長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
今日も涼しい。蝉の声が消えてしまった。このまま涼しくなるのだろうか。今年はというより今年も天候不順で、予測が付かない。ここに来て職員間のトラブルが発生。久しぶりの台風で、女は魔物と今更ながら思い知らされ頭を抱えている。こんなはずではなかったと思ってもどうしようもなく匙を投げたくなるが、そうも行かずあれこれ手を尽くしている。どうもキーが重く、文が出て来ない。勿論、こうしたことは十年に一度くらいあるわけだが、高齢者には堪える。八月の終わり、医院に台風襲来
本格的な雨で裾を濡らし肩口を濡らして出勤してきた。雨災害の人に比べれば何のことはないのだが、高齢者には辛いことだ。思えば雨の日も風の日も二十年の長きにわたって、朝の七時四十五分には医院の鍵を開けてきた。女房を叩き起こして送らせればいいじゃんと言う声が聞こえる気もするが、自分にはマゾ気があるのか何のこれしきと歩いてしまう。それでこぼしていては世話はない。九州では洪水の被害が出ている。生活が破壊され自分には何もできないが、本当にお気の毒と同情する。どうも油が漏れ出たらしいがなんで事前に防げないのだろうかと思ってしまう。想定外とは思えない。災害が出ると仁斎は言い過ぎとしても、防備が不十分なことが多い。防災は病気と同じ事前医防ぐのが一番、小火のうちに消し止めるのが最善だ。これだけ気象予報が正確になったのだから、それが十...予防が一番のはずなのだが
NHK朝のニュースに林田さんが出ている。レギュラーの女性アナウンサーが夏休みらしい。くっきりお化粧をして、引き締まった顔で放送している。これを見るとブラタモリでは結構リラックスしているのがわかる。私は勿論、ブラタモリの林田さんの方が好きだ。ファンの女性が三十過ぎて独り身だとイラつく悪い癖があるのだが、林田さんにも良い人が現れないかな、既に居るかもしれないが、と希望している。滝川クリステルは四十過ぎていたしお相手がうーんという男だったのでまず良しと言ったところだったのだが、林田さんの場合は名も知れぬ一般男性だとよいなと勝手に思っている。芸能界の女性に適齢期があるのかどうか知らないが、失礼ながらこれで手を打ったなと感じることもある。女優となると高値の花?で普通の出会いは難しいようで、いわゆる青年ないし中年実業家と一...手を打つ?女達
今朝は小雨で涼しい。何だか今年は秋が早そうだが、油断は出来ない。ほっと身体を休めているところに猛暑がぶり返すと余計に堪える。気を緩め過ぎないようにして涼に一息つきたい。技術の進歩が世の中を変えて行くのだが、今のところ臨床医学の分野ではAIの足音は殆ど聞こえない。あと数年で自動運転のタクシーが現れるような予測があるが本当だろうか。幸い?臨床医はAIが進歩しても奪われにくい職業に入ってはいるが、何らかの影響は出てくるだろう。果たしてそれまで何年くらいかかるだろうか。おそらく五年もすると現役を退いているだろうから、AI診断や検査に触れて戸惑うこともなく終わるのかも知れない。中々日常の目に見えにくい最先端の工場では既にAI付きロボットが活躍しているらしい。そうでもなければ新品のパソコンが三、四万円で買えるはずはなく、確...目に見えにくいAIの進出
五十数年前、厚生大臣を圧する勢いの実力医師会長だった武見太郎は医師の集団は3分の1は学問的にも倫理的にも極めて高い集団、3分の1はまったくのノンポリ、そして残りの3分の1は、欲張り村の村長さんだ」と喝破した。果たして政治家の場合この内容がどう変化するかは知らないが、慾張り村の村長が相当な割合で存在するのは確かだ。政治家の場合は背後に慾張り村人が控えているところが医師と多少違うかもしれないが、人間の本質を捉えた発言だと思う。さてその慾張り村の村長の最たる人がトランプで、そのために今回のG7サミットは首脳宣言を出すことができなかった。全く慾のない人は稀有だし、霞を食べて生きていけない世の中では何某かの慾も必要だろうが、トランプのように自分の利益だけで動いて他人の分まで横取りしていては、巡り巡って世界全体が落ち込み、...トランプは慾張り村の村長
昨日は日曜日を一日潰して9時50分から17時30分までかかりつけ医の講習会を聞いた。これを受講した証明書がないと保険診療で請求できない点数があるためか全国で六千人以上の受講者があった模様だ。私は日本医師会ではなく、地元のネット中継で受講したのだが九割がた昨年と同じ内容で、睡魔との戦いだった。講義の内容は有用なものが多いのだが、何年も続けて聞いているとそれ去年も一昨年も聞いたよということになる。これは当たり前でいくら医学の進歩が著しいとは言っても新しくて重要なことは年に10%はないだろう。毎年聞いている人は二時間だけとかにしてほしいのだが、頭の固い厚労省は融通が利かないだろうな。禁煙の話に厚労省の役人が講師に入ったのだが、私が作った法案とか自慢話が多くて辟易した。それを抜かせば半分の時間でできる講義内容だった。た...日曜日の講習会は疲れる
囲碁の坂井秀至八段46歳が医師になるという。思うような碁が打てなくなったからというのが理由らしいが、それにはどうも妙な感じというか違和感がある。将棋や囲碁ではたとえ全国アマ選手権で優勝しても46歳でプロになる人は居ない。将棋ではプロになるのに25歳の年齢制限がある。プロになれなかった場合を考えて、また25歳過ぎてのプロではトッププロになれないという判断があるからだ。色々な個性があるから、例外的に奨励会を退会して以降プロになった棋士も居るがごく少数だ。こうした規定に異論もあるだろうが現在まで続いているのは、それなりの妥当性というか人生の知恵があるからだと思う。鉄は熱いうちに打てと言われる。大きな声では言いにくいが四十過ぎて医師や看護師になった人は使いにくいと影で言われている。勿論、四十過ぎて大成できる仕事もいくつ...厳しく響くかも知れないが
今週は夏休み明けのせいか患者さんが多かった。夏は大体午前中三十二、三人が普通なのだが月火水木は五十人ほどの患者さんが来られた。これは冬の患者数で今の時期としては異例で頭と身体が準備できておらず草臥れた。「今日は混んでますねえ」と何度かおばさんやおばあさんに声を掛けられた。「ええ、大変です」と答えると「でも繁盛でいいじゃない」とねぎらうのとは違う返事が返ってくる。「ええ、はあ」とは答えたものの、実は三十年やってこの年齢になると患者さんが多いから嬉しいとは感じなくなる。多少余裕をもって診察できた方が、診療の質を確保しやすいし疲れないからだ。しかし医業はほかのサービス業と同じく?、客数(患者数)を調節制限はできない。そういうことをすると客足が遠のくとしたものだ。勿論、診療できる限界数はあるのだが、限界で頑張らないとな...いつの日にか
