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金沢市
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高松市
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2010/04/02

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  • 秋 #富樫バラ園

    [鮮やかな彩り]小雨も少し落ちて肌寒い日でしたが、時間もあったので近所の#富樫バラ園に行ってきました。隣り合わせのグランドでは45歳以上というベテランのおじさんたちのラグビー大会が和気あいあいとした雰囲気の中でやられていました。手入れの行き届いたバラ園では数は減ったものの、まだ美しく咲く薔薇たちが私のカメラを引き寄せてくれました。[紅葉を背景に]バラ園の周りの木立がきれいに紅葉して秋のバラたちを引き立てています。赤いバラも黄色いバラも咲いていれば春も秋も違わないはずですが・・・。紅葉する木立と合わせるといい雰囲気になります。[もうすぐ冬支度]まだまだ探せば美しいバラがたくさんありますが、12月に入るころにはバラ園も冬支度に入りすべてが短く剪定され北陸の雪に耐えられるよう「雪つり」ならぬ短い杭と筵で作られた...秋#富樫バラ園

  • ホワイトロード 秋の滝

    ブナ原生林の紅葉に包まれる冬季閉鎖間際、初冠雪の白山を望むホワイトロード(スーパー林道)で出会った数々の滝の風景に魅かれながらの数時間でした。どうか私の見た滝の姿をともに楽しんでくださいね。[白山麓綿が滝-1][白山麓綿が滝-2][ホワイトロードしりたか滝-1][ホワイトロードしりたか滝-2][ホワイトロードかもしか滝-1][ホワイトロードかもしか滝-2][ホワイトロード姥が滝-1][ホワイトロード姥が滝-2][ホワイトロード姥が滝-3][ホワイトロードふくべの大滝-1][ホワイトロードふくべの大滝-2][ホワイトロードふくべの大滝-3][ホワイトロードふくべの大滝-4][ホワイトロード砂防ダムの滝-1][ホワイトロードから見る昼の月]石川県白山市から岐阜県白川郷につながるホワイトロードの紅葉のなかの滝な...ホワイトロード秋の滝

  • 冬鳥を撮る

    [ヒドリガモ]特別めずらしいわけでもありません、河北潟へ冬鳥としてやってくる多くのカモたちのうちの一羽ですが撮るときの光の具合や水面の色などの環境でびっくりするほど美しい翅の色、グラデーションを見せてくれた「ヒドリガモ」♂です。[ペアで仲良く]野鳥の多くはうらやましいほどペアで行動している場合が多いようです。集団で冬鳥として越冬のために河北潟へやってきて春になるまで過ごすヒドリガモのペア。ゆるやかに流れる農業用水の上流から下流の間を餌をとりながら秋の日差しのなかをゆったりと過ごしていました。[飛び立つ]私は車の中から静かに観察していたのですが、何に驚いたのか突然飛び立ちました。「飛ぶ鳥跡を濁さず」という言葉がありますが、残ったのは大きな水しぶきだけでした。わずかな時間でしたが冬鳥たちのことも気になり少しば...冬鳥を撮る

  • 白山初冠雪

    [霊峰白山に雪]二十四節季の立冬に入りましたが何とか白山のブナ原生林の黄葉を見たいと昨日の8日、石川県白山市から岐阜白川郷につながるスーパー林道(ホワイトロード)にドライブ。県境の三方岩駐車場に近づく途中から道路わきに6日に降った雪が見え始めた。まだスノータイヤでないので用心しながらゆっくりゆっくりと白山が展望できる峠の駐車場へ。車を止めて白山を見ると白い雪をかぶった白山の峰々が輝いていた。[近くの峰のブナも白く]峠を取り巻く山々の峰々のブナ林の梢は冷え込みのために先日の雪が霧氷のようについて陽光を受けて煌めいている。さすがに車から出ると寒いが、その風景にカメラを向けた。最近はカメラの向こうの光景が来年は見ることが出来ないだろうと、なんだか切ない気持ちでシャッターを押すことが多い、この写真のような風景はな...白山初冠雪

  • 並木道 紅葉しました

    [アメリカ楓の紅葉]我が家から近くの並木道が今年も紅葉しました。かつては田んぼと住宅が混じるのんびりした並木道でしたが近年は住宅と電柱で写真の対象としてはいささか難しい煩雑な風景になりましたがこの季節になるとやはりカメラをもって行ってしまいます。少し早いようですがほぼすべての木々が紅葉していました。[落ち葉]前夜の雨で出来た路面の水溜まりに色づいた葉が風で落ちていました。[紅葉柿の葉]並木道と交差する川岸の柿の葉も色づいていました。下を流れる川は改修前まではこの季節には鮭が上ってきていたのですが、きれいで安全な川にはなったのですが季節の風物詩となっていた鮭の遡上が見られなくなったのは残念にも思います。人というのはわがままなものですね。本格的に秋の訪れを知らせてくれる近所の並木道の写真を三枚アップしてブログ...並木道紅葉しました

  • 秋の山肌に

    [ホトトギス]例年ならば手入れの行き届いた秋の野草園で女王のように咲き誇る「ホトトギス」。今年は少し寂しそうでしたが、数本の茎の先に凛とした風情を見せて咲いていました。かつては「ホトトギス」と聞くと「あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎ)」という言葉の野鳥しか思い浮かべることが出来なかったのですがカメラを持つようになりこの魅力的な花の名前もホトトギスといことを知りました。秋の魅力的な花の一つです。[ハダイロガサ(?)]山肌を広げたような野草園の木陰で寄り添うように小さなキノコが苔のなかから姿を見せていました。グーグルレンズで調べると「ハダイロガサ」ではないかというような表示でしたが、よくわかりません。ただ被写体としてはとてもいい雰囲気の可愛いキノコだと思いカメラを向けました。[セージ...秋の山肌に

  • ぎゃらりーたちばな ウエブ写真展 「秋日和 カラスの行水」

    秋時雨のやんだ翌日、思わぬ秋晴れに恵まれた河北潟干拓農地。収穫の終わった農地に大きな水溜まり、そこで思いがけずカラスの行水場面に出会いました。最近手に入れた野球に例えれば「凡打は多いがホームランも打つ」という評判の800ミリという超望遠レンズで撮った[カラスたちの行水]の写真。はてさて[凡打]か[ヒット]か[ホームラン]か、感想や判定はコメントなどでお願いします。ぎゃらりーたちばなウエブ写真展「秋日和カラスの行水」

  • 地球に一番近い月

    [ハンターズムーン]10月17日の夜の月はネイティブアメリカンの間では「ハンターズムーン(狩猟月)」と呼ばれる満月でした。アメリカ先住民は秋を迎えて脂肪を蓄え、冬を迎えるためにさらに餌を求めて動きが激しくなる野生動物の狩りを始める時としてこの月を「ハンターズムーン」と呼んだそうです。[ダイイング・グラスムーン]同じ月ですが「ダイイング・グラスムーン(枯草の月)」とも呼ばれていたそうです。季節が冬を迎える前で平野が枯草に覆われることから来た呼び方でしょうか。[スーパームーン]現在の日本で一番使われる呼び名は「スーパームーン」でしょうか。一年のうち満月が最も地球に近づいて大きく見える月で、このときの地球と月の距離は35万7400キロメートル。ちなみに一番遠くなるのは2月24日で40万6000キロメートル、この...地球に一番近い月

  • 街頭演説と14夜の月

    [声援に応える]旧北国街道でもある歴史を感じる町屋が並ぶ通りで国民が豊かで安心できる世の中を作り出すために、自民などの裏金政治を許さないと訴える村田候補に通行する人たちからも暖かな声援が。[信号と十四夜の月]街頭演説か終わるとはや夕まぐれ。「待ち宵月」とも呼ばれる美しい月がまだ明かりの残る東の空から上がり始めていました。[今宵は10月14夜]自宅に帰り食事のあと夜空を見上げると「待つ宵月」「子持ち月」とも呼ばれれる明日は15夜となるほぼ満月に見える大きな月が見えました。明日の早朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達です、寝坊するといけないので緊張しています。突然の総選挙、私の住む石川一区(金沢市)の共産党候補街頭演説会のようすと月の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。街頭演説と14夜の月

  • ようこそ河北潟へ 冬鳥さん

    [シーズン初のコハクチョウ]稲刈りが終わったばかりの田んぼで落ち穂を拾って食べているコハクチョウ7羽を見つけました。今シーズン初めて見かけた小集団で本格的に越冬する集団の先遣隊なのか、渡りの途中の休息なのかはわかりませんが・・・。気候変動の激しく、地震と豪雨に痛めつけられた能登半島に今シーズンも来てくれたことに感謝です。[ハシビロガモという冬鳥]フェラガモとも呼ばれるシャベルのような形の大きな嘴を持ち、春までこの地で冬を越す大型の水鳥です。[大型の鷹チューヒ]河北潟干拓地の上空をいかにも「鷹」らしいV字型の美しい飛形でテリトリーを旋回する絶滅が心配されている「チューヒ」と呼ばれる鷹です。チューヒは河北潟の留鳥ですが冬鳥の姿が多くなるとその鳥たちを狙う鷹などの猛禽が私のような素人バードウォッチャーでも見られ...ようこそ河北潟へ冬鳥さん

  • 秋霖 艶めく薔薇を

    [雫のなかに]「秋霖」という言葉で表される、秋の雨に濡れる我が家近くのバラ園で「ひとりリハビリ撮影会」、一年前は連れ合いのリハビリを兼ねて二人散歩の定番コースでしたが・・・、今は私自身のリハビリを兼ねてのカメラ散歩です。小雨の中のバラの雫のなかにもバラの映り込みが艶やかですね。[秋咲きアンネのバラ]バラ園の入り口近くには平和を願う象徴でもある「アンネのバラ」が春から次々と咲き続けています。画面右側の大きな黄色い花が「アンネのばら」で、この美しい花を見ているとナチスの犠牲となったアンネフランクがいまイスラエルという国が続けている武力での隣国への侵略やパレスチナ人への殺戮行為をどう見ているかと思うと悲しくなります。[秋雨のなかで]秋雨のなかで咲く薔薇の艶やかな魅力に惹かれる今日の一人撮影会でした。秋雨をうたっ...秋霖艶めく薔薇を

  • 60年代 わが青春のかけら

    [一冊の詩集]半年ほど前、事態が急変して亡くなった連れ合いを病院から自宅に迎えるために大急ぎで子どもたちに部屋などの整理をしてもらったときから何処にも見当たらなくなった一冊の小冊子です。「あなたたちにそしてぼくに」という詩集で著者の「立野久仁」は私の当時のペンネームです。参加していた地域の詩のグループの仲間に編集から活版印刷での製本までしてもらった一冊です。1964年から1969年にかけて同人誌などに発表した22編、45ページという私にとって最初で最後の小さな詩集になりました。その詩集の「あとがき」のなかの一節です。「・・・1968年は父の死を通して人間の生きることの意味、想像もできないような戦中戦後の苦しみのなかで育てられた息子がどう生きなければならないのか?そういうことを真剣に考えざるを得ない年だった...60年代わが青春のかけら

  • 白山山ろく「空の駅」

    [渡りの蝶に空の駅]渡りの蝶と呼ばれる「アサギマダラ」が休めるように、白山山ろくの道の駅の近くの一角にフジバカマを植えて地域では「空の駅」と名付けたようです。いまでは多くのアサギマダラ蝶がひと時の休憩や夜を過ごす場所として集まってきています。[じゃれ合うように]不思議に何頭かの蝶が同じ花に集まろうとすることが多いようです。[そろそろ旅立ち?]目の前のフジバカマの花から明らかに他の蝶たちとは違う姿勢で飛び立とうとする一頭がいました。季節から見るともう南下の時ですから、南に向かうのでしょうか。数百キロとも数千キロともいわれる旅へ向かうのでしょうか、どうか無事に目的地についてほしいと思うお別れの時です。今は9月の最終日30日23時49分、渡りの蝶の写真三枚を大急ぎでアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新し...白山山ろく「空の駅」

