、...トランプは慾張り村の村長

  • 日曜日の講習会は疲れる

    昨日は日曜日を一日潰して9時50分から17時30分までかかりつけ医の講習会を聞いた。これを受講した証明書がないと保険診療で請求できない点数があるためか全国で六千人以上の受講者があった模様だ。私は日本医師会ではなく、地元のネット中継で受講したのだが九割がた昨年と同じ内容で、睡魔との戦いだった。講義の内容は有用なものが多いのだが、何年も続けて聞いているとそれ去年も一昨年も聞いたよということになる。これは当たり前でいくら医学の進歩が著しいとは言っても新しくて重要なことは年に10%はないだろう。毎年聞いている人は二時間だけとかにしてほしいのだが、頭の固い厚労省は融通が利かないだろうな。禁煙の話に厚労省の役人が講師に入ったのだが、私が作った法案とか自慢話が多くて辟易した。それを抜かせば半分の時間でできる講義内容だった。た...日曜日の講習会は疲れる

  • 厳しく響くかも知れないが

    囲碁の坂井秀至八段46歳が医師になるという。思うような碁が打てなくなったからというのが理由らしいが、それにはどうも妙な感じというか違和感がある。将棋や囲碁ではたとえ全国アマ選手権で優勝しても46歳でプロになる人は居ない。将棋ではプロになるのに25歳の年齢制限がある。プロになれなかった場合を考えて、また25歳過ぎてのプロではトッププロになれないという判断があるからだ。色々な個性があるから、例外的に奨励会を退会して以降プロになった棋士も居るがごく少数だ。こうした規定に異論もあるだろうが現在まで続いているのは、それなりの妥当性というか人生の知恵があるからだと思う。鉄は熱いうちに打てと言われる。大きな声では言いにくいが四十過ぎて医師や看護師になった人は使いにくいと影で言われている。勿論、四十過ぎて大成できる仕事もいくつ...厳しく響くかも知れないが

  • いつの日にか

    今週は夏休み明けのせいか患者さんが多かった。夏は大体午前中三十二、三人が普通なのだが月火水木は五十人ほどの患者さんが来られた。これは冬の患者数で今の時期としては異例で頭と身体が準備できておらず草臥れた。「今日は混んでますねえ」と何度かおばさんやおばあさんに声を掛けられた。「ええ、大変です」と答えると「でも繁盛でいいじゃない」とねぎらうのとは違う返事が返ってくる。「ええ、はあ」とは答えたものの、実は三十年やってこの年齢になると患者さんが多いから嬉しいとは感じなくなる。多少余裕をもって診察できた方が、診療の質を確保しやすいし疲れないからだ。しかし医業はほかのサービス業と同じく?、客数(患者数)を調節制限はできない。そういうことをすると客足が遠のくとしたものだ。勿論、診療できる限界数はあるのだが、限界で頑張らないとな...いつの日にか

  • ええ、そういうことだったのか

    今朝は曇っており涼しい。夏も終わる、となれば良いのだがこれからの残暑が気にかかる。九月十日まで位なら何とか我慢できるが、九月半ばを過ぎて30Cは耐え難い。地球が温かくなり、氷が解けた北極海での大型船航行が可能になりそうだ。相手が得するのが気に食わないトランプはグリーンランドを買い取って北極海権益を確保しようとし始めた。なぜかグリーンランドはデンマーク領で、今までは極寒の地のためエスキモーや白熊が暮らしているだけで、領土としての価値は低いと見られていた。だから値が出る前にトランプは札束を積んで買い取ろうとしたわけだ。トランプのグリーンランド購入に向けた協議を「ばかげている」と一蹴したフレデリクセン首相の発言について、トランプは米国全体を侮辱するものだと非難した。そして来月予定していたデンマーク訪問の延期を表明した...ええ、そういうことだったのか