今朝は曇っており涼しい。夏も終わる、となれば良いのだがこれからの残暑が気にかかる。九月十日まで位なら何とか我慢できるが、九月半ばを過ぎて30Cは耐え難い。地球が温かくなり、氷が解けた北極海での大型船航行が可能になりそうだ。相手が得するのが気に食わないトランプはグリーンランドを買い取って北極海権益を確保しようとし始めた。なぜかグリーンランドはデンマーク領で、今までは極寒の地のためエスキモーや白熊が暮らしているだけで、領土としての価値は低いと見られていた。だから値が出る前にトランプは札束を積んで買い取ろうとしたわけだ。トランプのグリーンランド購入に向けた協議を「ばかげている」と一蹴したフレデリクセン首相の発言について、トランプは米国全体を侮辱するものだと非難した。そして来月予定していたデンマーク訪問の延期を表明した...ええ、そういうことだったのか
し看護師がなかなか見つからず、見つかっても難しい女性のこともあるし紹介業者経由ではべらぼうな料金なので、友人に勧められ資格不要で見つかりやすい看護助手を雇用してみた。これがなかなか良い。尤も初体験なので、ビギナーズラックかもしれない。面接で厳選したので、といっても面接は難しく外れも多いのだが、気立ての良い人だった。子育ても終わり看取りも終え、拘束される仕事がないので、勤務に融通がきくし常識がある。資格もなく指導的な立場に立ったことのないせいか、手の空いた時看護師にあれを片付けてこれを捨ててとか言われても腰が軽く喜んでやってくれる。それに半年ばかり経って私の介助をすることが楽しくなった様子もある。時々上手に合いの手を入れてくれるようになった。何より良いのは診察介助が最優先の仕事なのでどこかに行ってしまうことがない...診察介助は看護助手に限る
アメリカは独立してから高々二百四十年の若い国だ。原住民のインディアンにとってはとんでもないということにはなるのだろうが、世界の歴史ではそう言わざるを得ない。経済的にも軍事的にも世界最強であるのだが、若い国のせいか成熟には程遠く、今は思いがけず瓢箪からトランプという人が出てきて世界をかき回している。これからどうなるか予断を許さない危うい状況が生み出されてしまっているのだが、それはさておきワインズバーグ・オハイオなのだ。それ何処といかにもありそうな町の名前だが、架空の町なのだ。オハイオはおはように似ているし日本企業が進出していたので日本人委は比較的なじみのある州名だろう。しかしこれは英語由来の名称ではない。アメリカの地名には北海道のアイヌ由来と同じようにインディアン由来の地名が多く、何とも言えぬ響きがあり様々な感興...アメリカの地名
マリナーズの菊池雄星投手がブルージェイズ戦で初完封勝利を挙げた。よくやった。この快挙には本人の努力もさることながら監督コーチキャッチャーのアドバイス支援が大きい。それは好漢黒木知宏が指摘している通りだ。投球フォームをシンプルにしたのが良かった。アクセスが長いと邪念が入ってしまう。考える、しばしば考え込む、菊池には最適のアドバイスだったと思う。雄星はまだ若いのだが決して順調に伸びてきたわけではない。純朴で生意気な感じがするせいか苛められもしたし逆に支えてくれた人も居たようだ。MLBの今までも順調とは言えない。大きく負け越しているのだからマイナーに落ちる可能性があった。何より良い監督に巡り合えたのが大きい。二流だった星野を一流投手にしたのは水原監督だった。何とか今シーズンを五分五分で終わりたい。五年前は菊池雄星なん...雄星MLB初完封
うっかり二度寝して電車を二つ逃してしまった。十一時頃録画したおいた「戦争の花嫁」を見始めたら途中でやめられず、寝たのが一時過ぎだったせいと思う。さすがに五分ではまとまったことは書けない。戦争の花嫁はNHKの番組で、きわめて優れたドキュメンタリーだ。深く感ずることもあったので、いつかまた書いてみたい。男と女が出会い夫婦となって別天地で生きること、事実は小説よりも凄い。二度寝で出遅れる
おしゃべりは女の特徴と言われることが多く、確かにそうした傾向は認められるのだが、世の中にはお喋り男も少なくない。四、五人に一人居る感じがする。無口な女性も居て、これは五、六人に一人くらいだろうか。お喋り男は軽く見られたり煙たがられたりすることがあるが、私は自分が口数が少ない方のせいか、お喋り男が嫌いではない。喋ってくれるので合いの手を入れながら聞いていれば良いので、同席したときは楽で助かる。それにお喋りに悪い人は少ないような印象を持っている。そのために軽く見られる傾向があるのかも知れない。おしゃべりな男性は例外はあるだろうが、文章を書くのは苦手のようで、会議のまとめを書いてくれないと言われ愕いたことがある。あんなに沢山発言したのに何で私にお鉢を回すのと思ったが、文章を書くのは面倒でないので書いてあげた。おしゃべ...おしゃべり男と無口な女性
今日はようやく台風一過の晴天を仰ぎ見ることができた。またしばらく暑い日が続くのだろうか。10号の被害はさほどでなかったようで、雨が助かったと言われる農家の人も多かった。アラビアンナイト、千夜一夜、の成立のいきさつもご存じだろうか。女性不信に陥ったペルシャの王の夜伽を志願した女性シエラザードは夜ごと物語を語り、続きはまた明日の夜と王の心を捉え、ついに千夜を生き王の子を宿し正妻となった。そうして紡がれたお話が千夜一夜なのだ。この話の鍵は何処にあると思われるだろうか。シエラザードの知恵を称賛されるだろうか、賢い妻が一番と思われるだろうか。私はアラビアンナイトが教える一番肝心なことは人間は物語に捕らわれるということだと思う。思うというのは不正確でそう考えるようになった。人間は物語に動かされて組織され幾多の危機を乗り越え...シエラザードの真実
広域鈍足台風のおかげで、台風一過の青空はなくまだ風が吹き小雨が降っている。湿度は高いが幸い気温はさほど高くなく、トボトボと休み明けの出勤をしてきた。今週いっぱい休みの会社もあるらしく、電車は空いていた。黙って座ればぴたりと嵌まる。診察室の椅子に座ると忽ちルーティーンの仕事モードになるから不思議だ。数か月離れていれば僅かな違和感はあるだろうが、それでも一日二日でいつもの体制に戻れそうだ。一年くらいまでのブランクなら一週間で元に戻れそうな気がする。五年となればさすがに戸惑いは大きく元に戻るのにかなりの時間が掛かるかもしれない。戦争記録にもいろいろあると思うが、召集され戦地に二年三年と居て戻った兵士の眼に故郷日本はどう映っただろう。どうやって様変わりした日本に溶け込んでいったのだろう。そうした記録がきちんと残っている...休み明けに考える