  • お彼岸の大切な催し

    [石川解放運動戦士追悼集会]今日は能登半島地震の影響で修繕が必要となった「石川県解放運動戦士の碑」の工事が完了した碑の前で34回目になる追悼集会に参加しました。[新たな追悼者15名]34回目となる今回は石川県で自由と平和、社会進歩のための活動のなかで倒れた新たに追悼される15名をはじめ第一回からの合わせて504名の先達の遺志を引き継ぐことを心に刻みながら黙禱をしてきました。追悼碑には、川柳作家の鶴彬、谷口善太郎代議士、歌人の芦田高子、婦人運動家の勝目テルなど全国的にも知られている方の名前ももふくまれています。私も連れ合いの父親(私の義父)の名前も納められるその追悼碑の前で黙とうをさせていただきました。[お彼岸]追悼碑があるのは金沢市民「向かい山」として親しまれる卯辰山公園、安政一揆の時には食料を求める庶民...お彼岸の大切な催し

  • 中秋の名月 雲のなか

    [月に叢雲]2024年の中秋の名月、そろそろ涼しくなる季節なのですが金沢は今日も真夏日で夜も暑いままとなっています。今夜のネットの世界はすてきな満月の写真がたくさんアッブされていますが、金沢は雲の隙間から月が少し姿を出していました。[彩雲のなかから]暗くなった20時過ぎの空を見上げると月の光を受ける雲が「彩雲」となって輝く雲の色合いがとても不思議な雰囲気をもたらす「中秋の名月」となり不思議で魅力的な月夜になっていました。[9月十三夜の月]十五夜は明夜、今宵の金沢は曇りという予報が出ていたので晴れていた昨夜9月の十三夜の月を撮った写真です。満月よりも美しいともいわれる十三夜、昨夜の月でその美しさを堪能してくださいね。ブログ更新中の現在の空は雲に覆われ月影も見えませんが・・・、でも例年とは違う「中秋の名月」を...中秋の名月雲のなか

  • 暑い! 河北潟で探鳥

    [天然記念物コウノトリ]「秋」とは名ばかりの酷暑の河北潟干拓農地、稲刈りが終わったばかりの田んぼで餌を探している大型の野鳥を見つけました。足環がなかったので、ここ河北潟干拓地で昨年の2羽に引き続き今年の春も4羽の雛を育て巣立ちさせたペアのお父さんコウノトリだと思います。雛の巣立ち以後久しぶりの対面でした。[稲刈り後の田で]この地で農家の人たちから大切に見守られて暮らしているコウノトリたち。干拓農地でのさまざまな農作業と暮らしや季節による環境の変化に順応しながらこの地で家族で暮らしている絶滅危惧種のコウノトリとの再会はとてもうれしいものでした。[ミサゴとカラス]コウノトリがいた農地の電柱に大きな魚を爪にかけた「漁の名手」ともいわれる鷹のミサゴがいました。いつもは「ここが今日の食卓」とばかり魚の頭部から鋭い爪...暑い!河北潟で探鳥

  • 早い秋 峠のヒガンバナ

    [初見彼岸花]例年は9月末、早い場所でも9月半ばに撮る彼岸花ですが先日源平の古戦場倶利伽羅峠の古道わきで咲いているのを見ました。[大きく咲く]あまりにも見事に咲いているものですから、真上からクローズアップで撮りました。[参道にて]花はこれからというところだけど、古道から倶利伽羅不動への参道に点々と咲こうとする彼岸花が印象に残りました。秋を迎えたばかりだというのに早くも出会えた秋の花の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。早い秋峠のヒガンバナ

  • 水辺の蜻蛉

    [ギンヤンマの飛翔]暑いさなかの水辺ではギンヤンマが自らのテリトリーを守るために猛スピードで飛び交っています。フィルムカメラ時代に「置きピン」という撮影技法でトンボの飛ぶ姿を撮ろうとしていたことを思い出しながらデジタルカメラの機能進歩に助けられて楽しくシャッターを押した写真です。[ギンヤンマの産卵]水面の水草の茎に止まってお尻をリズミカルに水面に突き入れ産卵行動を繰り返していました。蜻蛉にとって今は種の保存と繁栄にとっては大切な季節なのですね。[イトトンボのペア]小さな池の岸辺ではギンヤンマとは別の場所でイトトンボのペアも産卵行動を続けていました。あまりにも細く華奢なので少し見えにくいのですが、ペアの♂が手助けしながら♀は必死に卵を産み付けていました。暑さの続く金沢では高齢者の外出もままならないのでPC内...水辺の蜻蛉

  • 八月 十三夜の月

    [夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを]夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ清原深養父百人一首にも取り上げられている美しい月の姿に心を寄せて歌った有名な和歌でかるた遊びで覚えた方も多いのではないでしょうか。今夜は満月ですが、金沢の空は雲が多くて写真にとれるかどうか・・・。そこで二日前の18日、夜空にあった「十三夜の月」の写真をアップしました。[夏の月]夏の月寝ぬ声一人二人かな正岡子規暑さに眠れないまま戸外で涼む人たちの声が蚊帳の中で寝ている子供のころの私にも聞こえてきた故郷の村の夏の夜の思い出がよみがえるような句です。雲間を流れながら人の目では刻々と色や形を変える月を見て70年も前の記憶に遊びました。[月涼し]月涼し憚りて雲近づかず富安風生夏の月と雲はイメージとしては重なりにくいのですが、曇り空...八月十三夜の月

  • 少し珍しい大型の蛾と蝶 オオミズアオとアサギマダラ

    [天女の羽衣のような翅]天女の羽衣に例えられる美しい翅をもつ「オオミズアオ(大水青)」という夜行性の大型の蛾に出会いました。[最も美しい蛾]「蛾」というイメージとは程遠い美しい蛾で「最も美しい蛾」とも呼ばれています。その大きさは80ミリ~120ミリ、大人の手のひらほどの大きさという蛾ですが夜行性で人目につかないというところから詳しい人以外にはあまり知られていません。オオミズアオは羽化すると餌をとらず、その寿命は約一週間ほどといわれています。夜明けの山里でなんとも美しい大型の蛾との出会いを楽しみました。[渡りの蝶アサギマダラ]旅の途中だったのでしょうか、山里で一夜を過ごし目覚めようとしている大型の蝶「アサギマダラ(浅葱斑)」と出会いました。私の撮影フィールドでは比較的高地にある林道で出会うことの多い蝶です。...少し珍しい大型の蛾と蝶オオミズアオとアサギマダラ

  • 梅雨明けの蓮池

    [蓮池花と蓮子]一つづつ夕影抱く蓮かな高浜虚子河北潟近くにある小さな蓮池の花が散り始めました。まだまだ次々と新しい花が咲いていますが花弁の散った後の「蓮子」「蜂の巣」などと呼ばれる姿も目立ち夏本番という季節を感じます。何となく高浜虚子の句が頭に浮かぶ季節です。[揺らぐ花弁]蓮池の水面を蓮の花弁がゆったりと漂っていました。しばらく花弁や花弁の陰に身をひそめる小魚の姿に目を惹かれる時を過ごしました。[空蝉]蓮池の周囲は蝉時雨に包まれています。池を覆うように立つ木の幹に空蝉、セミの抜け殻がしっかりと爪を立てていました。この殻から出た蝉も騒々しいまでの蝉時雨のなかの一匹として鳴き続けているのでしょうね。梅雨明けの暑い日に小さな蓮池で撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。梅雨明けの蓮池

  • 遅まきながら「バックムーン」

    [22日21時]7月の満月は「バックムーン」とか、アメリカの先住民たち(総称=ネイティブ・アメリカン)は月ごとに現れる「満月」に名前を付けて楽しんでいたとか。雄鹿の角が生え変わる7月は「雄鹿の満月=バックムーン」と呼んでいたようですね。[23日4時]前の写真から約5時間後、明るくなり始めた時間に撮った満月です。肉眼で見える月はもっと明るく白く見えるのですが、満月らしく見えるように少し暗く現像処理してみました。[23日4時30分]日の出前の明るくなった夜明けの空を背景に浮かぶ「バックムーン」です。実際にはもっと白いお皿のように見えるので、少し暗くしてみました。写真というものは実に面白いです、真実を写すという言葉通り「人の目」ではなくて「レンズ」がとらえるものをそのままに表現します。人の目はその一部をリアルに...遅まきながら「バックムーン」

  • 実り豊かに

    [桃艶やかに]医王山麓の林道わきの桃畑でにたわわに実る桃の実を見つけました。全国的にはあまり知られていないのですが金沢市近郊農地では果物の栽培が盛んで、この季節になるとブドウ、ナシ、リンゴや桃などたくさんの果物が市場に出荷されています。もちろん味も良くて地元の人たちは好んで地元産の果物を口にしています。[美しく熟れる]道路わきの果樹園でおいしそうな文字通り「桃色」の美しい実が下がっていました。夜露で艶やかな実がみどりの枝葉のなかで目立つ姿でした。[ホオジロも]果樹園の写真を撮っていた頭上にはホオジロの姿がありました。車で医王山麓の果樹園に、季節の果物が色鮮やかに実る写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。実り豊かに

  • イトトンボ

    [ルリイトトンボ(?)]医王山麓.、見上げ峠の小さな池に咲く睡蓮の花を撮ろうと出かけました。池の畔に立つと睡蓮の葉の上を飛び交うイトンボの姿に目がひきつけられました。[産卵]まだシーズンとしては少し早いと思いますが、睡蓮の葉に泊まって産卵行動に入っているイトトンボのペアがいました。おしりを産卵のために水の中に入れたままのカメラ目線になっているメスのイトトンボの瞳が印象に残りました。[キイトトンボ]岸辺の草を踏んで歩くと草むらから鮮やかな黄色のイトトンボが飛び立ちゆっくりと飛んでいます。スピードはゆっくりなんですが、なかなかカメラに収まりません。飛ぶときは鮮やかな黄色ですが草などに止まるとすぐ周囲の色に同化して忍者のように姿を消してしまいます。子どものころのようにイトトンボたちにしばらく私と遊んでもらいまし...イトトンボ

  • 雨と雫と夏のバラ

    [紅薔薇と煌めく雫]朝から降り続く梅雨らしい小雨を眺めながら昼過ぎまで自宅で過ごしていたが心にカビが生えそうに感じてカメラをもって近くのバラ園へ。もちろんマクロレンズで、大好きな雫遊びです。[黄色の薔薇と雫]いまバラ園では夏のバラが色とりどりに咲き始めました。多彩な色のなかでは不思議に地味に感じる黄色のバラですが、小雨の中で小粒のすてきな真珠で上品にドレスアップしたような姿を見せてくれました。[紫色の薔薇と雫]私は紫色のバラを見ると「貴婦人」という言葉が浮かんできます。小雨がもたらした雫がほんとうに美しく紫の夏のバラを見せていました。梅雨もそろそろ終わるという季節ですが降り続ける小雨に鬱々として散歩がてらにバラ園でカメラ散歩、夏バラと雫の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新しました。ブロ...雨と雫と夏のバラ

