青魚を食べると蕁麻疹が出る?ヒスタミンと食中毒の関係 「サバにあたる」「青魚を食べると蕁麻疹が出る」という言い
調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたいなと。
調剤薬局で働く薬剤師のブログ。薬や医療の情報をわかりやすく伝えたい。あと、自分の勉強のため。日々の気になったニュース、勉強した内容の備忘録。
IgG4関連疾患 IgG4関連疾患という病名を初めて聞いたので調べてみる。 IgGは免疫グロブリンGのこと。免疫グロブリンには、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類があります。 Ⅰ型アレルギーがIgEで、Ⅱ型ア […]
目次1 低血糖と吐き気1.1 自家中毒 低血糖と吐き気 低血糖の軽い症状として、頭痛、動悸、悪心(吐き気)、眠気、発汗、空腹感、不安感などが生じます。 この中の一見相反する症状である吐き気と空腹感について考えます。 低血 […]
エンレストの用法 エンレスト®の成分はサクビトリルバルサルタンナトリウム水和物であり、構造の中にバルサルタン(ディオバン®)を含む薬である。配合剤ではない。 エンレスト錠には、50㎎・100㎎・200㎎の3規格がある。デ […]
オンライン服薬指導を行う場所 オンライン服薬指導なんてどこでやっても良いだろうと思っていたが、行う場所には決まりがある。 今までは薬局で行わなければならなかった。 薬生発0331第36号「医薬品、医療機器等の品質、有効性 […]
目次1 ヒルドイドフォーム1.1 振ってはいけない ヒルドイドフォーム ヒルドイドフォームやヘパリン類似物質外用泡状スプレーが、ごくまれに処方される。 ヒルドイドフォームは1本92gで、ヘパリン類似物質外用泡状スプレーが […]
グリセリン浣腸液「ケンエー」 グリセリン浣腸液の「ケンエー」にはLタイプとSタイプがある。ほかのメーカーには見当たらない。たぶんない。あったら教えてほしい。 「ケンエー」には瓶入り(500mL )というのもある。院外で処 […]
イグザレルト錠2.5㎎ イグザレルト錠に2.5㎎という規格が2022年10月に発売されていた。 今まで10㎎と15㎎はありましたが、それよりも低用量の規格である。添付文書も分かれており、適応症が異なる。 10㎎と15㎎の […]
目次1 整形外科からリクシアナの処方意図は?1.1 心房細動と抗凝固薬 整形外科からリクシアナの処方意図は? リクシアナなどの抗血栓薬が処方されていたら、脳梗塞や心筋梗塞などの循環器系の疾患を思い浮かべるが、たまに整形外 […]
ゾコーバ また新型コロナウイルス感染症治療薬が緊急承認された。 新型コロナ感染症治療薬の内服薬では、ラゲブリオ、パキロビッドに続いて3つ目となる。 基本的な情報の違いはありますが、大きな違いとして、ゾコーバは重症化リスク […]
白金製剤による末梢神経障害 抗癌剤による副作用に疎い私ですが、最近は院内で抗癌剤を使用している患者のお薬手帳に、病院から副作用情報が記載されてきたりするので、自然と目に入る。 オキサリプラチン製剤を使用している患者のお薬 […]
ジクアスLX点眼液 ジクアスLX点眼液が2022年11月に発売された。 名称からすると、アレジオン点眼液とアレジオンLX点眼液の違いと同様で、持続性になったのだろうと推測。 アレジオン点眼液が1日4回という使い方なのに対 […]
エパデールEMカプセル しばらく勉強していなかったので、久しぶりの記事更新。 エパデールEMカプセルという製品が2022年9月に販売されていました。 エパデールSとは何が違うのか?エパデールSには300、600、900と […]
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青魚を食べると蕁麻疹が出る?ヒスタミンと食中毒の関係 「サバにあたる」「青魚を食べると蕁麻疹が出る」という言い
ブラダロンと緑内障患者 「過活動膀胱の患者に薬を処方したいけれど、この方、緑内障があるんだよね…」そんなとき、
犬の虫下しから考える「ズーノーシス」─人と動物をつなぐ感染症リスクとは? 薬局のペット用医薬品コーナーに立ち寄
医薬分業が医療費増加の原因? 医薬分業には、賛否両論が根強く存在しています。院内処方の方が費用が安く済む場合が
「年末年始」の定義に注意 年末が近づくと、薬局でも対応に神経を使う場面が増えてきます。特に話題に上るのが「年末