今日は台風の影響で曇り小雨が降っている。雨の八月十五日は殆ど記憶にない。雨の中にも微かに蝉の声が聞こえ蒸し暑いので八月だと分かる。戦後直ぐ生まれたので、戦後の落ち着かない街のざわめきには記憶があっても、戦争の記憶は無い。満州、中支と4年も戦争に行った父は満州の寒さ以外、戦争のことは何も話さなかった。あれだけ昔の話をしてくれた父の欠落する4年間、話したくないこと思い出したくないことが多かったのだろう。親の記憶は子にそして孫までは何とか伝わっても、曾孫までは難しい。それはもう教科書の歴史になってしまう。こうしてブログに八月十五日と書く人はどんどん減って行くだろうが、戦争を考える日として残って欲しい。何があったかを忘れるわけにはいかない。人間が何をしでかすか憶えておかないと、何をしでかすか分からない。雨の八月十五日
台風十五号の影響だろうか、風こそないが小雨が降っている。今年の夏の店じまいは早そうだ。夏には夏空が欠かせない。入道雲を孕んだ青空がなく、ただ暑いだけでは夏とは認められない。秋が終わっても冬が去っても春が過ぎても、夏の終わりの郷愁は感じられない。八月十五日があるせいだろうか、夏休みが終わるせいだろうか、永遠が見える晴れた日はきっと夏のことだろう。今年の夏休みは地元に居なければならない用があり、家に張り付いている。ちょうど良い機会なので、不要品?の整理をした。一時断捨離とよく言われた。もう二度と読まない使うことのない物を捨てるのは、なるほど確かにすっきりするし部屋が広くなる。しかし、私は修行が足りずどうも何かをなくした感覚がつきまとう。物にはそれにまつわる記憶思い出があり、それがあって始めて思い出せる記憶もあるのだ...夏休みの小断捨離
BSNHKの空港ピアノと地球タクシーを機会があれば見ている。垣間見る知らない世界に心が広がる。知っている世界が八千キロの彼方にもあるのを知って頷く。この番組を見て嫌な気分になったことがない。ヒット企画でNHKの底力奥深さを感じる。しかしこの頃、ブラジル移民を十年ごとに追った企画や電子立国の企画などホームランが出ないな。NHKから国民を守る会という不思議な政党が参議院選挙で議席を得た。NHKから国民を守るというのはどういう意味なのだろう。どうも辞めさせられた?恨みが絡んで視聴料を払って見るほどの放送かという主張が出てきたらしいが、訴えていることがもう二つよく分からない。NHK嫌いの人はそこそこ居るだろうし、政治的には偏向していると見ている人も多いようだ。多くの人は意にそぐわないものを嫌うものだし、まして殆ど見ない...BSNHKで広がる世界
信長、秀吉、家康は同時代を生きた日本史上の重大人物で、これだけ対照的で興味深い人物は居ないと言っても過言ではないだろう。私の知識は微々たるもので解説能力は皆無だが、疑問は次々と湧いてくる。この頃大阪は日本の特異点ではないかと思うことがある。勿論、日本の各地にそれぞれの風光文化があるのだが、大阪はどうも強烈というか、えげつないというか、異彩を放っている。なぜ秀吉は大阪城を築き大阪に根拠を置こうとしたのだろう。そのことと今に残る大阪の文化はどのように結びついているだろう。これは一生掛かっても中々解けない大きな問題だろうが、小和田先生や磯田さんに小説家を加えて侃々諤々の議論をして欲しいところだ。存命であれば司馬遼太郎さんや開高健それに堺屋太一氏にも加わってほしいところだ。火花が散るだろう。大阪にはこの二十年、年に一度...なぜ大阪に
古本は殆ど買わない、というのも周りに古本屋が一軒しかないので、買う機会が少ないのだが、amazonでは時々古本を購入する。送料があるのでさほど割安ではないが、手に入りにくい本や読めれば良いと思った時は選択している。売る方も殆ど経験がないのだが、先日捨てるのが大変というか勿体ないので取りに来て貰い、四百冊ばかり持って行って貰った。唯でも良いと言ったせいか、二千円だった。高いのか安いのか、安いような気もするが手間も掛かるし、どれだけ売れるかも分からないので、まあこんなものかと思った。本棚が随分すっきりしたのだが、何かが失われた気はする。例え二度と手に取らないと思う本も眺めることはなくなるわけで、脳というか記憶の一部が無くなった感じがする。思い出せないものは無かったと同じかも知れないが、思い出す縁を失ったのは確かで、...古本市場一暼
今朝も夏空が見え、朝から暑かった。各地で三十五度を超える猛暑だとか、昔は三十六度七度など体温を超える気温は考えられなかった。熱が奪われて意識を失うのよりも熱が与えられすぎて意識を失う方が辛そうだ。冗談ではなくて、迂闊な外出は危険だ。高々五十年での地球規模の変化、これにはトランプが自分の政治的都合で誤魔化そうとしても、二酸化炭素が関与している。過ぎたるは及ばざるがごとしで、気球を適度な気温に保っていてくれる大気も僅かな組成の変化で、温室効果が過ぎてしまう。塵も積もって山となるのだ。昔の人はなんでも想定し、見通していたようだ。当たり前かどうかわからないが二十一世紀は二十世紀と違う。残念ながら簡単には二十世紀後半製の頭脳を二十一世紀版に変えられない。あれこれ情報を入れ錆び始めた歯車に油を差して、異常気象や変わる価値観...魚にもわかる異常気象
JOCに山下のカーテンが下りた。やっぱり、運動部とはこういうものかと時代錯誤の感覚に嫌な感じがした。表に出ると言えない意見は傾聴に値しない。公共の仕事をする責任ある立場の人の感覚とは思えない。どんな業界にも表立って言いにくいことはあるじゃないですかと言うのは勘違い。医師会の議事録はオープンで会員なら誰でも読めます。スポーツ界に新たな暗雲出現と申し上げておきたい。方法は結果を毀損するというのが、糸脈の診断で物事を進め決める原則としてきた。相手もあるし弱い自分も居るので、いつも必ずとは行かないこともあったけれども、教えられ経験して導いた基本的な方針だ。これが唯一の正解とは言わないけれども、そのように努めておられる方は少なくないようなので良好な指針と感じている。滝川クリステルは恋多き女などと書き立てているが、魅力ある...山下よあんたもか
お相手が小泉進次郎と聞いて、ちょっとウームと思ったが、一押ししていた滝川クリステルがよき伴侶を見つけることができ良かった。あんまり待たせ、四十の声を聴き薹が立ってもう駄目かなと思っていたので、うれしい驚きだった。すでに子を宿しているとのこと、高齢出産でちょっと心配だが、健康そうだし進次郎氏も四十前なので、まず大丈夫だろう。寝耳に水の発表だったが、並んだ写真を見ると相思相愛の雰囲気、まあ男と女だからと思ったことだ。十日間の高温多湿、遅れてきた夏が猛威を振るっている。高校野球が始まった。往時茫々、六十年前カチワリを舐めながら父と見た甲子園、王投手も垣間見た。蝉しぐれの中、懐かしさがこみ上げる。中学生の頃、二十一世紀まで生きる君達と校長に呼びかけられた。そして目の当たりにしている二十一世紀もやがて二十年。日々の診療こ...うーむ、良かった良かった