  • 試し撮り 超望遠の世界

    [焦点距離800ミリという超望遠レンズ]20余年の老々介護を終えて4か月、まだ自分を取り戻せてはいないがカメラ店の中古棚に居座っていた焦点距離800mmというこれまで手にしようとも思わなかったレンズをまさに「衝動的」に買った。自分はまだ精神的におかしいのかもしれないなとも思う。使う人を選ぶという気難しいレンズで試し撮りしてきました。[カワラヒワ]雀ほどの小さな野鳥が田んぼ一枚ほど向こうの農道にいたのを撮ってみました。写真で確認してカワラヒワという小鳥を確認しました。これまでは自分の機材では鷹やサギなど大型の野鳥を撮るのが精一杯でこれほどの距離になるとまさに「豆粒」ほどでしたが、これからは小鳥を撮ることも増えるもしれません。[アオサギ]遠く、田んぼの境界の草原に立つアオサギです。色の出具合も解像度も悪くない...試し撮り超望遠の世界

  • 夏 サフランモドキ

    [便りがある]「便りがある」はサフランモドキの花言葉です。梅雨入りして続いた雨に揺り起こされるように出てきた花芽が一斉に咲きました。我が家の狭いスペースで娘が世話してくれたプランターで4日ほど前に40数本の茎と花芽が姿を現し一斉に開花しました。これまでも小さなスペースで毎年夏から秋にかけて顔を見せていたのですが、これほど多くの花が一斉に顔を出したのは初めてです。[歓喜]「歓喜陽気」こちらもサフランモドキの花言葉で「便りがある」という花言葉を受ける形ですね。娘の世話を受けてまさに歓喜しているような姿を見せてくれました。一輪一輪の美しさも魅力的ですが、多くの花が一斉に咲くさまも素晴らしいです。[期待]三日ほど以前の花が咲きそろう前の様子です。サフランモドキは彼岸花の仲間だという事がよくわかります。ほとんど姿を...夏サフランモドキ

  • コウノトリ巣立つ

    [巣立ちを待つ二羽、巣立った二羽]能登半島地震の液状化現象で荒れた河北潟干拓地で3月に4羽のコウノトリの雛が誕生しました。その雛たちが巣立ちの時を迎え、ほとんど親鳥と区別できないほど成長しました。繁殖塔の上にいる二羽は巣立ちの時を迎える二羽の雛たち、下で餌を探すのはすでに巣立ちした二羽。もうすぐすべての雛が巣立ちの時を迎えて繁殖塔から飛び立っていくことでしょうね。昨年は二羽、今年は四羽が育つ姿を見てきました。[餌を探す]繁殖塔の近くの畔で餌を探す巣立ったばかりの二羽のコウノトリがいました。伸びてきた田んぼの苗のなかに嘴を突っ込んで盛んにえさを探している姿がとても愛おしく感じました。[佇む]カメラを見つめるもう一羽、もうすっかり大人のコウノトリです。それでも巣立ち出来ない二羽に親鳥が餌を運んでくると大急ぎで...コウノトリ巣立つ

  • 日本海夕景

    [グリーンフラッシュ]先日金沢市の高台にある大乗寺丘陵に夕景写真を撮りに行ったとき日本海の水平線上に没する瞬間の夕陽です。風景写真を撮る人たちには知られている「グリーンフラッシュ」と呼ばれる黄緑色に輝いて沈む夕陽を見ました。この現象は「緑閃光」と呼ばれる肉眼で見ることはむつかしい神秘的な現象で、遭遇できた人は幸せになれるとも言われています。[日没]「グリーンフラッシュ」のあらわれる直前の日没前の夕陽です。たいていは海面上にある水蒸気のような雲に阻まれて好天の時にもなかなか日没をきちんと見ることはできないのですが、この日は金沢沖の日本海に広がる水平線に没する太陽を最後まで見ることが出来ました。[夕焼けと飛行機]飛行航路のあたりはまだ夕陽が当たっているのでしようか、薄桃色の空と雲のなかを小松空港を目指す旅客機...日本海夕景

  • 煙のような

    [スモークツリー]ご近所のお庭でこの季節になるとまるで煙のように見えていた木の花が数年前に無くなって存在を忘れていた「スモークツリー」と再会しました。白山麓の小さな町を車で巡っていて突然その煙のような姿と出会いました。[煙の木]別名「煙の木」とも呼ばれる漆の仲間の木で、そのフワフワ感が花材としても人気のようです。花言葉は「煙に巻く、賢明、儚い青春、賑やかな家族」など、その姿を見ればいずれも納得できる花言葉ですね。[美容柳]スモークツリーの木の下あたりに黄色い花が顔を出していました。見たときは「キンシバイ」かと思ったのですが、葉の形が違うのでネットで調べると「ビヨウヤナギ(美容柳)」という花とその姿も花期もぴったり重なりました。オトギリソウの仲間で、「未央柳」という字も当てられる別名を持っています。これは楊...煙のような

  • 旅鳥のシギ 鳥名は?

    [タカブシギ(?)でしようか]地元では口能登と呼ばれる能登半島の付け根にあたるところに位置する河北潟の干拓農地で初めて見る美しいシギの仲間と思える野鳥に出会いました。ネットで調べるとシギの仲間で「タカブシギ」という絶滅危惧種に指定される野鳥の名前が出てきました。[それともツルシギ?]写真とよく似た「ツルシギ」という名前の美しいシギの仲間もネットで見ましたが、さてさてどちらでしょうか。それとも全く違う旅鳥かもしれませんね。それにしても私自身としてはこんなに美しい野鳥と出会える河北潟が30分ほど車で走れば行ける金沢を含む能登半島の入り口にあることに喜びを感じながらの野鳥撮影のひと時でした。この野鳥の名前を知っている方はご面倒でもコメントなどで教えていただければ嬉しいです。河北潟干拓農地で出会った旅鳥「シギ」の...旅鳥のシギ鳥名は?

  • シーズン初見 サフランモドキ

    [期待]梅雨入りごろから美しいピンクの花を見せてくれている花「サフランモドキ」が早くも我が家の玄関先で揺れていました。3月に逝ったつれあいが世話をしていた花で、雨が降ると咲いてくれる「期待」というすてきな花言葉を持つ美しい花です。[予想]今年は金権政治を続ける自公政権に代わって、国民のための政治を共産党を含む立憲野党と市民の連合で新しい政治を始める年になってほしいです。この花には「予想」という花言葉も。[便りがある]我が家の「ソフランモドキ」は郵便受けの近くでうれしい便りを首を長くして待っているようです。この花には「便りがある」という花言葉もあります。さすがにつれ合いからの便りは期待していませんが、彼女が最後まで願っていた社会変革への歩みを彼女が残した「サフランモドキ」にそのつど伝えたいと思います。雨上が...シーズン初見サフランモドキ

  • 小雨の朝 雫と薔薇

    [雫に花が]人のいない夜明けのバラ園で雫の中に赤い薔薇の花が並んでいました。西日本から関東まで騒がせながら移動している台風一号ですが、金沢の富樫バラ園では多くのバラの花が首を垂れて雨風の通り過ぎるのを待っていたようです。薔薇の茎にとどまっている雫の中にも赤いバラの花がとどまっていました。[桃色のバラ]ピンクのバラ(薔薇)の花言葉は「感謝」「幸福」だとか。昨夜の風と雨に耐えて健気に前向きに咲いている桃色のバラです。雨雲は去り、もうすぐ日が射し込むことを予感しているのでしょうか、バラ園の多くの花が首を垂れている中でひときわ目立つ一輪でした。[真紅のバラ]赤いバラ(薔薇)の花言葉は「情熱」「あなたを愛します」とのこと。私はカメラを持ち始めたころからこの#富樫バラ園に通っていますが、やはり真紅のバラの「魅力」とい...小雨の朝雫と薔薇

  • ササユリの揺れる山里

    [希少]花言葉は「希少」、その言葉の通り現在は自然の中で出会える機会は本当に少なくなりました。この花も今年最初に出会えた花ですが、大きな木の陰で静かに揺れていました。花言葉の通り「準絶滅危惧種」に指定されていて保護されている場所以外で出会うことは珍しい花になっています。[上品]その静かで上品なたたずまいから「上品」という花言葉も持っています。「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という言葉の通り古来から日本では美人の代名詞のように使われる花ですが・・・。たしかに環境の変化に敏感で自生する場所の陽の当たり具合が変わると一年前には自生していた場所でも忽然と姿を消すこともままあります。ただ逞しい面もあり、林の多すぎる木々を間伐して陽が当たり始めると何十年もその姿を消していた笹百合の花が咲くということもあります...ササユリの揺れる山里

  • 金宝樹(ブラシの木)の花咲く

    [ブラシの木の花]初夏の陽が小さな神社の参道を照らす季節になると不思議な花が咲きます。まるで真っ赤な瓶ブラシのような、その名も「ブラシの木の花」と呼ばれる真っ赤で見る人の心を元気づけるような勢いを感じる花です。[情熱の花]私はこの花のことをひそかに「情熱の花」と呼んでいます。すぐ近くにある日本共産党石川県委員会事務所には、能登半島地震被災者支援のために全国から支援物資やボランティアが集まり被災現地の支援センターへ向かっています。金権政治に明け暮れ、被災地復興は「貴方まかせ」状態の政権与党にはこの党の人たちの爪の垢でも煎じて飲ませたいほどです。[ボトルブラシ]オーストラリア原産のこの木には「ボトルブラシ」という別名もあるようです、この名を聞くとおもわずうなずいてしまいます。花言葉は「恋の火、恋の炎、気取る心...金宝樹(ブラシの木)の花咲く

  • 杉の木に松ぼっくり

    「チョコの花?」食卓にある小さな皿に下手なつくりのチョコの「バラの花」のようなものが乗せてあります。じつはこれはチョコではなくて本物の「松ぼっくり」、それも松ではなくて杉の木にできた「松ぼっくり」なのです。[ヒマラヤスギの松ぼっくり]ご存じの方には.よく知られているのですが、ヒマラヤスギは実は杉ではなくて松の仲間で今の季節には写真のような見事な松ぼっくりができます。この松ぼっくりは成熟すると崩れて頂部がバラの花の形に残り、「シダーローズ」と呼ばれているそうです。亡くなった連れ合いもこの松ぼっくりを見つけると喜んで拾っていました。今夜は「知る人ぞ知る」存在の松ぼっくりの写真二枚をアップして#写真師の新カメラ日記更新しました。ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそ...杉の木に松ぼっくり

  • 雨と雫と薔薇の花

    [雫の中にも薔薇]昨日5月13日のフェイスブックにアップした「初夏薔薇に雨」に引き続きブログでバラと雫の写真第二弾になります。雨は小雨だったのですが、自分は濡れてもカメラやレンズが濡れないように傘を持ちながらのマクロ撮影。フィルム時代にはとてもむつかしい撮影でしたが、デジタルカメラの機能の進歩で私でもご覧のような写真が撮れる時代になりました。バラの花びらについた雫の中にバラの花が映り込んでとても綺麗でした。[雫のアーチ]茎についた雫がバラの花を取り込みながらアーチを描いています。[黄色い薔薇に真珠のような雫が]黄色のバラを宝石のように輝く雨の雫が飾っていました。これから雨の日はバラ園での雫遊びが楽しみになりました。雨降るバラ園で遊んだ写真三枚をアップして#写真師の新カメラ日記更新しました。ブログで公開した...雨と雫と薔薇の花

  • コウノトリの雛たち

    [留守番もできます]野鳥シリーズでおなじみの河北潟で育っているコウノトリの雛、4月29日のフェイスブックで雛は3羽としたのですが識別できるように育ったいま、数を数えると4羽のようです。前回までは親鳥が付きっきりで世話をする様子でしたが、もう雛たちだけでお留守番ができるようになっていました。[御飯ですよ]そうこうしているうちに口ばしに何か餌を咥えて親鳥が帰ってきました。食欲旺盛な雛たちのために親鳥たちは餌の確保に終日出ずっぱりのようです。[餌をもらいながら]親鳥から餌をもらったり、巣の掃除をしてもらいながら雛鳥たちの親鳥に甘えてる様子がよくわかります。この後すぐに親鳥は餌を探しに飛び立ち、またしばらく4羽の雛たちでお留守番です。昨年は二羽が巣立ちしましたが、今年は4羽がなにごともなく巣立ってほしいと思います...コウノトリの雛たち

