コラージュを中心とする美術制作者是蘭の、つくること、みること、日々の気づきについて
コラージュとアート、展覧会・講演会レビュー、からだとこころ、男と女などについて。「美しさ」を発見し考える日々。
自分が「考えている」と思っていても単に頭の中で感情がぐるぐる回ってるだけにすぎないことがある(というか結構多い)。また、日本語で「感じる」というのは感情を...
美術作品が、いわゆるところの誰の目にも明らかに「美しく」なければならないかと言えばそれはそんなことはないのであって、ただひたすら「ほんとう」であることの方...
困ったな、と自分は思った。竹橋の近代美術館でやっていた福沢一郎氏の回顧展最終日に駆け込みで来場し、初期のコラージュ的絵画作品から後期の神話や現代風刺をモチ...
パーツの素材を作ったがまだ組み上げてない。作っているものはしばしば、初期や途中の方が自分にとっては良く見えることがあり、一方その場で決めちゃうと粗い時があ...
美しいものが人間に創れるというのは、完全なる幻想だと思う。
最近、苫米地英人さんていいなあ・・と突然思い(今までは何故かなんとなく敬遠していた・・)、動画など見始めている。エフィカシー即ち自己効力感を高く保ち、ちょ...
展示に足を運ぶ大きな理由の一つに、制作プロセスについて想像し、刺激を受けるというのがあるが、本展オープニングに行って最初の作品を目にした自分は、その前で長...
人並外れて得意なことがいわゆる才能というものとすれば、自分は「心配」については天才的に才能がある。以前窓際からカチカチという音がするので天井裏に巨大ネズミ...
「書家による抽象表現展3」(ギャルリー志門)オープニングへ。制作者の内面について他者が推測してもハデに外すということはありうる訳だが、個人的には制作の主体...
以前、美しい装丁の展示を見たことがある。来ていた人誰もがとても喜んでおり、これ素敵、あれも素晴らしいなどと盛んに評していて、作品も結構売れていた。自分は少...
ゲルハルト・リヒター "PATH"@ワコウ・ワークス・オブ・アート
ワコウ・ワークス・オブ・アートに世界一好きな作家であるところのリヒター展を見に行く。大昔知人と自分の間で密かに流行っていたことに、「大きく二つに分ける」と...
都美術のクリムト展へ。展示は行ってみないとわからない。足を運ばない限り、作品やそれに対する自分の反応のリアルを経験する術はない。チケットやポスターなんかに...
やるぞーという気合みたいなものは何事においても基本不要なんではないか、という仮説を自分は持っており、以前書いたことともある。やるぞーというのは物理的側面と...
先般ひどくやる気のない日があった。あれもこれもそれもやらねばいけないことが山積しているのに、どうにも体が動かない。そうやってずるずると日を過ごし、夕方ぐら...
明日をひらく絵画 第37回 上野の森美術館大賞展へ。ずーっと見ていくと、なんとなく落ち着いた気分、というか、やや過剰にまったりした気分になっていく。個々の...
明後日5月8日(水)に目黒学園カルチャースクールにて、連続講座の一環として<「モナリザ」をテーマに ~ 素材の意味を「変えて」みる>という講座を行います。...
庭園美術館でキスリング展をやっている。以前彼の絵画をギャルリーためながで見た際に、「水の中の宝石」と感想を述べたことがあるけれどもまさにその通り。濡れ色の...
4月末に終了した美の起原でのグループ展示には、多くの方々にご来廊頂きありがとうございました。今般の展示で複数名の方から作品について、暴力的であると言う言葉...
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