歌を忘れたカナリヤの運命は良いめぐり逢いがないと厳しいものになりそうなのだが、知恵を忘れたガナリ屋の場合はどうだろう。この場合はご本人よりも周辺の被害が大きそうだ。まるで子供の喧嘩、否、そう言っては子供に悪い、その筋のしかも下っ端並みの喧嘩の様相だ。なにせ図体が大きいので、避けようにも立つ荒波のしぶきを浴びてしまう。なぜここに来て歌を忘れたどころではない知恵を忘れた船長が出てきてしまったのだろう。チキンレースをするには図体が大き過ぎるし道連れが多すぎる。とても自身がドライバーをする肝っ玉があるようには見えないのだが、後ろで鞭を鳴らすのは大得意のようだ。果たしてどこへ行き着くか、高みの見物はできない。足元の岸壁を荒波が削っているからだ。一縷の望みが他力本願では心もとないが、勇気ある人が居るのは心強い。アスリートの...知恵を忘れたガナリ屋は
あれよあれよと言う間に全英女子オープンで渋野日向子選手が優勝してしまった。女子ゴルフ界に詳しくないがそれでも十二三名の選手名は知っている。その中にはなく、おそらく無名と言ってよい存在だったのだろうと思う。渋いニュースがひしめく中に嬉しいニュースでぱっと画面が明るくなった。爺い的には容姿も可愛く健康的で、楽しみな選手が現れたと喜んでいる。凄いことを成し遂げた後が肝心でこれからも持続する成績を残して欲しいと願う。見境いのないマスコミに潰されないように、知恵者が守ってやって欲しい。一時テニスの大阪が燦然と輝いたのだが、再び弱点がもろに出る落とし穴に嵌まってしまっている。彼女の場合は渋野と違い実力はかなり前から認められており名伯楽で開花したのだが、その伯楽と別れたのが拙かったのか、騒がれ過ぎが負担だったのか、今は残念な...渋いニュースの中に嬉しいニュース
今朝は夏休みの夏空が見られたが風は涼しく一日早い立秋を告げていた。子供の頃はなんで真夏に立秋と奇妙に思っていたが年を取ると成程かすかな気配をとらえて絶妙と感じるようになった。世の中には微かな信号をとらえる醍醐味というものがある。五キロ先で落ちた百円玉の音や五百キロ先のライターの光を捉える耳と目を持った男がどこかの薄暗い隠れ家に座っているだろう。料理人の才能にも色々ある。勿論、医師の才能も色々で優れた観察眼恐るべき手先の器用さ該博な知識恐るべき忍耐力・・、運よく向いた分野に就ければ優れた実績を挙げられるだろう、残念ながら宝の持ち腐れの人も数多い気がする。旨い料理をつくる能力にも、様々なものがあるだろう。料理人は客が来なければ俺は二つ星で働いていたと踏ん反り返っていても空威張りで終わるし、雑誌に載せてもらって一見さ...料理人の才能も色々
今朝は久しぶりに穏やかな日曜日で書斎には何処か秋の気配を含む日差しが差し込み蝉の声が聞こえてくる。不思議だが蝉の鳴き声が聞こえた方が周りの閑けさが際だって感じられる。昭和の初め、芭蕉が立石寺で詠んだ句の蝉がアブラゼミかニイニイゼミで揉めたことがあったようだが、今では季節的にニイニイゼミとなっているようだ。珍しく?茂吉も自説のアブラゼミを引っ込めニイニイゼミ説を認めたらしい。私は俳句鑑賞の勉強も修行もしたことはないが、茂吉が最初アブラゼミだと言ったのが何となく分かる気がする。蝉で真夏と思ったのではないだろうか、大歌人が句を詠まれた日付を知らなかったとは考えにくいが歌ではなく俳句だなのでその可能性はあると思う。炎天下であればアブラゼミが灼熱地獄の伴奏者に相応しい気もするのだ。今日は八月四日、何時の頃からか八月は特別...閑かさや書斎に入り来る蝉の声
韓国のホワイト国除外が閣議決定された。どうも近年の閣議決定は危ういのではと申し上げたくなる。今こうした決定をすることが賢明だろうかと政治外交の素人ながら心配してしまう。菅官房長官が「ホワイト国除外は日韓関係に影響を与えない」と説明したと伝えられている。しかしそのようには見えない。李下に冠は正せば、韓国に反日感情を煽る手立てを与えてしまう。日本でも韓国の態度からは当然の報いとする嫌韓感情が高まっている。外交というのは相互関係で信頼のない口先の言葉だけの弁明ではすれ違うばかりだ。プロの政治家の方策は素人とは別と言われても釈然としない。権力者は支持率が落ちるとしばしば敵愾心を煽って支持率の回復を図ろうとする、とても危険だ。憎しみは憎しみを生み、憎しみで束ねれば発火する。悪は懲らしめて更正するものだろうか、逆恨みでこじ...李下に冠を正さず
夏休みなのだが、部活か遊びに行くのかティーンエイジが駅の階段を駆け上り駆け上がってゆくのに出くわすことがある。まるで平地を走るがごとくだ。女の子は少ないが、ジーンズをはかせれば負けずに駆け下り駆け上ってゆくだろう。エナルーギがあり余り疲れを知らない年ごろなのだ。懐かしいけれども難しい年ごろでもあり、その頃の戻りたいという人は意外に少なそうだ。稀に階段を駆け上ろうとする高齢者がいるが、最初の十段は勢いがあっても最後の十段は速度が落ちてようやく昇り終えている。はっきり言えば日頃鍛錬していない限り、六十五過ぎて駅の階段を駆け上がるのは危険と申し上げたい。時々アラサーのお姉さんが裾を気にしながら脹脛をちらつかせて、ゆっくり昇る私を追い越してゆくことがある。これはなかなか色っぽいのだが、注意しないと誤解されるので眼の端で...平地を行くがごとく
どうも梅雨が明けたにしては青空が少ない。気温ばかりが高く高湿度で、不快指数も上がっている。ところで、吉本の話はもういい、ホリエモンあたりに藁本でも立ち上げてもらい一強を止めることだ。朝出てくるとファックスが何枚か届いている。融資勧誘、雇用情報、紹介状の返事、ケアマネ訪問看護師からの連絡などだ。一瞥ゴミ箱投げ入れのものはさして苦にならないのだが、ケアマネや訪問看護師の連絡には返事を書かねばならない。実際の返事は大体三行くらいなので三十秒で書けるのだが、手間の正味は三十秒ではない。読んで少し考え、場合によりカルテを参照しなければならない。スムースに行けば二分手間取ると五分くらいかかる。今朝は三通来ていた。カルテ参照が一通あったが七、八分で済ますことができた。大した手間ではないと思われるだろうか。確かに正味の手間と時...正味というもの
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長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
gooがブログを止めるというので引っ越しを始めた。うまく行くかどうか手探りだが、「はてな」に引っ越すことにした。新天地でさてどうなることか。お名残り惜しいが、心機一転。取り敢えずご報告。引っ越します。
家内が夕飯作りに草臥れたというので、老夫婦で回転寿しに行った。私は光り物中心に八皿、家内も巻物デザートなど八皿で合わせて十六皿。会計は三枚でお釣りが来て嬉しかった。お腹が空いていても十皿が限界なのだが、隣の若い二人連れは三十皿近く積み上げていた。男性の方は中肉中背で大食らいには見えないのだが、一人で二十皿くらい平らげていた。自分も二十歳の頃はあれくらい食べられたと思う。若い力を目の当たりにした。隣の客はよく食う客だ
