某映画館のタダ券があったので見てきました 笑)親兄弟と婚約者をワルシャワのゲットーで目の前で殺されたユダヤ系ポーランド人のフィリップが、どういう経緯かわからんが、2年後にフランクフルトで、フランス人になりすまし、高級ホテルのボーイとして働いている。彼は復讐のためにナチス高官らの妻をつぎつぎ誘惑して、最後に罵詈雑言を浴びせて捨てる。しかし、おぼこいドイツの娘と知り合い、さらにはポーランドレジスタンス...
欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。
すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。
先日ファン・バーレの優勝で終わったヘト・ニウスブラット。最後の山場で、ツール・ド・フランドルでも有名なカペルムールの坂だけピックアップしたYouTubeがありました。いやぁ、やっぱり前が詰まって一回止まっちゃうと、みんな自転車を押してますね。ギア比が昔とは比べ物にならないくらい軽くなったとは言え、やっぱり止まったらもう乗って走り出すのは無理なんでしょう。この坂については昔ぐちゃぐちゃ書いたことがありまし...
カルト宗教と結託、47.5%の重税を貪り、好き放題に武器を買い漁る。どこまでも民意、現状を無視する無能、無神経。僕らが早期に求めているのは、公平、平等、みんなが平和に暮らせる社会だ。本当に腹が立つ。https://t.co/7IslOSUDw9— うじきつよし JICK (@ujizo) February 26, 2023 うじきつよしってバンドやってた人なのね? 私にとってうじきつよしと言ったらただひとつ、カルトQの司会者だ。それ以外で思い浮かぶものは何もな...
北のクラシックシーズンを告げる二つのレース、ヘト・ニウスブラットとクールネ・ブリュッセル・クールネは両方ともユンボの選手が優勝でした。一昨日はファン・バーレ、昨日はベノートが優勝、だけじゃなくて、ニウスブラットではラポルトが3位、クールネではファン・ホーイドンクが2位と圧倒的な強さです。日替わりでメンツが変わってますからね。スペインではグラン・カミーニョ(カミーノって書いてましたがこっちの方がよさそ...
昔はヘット・フォルクと言って、北のクラシックシーズンの開幕をつげるレースで、1980年代には日本の自転車競技マガジンでも必ず取り上げられていたレースです。モニュメントのフランドルより距離は短いけど、コースは石畳の登りがいくつもかぶっています。残り38キロでファン・バーレがアタックしてフェルメールスなど3人がついていくんですが、どんどんちぎれて結局単独逃げ切りゴールでした。ユンボ・ヴィスマ、強いです。去年...
ゴール20キロ前でキャンセルになりました。この時点では3人がまだ逃げていたようですがね。上の YouTube で見るとヴィンゲゴールが審判カーにかなり詰め寄ってますね。最後までレースをやりたかったのかな?雪といえば、2013年のツィオレクがカッさらったミラノ〜サンレモ(拙ブログではデーゲンコルプのブログで紹介しましたhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-1246.html)も、途中でニュートラルになって、選手たちは...
実は昨日の猫の日、私の誕生日でした。もっとも朝起きて三女に言われて気が付いたんですが 苦笑)ところで、私と同じ2月22日誕生日の人がいたら、ぜひ名乗りをあげてください。この67年間の人生で同じ誕生日の人って、あまり会った記憶がないんですよね。イギリスのミステリー作家でナチス時代のドイツを舞台にした連作を書いているフィリップ・カーという人が、生まれた年まで一緒だったことは書いたことがありましたがhttp://ta...
拙ブログでは先日も書いたけど、今日の東京新聞本音のコラムの斉藤美奈子さんの批判がでたので、ここでももう一度。要するに相模原障害者虐殺事件の植松死刑囚と同じ発想なんだよね。社会保障、つまり財政面で負担をかけるだけだという理屈。しかも彼はそれを当時の首相安倍に伝えてくれと繰り返した。つまり彼は財政面で負担をかける(と彼が思い込んだ)障害者を殺すことで安倍に褒められると思ったわけ。今回の成田という経済学...