  • 診察介助は看護助手に限る

    し看護師がなかなか見つからず、見つかっても難しい女性のこともあるし紹介業者経由ではべらぼうな料金なので、友人に勧められ資格不要で見つかりやすい看護助手を雇用してみた。これがなかなか良い。尤も初体験なので、ビギナーズラックかもしれない。面接で厳選したので、といっても面接は難しく外れも多いのだが、気立ての良い人だった。子育ても終わり看取りも終え、拘束される仕事がないので、勤務に融通がきくし常識がある。資格もなく指導的な立場に立ったことのないせいか、手の空いた時看護師にあれを片付けてこれを捨ててとか言われても腰が軽く喜んでやってくれる。それに半年ばかり経って私の介助をすることが楽しくなった様子もある。時々上手に合いの手を入れてくれるようになった。何より良いのは診察介助が最優先の仕事なのでどこかに行ってしまうことがない...診察介助は看護助手に限る

  • アメリカの地名

    アメリカは独立してから高々二百四十年の若い国だ。原住民のインディアンにとってはとんでもないということにはなるのだろうが、世界の歴史ではそう言わざるを得ない。経済的にも軍事的にも世界最強であるのだが、若い国のせいか成熟には程遠く、今は思いがけず瓢箪からトランプという人が出てきて世界をかき回している。これからどうなるか予断を許さない危うい状況が生み出されてしまっているのだが、それはさておきワインズバーグ・オハイオなのだ。それ何処といかにもありそうな町の名前だが、架空の町なのだ。オハイオはおはように似ているし日本企業が進出していたので日本人委は比較的なじみのある州名だろう。しかしこれは英語由来の名称ではない。アメリカの地名には北海道のアイヌ由来と同じようにインディアン由来の地名が多く、何とも言えぬ響きがあり様々な感興...アメリカの地名

  • 雄星MLB初完封

    マリナーズの菊池雄星投手がブルージェイズ戦で初完封勝利を挙げた。よくやった。この快挙には本人の努力もさることながら監督コーチキャッチャーのアドバイス支援が大きい。それは好漢黒木知宏が指摘している通りだ。投球フォームをシンプルにしたのが良かった。アクセスが長いと邪念が入ってしまう。考える、しばしば考え込む、菊池には最適のアドバイスだったと思う。雄星はまだ若いのだが決して順調に伸びてきたわけではない。純朴で生意気な感じがするせいか苛められもしたし逆に支えてくれた人も居たようだ。MLBの今までも順調とは言えない。大きく負け越しているのだからマイナーに落ちる可能性があった。何より良い監督に巡り合えたのが大きい。二流だった星野を一流投手にしたのは水原監督だった。何とか今シーズンを五分五分で終わりたい。五年前は菊池雄星なん...雄星MLB初完封

  • 二度寝で出遅れる

    うっかり二度寝して電車を二つ逃してしまった。十一時頃録画したおいた「戦争の花嫁」を見始めたら途中でやめられず、寝たのが一時過ぎだったせいと思う。さすがに五分ではまとまったことは書けない。戦争の花嫁はNHKの番組で、きわめて優れたドキュメンタリーだ。深く感ずることもあったので、いつかまた書いてみたい。男と女が出会い夫婦となって別天地で生きること、事実は小説よりも凄い。二度寝で出遅れる

  • おしゃべり男と無口な女性

    おしゃべりは女の特徴と言われることが多く、確かにそうした傾向は認められるのだが、世の中にはお喋り男も少なくない。四、五人に一人居る感じがする。無口な女性も居て、これは五、六人に一人くらいだろうか。お喋り男は軽く見られたり煙たがられたりすることがあるが、私は自分が口数が少ない方のせいか、お喋り男が嫌いではない。喋ってくれるので合いの手を入れながら聞いていれば良いので、同席したときは楽で助かる。それにお喋りに悪い人は少ないような印象を持っている。そのために軽く見られる傾向があるのかも知れない。おしゃべりな男性は例外はあるだろうが、文章を書くのは苦手のようで、会議のまとめを書いてくれないと言われ愕いたことがある。あんなに沢山発言したのに何で私にお鉢を回すのと思ったが、文章を書くのは面倒でないので書いてあげた。おしゃべ...おしゃべり男と無口な女性