敵愾心を煽るのが得意な人達が活躍している。妬み辛み恨みを利用して他者を非難し不平不満を掬い取り、それで稼いだり支持を取り付けたりしている。人間には劣情がある。それを利用した戦術なのだ。昔、小学校でそれは醜いこと慎むべきことと教わったのでその感覚が身に染みている。それが絶対に正しいことかどうかは分からないが、それに人類の知恵が詰まっているのは確かだと思う。何でもあり、とにかく数を集めれば勝ち?の世の中では、人類の知恵がかき消されてしまう。今だけ金だけ自分だけには同感できない、明日もあなたも思いやりも大切だと思うのだが。敵愾心を煽る戦術
高い関税は脅しだろうと高をくくっていたら同盟国?にも掛け始め、どうも本気らしいと身構えたら僅か二週間で腰砕け、やっぱり脅しで交渉の手札だったと思わせる兆候が表れてきた。猫の目トランプに振り回される世界だが、アメリカが信頼できない国になったのは間違いなく世界秩序は変容した。色々な人が指摘しているようにこのピンチは日本が変わるチャンスだ。歴史の知識は乏しいが、日本は変わらない変われない国だいうことは歴史から分かる。革新する信長のような人物は例外で、故に本能寺の変が起きたと観測している。いつも変化をもたらしたのは外圧で、トランプは大きな外圧と捉えられる。これを利用して変らないと日本はじり貧になる。先送り隠蔽体質の自民党では駄目だ。ではどこにと代わる政党がないようでも変えないと、トランプがもたらした秩序破壊という...トランプという外圧
趣味は何ですかという問いに旅行という答えを時々見たり聞いたりする。今はそうでもないが、以前は旅行って趣味でするものかなあと妙な感じがした。史跡を巡るとか旨いものを食べに行くとか言われれば成程感が出てくるのだが、漫然と旅行が趣味と言われるとピンとこなかった。知らない土地に行ってみたいという好奇心が根底にあるのだろう。中には世界一周に出かける人もおられる。さすがに世界一周となると趣味を越えるようで半ば本業になってしまうようだ。世に転勤族と呼ばれる人達が居られる。お付き合いのある薬品メーカーの人はみなさん全国を何か所か転々とされており、住んだ土地の話を聞かせてもらうのは楽しかった。世の中で言われていることは概ね正確なようで、九州博多は良いですね。引退するなら静岡でしょうか。名古屋京都はやりにくいですと言われる。...旅行が趣味
備蓄米を放出しても米価が下がらない。価格は需要と供給で決まると思っていたのだが、何か別の絡繰りがあるらしい。米作の調整をしてきた政府は、この謎を解明して国民に説明する義務と責任がある。米食を減らして食パンやスパゲッティにしているという主婦がテレビに出ていた。需要が抑えられているのに米価が下がらない、どういうこと?。農家の販売価格が消費者の手に届く間に、どのように変化してゆくのか調査をして報道してほしい。もし米が不足しているのなら、備蓄米をすべて放出すればよい。新たな備蓄米は安くアメリカから輸入すればよい。カルフォルニア米は安くて十分美味しい。何故米価が下がらない
内科学会総会で大阪に行ってきた。自宅でオンラインでも受講できるのだが、長年の習慣で家内を連れて大阪に一泊した。私は勉強、家内は買い物。新幹線は半分が外国人で、何だか外国旅行気分だった。欧米人はともかく、どこかの国の人はエスカレータの乗り口を塞いで立ち話、思わず通り道ですと注意しようとしたら日本語ではなかった。大阪は二年振り、同じ大都会でもどこか東京とは違う。東京より立て込んでビルが多い、広告が多い、緑が少ない。関西と一口にいうが、関西はひとまとめにできない、京都大阪神戸で違うのだ。微妙というより大きく違う。好きかと言われると、すぐには返事ができないが、大阪にはエネルギーを感じる。大げさかもしれないが快適な新幹線乗って大阪の街を歩いて、まだ日本は大丈夫と感じた。大阪と新幹線
鶯の泣き声が聞こえる。初心者のはずだがきちんとホーホケキョと聞こえる。どこかで練習してから来たのだろうか。三月にも聞こえていた記憶があるから、きっとそうなのだろう。まだ時々冷え込むが、ずいぶん暖かくなった。桜も散り、あっという間に緑の若葉に置き換わり桜の木だった面影は消え、なんだか不思議な感じがする。そういえば今年はまだ桜餅を食べていない。柏餅に変わる前に食べておきたい。春夏秋冬と四季の味わえる日本だが、春は短い。五月は初夏で夏に入る気がする。新緑、青壮年には意欲の湧く季節なのだが、高齢者には少し重い。心が沈みがちの鬱傾向の人にも付いてゆけない感じがするようだ。多様を受け入れる柔らかい世の中がいい。鶯が鳴いている
トランプ大統領はあたふたと言うことが変わるが、実はこれも策略で裏に深い狙いを持っていると解釈する解説者が居る一方、ころころ変わるのは場当たりの表れで関税に捉われた視野の狭い愚策だと断ずる解説者も居る。当初、私もひょっとして深い戦略があるかもしれないと思わされたが、ここまで言うことがころころ変わると単なる乱心と思えてきた。誤った現状認識に基づいた愚策でパンドラの箱を開けて世界をカオスに陥らせた人物として記憶されることになるのではないか。しかしながら、決して自分の間違いを認めたり悪かったと謝罪しないから厄介だ。うまく行くと自分の手柄うまく行かないと誰か他者のせいにする。そうして岩盤支持層は繋ぎ留められ、一定の評価をする人たちは途切れないだろう。いくら何でも猫の目では
手品師ではないけれども、あまり手の内は明かさないほうが良いかもしれない。でもまあ、知って貰うのと理解が深まるかもしれない。病気というのは嫌なもので、中でも質の悪い病気は診る方も負担が大きい。有難いことに医学は進歩しており、癌と言えば死刑宣告のように響いた時代は過ぎ去り、早期のがんは治る時代に進行したがんもかなり生きながらえることができる時代になった。そうはいっても人間は心配から逃れることはできない。後医は名医と言われるように、早期に疾患を見付け適切に対処することは難しい。病気が少し進行してから診断することはさほど難しくない。市井の開業医はできる検査は限られているし、早期の疾患を診ることが多いので、簡単そうに見えるかもしれないが実は中々難しい。なんでも気軽に話せてご心配ありませんよと言ってくれる先生と思われ...手の内
見出しに本当や真相が踊る。実際に記事を読んでみると、たいてい本当や真相は書かれていない。そう思わせる状況や思惑が書かれているだけだ。人の目を引く釣り見出しなのだが、人はそれに釣られるし状況思惑でそうなのだと納得してしまう人も多い。どうも人間の遺伝子の中に話を信じてしまう思考回路が組み込まれているらしい。世に悪知恵のある人物は多く絶えることはない。どうすれば怪しい話うまい話・・に踊らされることから逃れられるだろうか。歴史と経験に学ぶことがその方策の一つなのは間違いない。万年の歴史から学ぶことは難しいかもしれないが千年の歴史からは学べる。千年の経験は不可能だが祖父母の伝聞まで広げれば百年の経験に手は届く、各々方今はその時と申し上げたい。本当と真相の語るもの