昔、それこそ半世紀前に読んだアシモフのSFに、「宇宙の小石」っていう、60歳になったら安楽死させられる未来を舞台にした話があったけど、それを本気で面白おかしくTVで子供相手に言っちゃう大学教員が出てくるような世の中になるとはね。。。僕なんかは以前よく引用したニーメラー牧師の詩を連想しちゃうけどね。最初は老人、次はきっと障害者だろうな、そして役に立たないとみなされた人たちが最後に来るのかな。というわけで、...
僕も40年前、電車の中で、当時60歳ぐらいだった敬愛する先生が、いや〜昨日TV見てたらオ○マが出ててびっくりしたよ、ああいうのはTVに出すもんじゃないよ、と言った。この先生は文芸評論家で、ドイツ文学の研究者でもあった。その時僕がどう感じたかはあまり印象にない。ただ、結構声の大きな先生だったので、電車の中で周りの人の目が気になったのは覚えている。たぶん苦笑していたんだろうと思う。あれから随分経った。その間に...
なんかまるで知らんアメリカ人だったんですがね。しかもチームもモビスターだし 笑)調べてみると去年のツールの山岳コースで二度ほど4位になってますね。しかしこのオマーンで覚醒でしょうか?最終ステージも10%強で5キロ以上の上りに入って、タラマエ、ブシャール、ヴァンセヴェナントの4人でアタックして、最後はヴァンセヴェナントにスプリントで負けたけど、残り二人は完全にちぎりましたからね。しかし、ラストの山、風景...
マテオ・ジョルゲンソン?誰? 北欧系の名前なのによもやのアメリカ人でした。昨日のエラダに続き、最後の数十メートルでの切れ味鋭いアタックでしたが、残り1キロ切ったところでスピードアップして、先頭集団を9人に絞ったのもジョルゲンソンでしたから、一番強かった選手が優勝したという印象です。ボーラからはまだ10代のアイテブルックスだけが9人の戦闘集団に残り、ステージ5位、総合でも9位につけてますが、上位を目指すと...
この後の3つのステージも登りゴール、もしくはほぼ登りゴールですので、どうなるかは全く予想もつきませんね。特に最終ステージのラストは平均10%以上が6キロ近く続くようです。ボーラはブーフマンがエースですが、アシスト陣も調子良さそうですね。この第2ステージもラスト1キロで先頭を弾き続けているのはベン・ツヴィーホフですね。そのあとイデ・スヘリングとジョヴァンニ・アレオッティがブーフマンを引っ張り上げたんですが...
いやあ歳のせいか、ぎっくり腰が一向に万全になりません。夕方は大体横になってるので、こんな本を読みました。ネタバレはしません。今から十数年先の近未来。ヴァーチャルリアリティ空間が現実の空間と重なって、脊髄損傷によって首から下が動かない主人公の脳外科医が、脳に埋め込む「テレパス」を使って、現実世界では介助ロボットを、VR空間ではアバターを自由に動かし、視力と記憶を失った少女の外科手術を行えるようになって...
2019年のツールで4位になったブーフマン、去年のジロでは7位に入っているんですが、チームメイトのヒンドレイが優勝したので、なんか忘れられている感じです。確かに去年のジロを除けばステージレースでは一つもトップ点入りしてませんから、仕方がないところでしょう。さて、ここ2年ジロをシーズンのハイライトにしていましたが、今年はどうやらツールに戻ってくるようです。それに向けた今後の予定が rsn に載っていました。2月...
うーん、理解できない。自民党の西田昌司って議員、これまでも国民に人権があるなんてのがおかしいんだ!とほざいた奴だ。性的少数者(LGBT)への理解増進を図る法案に関し「差別の禁止や法的な措置を強化すると、一見よさそうに見えても人権侵害など逆の問題が出てくる。社会が分断されないような形で党内議論をしていきたい」と述べた。この人に限らず、自民党の多くの議員にとっては社会が分断せずに、日本人すべてが統一教...
