企業再生経営者、山田修の戦略ブログ。6社で社長を務め再生させた戦略を日々語る。
MBA社長などの異名を取りながら、20年以上にわたりプロフェッショナル経営者として活動してきた。 企業再生や業績回復には、「やり方を変えろ」つまり一にも二にも「戦略の立案とその実践」が必要となる。 経営学的な立場からその要諦を解説する。日々の実践を書き連ねている。
子会社売却で「いきなり!ステーキ」に特化 ペッパーフードサービスは再生できるか(3)
「一瀬社長がCMに出て、店の看板にも社長の写真が出ています。こういう会社は、めったにありません。要は、出たがり屋なんですね。派手な経営をやりたがる、猪突猛進タイプの経営者です。ですから、店舗の売り上げがマイナスに転じても、店舗拡大にブレーキがかからなかったのでしょう」 ...
子会社売却で「いきなり!ステーキ」に特化 ペッパーフードサービスは再生できるか(2)
ペッパーフードサービスは、18年度は1億2100万円の赤字、19年は約27億円と赤字が拡大している。さらに4月30日、新型コロナウイルスの影響で2020年12月期第1四半期(1~3月)の決算発表の延期を発表した。 「開店から15カ月以上経った店を既存店と言います。『いき...
子会社売却で「いきなり!ステーキ」に特化 ペッパーフードサービスは再生できるか(1)
「いきなり!ステーキ」オフィシャルサイトより 子会社売却で「いきなり!ステーキ」に特化 ペッパーフードサービスは再生できるか デイリー新潮 2020年6月26日掲載 6月18日、「いきなり!ステーキ」や「ペッパーランチ」を展開するペッパーフードサービス...
赤字60億円の「RIZAP」 3人の大物経営者にも逃げられ、もはや打つ手なし?(3)
「M&Aで有名なのは、日本電産の永守重信会長です。彼はM&Aを行う際、10年以内に元が取れるという指標を設けています。それができない会社は買収すべきじゃないとしています。ところが瀬戸社長は、そんなポリシーはない。手当たり次第に買いまくっていったのです。私の知り合いにM&Aの...
赤字60億円の「RIZAP」 3人の大物経営者にも逃げられ、もはや打つ手なし?(2)
「RIZAPは、今年3月期決算の赤字は新型コロナの影響があったと説明していますが、グループ企業全体を調べてみると、ボディメイキングの事業は、19年3月期の売上が413億円。20年3月期は売上が401億円と、業績は決して悪くないのです。では、何が足を引っ張っているかというと、...
赤字60億円の「RIZAP」 3人の大物経営者にも逃げられ、もはや打つ手なし?(1)
今年の3月期決算で、2年連続となる赤字を計上したRIZAP(ライザップ)グループ。2年半で60社以上ものM&Aを繰り返してきたツケが回ってきたようだ。グループ経営再建のために招聘した3人の大物経営者は次々辞任した。いったい何が起きているのか。 *** RIZAP...
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