  • シエラザードの真実

    今日はようやく台風一過の晴天を仰ぎ見ることができた。またしばらく暑い日が続くのだろうか。10号の被害はさほどでなかったようで、雨が助かったと言われる農家の人も多かった。アラビアンナイト、千夜一夜、の成立のいきさつもご存じだろうか。女性不信に陥ったペルシャの王の夜伽を志願した女性シエラザードは夜ごと物語を語り、続きはまた明日の夜と王の心を捉え、ついに千夜を生き王の子を宿し正妻となった。そうして紡がれたお話が千夜一夜なのだ。この話の鍵は何処にあると思われるだろうか。シエラザードの知恵を称賛されるだろうか、賢い妻が一番と思われるだろうか。私はアラビアンナイトが教える一番肝心なことは人間は物語に捕らわれるということだと思う。思うというのは不正確でそう考えるようになった。人間は物語に動かされて組織され幾多の危機を乗り越え...シエラザードの真実

  • 休み明けに考える

    広域鈍足台風のおかげで、台風一過の青空はなくまだ風が吹き小雨が降っている。湿度は高いが幸い気温はさほど高くなく、トボトボと休み明けの出勤をしてきた。今週いっぱい休みの会社もあるらしく、電車は空いていた。黙って座ればぴたりと嵌まる。診察室の椅子に座ると忽ちルーティーンの仕事モードになるから不思議だ。数か月離れていれば僅かな違和感はあるだろうが、それでも一日二日でいつもの体制に戻れそうだ。一年くらいまでのブランクなら一週間で元に戻れそうな気がする。五年となればさすがに戸惑いは大きく元に戻るのにかなりの時間が掛かるかもしれない。戦争記録にもいろいろあると思うが、召集され戦地に二年三年と居て戻った兵士の眼に故郷日本はどう映っただろう。どうやって様変わりした日本に溶け込んでいったのだろう。そうした記録がきちんと残っている...休み明けに考える

  • 雨の八月十五日

    今日は台風の影響で曇り小雨が降っている。雨の八月十五日は殆ど記憶にない。雨の中にも微かに蝉の声が聞こえ蒸し暑いので八月だと分かる。戦後直ぐ生まれたので、戦後の落ち着かない街のざわめきには記憶があっても、戦争の記憶は無い。満州、中支と4年も戦争に行った父は満州の寒さ以外、戦争のことは何も話さなかった。あれだけ昔の話をしてくれた父の欠落する4年間、話したくないこと思い出したくないことが多かったのだろう。親の記憶は子にそして孫までは何とか伝わっても、曾孫までは難しい。それはもう教科書の歴史になってしまう。こうしてブログに八月十五日と書く人はどんどん減って行くだろうが、戦争を考える日として残って欲しい。何があったかを忘れるわけにはいかない。人間が何をしでかすか憶えておかないと、何をしでかすか分からない。雨の八月十五日

  • 夏休みの小断捨離

    台風十五号の影響だろうか、風こそないが小雨が降っている。今年の夏の店じまいは早そうだ。夏には夏空が欠かせない。入道雲を孕んだ青空がなく、ただ暑いだけでは夏とは認められない。秋が終わっても冬が去っても春が過ぎても、夏の終わりの郷愁は感じられない。八月十五日があるせいだろうか、夏休みが終わるせいだろうか、永遠が見える晴れた日はきっと夏のことだろう。今年の夏休みは地元に居なければならない用があり、家に張り付いている。ちょうど良い機会なので、不要品?の整理をした。一時断捨離とよく言われた。もう二度と読まない使うことのない物を捨てるのは、なるほど確かにすっきりするし部屋が広くなる。しかし、私は修行が足りずどうも何かをなくした感覚がつきまとう。物にはそれにまつわる記憶思い出があり、それがあって始めて思い出せる記憶もあるのだ...夏休みの小断捨離

  • BSNHKで広がる世界

    BSNHKの空港ピアノと地球タクシーを機会があれば見ている。垣間見る知らない世界に心が広がる。知っている世界が八千キロの彼方にもあるのを知って頷く。この番組を見て嫌な気分になったことがない。ヒット企画でNHKの底力奥深さを感じる。しかしこの頃、ブラジル移民を十年ごとに追った企画や電子立国の企画などホームランが出ないな。NHKから国民を守る会という不思議な政党が参議院選挙で議席を得た。NHKから国民を守るというのはどういう意味なのだろう。どうも辞めさせられた?恨みが絡んで視聴料を払って見るほどの放送かという主張が出てきたらしいが、訴えていることがもう二つよく分からない。NHK嫌いの人はそこそこ居るだろうし、政治的には偏向していると見ている人も多いようだ。多くの人は意にそぐわないものを嫌うものだし、まして殆ど見ない...BSNHKで広がる世界