陽性反応と共に、症状も少し出ているそうで、最終ステージを欠場でした。総合4位から逆転を狙ったヴラソフもかなり積極的に仕掛けたようですが、ゴール前2キロで落車したようです。登りではボーラのファッブロがうまくヴラソフをアシストして、登り切ったところでアタックさせて、上手くいってたんですがねぇ。「ゴール前2キロまでは計画通りだったんだけどね。とても忙しいレースで、みんながアタックしたがっていた。路面もちょ...
うーん、このクイーンステージ、ケムナが逃げるんじゃないかという予想は完全に外れました。ラストの登りを見ると、残り1キロまでは完全にケムナがヴラソフのアシスト役を務めてますね。ここまで来ればチームとしてもヴラソフの総合狙いに完全にシフトチェンジでしょう。総合トップはチッコーネ、4位のヴラソフは8秒遅れです。さて、今日の最終ステージは500メートル前後の山を二つ超えますが、総距離は93キロ。最後の山を超えてか...
うーん、昨日も書いたけど、これって岸田が同性婚を認めたら社会が変わってしまうと言ったことの補足としての話だったんだね。この首相秘書官だけを批判してもダメだということがわかる。自民党の統一教会汚染レベルの問題なんだな。どこまで統一教会に汚染されているかがわかる目安になると思う。しかし、すごいね。この時代に、こんなことを人前で言えるって、周りの人も俺と同じ感覚だと信じて、安心し切って話したってことなん...
ボブ・ユンゲルス、ボーラ移籍後初勝利のチャンスだったんだけどねぇ。コースとしては山を超えて降ってからゴールだから、ユンゲルスのチーム内での役割はこういう感じなんでしょう。こういう500メートルぐらいまでの丘陵コースだとユンゲルスを逃し、4ステージ目のような1000メートルの山を超え、なおかつ登りゴールみたいなコースだとケムナを逃がす。で、最後の登りでヴラソフに総合を狙わせる。今日のステージ、きっとケムナが...
LGBTQに対して、首相秘書官が「僕だって見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」「社会にマイナスな影響を与える。秘書官室もみんな反対だ。同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」と言ったそうだ。うーん、日本を捨ててどこへ行くっていうんだろう? ヨーロッパや南北アメリカ、オーストラリアやニュージーランド、これらの地域では同性婚が合法化している国が多い。これから先もまともな国はどんどん合法化して行く...
どうも歳のせいか、ぎっくり腰の状態が今ひとつ良くなっていきません。かれこれ1週間になるんですがねぇ。というわけで、1日数時間は横になっているので、その間に読んだ本です。「特攻」については最初の頃からよく書いてきた。拙ブログを始めてすぐに西川吉光という人の「特攻と日本人の戦争」という本を結構詳しく紹介しているので始まって、最近でも川端康成と「特攻」の本を紹介した。 死んだ若者たちのことを考えたり、遺書...
去年はヴラソフが総合優勝したこのレース、今年も始まりました。初日はギルマイが集団スプリントを制しました。残り1キロを切るぐらいまではスプリンターのいる各チームがトレインを作っていたけど、結局最後はぐちゃぐちゃでしたね。ギルマイの早駆けにタイミングが遅れて誰も追い付かなかったと言う感じ。左端から出て行ったのも勝因の一つでしょう。で、ボーラはこのレースはヴラソフエース、ケムナも総合上位を狙うという立場...
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某映画館のタダ券があったので見てきました 笑)親兄弟と婚約者をワルシャワのゲットーで目の前で殺されたユダヤ系ポーランド人のフィリップが、どういう経緯かわからんが、2年後にフランクフルトで、フランス人になりすまし、高級ホテルのボーイとして働いている。彼は復讐のためにナチス高官らの妻をつぎつぎ誘惑して、最後に罵詈雑言を浴びせて捨てる。しかし、おぼこいドイツの娘と知り合い、さらにはポーランドレジスタンス...