  • ユリノキの花咲く

    [百合の花のように]近くの咲き始めた#富樫バラ園のバラの花を撮ろうとカメラ片手に歩いていると、途中の児童公園で頭上から何か見られているような気がして見上げると可愛い花が顔をのぞかせていました。その花の姿から英名で「チューリップツリー」とも呼ばれている「ユリノキ」の花です。[青空に映えて]花言葉は「見事な美しさ、幸福」だとか、木蓮の仲間で背が高く大きな葉のなかで咲くためになかなか人の目に触れない「知る人ぞ知る」という存在になっています。秋にはその立派な木の姿と紅葉が一段と引き立ち、街路樹や学校公園でもよく使われているのでこの季節のかわいい、すてきな花言葉を持つ花の姿も探してみてくださいね。[蕾はこうでした]一週間ほど前はこんな蕾でした。ほとんど葉に同化して見つけられなかったのですが、わずかの日にちで黄色のチ...ユリノキの花咲く

  • 旅鳥 夏鳥 留鳥

    [旅鳥チュウシャクシギ]初夏のような暑さを感じるゴールデンウィークの河北潟。田植えも始まり、早苗が揺れ始めた田の畔でこの季節特有の旅鳥、シギの姿がありました。湾曲したくちばしが特徴の大きめのシギ、旅の途中で一休みのために立ち寄った「チュウシャクシギ」でしょうか。あぜ道を歩きながら餌を探していたようで、ときおり水田に降りて長いくちばしで泥田をかき混ぜたり畔を掘り返して餌を探していました。(写真の野鳥は、もしかすると姿かたちが似た旅鳥の「ダイシャクシギ」かもわかりません)[もう巣立ち?子ツバメ]先日姿を現してくれたと思っていた夏鳥の燕が盛んに飛び交っていたので、頭上の電線を見ると親鳥の運んでくる餌を待つ子ツバメの姿がありました。野鳥の子育ての季節とはいえ、もう巣を出て安全な電線に留まれるほど飛べるようになった...旅鳥夏鳥留鳥

  • ガラス細工のように美しい花

    [清楚な人]話に聞いて一目見たいと願っていた「清楚な人」という花言葉を持つ山野草との出会いがありました。名前は「サンカヨウ」漢字では「三荷葉or山荷葉」、荷葉はハスの葉という意味でハスの葉と葉の姿が似ているところからついた名前だそうです。[自由奔放]濡れると花弁が透明になるはずなのに雨が降っても透明になったりならなかったりする珍しい花です。同じように濡れたとしても条件が揃わなければ美しく透き通った姿を見せてくれないところから「自由奔放」という花言葉がついたようです。だからなおさらその姿に出会えると嬉しくなります。そういう意味では確かに人の心など気にせずふるまうところが余計に魅力的な花ですね。[幸せ]この珍しい可愛い花と出会えただけでもうれしいのですが、その花がガラス細工のように透き通った美しい衣装をまとう...ガラス細工のように美しい花

  • 雲雀 もはや〈珍鳥〉?

    [ひばり]なんともたくましい脚や腿を見せながら慌てて移動していく小鳥と出会いました。ことしもやって来てくれたのですねぇ、「ひばり」です。いつもは空で囀る姿しか見ないのですこし驚きました。[希少種に]スズメや燕と並んで人の生活圏でよく見られていて、子供たちの遊び相手としても親しまれているひばりです。ところがいつの間にかその姿や鳴き声と接することがほとんど無くなったことに気が付きませんか。すでに東京、福島、山口、千葉、神奈川などの都県でレッドリストの指定を受けているそうです。[愛らしい野鳥]いつでも出会える愛着のある小鳥としていつまでも出会える野鳥であって欲しいなどと考えているうちに足早に農地に向かい、姿を消しました。河北潟干拓農地で今年初のひばりとの出会いの写真三枚をアップして#写真師の新カメラ日記更新しま...雲雀もはや〈珍鳥〉?

  • 藤色に包まれ

    [藤棚の家]少しご近所にカメラ散歩をと、めったに歩かないかつての農家などが残る道を歩いていると突然見事な藤棚に囲まれたお宅に出会いました。すてきな色と香りに包まれながらレンズを向けました。[玄関は藤のすだれが]写真を撮らせてくださいと声をかけようと藤の花のすだれをくぐって玄関に回ったのですが、お留守のようだったのでそのまま写真を撮らせていただきました。それにしてもときには通る道だったのですが、まったく気にもならなかったところで出会ったすてきな藤棚の花の見事さに感動の光景でした。[今を盛りに]まだ花弁はほとんど散っていなかったので、ここ数日で満開を迎えたのでしようね。カメラを構えていると通りかかった自転車の方もゆっくりと花を見上げながら通り過ぎていきました。私のブログでは珍しい縦位置の写真ばかりになりました...藤色に包まれ

  • 思わぬところで

    [エンレイソウ]金沢市南部の山里は竹の子の名産地、手入れの行き届いた竹林では雪解けとともにカタクリなど野の花に彩られます。早春の花の季節は終わり、今は竹の子を堀る農家の方たちの声が聞こえてきます。そんな声を聴きながら林道の脇を見ると昨年は見かけなかった場所で「エンレイソウ」の花が目につきました。[延齢草]漢字ではとてもおめでたい名前になり、その花言葉は「奥ゆかしい美しさ、叡智」だとか。大きな三枚ほどの葉っぱの真ん中から出た茎に小さな花一つ。初めてこの花を見つけたときはなんとも不思議な気持ちになりました。エンレイソウは昔から胃腸薬の薬草として使われ、そのおかげで命永らえたというところからこの名前がついたと言われています。この写真を撮った場所は冬の小さな雪崩で崩れた斜面の下部で見つけました、地表の環境が変わっ...思わぬところで

  • 旅の途中で

    [貴婦人と呼ばれる野鳥]田植えの支度が始まり水が張られた田んぼに見慣れない野鳥がいました。スマートな身のこなしとすらりと伸びた足をチャームポイントとしてバードウォッチャーに人気のセイタカシギです。冬鳥でもなくて世界を股にかけて移動する旅鳥で河北潟にはこの季節に時折姿を現す珍しい野鳥です。[シギの仲間で絶滅危惧種]一枚目とは別の個体で、二羽で採餌をしていました。田んぼの横の道路に止めた車の中から見ていましたが、その美しさに思わずため息が出そうでした。彼女(彼氏?)たちは車から少し離れるとカメラを持つ私などは気にもかけずに次の移動のための体力回復のための食事に集中していました。国際保護連合のレッドリストでは絶滅危Ⅱ類に指定されています。[水辺の貴婦人]その美しさから水辺の貴婦人と呼ばれる珍鳥の「セイタカシギ」...旅の途中で

  • 足元の春

    [誕生花]一日遅れですが、4月16日の誕生花は写真の「マムシ草」だそうです。花言葉は「壮大、美しさ、炎のような情熱」と思いがけないほど立派な言葉がつけられています。いま草原などで蛇が鎌首をもたげたような不思議な花か茎かわからない姿の花を見かけることがあります。私が写真を撮り始めたころの手引書などにはよくマムシグサが載せられていました。比較的簡単に見つけることのできる撮影対象で不思議な形状と魅力的な色合いがお手本として使いやすかったのでしょうね。私も暖かくまなった春の野原で、よくこの花を撮影していました。[ほうばの子]野遊びしていた幼児の手を開くと、くしゃくしゃになって生暖かい土筆が一握り出てくることがよくあります。私のふるさと香川県では土筆のことを「ほしこ」or「ほうしこ」と呼んでいました。私も小さなころ...足元の春

  • 波打つ桜道

    [液状化現象の痕生々しく]元旦の能登半島地震から4か月半、震源地からは遠く離れて金沢市も含む能登半島入り口にあたる河北潟の桜並木。例年なら約9キロも続く桜のトンネルとなる2車線のドライブコースとしてたくさんの人たちが楽しむ桜道です。でも現在は地震による液状化現象の傷跡が露わに残り、御覧のように路面は割れたり盛り上がったりで通行止めや危険標識が目立っています。[内灘町から9キロ続く桜並木]潟の岸辺を彩り内灘町から9キロ先のかほく市に至る桜並木、のどかで美しい風景です。昨年までは、この二車線の桜のトンネルを家族連れのファミリーカーが行き交い楽しんでいましたが・・・。一枚目の写真で見るように、美しい風景が悲しく感じられています。[コウノトリ雛の誕生]ただ嬉しい話題もありました。この桜道の近くで昨年に続いて四月の...波打つ桜道

  • 花言葉 何も求めない

    [翁草]かつては白山を源として加賀平野を潤し蛇行する大河「手取川」の岸辺に多く見られ、いまは絶滅危惧種の「オキナグサ(翁草)」を保護植栽している公園で見てきました。昨年はまだ「要介護2」、ゆっくりなら歩けたつれあいと「来年も楽しみだね」と話しながらこの花を見た時のことがよみがえります。[口あかく咲く・・・]斎藤茂吉の歌に「おきな草口あかく咲く野の道に光ながれて我ら行きつも」という短歌があります。茂吉の母の葬列の時に詠んだ歌だといわれています。春とはいえ肌寒い北国の雪解けしたばかりの野原で「口あかく咲く」花と「死」の鮮烈なイメージが心に滲みた日でした。[翁草とたんぽぽ]せっかくの春の花々の写真をアップしたのに・・・。なんだか暗いコメントになってきたので「幸せ」という花言葉も持つタンポポを添えた写真もアップし...花言葉何も求めない

  • 野鳥の春

    [ジョウビタキ♂]山里でのバードウオッチングは草木の繁る前のいまが最適の季節。早春の草花を撮ろうと出かけた山里で出会ったジョウビタキです。比較的出会いやすくて美しいのでバードウォッチャーの人気が高い野鳥です。ただ私には出会うことも撮ることも難しい野鳥ではあります。[巣作りは大変]多くのサギたちが子育ての場としている林が木の伐採などで変化したためか今シーズンは巣作りが遅れているようです。巣作りの材料を集めるのは主に雄の役割で、雌は集まった小枝などを子育てにふさわしいように組み合わせて巣を完成させることに懸命なようです。そろそろ産卵の季節、アオサギのペアは産卵に間に合うように必死の時間が続きます。[ドラミングの音に]頭上にキツツキが餌を探すドラミングの音が響きました。目を凝らして探してみると遠くの木の枝で動く...野鳥の春

  • 早春の里で咲く

    [ショウジョウバカマ(白花)]数年前に主のいなくなった山家の庭だった場所で純白のショウジョウバカマが咲きました。大切に見守り育成していたご主人の苦労話を聞いたこともあるのですが、残念なことに今では荒れ果てた土地になっています。大変珍しいものですので来シーズンも出会いたいと思いながらレンズを向けました。[エンレイソウ]和名は「延齢草」、その字の通り種から開花まで10年という長い期間がかかるところからついた名前との説もある草花です。私にとってはとても珍しく感じる花が思わぬところで咲いていてうれしい思いでレンズを向けたひと時でした。[小さな雪渓?]ショウジョウバカマやエンレイソウが咲き始めたところの近くで小さな雪渓のように見える残雪が面白い形を見せてくれていました。ほの暗い穴の中ではおいしそうなフキノトウの蕾も...早春の里で咲く