  • なぜ大阪に

    信長、秀吉、家康は同時代を生きた日本史上の重大人物で、これだけ対照的で興味深い人物は居ないと言っても過言ではないだろう。私の知識は微々たるもので解説能力は皆無だが、疑問は次々と湧いてくる。この頃大阪は日本の特異点ではないかと思うことがある。勿論、日本の各地にそれぞれの風光文化があるのだが、大阪はどうも強烈というか、えげつないというか、異彩を放っている。なぜ秀吉は大阪城を築き大阪に根拠を置こうとしたのだろう。そのことと今に残る大阪の文化はどのように結びついているだろう。これは一生掛かっても中々解けない大きな問題だろうが、小和田先生や磯田さんに小説家を加えて侃々諤々の議論をして欲しいところだ。存命であれば司馬遼太郎さんや開高健それに堺屋太一氏にも加わってほしいところだ。火花が散るだろう。大阪にはこの二十年、年に一度...なぜ大阪に

  • 古本市場 一暼

    古本は殆ど買わない、というのも周りに古本屋が一軒しかないので、買う機会が少ないのだが、amazonでは時々古本を購入する。送料があるのでさほど割安ではないが、手に入りにくい本や読めれば良いと思った時は選択している。売る方も殆ど経験がないのだが、先日捨てるのが大変というか勿体ないので取りに来て貰い、四百冊ばかり持って行って貰った。唯でも良いと言ったせいか、二千円だった。高いのか安いのか、安いような気もするが手間も掛かるし、どれだけ売れるかも分からないので、まあこんなものかと思った。本棚が随分すっきりしたのだが、何かが失われた気はする。例え二度と手に取らないと思う本も眺めることはなくなるわけで、脳というか記憶の一部が無くなった感じがする。思い出せないものは無かったと同じかも知れないが、思い出す縁を失ったのは確かで、...古本市場一暼

  • 魚にもわかる異常気象

    今朝も夏空が見え、朝から暑かった。各地で三十五度を超える猛暑だとか、昔は三十六度七度など体温を超える気温は考えられなかった。熱が奪われて意識を失うのよりも熱が与えられすぎて意識を失う方が辛そうだ。冗談ではなくて、迂闊な外出は危険だ。高々五十年での地球規模の変化、これにはトランプが自分の政治的都合で誤魔化そうとしても、二酸化炭素が関与している。過ぎたるは及ばざるがごとしで、気球を適度な気温に保っていてくれる大気も僅かな組成の変化で、温室効果が過ぎてしまう。塵も積もって山となるのだ。昔の人はなんでも想定し、見通していたようだ。当たり前かどうかわからないが二十一世紀は二十世紀と違う。残念ながら簡単には二十世紀後半製の頭脳を二十一世紀版に変えられない。あれこれ情報を入れ錆び始めた歯車に油を差して、異常気象や変わる価値観...魚にもわかる異常気象

  • 山下よあんたもか

    JOCに山下のカーテンが下りた。やっぱり、運動部とはこういうものかと時代錯誤の感覚に嫌な感じがした。表に出ると言えない意見は傾聴に値しない。公共の仕事をする責任ある立場の人の感覚とは思えない。どんな業界にも表立って言いにくいことはあるじゃないですかと言うのは勘違い。医師会の議事録はオープンで会員なら誰でも読めます。スポーツ界に新たな暗雲出現と申し上げておきたい。方法は結果を毀損するというのが、糸脈の診断で物事を進め決める原則としてきた。相手もあるし弱い自分も居るので、いつも必ずとは行かないこともあったけれども、教えられ経験して導いた基本的な方針だ。これが唯一の正解とは言わないけれども、そのように努めておられる方は少なくないようなので良好な指針と感じている。滝川クリステルは恋多き女などと書き立てているが、魅力ある...山下よあんたもか