処方せんを無くしたら? 処方せんを無くしてしまった場合、誰が無くしたかによって対応は大きく異なります。ここでは
TATP(過酸化アセトン)をはじめとした市販品の“裏の顔” 薬局には、消毒薬や洗浄剤、除光液といった“日用品”
医者の前だと血圧は上がる?下がる?─白衣高血圧と仮面高血圧とは 病院で血圧を測ったとき、「こんなに高かったっけ
抗酸化物質で長生きできる?─活性酸素と戦う栄養素 「抗酸化物質で若返る」「ジョギングで心臓病予防」「筋トレで代
夏風邪が長引いていませんか? 「夏風邪だと思っていた咳が、なかなか治らない」「毎年、夏になると同じような症状が
在宅でどこまでできる?薬剤師・介護職が関わる「医療行為」グレーゾーンの境界線 在宅医療や訪問介護の現場では、「
セリアック病とグルテンフリーを正しく理解する:"小麦は悪"という誤解に注意 近年、グルテンフリーという言葉が注
咳と腹痛の関係 「咳が止まらない。しかもお腹まで痛い――」そんな経験はありませんか? 咳と腹痛。一見無関係に思
ブドウ膜炎は「目の中の病気」? 「結膜炎や角膜炎なら聞いたことがあるけれど、ブドウ膜炎って何?」そんな疑問を抱
うつ病患者を励ましていけない? うつ病は現代社会で非常に身近な心の病気となっています。しかし、身近であるがゆえ
妊娠検査薬で陰性なら妊娠していない? 薬局現場でよくある質問のひとつに、「妊娠検査薬で陰性だったから、妊娠して
薬剤師過剰時代の到来 「薬局はコンビニより多い」「薬剤師は過剰になる」。こうしたフレーズは10年以上前から繰り
パナルジンを30日分処方しちゃダメ? 「この患者、来院が難しいから、パナルジンを1か月分で出しておこうか…」ち
体内時計の仕組み 「早起きは三文の徳」と昔から言われますが、実はこれには科学的な裏付けがあることをご存じでしょ
セレスタミンは抗アレルギー薬? 花粉症やアレルギー性鼻炎の時期になると、よく処方される薬のひとつに「セレスタミ
抗血栓薬の併用禁忌 ワルファリンとビタミンK 抗血栓薬の中で併用禁忌が多い薬は、CYP3A4で代謝されるリバ
狭心症治療薬の併用禁忌 狭心症治療薬と血管拡張薬 狭心症に使われる薬で、併用禁忌の薬には、硝酸薬↔
狭心症治療薬の一覧 狭心症と狭心症治療薬 心臓の筋肉に酸素や栄養を送っている冠動脈が何かの原因で狭くなったり、
急速解離仮説 抗精神病薬の添付文書の作用機序をみると、各受容体に対する「親和性」という言葉が書かれていて、「で
めまいとヒスタミン 抗めまい薬として使われる薬には以下のようなものがある。 めまいの原因は何か?脳梗塞や低血圧
マイナ保険証利用促進集中取組月間 薬剤師のみなさんマイナンバーカードの利用促進に励んでますでしょうか? 世間の
タピナロフクリーム ブイタマークリーム1%という新しい作用機序の外用薬が、新薬として承認された。成分はタピナロ
頻尿の定義 最近トイレが近い。夜中に1回はトイレに起きる。しかし、病的とは思わない。年のせい。 患者からは夜中
エンレスト粒状錠小児用 エンレスト錠に小児用の剤形が追加された。 エンレスト粒状錠小児用(カプセル入り)? 粒
選択的ROCK2阻害剤 2024年5月に薬価収載された薬に、レズロック錠200mg(ベルモスジルメシル酸塩)と
連携強化加算 薬局勤務の皆さん、着々と2024年調剤報酬の準備を進めていると思います。何を隠そう私は全く資料を
肝性脳症と高アンモニア血症と抗菌薬 肝性脳症の予防では、血中アンモニア濃度の上昇を防ぐために、腸内アンモニア産
低亜鉛血症治療剤ジンタス 低亜鉛血症治療剤「ジンタス」という薬が2024年1月26日に製造販売承認を取得してた
ギャンブル依存症とドーパミン 大谷翔平の通訳だった水原一平が違法賭博に関与していたとのことで一躍注目された「ギ
アレジオン眼瞼クリーム アレジオン眼瞼クリームという製品が、2024年3月26日製造販売承認を取得した。 効能
フェンフルラミン フィンテプラ内用液というてんかんの薬がある。適応症は、Dravet症候群とLennox-Ga
紅麹コレステヘルプ 小林製薬の紅麹コレステヘルプによる腎機能障害による死亡報道が世間をにぎわせています。紅麹は
動物用医薬品 最近、ドラッグストアでも見かけるようになった動物用医薬品。ペットショップやホームセンターで見かけ
シロップ剤の調剤 薬剤師の皆さん、シロップ剤の賦形はどのようにしているでしょうか?ルールはあるのでしょうか?
レバミピド懸濁性点眼液2%「参天」 しばらくブログの更新を疎かにしていると勉強意欲も薄まって、知らないことがな