各国でナショナル選手権の結果が出ていますね。日本は小林マリノが初タイトルでした。しかし雨とはいえ完走者が20人いないって、かなり過酷なレースだったんでしょう。修善寺のサイクルスポーツセンターかぁ、行きたかったなぁ。久しく行ってない。ここを走ったのは、たぶん1980年代後半のチャレンジロードかな。あ、拙ブログ始めたばかりの頃の家族旅行のついでに行ったことがありましたっけ。走ってないけど 笑)*マルコ・ブレ...
ストーリーについてネタバレはしません。というか、登場人物も多く、複雑すぎてできません 苦笑)面白い!! この人の小説はここでも「ボラード病」と「バースト・ゾーン」を紹介したことがあるけど、この小説も最後の方まで読むと、実は現在の日本をリアルに描いたわけではないことがわかる。「ボラード病」みたいにディストピアなのかもね。見る間に日が沈み、あちこちに夜を先取りする黒い闇の領域が、まるで動物の掘った穴の...
恒例「本音のコラム」の前川さんだけでなく、田中先生まで書いてますね。小池批判を。排除します。この人の政治姿勢はこの言葉に尽きるんだろうなぁ。一見、顔はニコニコしているけど目が楽しそうではないよね、この人。先日紹介した都議会での排除もそうだった。都合の悪いものは排除するというのがこの人の持ち味なんだろう。関東大震災での朝鮮人虐殺を認めない姿勢も、この「排除」がキーワードなんだろうね。だけど、これだけ...
今朝の新聞で知りました。前に紹介したことがありましたが、「四季 ユートピアノ」を作ったNHKのプロデューサーです。このドラマ、1980年ごろに見て、その後も再放送で何度も見ました。YouTube で見られますね。ただ、埋め込みは禁止のようですので、リンクを貼っておきます。https://youtu.be/ivEGmvSjyz0?si=ZYrui2ngmtN5QdW4出てくる人たちはみんな素人でセリフも棒読みなんだけど、さまざまな出会いと別れがとても抒情的に余韻...
前回のライブは肋骨骨折で行けなかったので、昨夜は久々の友川カズキライブ。学芸大前のライブハウス APIA 40 でした。人数は100人入れないぐらいなんだけど、秋田や大阪など日本各地から、さらには上海からこのライブのために来たという中国人青年まで、ライブの後の打ち上げで盛り上がりました。初めて行ったライブは8年前http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2461.html。もうすっかり常連になって、ライブハウスのマ...
ちょっと気にしていたんですが、そして一瞬、2キロほどを「もしや!」と思わせてくれましたが、結局総合10位でした。ただ、ステージ1勝して総合トップにもなった去年と比べると、インパクトは弱かったですね。でも、山岳ステージでは常にトップ10に入ったし、去年の最終ステージのTTでは90位台だったのに、今年は14位というのは進歩が見られると言って良いのでしょう。去年はスイスで目立ってツールに出られたけど、今年はすでに最...
あーあ、フェリックス・ガル、残り4キロぐらいで逃げ出した時には、ひょっとしたらと思ったのに、残り 1.6 キロでアルメイダらに追いつかれました。しかし、このツール・ド・スイス、後半の山岳ステージに入ってからはアダム・イェーツとジョアン・アルメイダがやりたい放題です 苦笑) 二人で力技でついてきた連中を引きちぎりましたからね。この二人ともツールに出るんですかね? ポガチャルのアシスト?? よければ、下の各...