  • 大物ゲット

    [大魚獲りました]漁の名手として知られるミサゴ。空を見上げるととても重そうに魚を運んでいた大型の鷹、ミサゴが近くの電柱で一休み。魚の産卵が始まり鯉やフナなど大型魚が河北潟の岸辺に来たのを獲ったのでしょうか。すでに頭部はおなかに入ったのでしょうか、頭部はなくてこれだけの大きさなのでよく水中にひきづりこまれなかったものだと思います。[さてどうしようか]獲物が大きくて鋭い爪にかけて思案に暮れているようですが、おそらく卵を温めながら巣で食べ物を待っている雌のもとまで重くても運ばなければなりません。途中でこのエサを狙うカラスや鳶を避けながらの移動になります。[獲物を届ける]しばらく休んで体力をつけたのでしょうか、両足の爪でしっかりと魚を確保して飛び立ちました。河北潟干拓地農地の電柱で休息のミサゴの写真三枚をアップし...大物ゲット

  • 山里 足元の早春

    [キクザキイチゲ]雪が消えたばかりの山里、足元をよく見ながら歩いていると小さな春を知らせる花たちが立ち上がり始めていました。キクザキイチゲです。花言葉は「静かな瞳」「追憶」[ネコノメソウ]花言葉は「謙虚」「誠実」「気まぐれ」だとか。面白い名前ですね、実のできた時のシルエットが猫の目に似ているということからつけられた名前のようです。雪解け水が流れ出しているあたりによく咲いていますが、たいていは花とは認識されずに単なる雑草とみられることが多いとおもいます。でもよく見ると魅力的な顔をしていると私などは思いながらカメラを向けています。[開花前の]最初この花を見たときは「ホウチャクソウ」だと思ったのですが、葉の姿を見るとどうも開花前の白い「キクザキイチゲ」のようです。朝露を纏っていました。雪が消えたばかりの早春の林...山里足元の早春

  • 決定的瞬間 ヘラサギ

    [シャッターチャンス]ヘラのような゛大きなくちばしから雫を垂らしながら正面からカメラを見つめる#ヘラサギです。春を迎えて冬鳥でにぎわった河北潟干拓地の蓮田にまだ残って餌を探していたヘラサギにカメラを向けました。この冬は潟の湖面ではなく加賀レンコンの田で#クロツラヘラサギも混じった10羽ほどが冬を越して、ちょうど故郷への旅立ちを迎えています。そのうちの一羽がうれしい表情を見せてくれました。春の河北潟干拓地農地に残っていた#ヘラサギの写真をアップして#写真師の新カメラ日記更新しました。ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー決定的瞬間ヘラサギ

  • タゲリとホシムクドリ

    [ホシムクドリ]もう姿を消しているだろうと思っていた冬鳥、ホシムクドリ10羽ほどがムクドリの群れの中にいました。宇宙に散らばる無数の星を身に着けたような美しい野鳥です。[故郷は見えるかな]ホシムクドリが木の枝にとまって能登半島地震に痛めつけられた河北潟や内灘町の方向を見やっていました。彼の眼は間もなく旅立つ目的の地、日本海の先にある故郷を見ているのかもしれませんね。[タゲリ]早く河北潟周辺の干拓農地に姿を現す冬鳥です。大集団で田んぼの土を踏んでエサを探し、突然一斉に飛び上がりカラフルな衣装で見事な群舞を披露してくれる冬鳥です。ただ空で飛ぶ姿は目立つのですが地上ではなぜか見つけにくい不思議な冬鳥です。この美しい冬鳥とも間もなくお別れです。春を迎えてコハクチョウをはじめとする野鳥が去りさみしくなった河北潟干拓...タゲリとホシムクドリ

  • ブログ「写真師の新カメラ日記」卒業と新しい始まり

    1970年からパートナーとして、同志として54年近く支えあい、寄り添ってきたつれあいが12日に世を去りました。元旦の能登半島地震の衝撃に続き20年ほど続いた老々介護の最後の看取りとなったここ一ヶ月はほとんど写真を撮ることもネットに投稿するという余裕のほとんどない日々でした。そろそろネット投稿も卒業かなとも思いましたが・・・・。でもこのままでいいとは思えない深刻な社会状況は続いています。私自身も八十路に足を踏み入れて2年、体力も知力も衰えてきています。このブログは日本共産党が何をしようとしているのか、何を目指しているのか、そして私のような普通の共産党員が職場・学園・地域でどんな暮らしや活動をしているのかを多くの人たちに知ってもらおうと始めたブログの投稿でした。どこまで続けられるかわかりませんが、そんな私の思...ブログ「写真師の新カメラ日記」卒業と新しい始まり

  • 美しい水鳥 ミコアイサのペア

    「ミコアイサ羽の色も少し春の色」#能登半島地震の被災地でもある河北潟干拓農地の水路でミコアイサ(♂)を見ました。もう仲間たちは北の国に帰り始めているというのに、まだこの地に残っていたのですね。あの美しい純白の冬毛が少し春の兆しの色を帯びてきていました。[ペアで仲良く]少し地味な色合いの水鳥が美しいミコアイサに寄り添うように波立つ水路を川上に向かって進んでいます。これまであまりカメラに収めていなかったメスのミコアイサです。このペアはおそらく数日の間に日本海を越えてユーラシア大陸に向かうのでしようね。ペアの二羽が無事に北の国に行き着けるよう願いながらの野鳥撮影でした。わが連れ合いは緊急入院から一か月、これまで病棟センターからすぐ見える部屋でしたが一昨日、少し離れた四人部屋に移りました。病状が少し安定してきたこ...美しい水鳥ミコアイサのペア

  • 雪解けの林 花と卵塊

    今日は緊急入院から二週間経過のつれあいの現況報告。一時は最悪の事態も覚悟したのだが病状もだいぶ落ち着いて、私もようやく緊急連絡用の固定電話の近くから少しは離れる余裕も出来てきました。[早春の花#オウレン]雪解けの始まる林で一番最初に姿を見せる直径1センチほどの小さくて白く可憐な「オウレン」の花です。花言葉は「変身」「胃腸をお大事に」という花言葉でもわかるように薬草としても知られています。[#クロサンショウウオ卵塊]林の近くにある小さな泉に白いゆで卵のようなものが浮かんでいました。この地域に生息する小型の山椒魚「クロサンショウウオ」の卵塊です。一つの卵塊には20-80個の卵があり、4・5週間で孵化します。準絶滅危惧種に指定されているようです。[#二ホンアカガエル(?)の卵]クロサンショウウオの卵と同じ小さな...雪解けの林花と卵塊

  • 春一番 紅梅・白梅・蝋梅

    金沢で「春一番」が吹いた昨日、少し時間が取れたので市内の早咲きの梅を撮ってきました。ここ数ヶ月は心の余裕がなくて「花」にカメラを向けることも少なかったので、いい気分転換になりました。[紅梅]春になると金沢市内では兼六園と並んで早めに開花する卯辰山梅林。今年も春一番の時折吹く強い風に枝を震わせながら紅梅が咲き始めていました。毎年の春の到来を私が感じる梅林の紅梅です。[白梅]同じ梅林には白梅も咲いていました。本格的な開花はまだまだ先になりそうですが、薄日の中で紅梅に負けじと花びらを広げてつれあいや私に「がんばれ!がんばれ!」と呼び掛けてくれているように感じました。[蝋梅]道路わきの寺院の塀際で大きな「蝋梅」が見事に咲いていました。そろそろ花期も終わりに近づいている花ですが・・・。うれしい咲き具合でした。三日前...春一番紅梅・白梅・蝋梅

  • 能登河北潟 被災地と野鳥

    2024年元旦に発生した震度7強という大地震から一ヶ月余、その衝撃もあってブログの更新も出来ないまま2月に入ってしまいました。テレビ画面の上下や左右には現在も地震の被災状況や救援施策などを知らせるテロップがエンドレールとして流れ続けています。大切な情報だとはわかりつつも、無残な傷口を見せつけられるようでついついリアルな画面から目をそらし録画やユーチューブなどに画面を切り替える日々が続いています。[珍鳥#ヘラサギ二種が]写真は2月初めに出かけた河北潟干拓地、レンコン畑の畔で見つけた#ヘラサギ#クロツラヘラサギが鷺の群れに交じって採餌をしていた姿です。ヘラサギが河北潟周辺に冬鳥としてやってくることは知っていたのですが、干拓農地で二種同時に見られることはめったにないことだと思います。二種とも絶滅危惧種として指定...能登河北潟被災地と野鳥

  • 2024年が明ける

    パレスチナの「ガザ」やロシア侵攻の「ウクライナ」各地で激しい戦闘や侵略行為が続くなかでの2024年の幕開けです。国内では金権自民政治による混迷のなかで、とても「おめでとう」とはいえないお正月になりました。でもネットでコメントをやり取りしているお二人の記事を「赤旗日曜版」の元旦号で見てうれしくなりました。一人は私より年長の元教師の方が「兄の遺骨返せ」として1946年、戦争が終わってからの戦病死したお兄さんのことを書いていました。もうおひとりの方は「特別障害者手当で大助かり」という特集記事にパーキンソン病で要介護4のつれあいさんの症状が「赤旗」記事のチェック項目にすべて当てはまると粘って申請し手当を勝ち取ったことが記事になっていました。2023年は、私のつれあいが二度目の脳梗塞でそれまでの要介護2から一気にレ...2024年が明ける

  • 野狐発見

    [農道の狐]今朝の金沢は積雪で駐車場の車を雪から掘り出すことから「日常」が始まるほどになっています。本来なればその雪のようすをアップしなければ、とは思いましたが家周りの除雪で写真を撮ることもままなりません。河北潟も積雪となっているようですが・・・、降雪前の晴れ間に撮った野狐の姿です。農道を獲物を探す野狐の姿を見かけました。[見つけた?]突然田んぼの畔際に鼻を擦り付けるようにしてあたりを注意深く見まわしました。なにか獲物の気配を感じたのでしょうか。[いやだな・・・]私の気配を感じたのでしょうか「あれっ」とこちらの車を見つめました。田んぼ二枚ほど隔てている遠くの道路から見ていたのですが、カメラに気づいたようで二番穂の生えた田んぼに入り込んでしばらく隠れていたのですが、眼を離したすきに二番穂を揺らしながら姿を消...野狐発見

  • 能登夕景 冬の海

    [赤いカーテン]能登半島の冬の海と言えば白く泡立ち押し寄せる荒波をイメージする方が多いと思いますが・・・。雲にさえぎられた水平線に落ちようとする夕陽が海面近くの雲を染めて真っ赤なカーテンのように広がっています。場所はなぎさの砂浜がドライブウエーになっている能登千里浜海岸です。[沈む陽が染める]雲に阻まれて「夕陽」は見えなかったものの、水平線の向こうからの照射で見事な夕景が見えました。[夕景砂浜と波]ご存じの方もあると思いますが、能登千里浜は海岸の砂浜がドライブウェーになっていてオートバイから大型バスまで多くの車がなぎさを走っています。この写真はその砂浜の車道に車を止めて写した夕景写真です。ときにはこんなすばらしい夕景を見せてくれるドライブウェーですが、荒れる日の多い冬は通行止めが多いので来られる方は気をつ...能登夕景冬の海

