企業再生経営者、山田修の戦略ブログ。6社で社長を務め再生させた戦略を日々語る。
MBA社長などの異名を取りながら、20年以上にわたりプロフェッショナル経営者として活動してきた。 企業再生や業績回復には、「やり方を変えろ」つまり一にも二にも「戦略の立案とその実践」が必要となる。 経営学的な立場からその要諦を解説する。日々の実践を書き連ねている。
密かに増加の「ブランディング出版」、単なる企業広告より絶大な効果?その仕組みとは?(7)
「ブランディング」というのは、著者のセルフ・プロデュース、つまり「自分ブランド」が著書刊行により形成される、ということだ。 しかし私には、この形態の場合、著者となる社長さんの個人ブランド形成よりも、その人が率いる会社のプロデュースや商品の販促に使えるとみえた。何しろ、本...
密かに増加の「ブランディング出版」、単なる企業広告より絶大な効果?その仕組みとは?(6)
ブランディング出版は変形広告と思えばいい 先日、とある中堅出版社の編集者と次の出版について打ち合わせていた。もちろん私の場合は通常の商業出版での話である。雑談に入り、その人が「ウチは自費出版もブランディング出版もしています」と言う。 第3の出版形態であるブランデ...
密かに増加の「ブランディング出版」、単なる企業広告より絶大な効果?その仕組みとは?(5)
「自分史」のバリエーションとして「50周年記念誌」などの「社史」や、会社が発行するPR本がある。また、商業出版になじまない個人の研究や趣味のまとめなどもある。 自費出版の場合は、もちろん印税をもらえない。ISBNコードも付かない。逆に編集、出版の費用として200~300...
密かに増加の「ブランディング出版」、単なる企業広告より絶大な効果?その仕組みとは?(4)
自費出版とは自腹で本を出すこと 著書を出版するのは、ビジネス的に大きな好影響がある。自社の商品やビジネスについて知ってもらう、また、それを創業したり責任者として展開している経営者自身を知ってもらい、親身な感覚が読者に醸成される。特にコンサルタントや士業(税理士、会...
密かに増加の「ブランディング出版」、単なる企業広告より絶大な効果?その仕組みとは?(3)
これらの出版社から本を上梓する場合は、もちろん印税が支払われる。会社の規模などによるが、私の場合、本の定価の8%から10%が多かった。業界的には10%が上限で、それは大手出版社だった。印税が支払われるのは、まず初版の印刷部数に対してであり、定価1500円の本を5000部出せば...
密かに増加の「ブランディング出版」、単なる企業広告より絶大な効果?その仕組みとは?(2)
同書は、いわゆる「持ち込み原稿」だった。アポも取らず新潮社の受付を訪ね、「原稿を持ってきたので、編集の人に読んでもらいたい」と頼んだ。大手の出版社ではこのような飛び込み訪問は珍しいことではないらしく、門前払いをされることもなく出版部の副編集長という女性が出てきてくれた。 ...
密かに増加の「ブランディング出版」、単なる企業広告より絶大な効果?その仕組みとは?(1)
自社が展開しているビジネスをあまねく知ってもらい、企業が成長していくためのAIDMAマーケティング施策の第一歩と第二歩がAとI、つまり見込み客や市場のAttention(注意、注目)を喚起してInterest(興味)を惹起することだ。 そのための市場へのメッセージ発信方...
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