たぶん噛み合っていない地方公務員の思いと総務省が示す兼業許可基準
総務省が、地方公務員の兼業や副業を促すために兼業許可基準を示すようだ。 営利企業から報酬を得て働くことができる基準を明確にし、 現状の原則禁止から一歩進めて、 地域に貢献し課題解決につながる活動を幅広く認めるのだという。 具体的には、 町おこしや移住者支援などのほか、 地域住民の生活維持に欠かせない仕事も認めると報じられている。 例としては、過疎地のコンビニでの労働や新聞配達が挙げられていた。…
この映画は、小林啓一さんの監督作。 小林さんと言えば、私が大好きな 「殺さない彼と死なない彼女」と「恋は光」 を撮られた方。 2本もお気に入りの映画を撮られた監督さんの作品とあっては、 これは一も二もなく観に行く。 脚本の政池洋佑さんは、こちらも私が大好きな 「ハケンアニメ!」に携わられた方。 この監督と脚本は、個人的にはすごい組み合わせ。 が、まあ、予告編から悪い予感はしていた。 少女漫画…
「モーサテ」こと、テレビ東京系で毎朝放送している「Newsモーニングサテライト」。 4月からキャスター体制が変わるようだ。 これまでメインキャスターを務めていた片渕茜さんがニューヨークに転勤となり、 主にアメリカのマーケットを担当。 メインキャスターには、これまでサブキャスターだった中原ひとみさんが座られる。 中原さんはまだ入社3年目。 プレッシャーもあるだろうけれど頑張ってほしい。 モーサテが始…
3月27日の東京株式市場は、 トランプ米大統領がすべての輸入車に対し25%の関税を課すと発表したことが嫌気されて反落。 日経平均は、前営業日比227円の37,799円で取引を終えた。 相当にネガティブなニュースであり自動車株は急落となるかと思いきや、 下がったには下がったがそれほどでもない。 トヨタ自動車が2%安、 日産自動車も2%安、 ホンダは2.5%安。 2%程度の下げであれば、しょっちゅう起きる。 かねて…
プロ野球の順位予想は難しい。 まあ、当たらない。 開幕前の戦力をもとに分析するのだが、 額面通りには働かない選手やら、 怪我で離脱する選手やら、 大化けする選手やらが次々に出てくるので、 一年を通した順位をピタリと当てるのは至難の業。 しかし、予想すること自体が楽しいので、今年もやってみよう。 セ・リーグはよくしらないので、パだけ。 なにはともあれ優勝チームがどこになるか。 戦力的には、去年…
千鳥を応援していたが、 彼らの芸風から関東では難しいかと思っていた。 実際、苦労していた時間も長かった。 しかし、一度火が付くと、その後は凄かった。 今や芸人のトップと言えるような位置にいる。 さらば青春の光は、さすがに一般受けは難しいだろうと思っていた。 漫才もコントも十分にできる力の持ち主だが、 やっていることが際どすぎるし、 東ブクロさんの私生活での奔放さも受け入れられないだろうと感じて…
海外投資家による インド株から中国株への乗り換えが進んでいる、 とのネット記事を読んだ。 日本国内の報道やネット情報には、 中国経済には悲観的なニュースがあふれている。 一方インドには先行きへの楽観が伝えられることが多い。 その結果か、NISAではインド株投信が人気を集めている。 裏腹に、海外投資家はインド株離れが進んでいて、 反対に中国に買いが入っているという。 代表的な株価指数であるイン…
いわゆる「いい話系」。 文字の読み書きができない65歳の男が、 夜間学校に通い妻にラブレターを書く、というお話。 それだけではとても2時間もたないだろうから、 なんやかんや話を盛るのだろうと思っていたが、 ほぼ盛らず。 本当にそれだけの設定で2時間の映画を作ってしまった。 称賛するつもりはないけれど、これはこれですごい。 大きな盛り上がりがあるわけではなく、 泣かせるシーンはあるものの、 ある意…
野球人気の陰りを心配する声がある。 中学や高校での野球部の人数が減り、 プロ野球の地上波での放送もないという状況からそう見えるのだろう。 しかし、球場に目を移すと、まるで違う姿が見えてくる。 今はオープン戦の真っ最中。 もちろん真剣勝負ではないし、 スター選手が出場しない試合もある。 その状況での観客動員はどうか。 中日の本拠地バンテリンドームは連日30,000人超、 京セラドームも30,000人、 み…
2026年ワールドカップアジア最終予選で、C組1位の日本代表がバーレーン代表に2-0で勝利。 これで日本はC組2位以内が確定し、8大会連続8度目のワールドカップ出場権を獲得した。 ワールドカップ出場を決めたのは日本が世界で一番乗り。 現在のFIFAランキングで日本代表は15位。 つまり、普通に戦えば決勝トーナメントに進出する16チームに入れる地位にいる。 しかし、このところの試合ぶりを見ると、15位よりもっと…
元NHKアナウンサーで、現在「報道ステーション」のキャスターを務められている大越アナウンサーが、 球速130キロを目指したプロジェクトに取り組んでおられる。 題して、「大越健介 球速130キロへの道」。 大越アナは東京大学出身。 六大学野球でプレーし、なんと通算8勝。 東大で8勝はすごい。 日米大学野球選手権大会の大学日本代表メンバーにも選ばれたという猛者である。 年齢は63歳と私より少し上だが、実績が…