  • コハクチョウ来訪 河北潟

    [コハクチョウ冬鳥のシンボル]河北潟の冬鳥の象徴ともいえる「コハクチョウ」がやってきました。10月末ごろから少しづつ姿を見せていたのですが、いずれも移動の途中だったのかすぐ姿を消していました。21日に行ってみると本格的に幼鳥も多く連れた群れが地元の農家の方たちが残した二番穂の実る田んぼにやってきていました。[越冬本隊のようです]この日は3から4グループに分かれての合計約400羽ほどが見られました。能登半島の入り口となる金沢市や津幡町、かほく市、内灘町などの4市町にわたって広がる河北潟干拓農地は稲刈り後は二番穂を残す田んぼが広がっています。ところどころに水が張られた田が寝場所となり、すぐ近くに餌場があるこの地域はコハクチョウたちの絶好の越冬地となって秋から春にかけての子育てや休養地となっています。[長旅の疲...コハクチョウ来訪河北潟

  • ご近所で見る秋の花たち

    [ホトトギス]野鳥ではなくて[秘めた意志]という花言葉を持つ花の「杜鵑草(ホトトギス)」です。郵便ポストからの帰り道で夕方の寒くなり始めたご近所の庭で咲くこの花と出会いました。夏から初冬のころまで咲くユリ科の花で、斑点の模様が鳥のホトトギスの胸部の模様に似ていることから杜鵑草(ホトトギス)という名前が付けられたようです。[シロホトトギス]同じお庭に「シロホトトギス」も咲いていました。自然の中ではほとんど見かけることがないので園芸種として開発されたのでしょうか、清楚で美しい花でした。[カサブランカ]また違ったお庭では今年の異常気象の影響でしょうか、夏から秋に咲く百合の女王といわれる豪華な大輪「カサブランカ」が咲いていました。少し盛りを過ぎたようですが、十分に道を通る人の目を引き付ける存在感を放っていました。...ご近所で見る秋の花たち

  • 「大文字草」という花

    [のびやかに]私の好きな歌人がこの花を詠っています。『のびやかにこころのままに居たい日の想いのままの大文字草鳥海昭子』秋が深まると金沢市南部の山里の谷川の橋を渡った湿った崖の斜面で春先に咲く「ユキノシタ」に似た「大文字草」が咲きます。先日ほんの少しの時間でしたが橋を渡ってみると今年も大手を広げ、支えあうようにこの花が咲いていました。[フリーダム(自由)]「自由」はこの花につけられた花言葉でもあり、私が夢中で読んだ詩集に記された「フリーダム」という言葉。詩集の内容はもちろんそのゴツゴツとした語感から伝わってくる自由を求めて闘った詩人の思いがいまも残っています。[岩肌に咲く]夏までは草も生えなかった岩肌の窪みにしっかりと根を張って茎や葉を増やして可憐な花を咲かせる。風雨に流されないように小さな花たちが互いに腕...「大文字草」という花

  • 冬鳥の季節に

    [マガン(真雁)]冬鳥の渡来が始まった河北潟、コハクチョウはまだか?と出かけましたがまだコハクチョウの姿はなくて帰路につくと稲刈りの終わった田でマガンの姿が・・・。[雁が飛ぶ]竿や鍵の形の群れになって飛ぶときにつくる隊列「雁行(がんこう)」はよく知られていますが・・・、数十羽で餌場となる田んぼへ降りてきました。[長旅の疲れを癒す]舞い降りた田んぼの二番穂の味を確かめるように数羽の家族がゆったりと移動しています。地元農家の方たちが残した二番穂を長旅の疲れを癒すように食べているのを見るとホッとします。河北潟干拓農地も海岸近くとはいえ数十センチの積雪も珍しくない雪国です。海を越えてやって来た野鳥たちの越冬が無事に終えて春の北帰行を迎えるように願うひと時でした。冬鳥たちの渡来はまだかと河北潟へ、大型の冬鳥「マガン...冬鳥の季節に

  • 色づき始めた医王の里

    [気になる樹]金沢市民の人気あるスキー場近くの「医王の里」に私が、樹の幹の形に惹かれて毎年のように訪れるイロハモミジの樹があります。ようやく色づき始めたところでしたが今年も見事な紅葉を見せてくれそうです。ただ私はよい時期に行けるかどうか・・・、でも嬉しい再会でした。[青空に映えて]撮影したのは写真撮影には最も適しないといわれるお昼でしたが、晴れた青空が色づいた赤色とまだ色づかない青モミジのコラボを演出してくれていました。[もうすぐ見ごろでしょうか]医王山の山肌はカエデ類の樹が少なくて、赤く色づく「紅葉」というより一般的な落葉樹がつくり出す「黄葉」の多い景観になります。さまざまな色が織りなすこの山の秋も捨てがたいものがあります。もうすぐ秋色で染まる医王山になりますね。少し時間が出来たので久しぶりの医王の里、...色づき始めた医王の里

  • 秋深く

    [白色秋海棠]浅野川をはさみ金沢城や兼六園と向かい合う位置にあり、金沢市民に「向かい山」と呼ばれ愛される卯辰山公園に行ってきました。春から秋まで季節それぞれのかわいい花などが見られる山野草園へのカメラ散歩でした。[白く浮かぶ]卯辰山公園の車道脇の小さな山野草園には鮮やかなピンク色の秋海棠ではなくてほの暗い園内で控えめに立つ白色秋海棠が咲き残っていました。[ヤブラン]白秋海棠の花の近くで背伸びしてのぞき込むような姿の薮蘭がありました。花ではなくて、もう艶やかな実がついているようで、実は「ムラサキシキブ」とよく似ています。卯辰山公園の山野草園へ久しぶりに行ったのですが花は少なかったものの、めったに見ることのない花と実を静かに楽しむことが出来ました。はや10月下旬を迎えて秋は深まり少し寂しくなった初秋の花の写真...秋深く

  • 山の仔の秋

    [猪の仔]「うり坊」と呼ばれる幼少期は過ぎたものの、まだ幼さの残る仔猪と出会いました。少しのんびりした性格なのか、家族で移動中だったのですがなぜかこの仔だけが林道でこちらを向いてくれました。雪の多いこの山里で厳しい冬を越すと独り立ちすることになります。[家族のもとへ]母親や家族の飛び込んで行った草むらに向かいましたが、やはりのんびりと歩きながらでした。私にとっては撮影のチャンスをくれた好ましい性格の仔でしたが・・・、さてさて無事に冬を越して春を迎えることが出来るのでしようか?なんだか心配になるかわいい仔との対面でした。[カラフルにマムシグサの実]イノシシ家族が消えた草むらにカラフルな草の実がありました。ご存じでしょうか、春の草むらの中でヘビが鎌首をもたげるような姿を見せる「マムシグサ」。春にはそのユニーク...山の仔の秋

  • 兼六園も秋

    [ススキとモミジ]金沢市の名勝「兼六園」の霞池にも秋の気配が深まってきました。ことじ灯篭近くのススキも穂を出し、池のほとりのモミジが色づき始めました。紅葉の見ごろは11月に入ってからになりますが、霞池に映り込むほのかな紅葉もなかなか捨てがたく、ススキの白との組み合わせで池の彩りが目を惹きます。[霞池]はやく紅葉したことじ灯篭横のもみじ葉越しに見える蓬莱島の色づき始めたモミジも映り込む静かな霞池。賑やかで華やかな紅葉シーズンの前のこんな風景も好きな私です。これから渡ってくる珍しい冬の野鳥たちが立ち寄り、ひとやすみする姿も見えるかもしれません。兼六園は知る人ぞ知るバードウオッチングのスポットにもなっています。[山茱萸(さんしゅゆ)の実たわわに]今の季節は、兼六園の入り口「桂坂口」から霞池に向かう途中に姫林檎の...兼六園も秋

  • 曼殊沙華と秋の雲

    [燃える秋]猛暑の影響か、遅れていた曼殊沙華の開花が始まりました。金沢市内の田んぼの畔に咲く紅白の曼殊沙華を撮りに行きました。10年ほど前には畔に紅白の帯のように咲く見事な曼殊沙華の花でしたが・・・。随分寂しくなっていますが、それでも季節になれば燃えるように秋を彩っています。[想うはあなた一人]赤花を背景に白色の曼殊沙華が咲いていました。白色の花の花言葉は「また会う日を楽しみに想うはあなた一人」だそうです。深い意味が込められているようで、しみじみと眺めてしまいます。[天高く]曼殊沙華の咲く田んぼの向こうの空は吸い込まれそうな青い秋空が広がり、アキアカネも飛び交っていました。青空を遮るような巨大な白い雲が背を伸ばしていました。秋空と曼殊沙華の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。ブログ...曼殊沙華と秋の雲

  • 蝶とキバナコスモス

    [カラスアゲハの秋]夏の終わりと秋の始まりを感じる山里の畑の一角で揺れるキバナコスモス。大型のカラスアゲハ蝶が吸蜜のために花の周りを盛んに舞っていました。夏の初めから姿を現していたカラスアゲハは自慢の羽も傷ついていますがまだまだ力強い飛翔の姿で私を力づけてくれます。[キアゲハ蝶]同じキバナコスモスの花々を目指してキアゲハ蝶もやってきました。まだ花の少ない秋の山里ではキバナコスモスの群生はチョウたちにとっては魅力いっぱいなのでしょうね。[ヒョウモンチョウ]キアゲハ蝶に続いてヒョウモンチョウもやってきて花の蜜に夢中です。10年ほど前には金沢周辺ではめったに見かけなかったヒョウモンチョウも温暖化の影響でしょうか、ごくふつうにみられるようになりました。今夜は山里の秋を彩る写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記...蝶とキバナコスモス

  • 山里で秋を楽しむ

    [秋の山里]介護する側とされる側、どちらもストレスのかかる日々ですが楽しく過ごさなければと秋の山里へしばしのドライブデート。つれあいは8月の退院以後は車椅子生活となりましたが、今日のさわやかな秋日和に誘われて二人で近くの山里に秋を見つけに。[車窓から花をめでる]「障害者手帳一級」のうえに今月から「要介護5」という勲章を加えた連れ合いですが、8月退院後初めての私とのドライブデート。車から降りることはできなかったものの、ようやく咲き始めた大好きなヒガンバナを手に車窓から花や蝶など山里の秋を楽しんでいました。[ヒガンバナ]「情熱」「再開」「思うはあなたひとり」などの花言葉も持つヒガンバナ。夏の暑さのためか花期が少し遅れていましたが、私がよく訪れる山里でようやく咲き始めました。もう一週間もすると、この里でも見事な...山里で秋を楽しむ

  • 自生する秋の木の実

    [マタタビの実]「猫にマタタビ」という言葉で「マタタビ」という名前は知られていますが、その木や果実はほとんど知られていないと思います。わたしも可憐なマタタビの花は知っていましたが、その実を自分の目で確認したのはずいぶん後でした。あるいはお酒好きな方はこの実で作った「マタタビ酒」で知る方はいるかもしれませんね。[アケビの実]とろりとほのかに甘いアケビの実です。マタタビと比べて、こちらは季節になると果物屋さんでも見られるのでよく知られていると思います。[自生するアケビを見る]アケビは人だけでなく動物たちにも大人気なので熟すまで自生する蔓に残る実を見ることは本当にまれです。この写真くらいに成長するとやがて姿を消してしまいます、人が採るのか動物が食べるのかよくわかりませんが・・・。いずれにしても、秋の実りは人知れ...自生する秋の木の実

  • 渓流の滝

    [名もない滝に惹かれ]私の主要なフォトフィールド、金沢市南部丘陵は金沢市の主要な水源として豊かな水をたたえるダムを中心にした農林業の地域であり多様な動植物が暮らす山里となっています。そのダムにつながる多くの渓流には無数の小さな「滝」とは呼べないような小さいけれど美しい滝があります。そのうちでも私が一番好きな「滝」がこの小さな落差を流れ落ちる渓流の滝です。[夏は深緑の合間から]上と同じ滝を縦長に写してみました。春はまだ残る雪を穿ちながら、秋は紅葉の合間から流れ落ちる岩場で運が良ければ珍しい野鳥「カワガラス」の漁のようすも覗えることもあります。[感謝💛]いえ「感謝」は花言葉ではなく、いつも当ブログを見ていただき「いいね」「応援」「続き希望」「役立った」などのリアクションやコメントで当ブログを力づけてくださる皆...渓流の滝