  • うーむ、良かった良かった

    お相手が小泉進次郎と聞いて、ちょっとウームと思ったが、一押ししていた滝川クリステルがよき伴侶を見つけることができ良かった。あんまり待たせ、四十の声を聴き薹が立ってもう駄目かなと思っていたので、うれしい驚きだった。すでに子を宿しているとのこと、高齢出産でちょっと心配だが、健康そうだし進次郎氏も四十前なので、まず大丈夫だろう。寝耳に水の発表だったが、並んだ写真を見ると相思相愛の雰囲気、まあ男と女だからと思ったことだ。十日間の高温多湿、遅れてきた夏が猛威を振るっている。高校野球が始まった。往時茫々、六十年前カチワリを舐めながら父と見た甲子園、王投手も垣間見た。蝉しぐれの中、懐かしさがこみ上げる。中学生の頃、二十一世紀まで生きる君達と校長に呼びかけられた。そして目の当たりにしている二十一世紀もやがて二十年。日々の診療こ...うーむ、良かった良かった

  • 知恵を忘れたガナリ屋は

    歌を忘れたカナリヤの運命は良いめぐり逢いがないと厳しいものになりそうなのだが、知恵を忘れたガナリ屋の場合はどうだろう。この場合はご本人よりも周辺の被害が大きそうだ。まるで子供の喧嘩、否、そう言っては子供に悪い、その筋のしかも下っ端並みの喧嘩の様相だ。なにせ図体が大きいので、避けようにも立つ荒波のしぶきを浴びてしまう。なぜここに来て歌を忘れたどころではない知恵を忘れた船長が出てきてしまったのだろう。チキンレースをするには図体が大き過ぎるし道連れが多すぎる。とても自身がドライバーをする肝っ玉があるようには見えないのだが、後ろで鞭を鳴らすのは大得意のようだ。果たしてどこへ行き着くか、高みの見物はできない。足元の岸壁を荒波が削っているからだ。一縷の望みが他力本願では心もとないが、勇気ある人が居るのは心強い。アスリートの...知恵を忘れたガナリ屋は

  • 渋いニュースの中に嬉しいニュース

    あれよあれよと言う間に全英女子オープンで渋野日向子選手が優勝してしまった。女子ゴルフ界に詳しくないがそれでも十二三名の選手名は知っている。その中にはなく、おそらく無名と言ってよい存在だったのだろうと思う。渋いニュースがひしめく中に嬉しいニュースでぱっと画面が明るくなった。爺い的には容姿も可愛く健康的で、楽しみな選手が現れたと喜んでいる。凄いことを成し遂げた後が肝心でこれからも持続する成績を残して欲しいと願う。見境いのないマスコミに潰されないように、知恵者が守ってやって欲しい。一時テニスの大阪が燦然と輝いたのだが、再び弱点がもろに出る落とし穴に嵌まってしまっている。彼女の場合は渋野と違い実力はかなり前から認められており名伯楽で開花したのだが、その伯楽と別れたのが拙かったのか、騒がれ過ぎが負担だったのか、今は残念な...渋いニュースの中に嬉しいニュース

  • 料理人の才能も色々

    今朝は夏休みの夏空が見られたが風は涼しく一日早い立秋を告げていた。子供の頃はなんで真夏に立秋と奇妙に思っていたが年を取ると成程かすかな気配をとらえて絶妙と感じるようになった。世の中には微かな信号をとらえる醍醐味というものがある。五キロ先で落ちた百円玉の音や五百キロ先のライターの光を捉える耳と目を持った男がどこかの薄暗い隠れ家に座っているだろう。料理人の才能にも色々ある。勿論、医師の才能も色々で優れた観察眼恐るべき手先の器用さ該博な知識恐るべき忍耐力・・、運よく向いた分野に就ければ優れた実績を挙げられるだろう、残念ながら宝の持ち腐れの人も数多い気がする。旨い料理をつくる能力にも、様々なものがあるだろう。料理人は客が来なければ俺は二つ星で働いていたと踏ん反り返っていても空威張りで終わるし、雑誌に載せてもらって一見さ...料理人の才能も色々