低予算で作られ、少ない劇場で公開される映画の中に、 長く心に残る作品がある。 もちろん、「あれ?」もたくさんあるけれど、ひょっとしたら。 本作は売れないパンクバンド「ザ・ゲスイドウズ」の物語。 今、下水道が日本を騒がせているが、グループ名の由来は特に語られず。 バンドの紅一点のボーカリストが“The27Club”に憑りつかれ、 自身も27歳で死ぬと思い込んでいる、という設定。 “The27Club”とは27歳で夭折…
「だから言わんこっちゃない」と総ツッコミされても仕方がない横綱・豊昇龍の春場所
豊昇龍が10日目から休場することになった。 春場所は、 新横綱の初日の黒星は1995年以来、 中日までの金星3つ配給は1964年以来、 と不名誉な記録を連発していた。 休場は1986年以来だそうだ。 豊昇龍の横綱昇進については、多くの人が疑問を呈していた。 それまでの横綱昇進者と比べて、あまりにも成績が伴っていなかったからである。 私も、この甘々の昇進に、異を唱えるブログを書いた。 https://ry…
減税したら経済が活性化する、 と強く主張される方がおられる。 そうした論が、このところ勢いを増しているようにも思える。 結論から言えば、というか、 誰がどう考えても、 減税したら経済は活性化する。 当たり前の話である。 同じような話で、 財政を拡張したら経済が活性化する、 という意見もあるが、 これも、もちろんそうなる。 当たり前の話である。 これらは理論とか理屈とかいう以前の、定義に近いレベ…
原作はフランス・ベルギー合作映画「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」という作品らしい。 目を覚ましたら別の世界だったという日本映画にもありそうな展開。 監督は「ソラニン」「陽だまりの彼女」などの三木孝浩さん。 正直なところ、まったく期待しないで観に行った。 まったく期待しないのに観に行く、というのも妙な話だが、 だって、観てみないとわからないから。 そのおかげで、と言ってはな…
このところ、 地方自治体が債券運用で含み損を抱えている という記事が散見される。 共同通信をはじめ、 読売、朝日と次々に報道され、 3月15日付の日経では一面で報じられるに至った。 どの記事も 「ここでわかった」 といった書きぶりなのだが、金利が上昇すれば債券価格が下がるのは当然のこと。 長期債券を購入している自治体が含み損となるのも自明。 ずっと前からわかっていたはずのことである。 逆に、金…
日本アカデミー賞が発表された。 私は7部門を予想したのだが、すべて的中した。 我ながら天晴というべきか。 予想したブログはこちら https://rynsei.seesaa.net/article/511605776.html 予想の面では俳優部門はあまり悩まなかった。 ノミネートされた作品と顔ぶれを見れば、受賞者は大体わかる。 それがいいんだか、悪いんだか。 難しかったのは監督賞と作品賞。 これを別々の作品で予想したのは勘が冴えていた…
「ガレッジセール」のゴリこと照屋年之さんの監督作品。 ゴリさんの前作「洗骨」は魂を揺さぶられる映画だった。 一年を代表する作品と言ってもいいほどに。 その次回作とあっては期待しない方が無理というもの。 しかし、期待は往々にして裏切られる。 「洗骨」の素晴らしさと打って変わって、 本作はちょっと驚くほど凡庸。 これを映画にしてはいけないのではないかと思えるほどに。 広く言えば「いい話系」なのだ…
3月14日、日本アカデミー賞が発表される。 いつまで経っても権威が上がってこない感のあるこの賞だが、 受賞された方はちゃんと喜んでくださっている。 邦画ファンとして、受賞者を予想することで、表彰式を2倍楽しもう。 まずは、助演男優賞。 ノミネートは以下の5人 内野聖陽さん 『八犬伝』 : 葛飾北斎役 大沢たかおさん 『キングダム 大将軍の帰還』 : 王騎役 岡田将生さん 『ラストマイル』 : 梨本孔役 佐…
2025年、無茶を承知で取り組む個人的企画 「60歳腰痛持ち120キロプロジェクト」。 ようやくあたたかくなり始めたことを見計らって、今年になって初めてのキャッチボール。 プロ野球選手はもうバンバン投げているが、 プロは3月下旬に開幕するのでペースが上がっていて当然。 私は秋口に最終計測することを考えているので、寒い時期は慌てない慌てない。 初投げは、20mくらいの距離で計30球ほど。 肩はまだ全然できてい…
アメリカの有力誌「リング」が、 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の今後2試合が決まったと報じた。 それによれば、 5月4日にWBA同級2位ラモン・カルデナスと米国ラスベガスのTモバイルアリーナで対戦、 勝利すれば(するだろう)、 9月14日にWBA同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(通称:MJ)と対戦、 とのことである。 かねてからそのように伝えられてきたこともあり…