今回、東京ではポレポレ東中野で数日しか上映しないというので、今日のお昼に見てきました。この映画も、結局数日前に書いた映画「関心領域」の問いかけと同じです。「関心領域」に絡んでは、よくガザやウクライナのことが言われますが、もっと身近な沖縄のことに対しても、僕らはルドルフ・ヘスの家族になっています。日本の国土面積の0.6%しかない沖縄に、米軍施設の70%以上があるって、どう考えてもおかしいし、よく山本太郎...
pic.twitter.com/5ARbzrYmCB— トウモトH(脱原発に一票) (@oozu1947) June 12, 2024 これ現在の東京の議会だよ。都知事にとって都合の悪い質問には76%の確率で答弁拒否していると指摘した議員に対して、知事は答弁拒否の挙句、自民・都ファースト・公明の議員が指摘議員に退席を求める。ヤクザの世界じゃん。親分は何も言わなくても阿吽の呼吸で子分がやります。都知事はニヤニヤ。なにかどこかの独裁国家か、ひどいディストピア...
現代の世界と結びつけて、この手の映画にしては珍しく話題になっている「関心領域」を見てきました。なるほど、面白いというか、怖い。この映画、なにより視点の勝利です。そういう意味では真逆の視点だけど「サウルの息子」を連想しました。実際、この映画で出てくる壁の向こうではサウルの世界が広がっているわけです。そしてどちらも決定的なシーンは映さなかったりボケボケだったりします。アウシュヴィッツを再現しようとして...
昨日あっさりと書いたのに、最後の4キロぐらいからは、ひょっとしてまたまたログリッチがやっちまうかな??と、ちょっとハラハラしました。マッテオ・ジョーゲンソンが強かったのか、それともログリッチが思ったよりももろかったのか。と言っても、ログリッチの場合、2020年のツール20ステージTTでも、次の年のパリ〜ニース最終日でも負ける時はなんか脆いと感じさせるものなんでしょうけど。ジョーゲンソンとしては、あと500メー...
TT でエフェネプールがあれだけ強いと、もう鎖骨骨折の後遺症は全くないのか、と思ったんですが、監督のルフェーヴルによれば、どうやら体重がまだ絞りきれてないということのようです。でも、それ以上にログリッチが良いですね。去年の秋にボーラへ移る噂があった時点では、ちょっとどうかなと思ったんですが、力は全く衰えてないし、ヴラソフとヒンドレイのアシストがかなり強力ですね。特にヴラソフがいい!まあ、まだ今日のス...
車とぶつかって、大怪我をしたレンナルト・ケムナ、63日ぶりに自転車に乗ったようです。肋骨骨折(私と同じ 笑)と肺打撲、それに胸に外傷もおって集中治療室(UCI)に3日間入っていたんですが、5月末に病院を退院して、ドイツに戻ってきたとのことです。 この投稿をInstagramで見る Lennard Kämna(@lennardkaemna)がシェアした投稿 「最後に自転車に乗ってから63日。今日再び自転車に乗って走ることができた。...
久しぶりの料理カテです。先日サンショの鉢が近くのスーパーで売ってたので買ってしまいました。うちの庭にあったんですが、すでに枯れて数年。タケノコに粉鰹まぶしてサンショを添えると無茶苦茶美味しいんですが、もうそのシーズンも終わってしまって、せっかくのサンショが虫に食われるばかりになっていたので、なにかいい方法ないかな、とネット検索。上の写真のように枝から葉を外して小型のすり鉢(直径10数センチ)ですりま...
昨日のTVでも映っていたけど、昨日の濃霧の中のクリテリウム・ドゥ・ドウフィネで最終走者だったボーラの選手がタイムオーバーしたかに見えました。TVではマルコ・ハラーと言ってましたが、あれはニコ・デンツでした。制限時間は優勝タイムの110%で、20分10秒以上遅れると失格。テレビのタイム掲示では+の表示だったので失格かと思えたんですが、それにしてはのんびりゴールでした。去年のツールで体調不良になりながらゴール前...