  • 河口から見る夜明け

    [犀川河口夜明け前]遠く北アルプスの峰々が焼け始めた朝空の下に見え始めました。金沢市犀川河口の川面も茜色が映り込み、夜明けのドラマが幕を開け水鳥たちも動き始めます。[テレビ塔の間に剣・立山]河口近くにある民放のテレビ塔二本の間に北アの主峰、剣岳と立山が朝焼けの空を背景にどっしりと座り込んでいるように見えます。[河口も茜に染まる朝]間もなく日の出を迎える犀川の河口では、空の茜雲が降りてきたように美しい姿で夜明けを迎えようとしていました。すてきな夜明けのドラマの一幕に参加したようなひと時でした。朝焼け空が美しい季節、犀川河口の夜明け写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。ぎゃらりーたちば...河口から見る夜明け

  • ストリートダンス

    [ストリートダンスがストリートダンスだったころ]私が本格的にカメラを持ったころから被写体の一つとして追っかけたのが「ストリートダンス」の若者たちでした。今でこそオリンピック種目としても取り上げられ、ダンス教室の多くで子どもたちも習うメジャーな存在となっていますが・・・。2007年撮影のこの写真は小さな町のイベント会場に通じる路上でその技を披露する若者たちです。指導者も少なかった時代に自分たちで工夫した技や踊りを披露していました。[若さという逞しさ]カメラを構えながらまだ日本で「ストリートダンス」という文化が十分国民に受け入れられていなかった頃の若者たちの「エネルギー」と「逞しさ」を感じる時間でした。私がこのダンスと出会った最初は50数年前に名古屋で働いていたころビルの照明で少し明るくなった場所で体操競技の...ストリートダンス

  • スキー場 すすき原

    [山寺とススキ]金沢市内、医王山麓のスキー場ではもう「すすきが原」状態に穂芒が広がっています。恋心四十にして穂芒尾崎放哉この句は私の故郷、香川県小豆島で墓守として世を去った自由律俳人「尾崎放哉がすすきを季語として詠んだ一句です。どちらかといえば地味で暗い人生のイメージがある放哉がススキを季語として中年の恋心を詠った句として私の心に残っている作品です。[小さなスキー場はすすき原に]金沢市民に親しまれている市内の小さなスキー場ではもうススキが穂を出しています。風の芒の父の顔栗林一石路こちらは戦前のプロレタリア俳句運動から戦後の新俳句連盟創設など1961年に没するまで平和・社会運動に俳人としてかかわり続けた栗林一石路(くりばやしいっせきろ)の句です。私の父も亡くなった時には棺を親族やご近所の人たちに担がれ枯れス...スキー場すすき原

  • 晩夏 元気なトンボ

    [飛ぶチョウトンボ]姿を現しはじめてから約1か月半、そのユニークな姿と飛ぶ姿でファンの多い「チョウトンボ」。さすがに羽を傷つけている個体も多くなってきましたがテリトリーの確保に飛び交う姿は、まだまだ元気です。[ひとやすみ]なわばりを一周するとお気に入りの場所で一休みです。こうしているうちにもなわばりに侵入するトンボがいると飛び立ちます。なんとも凄い活動力に感心しながらの撮影でした。[ショウジョウトンボ]中国の伝説上の動物「猩々」の赤い色から名づけられたという「ショウジョウトンボ」です。早いものは5月から姿を現し、11月ごろまでの長いあいだ姿を見せる少し大型で鮮烈な朱色のトンボです。ただこの赤い色はオスだけでメスは地味な目立たない色をしています。チョウトンボと同じ小さな池をテリトリーにしていますが、お互いに...晩夏元気なトンボ

  • 山里 鬼灯とエノコログサ

    [エノコログサ]花言葉は「愛嬌」、どうも世界共通の別名が「猫じゃらし」と言われるようにこの穂先で遊びたい猫の愛らしい姿から出てきた花言葉のようです。我が家の猫もご多分に漏れず大好きです。[犬のしっぽ]この穂先が犬のしっぽに似ているところからつけられた「イヌコログサ」がなまって「エノコログサ」と呼ばれるようになったともいわれています。漢字では「狗尾草」と「狗(いぬ)」の漢字が使われています。いずれにしてもどこにでもある雑草ですが光の当たり方でハッとするほど美しい姿を見せる草ですね。[鬼灯]山畑の畔でポッと赤い灯をつけたような鬼灯の実がありました。鬼灯は実も葉もからも紅葉かな芭蕉芭蕉もこんな句を詠んでいますね、昔から庶民と身近な存在だったようですね。外出できない日々、整理中のストック写真から三枚をアップして[...山里鬼灯とエノコログサ

  • ツリフネソウ

    [私に触らないで]少し高い山の林道わきで出会いました、真っ赤な「ツリフネソウ」の花です。ツリフネソウは熟した種に触るとはじけ飛ぶところから「私に触らないで」という珍しい花言葉が付けられたようです。写真は紫釣舟草ですが、黄色い「キツリフネソウ」やとても珍しい白色の「シロツリフネソウ」もあるそうです。[安楽]「安楽」もツリフネソウの花言葉、NHKの今日の誕生花に沿えた短歌でよく知られた歌人の歌った歌です。安らかな記憶にありて藪蔭のツリフネソウとふるさとの家鳥海昭子[心を休める]ツリフネソウの姿が安楽椅子やハンモックに似ていて、それが風でゆらゆらと揺れるさまが安心感をもたらすところから「心を休める」という花言葉が生まれたようですね。明日は8月15日「大日本帝国」という天皇制国家が無謀な戦争の果てに崩壊しポツダム...ツリフネソウ

  • おわら踊り流し

    [女踊り]コロナ禍で規模を縮小していた金沢の夏を彩るイベント「金沢夢街道」が市内繁華街を歩行者天国として開かれています。ただ今年は写真撮影は可能だが、SNSなどネットでの公開は禁止になっているらしい。私はコロナ禍以前は毎年のように好きなパフォーマンスにカメラを向けていました。今年は自分自身が外出をできる状態でないので6年前のストック写真で楽しみましょう。(アップした写真はすべて6年前、公開禁止以前の2017年に撮影した写真です。)写真は「越中おわら」の女踊りです。[男踊り]男踊りは美しくてダイナミックでした。[男と女]流し踊りの中で男踊りと女踊りが絡む場面。かつて盆踊りは若い男女が思いを寄せあえる数少ない催しだったといわれています、そんな若者の思いを感じる場面でした、おわらの踊りはかつて金沢の芸妓たちが踊...おわら踊り流し

  • 夏、雨後のバラ園

    [赤い薔薇と雫]毎日毎日の酷暑、明日の金沢の最高気温はなんと40度という恐ろしいことに、台風の影響によるフェーン現象もあってのことだと思いますが・・・。暑い夏の日に少し雨が降ったバラ園の深紅の薔薇についた雫のなかに赤いバラが映り込みました。[アブラゼミが]あまりの暑さのせいか、少しおとなしかったアブラゼミたちですが少量の雨で湿った土の中から出てきたのか、集団で鳴き始めました。真夏のバラ園に少し雨が降った時の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー夏、雨後のバラ園

  • 軒下の小さな夏の花

    [百日紅(さるすべり)]散れば咲き散れば咲きして百日紅加賀千代女ここ石川県で藩政末期から明治にかけての俳人として知られた加賀の千代女の詠んだ百日紅を季語とする句です。一つ一つの花は小さな花ですが散っても散っても咲き続けて長い期間、人の目を楽しませるこの花の木が我が家の軒下のプランターでまだ小さいながらも花を咲かせてくれました。ひと月ほど前に緊急入院したつれあいがもうすぐ退院してきます。きっとこの花の出迎えを喜んでくれることでしょうね。[名も知れない小さなサボテンの花]我が家の軒下にはつれあいや娘が世話をしている、私は名も知らない小さな鉢植えがたくさんあります。その一つの鉢のサボテンから魅力的で可愛い淡いピンクの花が姿を見せてくれました。花の名は不明ですがマクロレンズをつけたカメラで撮ってみました。花の名前...軒下の小さな夏の花

  • 小さな睡蓮の池

    [花陰に蛙が]山里の小さな池を朝陽が明るくして睡蓮の花が開いてきました。なにかが動いて睡蓮の葉が揺らぎそちらに目をやると艶やかな目を光らせたトノサマガエルが花の陰からこちらを覗いていました。花に集まってくる昆虫などを狙っているようです。じつはこのトノサマガエルも環境の変化でどんどん数を減らしていて国から「準絶滅危惧種」に指定されているそうです。[私の「モネの池」]睡蓮の絵で有名なモネの描く池のようだと言われてここ数年でずいぶん知られた岐阜県の「モネの池」、それほどではないものの写真の小さな池は私にとっての「モネの池」かもしれません。というよりもこの地域で暮らす動物や植物にとっては「命の池」かもしれません。この小さな池を水源とする周囲の田畑を含めての環境がこの地の多様な野生の動植物を生かしています。[美しく...小さな睡蓮の池

  • チョウトンボ 不思議なトンボ

    [蝶のように舞う]猛暑が続く河北潟で不思議な美しいトンボが姿を見せています。水辺で蝶のようにひらひらと飛ぶところから「チョウトンボ」と呼ばれる珍しいトンボで、絶滅危惧種とされています。毎年のように写真を撮ってはいますが、ついついその蝶のように飛ぶ姿に見入ってしまいます。[七色に光る]光を受けると見る角度によって変化し、虹色に輝いたり、黒く見えたりします。翅の形も前翅は細長く、後翅は幅広く、蝶のように見えます。本当に不思議な存在感のある美しい蝶のようなトンボです。[環境の変化のなかで]水辺の植物にとまったり、雌雄のペアで飛んだりするのをよく見かけますが、繁殖は水中で行うということです。幼虫は水草や水底の泥に潜んで暮らし6月から9月にかけて成虫となりトンボとしてデビューします。環境の変化や開発でその数が少なく...チョウトンボ不思議なトンボ

  • オニユリ 咲き始めた砂丘

    [夜明けの雫]海岸線の砂防林に今年も黄色いオニユリが咲き始めました。ひとつ咲き次々に咲くオニユリの人寄せつけぬ荘厳さあり鳥海昭子鳥海昭子NHKの「誕生日の花と短歌」でよく知られた歌人で、私もよくラジオから流れる彼女の短歌を聞きながらその感性の豊かさと選ぶ言葉に感嘆していたものです。[林に赤く]鬼百合の花弁と蕊と反り合はず鷹羽狩行まだ少し雨露を残して少し重そうな大きな花が咲いていました。[砂防柵に沿って]鬼百合を咲かせて里の垣ひくし鈴鹿けい子海浜から寄せてくる砂を防ぐ柵に沿って鬼百合が咲き始めていました。まだほとんどが蕾を持っていて、これから見ごろを迎えますね。金沢の隣、白山市の海沿いに広がる雨上がりの朝の砂丘で咲き始めた「荘厳」という花言葉をもつ鬼百合の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しまし...オニユリ咲き始めた砂丘