実話をもとにした映画らしい。 主な登場人物は三人。 女優・長谷川泰子と詩人・中原中也、文芸評論家・小林秀雄。 女一人と男二人の奇妙な三角関係を描く。 舞台は大正時代の京都と東京。 しっかり街並みが再現されていて、 世界観に浸れる。 三人の関係ははたから見れば常識外れだし、 本人たちにとっても苦しいものだったかもしれない。 しかし、やむにやまれぬものだったのだろう。 その感じが、映画の中の三人か…
M-1王者に 「夢がない」 と揶揄されたR-1(もちろん、ネタで言っているのだが)。 夢はともかく、笑いもない年も少なくないのだが、 今年は粒ぞろい。 ただ、田津原理音さん、ハギノリザードマンさん、友田オレさんの3人で争われたファイナルはいつものR-1に逆戻り。 それまでの盛り上がりが嘘のようなしぼみ方。 3人ともフリップでクスリともできず。 まあ、R-1らしいといえば思い切りR-1らしいのだが…
「持続不可能な財政」という本を読んだ。 河村小百合さんと藤井亮二さんの共著。 河村さんは日銀出身で現日本総研の主任研究員、藤井さんは参議院予算委員会調査室出身で白鵬大学教授。 お二人は日本の財政状況に多大な危機感を覚えておられ、 いろいろな税目の引き上げや主な歳出項目の引き下げ案を提示されている。 諸外国との比較や過去のデータなども取り揃えられていて、 非常に真面目な研究成果だと感じた。 本の…
長編監督デビュー作「メランコリック」で、 数々の映画賞を受賞した田中征爾さんの監督・脚本による作品。 前作は銭湯を舞台にしたサスペンス・コメディであり、なかなかに楽しめた。 さて今作は。 幽霊につきまとわれる男を描くのだが、 正直なところ、その設定自体が面白くもなんともない。 映画でも何度も取り上げられているし、 漫才やコントでも散々。 新しいものがあるわけでもなく、響くものもなく。 残念なが…
アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が物別れに終わった。 通常、首脳会談にこぎつけるまでが大変で、 そこに至ればすんなりいくもの。 また、もし交渉がうまく行かないとしても水面下でなんとか収めるもの。 マスコミの目の前で、 世界中の人たちが見ている前で、 首脳同士が感情をぶつけ合うというのは非常に珍しい光景だった。 どちらがいい、悪い、はさておき、 驚いたのは両者が英語…
ネットに、 「週末芸人」が増えている という記事があった。 「週末芸人」とは、普段は会社員として週5日働き、 土日の芸人としての出演に向けて仕事後にネタ作りに励むといった存在のこと。 アルバイトをしながら芸人を続けている人は昔から大勢おられたと思うが、 ここでいう「週末芸人」は、本業はしっかり持っている。 芸人は副業というわけでもなく、 天下をとってやろうという野望など毛頭ない。 ただ、楽しい…
2023年放送のテレビドラマ「トリリオンゲーム」の劇場版。 ドラマ自体をほとんど見ないので、こちらも当然の未見。 予告編を見る限り面白そうには見えないが、果たしてどうか。 世界No.1企業の時価総額と同等の資産、1兆ドルを稼いでこの世のすべてを手に入れる、 というのがこの作品の主人公・天王寺陽の野望。 そのためには、かなりの無茶もする。 しかし、彼がなぜそんな野望を持っていて、 そのために危険を顧みず…
私はあまりネットを見ない方だと思う。 Yahoo!のトップページからニュースを確認したり、 YouTubeでMリーグの結果を眺めたり、 Facebookで知り合いの近況を知ったりはするけれど、 Xのトレンドをチェックすることはないし、 インスタもほとんど見ないし、 TikTokも流さない。 そんな私でも、ふとしたはずみにネットに転がるいろんな投稿やコメントを読む。 するとそこにあるのは、 日本はもうダメという悲観論や、…
このところで読んだ映画はこんな感じ。 「就職氷河期世代の行く先」 下田 裕介 「ダイヤモンドダスト」 南木 佳士 「まちづくりの非常識な教科書」 吉川 美貴 「笑い神」 中村 計 「リリィ・シュシュのすべて」 岩井 俊二 「サザンオールスターズ」 スージー鈴木 「税金とお金」 村形 聡 「がんばれヘンリーくん」 ベバリィ・クレアリー 「どこまでやるか町内会」 紙屋 高雪 「そのまま仕事で使える…
株は上がったり下がったり ~日経1,000円超の下落もよくあること~
2月最後の東京株式市場は大幅下落。 日経平均株価は、一時1,400円以上値下がりし、 終値は1,100円安の37,155円。 今年最大の下げ幅となった。 下げの原因とされているのは、 トランプ大統領の関税に関する発言や、 アメリカ景気の先行き不透明感に加え、 直近のアメリカ市場でハイテク株などが下落したことなど。 37,000円を割り込むシーンもあり、これはおよそ5カ月半ぶりのこと。 アメリカ経済への不安が下げの原…
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