長くgooでブログを書いてきたが、gooがブログサービスを止めるという。どうしたものか。これが潮時とブログを辞めるか、あるいはどこかに移転するか。最初はブログというものがあるそうなと聞き、自分もやってみようと始めたのだが、いつの間にか習慣となり幾許かの仲間というか知己もでき、ボケ防止とストレス解消の効果もあり続けてきた。毎日三、四十分ばかり、最近は日記のように書いていた。サービス中止まで数か月あるので、一か月くらいどうするか考えたい。どうするか、思案投げ首
ユーチューブから世の中の情報を得るようになって三年ほど経つ、新聞は全国紙二紙を読んでいるが地上波テレビはほとんど見なくなった。ユーチューブの登録チャンネル数は三百くらいあり、ほぼ毎日チェックするものからニ三か月に一度チェックするものまで色々だ。三百以上はあまり増えない。というのは月にいくつか新たに登録するが同じくらい登録を外すものがあるからだ。視聴登録数がみるみる増えたチャンネルにPIVOTがある。比較的中立で経済に力点が置かれている。ゲストが適切でインタビュアーの質問も的を得ていて聞いてみたいことを聞いてくれる点が視聴者が増えている理由と思われる。竹下隆一郎氏が抜けても勢いに陰りはない様子だが、それには新しい魅力的な女性陣の力が与っているようだ。移転した竹下氏のCROSSDIGがどの程度伸びるか不明だが...PIVOTはPIVOT
友人のS氏がコーヒーに凝りだし、豆を挽いて飲むと美味しいですよと言われるので自分も豆を挽いて飲みだした。実は二十年ほど前は自分も豆を挽いて飲んでいたのだが、ちょっと億劫になり最近はインスタントを飲んでいた。まあ最初はブラジルが良いかとブラジルから始め次いでグアテマラと飲んでみた。確かに香りがよく美味しい。ちょっと手間がかかるが色々な豆を試す楽しみもある。さて次はと迷っていたら、今月お得なのはペルー産ですというのでそれを買ってきた。お得と言ってもコーヒー豆は高騰しており100g700円もした。ペルーMべロニカ、果たしてどういう味がするだろう。職場に着いたら早速飲んでみたい。ペルーMベロニカは初めて飲んだが、マイルドで苦みは少なくわずかな酸味に旨味があり飲みやすく美味しかった。単独もよいがケーキも合いそうだ。ペルーのコーヒー
左足の親指が腫れて痛く、この二三日びっこを引いている。痛風だねというのが医者の反応だろう。ところが後期高齢者の場合違うことも多いのだ。実は階段を登る時、左足が思ったほど上がっておらず躓いてしこたま親趾を打撲してしまったのだ。幸いあと二段ほどだったので、二階に倒れこみ階段から落ちるのは免れたのだが、打撲の後遺症でびっこを引いている。年を取ると僅か1cmのことだが足が思ったほど上がっていないことが起きる。以前にも軽く躓くことがあり、気を付けていたのだが今回に懲りて、今は意識して足を挙げて兵隊の行進のように階段を登っている。それと階段は真ん中は歩かず手摺のそばを昇降している。転倒は高齢者に思わぬ障害をきたすことが多い。いつも段差にはご注意と申し上げているのに、自分が怪我をしてしまった。極めて遺憾だ。左足の親指が腫れて痛い
ユーチューブで政治経済の解説を視聴している。皆さん色々なことを言われる。バランスの取れた視野の広いものよりも自分の主張が正しいというニュアンスのあるものの方が多いかもしれない。そうしたユーチューブも結構な視聴回数なので、そういうものかと思っている。何十万という視聴回数を持つものには色々なゲストに様々な視点から解説を聞くバランスの取れた公平客観的な感じのものが多い。そうしたチャンネルに登場する中で成程と感じることを言われる三人に注目している。それはエミンユルマズ、ジョゼフクラフト、モーリーロバートソンの御三方だ。日本語も日本人以上に巧みで、見方はそれぞれ違うのだけれども視野が広く鋭いことを指摘される。ロジカルでしがらみがないせいかもしれない。とても参考になる。外国名だけれども
結構涼しいというか寒いといってもいい日が多かったので桜が長持ちした。入学式の日にも満開の桜が見られた様子だ。地方によって新学期の日は異なるようだが七日八日のところが多かったのではないか。七十年前で今では記憶も薄れたが、自分が小学校に入った日にも桜が咲いていたと思う。大した風もないのに桜は散る、桜吹雪の中を出勤している。株価が乱高下し、経済学者から評論家、素人のはずなのに色々口をはさむ人まで百家争鳴で解釈予想がネットで乱舞している。私も爺のつぶやきに過ぎないが、政治経済のことを書くので人間には世の中のことを色々気にしたり考えたりして発言したい性質を持った人間が居るのだと分かる。女性も居るが男の方が多い。自分の場合、多少のストレス発散になっている気がする。百家争鳴に参加
トランプ関税発表直後、証券アナリストの多くは米株価は下がるが日本株の下げは大きくない、35000円で底だなど色々勝手なことを言っていた。ところが、株価は下げ続けて大きく下落した。一体どこが専門家なのだろう。確かに明日のことはわからないのだが、わからなさにも専門性があると思っていたがトランプが相手では考えても分からないということか。トランプの関税は単なる脅しで、米株価下落を気にするから実際には高い関税は掛けないと言われていたが、現実は株価暴落もなんのそのしばらくすれば回復する我慢しろと突っ走っている。トランプ自身は意図も予期もしていなかったと思うが、パンドラの箱を開けてしまった。アメリカには頼れないアメリカは信用できないというパラダイムシフトが起き始めている。日本の政治家も経済人もまだそこまでは考えていない...パンドラの箱を開けた
活字中毒を自覚していたが、中毒症状が徐々に軽くなってきた。買う本の数が月にニ三冊と減って、重症だった頃の十分の一になった。本屋に行く回数も同様に減り月に一度くらいになった。本屋の数も減り、今では本屋と呼べる本屋は市内に僅か二軒しかない。その代わりユーチューブを見ている時間が増えた。果たしてユーチューブ視聴が読書の代償と言えるかどうか怪しいものだが、ユーチューブ鑑賞時間が読書時間に取って代わったのは確かだ。時代の影響か老化の影響かよく分からないが、老化の影響は確実にありそうだ。それが証拠にブログを書くのが億劫に感じる時が増えた。書くのは読むのと連動していると思う。話す聞くよりも読む書くの方が強い相関がありそうだ。おしゃべりは必ずしも良い聞き手ではないが、書く人は大抵良く読んでいるものだ。読書量が減ったのが何...中毒が和らいだ
ジャッカルの日を思い出す。きわどく銃弾が逸れた。事実は小説より奇と言われる。人間の業か恐ろしく忌まわしい、銃を持ち出す輩が居る。運命は数奇で皮肉、トランプは圧倒的に有利になった。許されない銃弾