  • バラ園で雫遊び

    [赤いバラ]一昨日に打ったコロナワクチンの副反応だったのでしょうか、昨日は少し熱もあり朝から夜まで倦怠感に悩まされる一日でした。今朝は起きてみるとスッキリしていたので朝になってからのブログ更新です。そんなことで連れ合いの入院している病院に見舞いにも行けず、土日祝日は面会禁止ということで明後日の月曜まで面会はお預けということです。赤いバラの花言葉は「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」などですが、それに涙のような雫がつくと「泣きたいほどに」という言葉がつくかもしれませんね。[オレンジ色の薔薇]オレンジのバラの花言葉は「絆」「信頼」だとか。最近は時間があるとYouTubeで歌謡曲を聞くことがよくありますが、わたしが田舎の中学生だったころに強烈な印象を受けた歌手として「水原ひろし」があります。...バラ園で雫遊び

  • 夕霧峠で撮る北アルプスの夜明け

    [午前4時22分]夜明け前の北アルプスの峰々です。大急ぎで「しんぶん赤旗」地域配達を終了させて医王山夕霧峠に立ちました。まだ深い眠りの中の砺波平野を見守るように剣岳の特徴のある峰の左右に広がる北アの峰の連なりが背景の朝焼けのなかに浮かんでいます。[午前4時51分]富山湾上空から広がる雲を赤く染めて朝陽が姿を見せました。晴れた日の夜明けはもちろん好きですが、想定外のこういう「夜明け」「朝焼け」にも心が揺れ動きます。[午前4時54分]望遠レンズで切り撮った北アルプスの主峰、朝焼け色に染まった「剣岳」です。気象条件によっては日本海富山湾の向こうの朝日岳(新潟県)から長野、岐阜にわたる北アルプスの山並みとその下に広がる富山湾から砺波平野、さらに白山連峰までが大パノラマとして姿を見せる医王山夕霧峠。何度行ってもすば...夕霧峠で撮る北アルプスの夜明け

  • 総選挙勝利 党創立101周年記念 時局講演会

    [藤野やすふみ]演説会終了後のロビーであいさつする「藤野やすふみ」さん右隣は山添拓さんです。[村田茂石川一区候補]金沢市を選挙区とする石川一区候補の「村田茂」さん。[北陸信越ブロックからこの人を]「藤野やすふみ」さんです。定数が1減の北陸信越ブロックですがどうしても議席回復させないわけにはいかないこの方です。[山添拓参議院議員]この日の弁士「山添拓」さんはこの国が抱えている問題とその答えをわかりやすくテンポよく語って参加者の共感を得ていました。やはり大人気です。演説会の様子は日本共産党石川県委員会ユーチューブで公開しています。「総選挙勝利党創立101周年記念時局講演会-YouTube」熱中症アラートの出続ける猛暑のなか日本共産党石川県委員会主催の演説会、藤野やすふみさんなどの写真をアップして[写真師の新カ...総選挙勝利党創立101周年記念時局講演会

  • 山里の花

    [ヤブカンゾウの花]花言葉は「悲しみを忘れる愛の忘却一夜の恋順応性」などだそうです。万葉のころから「忘れ草」として詠われるなどよく知られていた花のようで、金沢の山里では今を盛りと咲いています。よく似た花に「ノカンゾウ」もあり、これから山里で咲き始めます。[キバナコスモス]キバナコスモスの花言葉は「自然美野性的な美しさ幼い恋心」だとか。開花時期が6月から11月と一般的なコスモスに比べ長い期間楽しめる花ですね。色は本当に黄色いものから写真の花のように赤に近いオレンジもあります。酷暑のなかでこの花を見ると「もう少しで涼しくなる」と思えるから不思議ですね。[ヒマワリ]主のいなくなったお宅の庭の草の中から一本ヒマワリの花が顔を出していました。本来元気で賑やかなイメージの花ですが限界集落にある荒れた庭で見ると寂しくな...山里の花

  • 河口の夜明け

    [朝焼け]少し写真を撮りに出られない日が続いていますので、ちょうど一年前の朝に犀川河口で撮った写真をアップしています。夜明けにすばらしい姿を見せる河口ですが、この日は雲も多かったのであまり期待していなかったわりにはいつもと違う朝焼けを見せてくれました。[ベンケイガ二]朝陽が河口に到達したとたんに、この時を待っていたとばかりにぞろぞろと巣穴から姿を現して餌を取りに水辺に移動する弁慶蟹(ベンケイガ二)たちです。立派な名前ですが海水と淡水が混じり餌の多い河口で過ごしている赤く美しい小さな蟹です。[カワトンボ]朝陽の届くのを待っていたのは蟹だけでなくトンボも飛び始めました。清流を好むといわれるカワトンボ、写真のトンボはそのうちの「ハグロトンボ」でしょうね。私が子どものころは川の流れのいたるところで飛んでいて、村の...河口の夜明け

  • コウノトリの巣立ち

    [子育ての仕上げに]嬉しい日がやってきました。抱卵を始めてから約4か月、豊岡で生まれた雌と大陸からの野生種とみられる雄のコウノトリのペアが育ててきた二羽の雛が巣立ちしたと津幡町教育委員会からの発表があったようです。(コウノトリ2羽巣立つ津幡で初確認(北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ)-Yahoo!ニュース)写真はその巣立ちの前後となる4日に撮った親子3羽の姿です。[親鳥が離れるとき]雛に持ってきた餌を巣において親鳥が離れていきます。雛が小さいときは親鳥の二羽と雛鳥の二羽の4羽が仲良く巣の中にいたこともあったのですが、今では雛鳥の二羽だけでも狭い感じで、親鳥が長く過ごすことは無くなりました。[成鳥としての二羽]この写真を撮った2日前の7月2日におそらく右側の雛が巣立ちし、左側はこの日の翌日の5日に巣立...コウノトリの巣立ち

  • 7月の満月

    [バックムーン]二日遅れですが、三日の夜10時ごろ窓上部の右隅に満月の姿が見えました。久しぶりに超望遠可能なコンデジで撮ってみました。「バックムーン(雄鹿の月)」7月は雄鹿の角の生え変わるときだということからついた満月の呼び名だそうです。[青い月]こちらは同じ月ですが、デジタルカメラのホワイトバランスを変えて現像した「青い月」です。こういう遊びも楽しいですね、ナチュラルな姿は一枚目の写真ですが、こちらも捨てたものではないでしょう。[モノクロームの月]こちらはモノクローム設定で撮った写真です。私が一番好きなのはこの「月」かもしれません。若くして子供たちを残して逝った私の兄の名前に「月」がつくものですから、夜空の月、特に満月の場合は大好きだった正義感の強かったその兄のことが思い起こされます。思い出のなかのこの...7月の満月

  • 宮島峡滝巡り上流へ

    [弐の滝]壱の滝から上流に向かってほんの少し歩くと、写真の弐の滝に着きます。この滝も子撫川の川幅いっぱいに広がる優しい姿ちいさなナイヤガラといわれる姿で清流を下流に向かわせています。[優しさと涼しさ]壱の滝ほど甌穴もなくなだらかな川床から滝から落ちる水が上流と同じ川幅で緩やかに下流に向かっています。静かで穏やかな空気が包む優しさと涼しさを感じる弐の滝でした。[竜宮淵]弐の滝から子撫川を少し遡ると川が湾曲して瀞場のような淵がありその淵が参の滝をつくり出しています。淵は竜神が棲む霊淵だと伝えられ干ばつの時などは雨乞いの祈りをしたとも伝えられています。現在は淵の岸辺近くに人魚の像があり静かな淵を眺めています。今の季節は清流を好むというカワトンボが群れて人魚と語り合っているようです。[参の滝]人魚の姿のある瀞場か...宮島峡滝巡り上流へ

  • 宮島峡滝巡り 壱の滝

    [ちいさなナイヤガラ]すてきな滝の続く富山県小矢部市宮島峡。能登一番の宝達山を源流とする「子撫川(こなでがわ)」というかわいらしい名前の小矢部川支流の中流域に連なる美しい峡谷です。川をさかのぼると最初に目にするのが壱の滝、地元では「ちいさなナイヤガラ」と呼ばれている美しい滝です。[おうけつ群]川幅いっぱいに広がる滝の川床には大小の多くの甌穴が滝つぼとなり清流がそれぞれの滝つぼで渦巻きながら流れていきます。宮島峡壱の滝とおうけつ群は富山県指定天然記念物に指定されているそうです。たしかに一の滝の甌穴群の多様さとスケールの大きさは石川県ではあまり見かけないものです。[壱の滝全景]壱の滝を峡谷上部から見下ろした全景です。下流の川床から見ると「子撫川」の名前から来る優しさを感じる滝ですが、峡谷の上から見ると別な滝の...宮島峡滝巡り壱の滝

  • 小矢部市宮島峡 滝巡り

    「鼓滝」滝の音が鼓の音に聞こえるということから名づけられた「鼓滝」。石川と富山の県境にある小矢部市の宮島峡で最初に合えるのがこの鼓滝です。[滝の内側に弁財天]この滝はシャワーのように落ちる水の膜の内側を見ることが出来ます。そこには美しい「弁財天」、弁天様が御簾のような水脈の間から谷間の風景を見守る如くに佇んでいました。[御簾のように落ちる水]鼓滝の内側です。鼓の音と呼ばれる滝の音と奥の方にちらりと見える弁財天の姿。なんともすてきな滝を堪能しました。梅雨の晴れ間に富山県小矢部市宮島峡の滝巡り、鼓滝の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー小矢部市宮島峡滝巡り

  • ヒバリという野鳥の姿

    [着地後も囀る]着地後も囀る雲雀胸張つて都筑智子ネットで見つけた雲雀を季語とする都筑智子いう方の句のひとつです。私の子どものころ春から夏にかけて甲高い声を上げながら空を飛び続け、追いかけていくとやがて向こうの畑に降りるのですが息せきかけて近くまで走って行っても忽然とその場から姿も声も消していたヒバリを思い出します。そんなこともあってヒバリという野鳥を見るととても懐かしい幼馴染と会ったように感じます。[一生背負う土の色]地雲雀の一生背負う土の色土井孝こちらもネットで探したヒバリを季語とした俳句です。畑の土の上にいるヒバリは見事な保護色で人の目をくらまします。この句と出会ったとき、なんだか自分自身が周りの色に合わせた生き方をしているのではないかと問われているような気がしました。[草むらの留守に]草むらの留守に...ヒバリという野鳥の姿

  • イトトンボ

    今日は月一回の定期通院のつれあいの付き添いでしたが暑い日だったので車を今夏最初のエアコン冷房にしての行き帰り。特別なことをしたわけではないのですが「しんぶん赤旗」の早朝配達だったせいか疲れてしまいました。ということで今夜は説明なしに数日前に撮ったイトトンボの写真三枚のアップだけです。[イトトンボ-1][イトトンボ-2][イトトンボ-3]山里でカメラ散歩のときの写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ーイトトンボ

  • 薔薇とザクロと松ぼっくり

    [蛸ウインナー]富樫バラ園隣の教育プラザ入り口に咲くザクロの花です。バラ園から小路一本横切るとこの蛸ウインナーのようなザクロの花が今咲いています。やがて蛸ウインナーの根っこの部分が大きくふくらみザクロの実になるようなのですが、なんとも面白い形と艶やかな朱色に惹かれて毎年カメラを向ける花です。花の言葉は「円熟した美しさ」実の花言葉は「愚かしさ結合」、いずれもギリシャ神話からのようです。[ヒマラヤスギの松ぼっくり]バラ園の隣の小公園にヒマラヤスギの大木が立っています。その枝に卵型の緑の実がいくつも見えています。もう少し経つと根元にはバラの花のような形の松ぼっくりが落ちているのを見かけます。スギなのに松ぼっくり????、まあ詳しくは考えないで写真を撮りました。このヒマラヤスギの梢にはよくカッコウが来て鳴いていま...薔薇とザクロと松ぼっくり

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