自己紹介にも書いてあるように、一応阪神タイガースのファンです。カテゴリーにも「タイガース」があるけど、エントリーは15年目で片手で数えられる程度の数です 笑)東京生まれの東京育ち。ただ、もし関西に生まれて育ったのだとしたら、絶対にタイガースファンにはなってなかったでしょう、私の性格からして 笑)いつから? と言われてもあまり判然としません。1971年のオールスターで江夏が9人連続で三振取ったのは見てまし...
一か月以上前のクーリエ・ジャパンに「イスラエルを批判する『言論の自由』がドイツでは法的根拠なく奪われている」という記事が載っていた。ナチスによるユダヤ人大虐殺の過去がある以上、何があってもイスラエル擁護がドイツの国是なんだろう。でも、現在のイスラエルという国を批判することが反ユダヤ主義と繋がるなんて、そんなはずはない。確かに、ややこしいのは、相変わらずドイツに限らずヨーロッパには反ユダヤ主義的なこ...
拙ブログでも何度も書いてきたけど、僕は差別心って誰でも持っているだろうと思う。偉そうに高みから言ってるつもりはない。僕にだって、生涯忘れられない嫌な思い出は一つや二つじゃない。その典型的なやつはすでにこのブログ最初の頃に書いたことがある。うちなる差別意識を悪め!こういう自分の中にある差別意識みたいなものって、「スターウォーズ」じゃないけど、自ら意識的に解放しちゃうとダークサイドに容易に落ちてってし...
ジロが終わった後のオンライン記者会見で、ボーラのチーム監督ラルフ・デンクが今シーズンでブーフマンがチームを去ると明言しました。まあ、そうなるのは間違いなしと言われていたから、驚きではありませんが、ここで発表してしまって、この後のシーズンはどうするんでしょうね? デンクはツールのメンバーに入れる可能性も匂わせたようですが、ログリッチの山岳アシストとしてはヒンドレイとヴラソフが決定していて、もう一人加...
スイスが始まる前には調子が上がってるし、ツールのメンバーになる自信はあると言っていたゲシュケでしたが、スイスでもあまり目立たず、ドイツナショナル選手権もトップ10には入ったけど、あまり見せ場はなかったようで、どうなるかな、と思っていたんですが。。。この選手も拙ブログでは最初の頃から繰り返し登場してきた選手です。今検索したら、初登場は2011年8月末でした(興味があればカテゴリーの「ゲシュケ」で見てみてみ...
TTで勝ったポリットがダブルで取るかも、いや、ボーラの戦略としては今度は別の誰かを片瀬に行くかも、と色々考えていましたが、盤石の布陣で表彰台独占でした。2位はジロでブレークしたデンツ、3位はTTに次いで銅メダルのシャハマンでした。ブーフマンは70キロ独走の勝利ですが、昨夜、残り50キロぐらいのところでHPでの文字速報を見たら、ブーフマンが1分45秒の差でリードしていて、追走集団は10人ぐらいだけど、ボーラのデンツ...
いやぁ、ケムナの連覇は固いと思っていただけに、ビックリの結果となりました。ポリットがTT初優勝。ケムナは9位に沈みました。なにがあったんでしょう?? rsn でも cyclingnews.de でもケムナの名前が出てくるニュースがありませんから、なにかトラブルがあったわけではないのでしょう。戦前の予想ではケムナの連覇の可能性が高いと言っていたし、ケムナ自身も調子は上昇傾向で、TTもロードも準備は万全と言っていたんですがね...
この本の初めで紹介されている、著者の父が晩年ネット右翼になってしまったという記事は、僕も当時読んだ。この本はその記事を書いてしまった(!)著者が、父が実はネトウヨなどではなかったことを検証しようとする話である。父のことをいろいろ思い出し、家族や知人に話を聞き、いわゆるネトウヨというものとは違うのではないか、あの世代特有の特性や個人的環境・体験で嫌韓嫌中女性差別的な言い方が出てしまった。そしてそうい...