連休で沢山ユーチューブを見た。運動不足になり、見過ぎかもしれない。玉塵混淆のユーチューブには玉も多い。教養番組のようなチャンネルがいくつもあり、中には珠玉のような授業を聞いている気になるものもある。例えば、LiberaryやTokyoCollegeを視聴していると新しい知見が数多くあり、ああそうかとかそれは知らなかったとか目から鱗が取れる。長く生きても知らないこと分からないことは山ほどあり、世界は広く深いと感じさせられる。中には何にでもわかったようなコメントをするユーチューバーも居てちょっと鼻白むこともあるが、そうしたスッパマンのユーチューバーの中でホリエモンは確か文学部出身のはずだが、文学はともかく医学から物理経済まで幅広い知識があり正確に理解しているので感心する。獄中読書の成果か、あるいは有罪服役とい...ユーチューブ三昧の連休
ウインブルドン男子決勝はアルカラスVSジョコビッチでアルカラスが勝ち優勝した。新旧交代、新しい王者の誕生と感じだ。昨夜NHK地上波だったか、現在の日本政治の問題を取り上げていた。データをチェックしながらでちゃんと見たわけではないが、政治には金が掛かりますからと釈明する自民党幹部と政治資金を誤魔化して税金を払わず懐に入れて問題になったことをお騒がせと支持者に詫びる自民党議員の言葉を聞いて、どうしようもないと感じた。政治に金が掛かる、つまり金で票を集める手法を是認する姿勢と政治資金パーティで浮かせた裏金を税金を払わず懐へ入れ追及されたことをお騒がせとお茶を濁そうとする感覚は同根で、日本が世界で後塵を浴び始めた原因だろう。国民の半数以上が気付き変えたいと思っている。マスコミが自立して事実をきちんと大きく報道すれ...変わる世界
もの心がついた頃からあれこれ夢見てきた。勿論、幼い頃はそれが夢とは知らず、ああいう風になりたい、あれが食べてみたい・・と考えていたと記憶する。長じて、やや具体的な夢というか希望を抱くようになった。思えば叶うと言われる通り、半分近く曲がりなりにも夢は叶った気がする。砕かれたて悲哀を残したものもいくつかある。四十前の人は夢や希望は若者の特権のように思われるだろう。確かに六十五を過ぎた前期高齢者の頃はもう院長や教授になるわけでもなく、新天地で医院を開業するわけもなく、新たに家庭を持つわけでもなく、先のことは考えず専ら昔を懐かしみその日を生きていた。ところが後期高齢者になると再び妙な夢を抱くようになった。それは西安や昆明に行ってみたいそうしてユーチューブで見た屋台の料理を食べてみたい、・・といった他愛もないが、で...夢見る頃を過ぎても
今朝はシトシトと梅雨らしい雨が降っている。蛮人などという表現が今も許されるかどうか知らないが、熱帯の蛮人の中には数を数えることができず、一二三の次は四でなくたくさんという種族が居たそうだ。四五六などという数は分からず三止まりというのはとても示唆に富んでいる。これは孤、対、三角関係、その他に対応している。人間社会ではこれだけ分かればよい、あるいはこれが最重要とゆうことだろう。四五六どころか何百、何千、何万、何億の数まで扱う現代人も詰まるところ、孤、対、三角関係、その他で暮らしている。それが証拠に自民党長老否共産党幹部も、これで政治を考えている様子だ。政治を持ち出さなくても、会社でも家庭でも一二三たくさんを軸に動いている。まあ、人間社会はこれで足りても商売をしたり家を建てたり暦を作ったりとなると三までではこと...一二三たくさん
分かっていてもちゃんと対策が取れないのか取らないのか、少子高齢化社会が進行している。進行して現実になっても、だんだんそれに慣れて口先対策に終始してしまうのがこの国の対応である。どうもそれが人間の習性、正確には多くの人の習性なのだ。こうなることは四半世紀から前からわかり半世紀前から懸念されていた。多くの人は半径十数キロ明日明後日のこと、精々百キロ半年先のことしか念頭にないようだ。診察していて困るのが高齢者の独り暮らし次いで老々介護家庭だ。ケアマネージャー訪問看護師制度は良い制度だが軋み始めている。一見まとも真面目そうで敵愾心を煽らないのが長所??の岸田首相の答えにならない答えがまかり通っている。はぐらかしまやかす小池都知事により外苑の木々が伐採されてようとしている。確かに旧態依然の戦前ではないようだが、新し...新しくても旧い
ウインブルドンの季節になった。残念ながらもうWOWOWと契約していないのでライブで見る機会は減った。ジョコビッチはまだ頑張っているようだが、錦織も大阪なおみも姿を消しほとんどが知らない選手ばかりで観戦意欲がもう一つ湧かない。見続けていれば応援したくなる選手が出てきて、見たいという気持ちが出てくるとは思うのだが、NHKではカバーする試合が少なく時間も遅くほとんど見れていない。試合の観戦というのはどうも贔屓筋が居ないと面白味が薄れてしまう。勿論、サッカーなどティームゲームは日本を応援するので力が入るのだが、それでも気に入った選手が居た方がいい。人気と贔屓は不思議な感情で、時にそれが国の行方を左右するような決定に関わったりするので微妙でありながら重大な働きをする。贔屓が居ないと
明日から雨模様が十日間続く予報が出ている。コンピュータの性能が上がったせいか天気予報がよく当たるようになっているので、そうか雨が続くのかと思っている。しかし十日間は長い。先に行くほど精度は下がるので、来週末頃には晴れる日もあるかもしれない。二十一日に山小屋に出かける予定なので、そう願っている。山小屋もやがて三十年、大分ガタがきておりそろそろ山小屋での食事おしゃべり会もお開きかなと話し合っている。G氏が亡くなりN氏が寝たきり、H氏が引退し、七人のメンバーが四人になってしまった。F氏も自分で車を運転されなくなり送り迎えが必要になった。世の常も自分の身の回りとなると実感があり感慨が湧く、バイデン否同い年のトランプも重責には耐えられまい。まして日本の八十過ぎ政治家など。失敗は他者のせいと責任感が鈍麻しているからで...天気予報を聞いて
このところ暑い日が続いている。暑いのは先祖が東南アジア由来か割と平気なのだ。ところがうちのかみさんは暑いのも寒いのも嫌うエアコンなしには耐えられない人で、一日中クーラーをガンガン効かせる。やむなく私は書斎に引っ込んで本を読んだりパソコンでユーチューブを見たりしている。女王様と暮らすのは大変な時もある。暑さ寒さに
天邪鬼という妖怪が居た。今も居るような気がする。天邪鬼は人の気を読む能力があり、先回りして悪戯や意地悪をしたという。爺さんが囲炉裏端で竹細工をしていると天邪鬼がやってきて、そんなものを作っても時代遅れで売れないぞと茶々を入れてきた。黙って作り続けていたのだが、上手の手が滑り竹がはねて灰が天邪鬼の方に飛んで目に入った。天邪鬼は目に沁みると喚きながら逃げて行った。もし爺さんが不愉快な天邪鬼に灰を飛ばしてやろうとしたのなら、天邪鬼はそれを察して避けることができたのだが、意図していなかったので目に入ったのだ。天邪鬼ではないが、人間はどうしてそんなことをするのかと立ち止まって誰かの意図を読んだ方が良いことも多い。減税?、一万円配る?・・、代わりに何を削るなぜ今。動機も考える
