A growing bibliography of what has been written on Sufera no nukigaki スヘラの抜書 last updated: 2024.3.27 <primary sources> Sufera no nukigaki ...
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〈論文・資料紹介〉 「開陽丸引き揚げ文書と梅文鼎『暦算全書』 」、『洋学』30号、2023年5月、159-165頁。 「キリシタンと時計伝来」、大橋幸泰編『近世日本のキリシタンと異文化交流』勉誠出版、2023年7月、11-31頁。 「「キリシタンと時計伝来」関連史料」、大橋幸泰編...
●書いたもの <雑誌特集号編集> Ryuji HIRAOKA ed. Special issue: East-West contacts and scientific culture in early modern East Asia 2. Historia scientiar...
日本各地の図書館や博物館には、江戸時代の天文学にまつわる夥しい数の書物や儀器が残されています。大学院生の時にそれらを調査するプロジェクトに参加した私は、すぐにその豊かな学問世界に魅了され、やがて江戸の学者たちは、一体何のために「天」について学び、それは彼らの生活や社会のなかでど...
【学会発表】 1.発表者名 2.発表標題 3.学会等名 4.発表年 5.招待講演の有無 6.国際学会の有無 1. Ryuji Hiraoka 2. A Public Cosmology Lecture with a Clockwork Astronomical Model in...
平岡隆二(共著):日本科学史学会編『科学史事典』丸善出版、2021年(担当: 「江戸の天文暦学:西洋天文学知の多様な自己化」 318-321頁) 平岡隆二(共著):洋学史学会監修、青木歳幸ほか編『洋学史研究事典』2021年(担当:「沢野忠庵」「ビュルゲル」「西学書」「坤輿万国...
この4月から、京大宇宙ユニットで以下の教育プログラムを実施します。私も科学史の立場から授業の一部を担当します。京大生だけでなく一般の方にも開かれたものなので、関心のある方はぜひ募集案内をご覧ください。 —————————— 件名:「宇宙倫理学教育プログラム」受講生募集 宇宙 a...
「…万屋町には、小林謙貞という天文学、数学史上に重要な位置を占める人も住まっていた。 謙貞は林吉右衛門について天文、地理、星宿、暦法を修めた。この吉右衛門は、刊本長崎先民像[ママ]には吉左衛門に作ってあるが、稿本長崎先民像[ママ]には吉右衛門に作ってある。これを明らかにされたの...
今年の前期は京大文学部の特殊講義「東西宇宙観の出会いと交流」の準備に追われ、夏以降も発表が重なったりでかなり忙しかった。コロナで講演が飛んだりもした。4月にはじまった人文研の研究班「仏教天文学説の起源と変容」はだいぶ軌道にのってきて、ありがたいことである。今年中にどうしてもまとめ...
問、天学ヲ学ブハ、仰見テ学ブヤ、書記ニ依テ学ブヤ。書ニ依ラバ何レノ書ニ依ンヤ。 曰、書ト云者ハ[7ウ]往古ノ法ト理トヲ入テ末代ニ遺ス器物ニテ、止コトヲ得ズシテ用ル物ナリ。尭舜孔子今存命玉ハヾ、何ゾ経典ヲ閲シテ学ンヤ。天地ハ古今一天地ニテ、伏羲ノ仰見玉フ三光モ即チ今日ノ日月星辰ナレ...
平岡隆二「蘭学(洋学)」、日本思想史事典編集委員会『日本思想史事典』丸善出版、2020年4月。 平岡隆二 「今井溱さんと『天官書』」『人文』第67号、2020年、55-57頁。 平岡隆二「キリシタンと和時計関連史料」、大橋幸泰編『2017~2020年度科学研究費補助金(基盤研究...
江戸時代の日本と世界をつないだ出島や唐人屋敷は、それ単独で存在していたのではなく、この石垣の主である長崎奉行所西役所とセットで考える必要があります。 キリシタン時代にはイエズス会本部が、幕末には海軍・医学伝習所が置かれるなど、史跡の町・長崎でも、これほど重要な場所はほかにないと断...
【告知】朝日カルチャーセンター京都さんの一般向け講座で、10月17日(土)に「長崎・天草のキリシタン文化」と題してお話しさせていただくことになりました。 京都教室での対面講座だけでなく、オンライン講座も併設していますので、遠隔の方でもご参加頂けます。受講をご希望の方は以下のUR...
中国の哲学はひたすら人生の目的を追求してきた。哲学者たちの思索は、ついに人間という関心領域をはずれることがなかった。自然にかんする思索といえども、人間にかんする思索の自然主義的立場からの基礎付けとして展開された。いいかえれば、哲学はなによりもまず人間学だったのである。(3頁)
太史公曰。[中略]仰則観象於天。俯則法類於地。天則有日月。地則有陰陽。天有五星。地有五行。天則有列宿。地則有州域。三光者陰陽之精。気本在地。而聖人統理之。
[01]或初學問テ曰ク、天學ヲ習得テ何ノ用有ル乎。 答曰ク、天學ヲ習得テハ、大略天地ノ理ヲ窮ル也。聖人ノ道ハ格物ヲ以テ初トス。格物ハ何ゾ。萬物ノ理ヲ窮ル也。萬物ノ理ヲ窮ルコト、天地ノ理ヲ窮ルヨリ大ナルハ無シ。 [02]問。然ルニ堯舜ハ天學ヲ宗トシ欽敬シ玉ヒテ、授時ヲ以...
西域天學来暦 是書は、暗厄里亜國人奇兒氏なる者の著せる天學書中の説にして、其説古來天學家の謂ふ所に異也。古來天學家は、皆天を動とし、地を靜也として、地を以て天の中心とす。然るを是書は、天を靜也とし、地を動とし、且又地球の外に、許多の世界あるの理を云。按ずるに、近世彼方に...
序 譬へてみればこれは水盤の底に列んだ雨花臺の砂利みたいなものである。在るものは十年餘も喰ひ下つた問題もあるが、中には一、二日で纏め上げたものもあり、玉石混淆、玉と云つてもメナウ位に過ぎなく、はづかしい次第である。 もし少しでも見處があるとしたら、それは清水の御蔭で...
〈一次文献〉 按針之法 -「按針之法」(寛文10年、嶋谷市左衛門定重奥書)、一冊、国立公文書館内閣文庫、請求番号:183-816。 異方船乗 -「異方船乗」、一冊、横浜市立大学学術情報センター三枝文庫蔵、請求番号:G-1(彰考館文庫本からの昭和17年転写本)。 元和...
1.薮内清『定本 中国の天文暦法』(『薮内清著作集』第1巻)臨川書店、2017年(初版、1969年)。 永遠のマスターピース 2.Nakayama, Shigeru. A History of Japanese Astronomy: Chinese Backgrou...
日本各地の図書館や博物館には、江戸時代の天文学にまつわる夥しい数の書物や儀器が残されています。大学院生の時にそれらを調査するプロジェクトに参加した私は、すぐにその豊かな学問世界に魅了され、やがて江戸の学者たちは、一体何のために「天」について学び、それは彼らの生活や社会のなかでど...