FBから借りてきました。今年のジロ・ディ・イタリア19ステージです。左から言わずと知れたアラシロ、ジュッターリーン、ポイント賞のミラン、パスカロンです。まあ、ロードレースの世界ではよくあるシーンと言えるでしょう。ゴールラインを越えるところでしょうか。ミランの疲れ切った顔、他の3人は多少の余裕がある様子が見て取れますね。言うまでもなくジノ・メーダーのチームです。みんなショックを受けているでしょうね。*表...
沖縄の平和の礎(いしじ)は作られた年(1995年)に行った。連れ合いの父の家族の名前が彫られていたからだ。前年に急死した義父の代わりに6月23日に行った。当時の総理大臣橋本龍太郎が挨拶する姿を遠くに見た記憶があるが、今と比べれば政治なんかたいして興味がなかったし、社会も今ほど変な社会ではなかったから、何を感じたかは覚えてない。たぶん反発も賛同もなかったと思う。義父は石垣島の人で、父母と妹を沖縄本島に疎開...
いやぁ、今回ははずしまくってます。エフェネプールの調子を買い被りすぎてました 苦笑) というか、スケルモーゼの力を侮っていたともいえますかね。しかし、各所で第注目の20歳のアユソ(Forvo で聞くとアジュソに聞こえます)がTTで優勝するとはねぇ。と思って調べたら、今年のロマンディでTTで優勝してますね。去年までもそこそこ上位に入っていたけど、今年はTTに力点を置いてきたのかな。ボーラとしてはアユソ(アジュソ)...
ヘルメットも義務化され、ブレーキもディスクで制動力が上がり、路面も良くなり、そういう意味では安全性は高まったはずなのに、一方で集団での密度が上がり、スピードも以前より明らかに速くなって、さらにコース設定も過激化して危険度は上がったってことなんでしょうかね。前回も書いたように、20世紀には死亡事故ってそんなに多くなかったような気がします。1960年ぐらいまでは道路も悪く、今のように密な集団を作れなかったか...
ジノ・メーダー(スイス人だと末尾の r を巻き舌で発音することが多いと思うので、メーデルの方が近いかもしれません)、拙ブログでは何度か書いたけど、21年のパリ〜ニースの第7ステージをすぐに思い出します。登りゴールの残り30メートル、一人で逃げ続けたメーダーが、後ろでアタックしたログリッチに容赦無く追い抜かれたシーンです。それ以外にも拙ブログでは検索かけると何度も登場している選手でした。かなりのスピードが出...
いやぁ、忙しくて rsn で結果を追うだけで、まだ YouTube をみることもできてません 苦笑)今日ももう家を出なくちゃならないし、夜は友川カズキライブへ行くので 笑)というわけで拙ブログではエフェネプールの圧勝予想だったんですが、予想外に強くないですね。いや、強いんだけど突出した強さはないということで、現在総合4位。あと3つのステージでどうなるのでしょうか?で、AG2Rのオーストリア人フェリックス・ガルが、第3...
ドゥフィネはヴィンゲゴールが圧勝という感じでした。ボーラとしてはヒンドレイがトップ3に入りたかったところですが、残念。ということでスイスでは拙ブログとしては懐かしい名前 笑)ジーモン・ゲシュケは4月末のロマンディー以来、このスイス直前のカントン・アールガォで6週間ぶりのレース復帰でしたが途中リタイア。昨日のスイス第1ステージの13キロ弱のTTも1分14秒遅れの108位でした。ただこの間ずっと高地トレーニングキャ...
拙ブログではここ2年ほど年末の総括シリーズで登場していたツィンマーマン、去年の暮れにも、来シーズンはワールドツアーで優勝したいところだと書いたんですが、やっと実現しました。ビュルゴドーがずっとカステルビエホにくっついていって、もうちぎれるかなと思ったら、ここというタイミングで単独追走開始、ゴールまで500メートルぐらいのところで追いついて後ろに付かれたので、ツィンマーマンが不利だなと思ったんですが、余...