英国で14年ぶりの政権交代、労働党政権が誕生した。フランスをはじめヨーロッパの大陸側で極右が勢力を伸ばしているのと対照的で、改めてイギリスは泳いでも渡れる狭いドーバー海峡で隔てられているだけなのに、大陸側とは一味違う文化を持っていると感じた。大体インド系のスナク氏をしれっと?首相に就かせたところから違った。もとより偏った知識経験しかないが、改めて英国の凄さというか強さというか、なかんづく深い伝統を感じている。イギリスという国
今朝は朝から暑い。亜熱帯ジャパン到来だ。家庭での介護の際、患者さんが重いと家族が大変。大変とはどういうことかとゆうと、へなへなと倒れこんだ母を抱き起こすことができないのだ。母一人子一人の介護、華奢なお嬢さん(と言っても六十代)は認知で太めの母親を床から起こすことが出来ない。やむを得ず訪問看護師を呼んだところ、冷たく身体介助は訪問看護師の仕事ではありませんと言われてしまった。どうすればいいんでしょうかとお嬢さんが相談にやってきた。忙しい訪問看護業務にしてもちょっとそれはないのではと思ったが、突然呼ばれて来たら患者さんが持ち上げられないので手伝ってと言われ、そんなことでと思わず口を衝いて出たのだろう。医療費抑制のために総合病院では社会的入院と言われる長期入院が認められなくなった。自宅での看病介護を支援するため...現実となると難題
お中元の季節になり、いくつかお中元を頂いた。親がやり取りしていたから頂くから自分も続けている。適宜なものであれば、悪い習慣とは思わない。世の中の慣習を多くの人が深く考え込むことなく踏襲している様子だ。お中元もその一つ、自分の代で変えるというのは抵抗がある。それでも長い年月のうちには少しづつ変化しており、以前に比べると落ち着いた品が増えた気がする。一つには自分が院長でなくなったことも関係しているかもしれない。今年もKさんから定番のメロンを頂いた。もうそんな時季なんだと、箱を眺めている。季節の贈答品
今朝は薄曇りで涼しい。季節が分からない。今何月と聞かれてうっと詰まってしまう。あと二時間もすれば蒸し暑くなり日本の夏と気付かされるだろう。熟練医でも、黙って座ればピタッと分かることは少ない。いつからどこがどんな風にと、根掘り葉掘り聞かねばならない。困ったことに時々そうした質問をうるさそうにされる患者さんがおられる。病気の診断は医者でなくとも多少の知識と経験があれば、五割は当てることが出来るだろう。藪医者でも七、八割当てることが出来る。よくある病気を知っているからだ。しかし、我々専門医の仕事はありふれていない病気を見逃さないこと、ありふれている病気も患者の個性による変容に合わせて診療することにある。質問に答えないのは間違いのもとなのだが、不都合な質問をはぐらかす名人、詐欺から政治家まで、が世の中には数多い。...季節の分からない街
東京都知事選挙に五十六人が立候補している。選挙をおちょくっていると思う。立候補者に学科試験は馴染まないとしても、三時間教室に缶詰にして所信と公約を自筆で書かせるとよい。公約には具体的な実現方法と数値を書かせることだ。夢と嘘は紙一重、自筆の所信と公約を読んで鑑別しよう。なりたい人よりなってもらいたい人を立候補させたい。五十六人も居れば失礼な表現だが、中にはまだましな人が居られるはずで、都民の眼力が問われている。どうしてこんなに
囲碁将棋魚釣り機械いじり工作好きには女性は少ない。しかし映画好きな女性は男性に負けない、否男性以上かもしれない。働き盛りの頃は年に二三本、六十過ぎてから徐々に増えて年に七、八本見てきた。この数年は映画館に行かないでネット衛星でも見るようになり、月に二本くらい見ている。同年代の男よりは多いと思う。何を見るかは批評を参考にしている。それもユーチューブが多い。ユーチューブには視聴者の好みに合わせて、同系統の動画をホーム画面にアップしてくる機能があるようで、既に十種類くらいのおすすめ映画チャンネルを登録してある。好みには個人差があるしお勧めする人は力が入るから誉めすぎ?時々それほどでもないのがあるがそれはご愛嬌だ。本格的な映画好きは監督を気にするようだが、私はどちらかというと俳優の方が気になる、ダニエルデイルイス...女性も多い映画好き
バイデンとトランプの討論会はバイデンが自ら躓いたようだ。自分の眼では見ていないが、ユーチューブ新聞の情報ではバイデンが老化を感じさせ精彩を欠いたようだ。実際に見ないで判断するのはと言われそうだが、最近のバイデンの歩き方話し方からそうなるのではと予想していたのでやはりというのが感想だ。バイデンはまだ戦う意思を示しているようだが、退くべきだ。民主党員の諫言を受け入れないとしたらそれも老化の兆候と言える。奥さんの一言を期待したい。内助の功どころではなく、国を救う一言と言っても過言ではない。ギリギリだがまだ候補交代は可能なはずだ。そうしたことができるのがアメリカの力の源泉で、このまま戦うとしたらどちらが大統領になってもアメリカ衰退の始まりだ。それは全世界に波及する。引き際
机の上は面相ほどではないが、その人を語る?。三桁までは行かないが数十人の教授の机の上を見てきた。多少、雑然としていた先生は居たけれども、書類と本が積み重なり今にも崩れ落ちそうな先生は居られなかった。まあ、教授室だったせいもあるかもしれないが、大体が整然としていた。ところが医局の机の上となると七、八人に一人、雑然と書類郵便物が積み上げられ中には机が全く見えないような御仁も居た。不思議なことに、それでも主人公はどこに何があるかを把握しているようで、お掃除おばさんが勝手に整頓することはご法度だった。奇妙なことに、雑然とした机の持ち主が皆だらしない格好をしているわけではなく、びしっと紳士然としている医師も居た。分からないものだ。机の上は何を語る
雨が降ると朝が静かなのは鳥が鳴かないせいだろうか、雨の朝は静かでよく眠れる気がする。静かと言っても実は雨音が微かにしているのだが、ほとんど聞こえない。聞こえるような聞こえないような音がしている。年を取ると聴力も落ちてくる。幸い聴診器の音は聞こえる。聴診器は微かな音も聞いているので、ようやく聞こえる雑音もあるのだが、聞いたことがあるので分かる。大動脈弁の逆流音は柔らかい音なので聞いたことがないと聞き逃してしまうと思う。私のような老医はまだまだ五感を使って診察をしているので、感覚の衰えは診断力の衰えに繋がりそうだが、見たことのあるもの聞いたことのあるもの触ったことのあるもの嗅いだことのあるものを覚えているので、多少の衰えは補えていると思う。経験で補う