  • 閑かさや書斎に入り来る蝉の声

    今朝は久しぶりに穏やかな日曜日で書斎には何処か秋の気配を含む日差しが差し込み蝉の声が聞こえてくる。不思議だが蝉の鳴き声が聞こえた方が周りの閑けさが際だって感じられる。昭和の初め、芭蕉が立石寺で詠んだ句の蝉がアブラゼミかニイニイゼミで揉めたことがあったようだが、今では季節的にニイニイゼミとなっているようだ。珍しく?茂吉も自説のアブラゼミを引っ込めニイニイゼミ説を認めたらしい。私は俳句鑑賞の勉強も修行もしたことはないが、茂吉が最初アブラゼミだと言ったのが何となく分かる気がする。蝉で真夏と思ったのではないだろうか、大歌人が句を詠まれた日付を知らなかったとは考えにくいが歌ではなく俳句だなのでその可能性はあると思う。炎天下であればアブラゼミが灼熱地獄の伴奏者に相応しい気もするのだ。今日は八月四日、何時の頃からか八月は特別...閑かさや書斎に入り来る蝉の声

  • 李下に冠を正さず

    韓国のホワイト国除外が閣議決定された。どうも近年の閣議決定は危ういのではと申し上げたくなる。今こうした決定をすることが賢明だろうかと政治外交の素人ながら心配してしまう。菅官房長官が「ホワイト国除外は日韓関係に影響を与えない」と説明したと伝えられている。しかしそのようには見えない。李下に冠は正せば、韓国に反日感情を煽る手立てを与えてしまう。日本でも韓国の態度からは当然の報いとする嫌韓感情が高まっている。外交というのは相互関係で信頼のない口先の言葉だけの弁明ではすれ違うばかりだ。プロの政治家の方策は素人とは別と言われても釈然としない。権力者は支持率が落ちるとしばしば敵愾心を煽って支持率の回復を図ろうとする、とても危険だ。憎しみは憎しみを生み、憎しみで束ねれば発火する。悪は懲らしめて更正するものだろうか、逆恨みでこじ...李下に冠を正さず

  • 平地を行くがごとく

    夏休みなのだが、部活か遊びに行くのかティーンエイジが駅の階段を駆け上り駆け上がってゆくのに出くわすことがある。まるで平地を走るがごとくだ。女の子は少ないが、ジーンズをはかせれば負けずに駆け下り駆け上ってゆくだろう。エナルーギがあり余り疲れを知らない年ごろなのだ。懐かしいけれども難しい年ごろでもあり、その頃の戻りたいという人は意外に少なそうだ。稀に階段を駆け上ろうとする高齢者がいるが、最初の十段は勢いがあっても最後の十段は速度が落ちてようやく昇り終えている。はっきり言えば日頃鍛錬していない限り、六十五過ぎて駅の階段を駆け上がるのは危険と申し上げたい。時々アラサーのお姉さんが裾を気にしながら脹脛をちらつかせて、ゆっくり昇る私を追い越してゆくことがある。これはなかなか色っぽいのだが、注意しないと誤解されるので眼の端で...平地を行くがごとく

  • 正味というもの

    どうも梅雨が明けたにしては青空が少ない。気温ばかりが高く高湿度で、不快指数も上がっている。ところで、吉本の話はもういい、ホリエモンあたりに藁本でも立ち上げてもらい一強を止めることだ。朝出てくるとファックスが何枚か届いている。融資勧誘、雇用情報、紹介状の返事、ケアマネ訪問看護師からの連絡などだ。一瞥ゴミ箱投げ入れのものはさして苦にならないのだが、ケアマネや訪問看護師の連絡には返事を書かねばならない。実際の返事は大体三行くらいなので三十秒で書けるのだが、手間の正味は三十秒ではない。読んで少し考え、場合によりカルテを参照しなければならない。スムースに行けば二分手間取ると五分くらいかかる。今朝は三通来ていた。カルテ参照が一通あったが七、八分で済ますことができた。大した手間ではないと思われるだろうか。確かに正味の手間と時...正味というもの

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