このところの街宣を聞いていると、一連の悪方に対しては体を張るところだ、野党がみんなでハマコーにならなければならない、などと、ちょっと過激化していたから、ひょっとしてあるかな、とは思っていたけどね 苦笑)ハマコーといっても知らない人も多いのかもしれない。まあ、ロクな政治家ではなかったが、引退後にたけしのTVで露悪的なことを言って人気を得た 笑)国会が揉めると体を張って、バリケードを突破したり、床に転が...
なんか一昔前はあまりなかった勝ち方を、優勝候補がしかけるレースが、去年あたりから、ワンデイでもステージレースでも頻出しております。ポガチャル、エフェネプール、そしてヴィンゲゴール。ソロアタックの末にライバルを蹴散らすっていう感じで、示威的な勝ち方をしています。ジロのログリッチとトーマスのつばぜりあいが、どこかほのぼのした、個人的には安心できる優勝争いという感じです 笑)というわけで、ニールス・ポリ...
子供の頃、メンコという遊具があった。60代いじょうかなぁ、わかるのは。丸や四角の厚紙にいろんな絵が描かれていた。その厚紙のカードを地面に置いておいて、自分のメンコを地面に叩きつけ、風で置いてあったメンコが裏返ったら自分のものになった。裏返えらなければ、相手の順番になる。メンコには色のついたいろんな絵が描かれていた。当時のことだから版権なんてない。下手っクソな哲人28号や鉄腕アトムが描かれていた。そんな...
絶好の位置につけていたボーラのサム・ベネット、絶好の位置につけたと思ったら、発射どころかズルズル交代。最後の登り基調のレイアウトで足使い切っちゃったんですかね。と思ったら、最後にそのベネットを追い抜いて、2ステージ連続のトップ10入りを果たしたのが、DSM の20歳、マルコ・ブレンナー。うーん、去年のブエルタの山岳コースでステージ5位、 Procyclingstats でもクライマーとして224ポイントに対し、スプリントのポイ...
早速の第1ステージは、ルネ・ヘルホッツ、惜しかったですねぇ。残り20メートルぐらいでしょうかね。途中、残り1キロぐらいで、空撮になった時に、あ、ダメだなと思ったんですが、後ろが少し貯めたんだろうなぁ。思ったよりギリギリになりましたが、最後はユンボの思い通りのレースでしたね。ボーラとしては今回は総合狙いはヒンドレイ、スプリントはサム・ベネットとファン・ポッペルで、ポリットとかミュレンが逃げに乗れたらステ...
普段から考えているんだね。そうでなければ、咄嗟の状況でここまで鮮やかに語れないだろう。いつもの街宣で顕正会という宗教団体の関係者からの質問に、山本はみごとな回答を見せる。こういうのを見ると本当にすごいと思う。この動画の 1時間12分47秒から。まず最初に統一教会を揶揄することから始め、「世界を救うため」と言う宗教に対して、「祈っているだけでは、もうどうにもならないんですよ。祈りだけで世界が変わると言うな...
今年の初めに出た拙訳の1949年のジロ・ディ・イタリアの本「ブッツァーティのジロ帯同記」について、京都の日本イタリア会館の谷口和久さんという方が Corrente (コレンテ)という会誌に詳しい論評を書いてくださいました。これ読めば本を読まなくても大丈夫 笑)それぐらい詳しく紹介してくださいました。ありがたいことです。リンクを貼っておきますので、お時間のある時にどうぞ。http://italiakaikan.jp/culture/publish/img...
えーと、カヴェンディシュについての言及は過去記事でいいかな 笑)サガンの失格とカヴの過去 笑)http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-2935.html (この記事の中にもいくつもリンクが貼ってあるので、それぞれ見てもらえると嬉しいです)さて、ボーラとしてはヴラソフで表彰台を狙って、ケムナでどのぐらいの潜在力があるかを試すジロだったわけですが、チームマネージャーのラルフ・デンクは満足していると言ってい...