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草莽隊日記 https://blog.goo.ne.jp/ikeiketarou

在野の立場から憂国の至情を綴る。保守の再生を目指し、日本人の思想的な血脈についても取り上げる。

ikeiketarou
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喜多方市
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会津若松市
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2009/09/21

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  • アベノミクスを引き継ぐのはサナエノミクスだ

    日本の経済政策をどのようにすればよいのかを、明確に示してくれたのが浜田宏一イェール大学名誉教授であった。「日本の生産能力(ヒト・モノ)に余力がある時には、金融緩和政策によって市場に追加でマネー(カネ)を投下すれば、余っていたヒト・モノを稼働させることが可能になる。そうなると日本全体の商品・サービスの供給量も増やせるし、生産と共に李家きも増えていく」(『世界が日本経済をうらやむ日』)ということで、アベノミクスの効果が絶大であったことは確かである。しかし、日本の供給力(モノを生み出す力)が低下すると、供給面の制約から日本経済の底力が低下してしまい、経済停滞という現象が起こるのだという。そこで成長戦略が出てくるのである。あくまでも金融緩和政策が先行し、それが限界に達した時点で、成長戦略が重要になってくるのである...アベノミクスを引き継ぐのはサナエノミクスだ

  • 七月の参院選前に高市早苗さんを総理総裁にすべきだ

    連日のように日本保守党界隈は話題を提供してくれるが、それはそれとして対処しても、それ以上に石破茂を何とかしなければならない。高市早苗さんを、自民党のガス抜き要員とか批判する人たちがいるが、今すぐに日本の危機を救うことができる政治家は、高市さんしかいないのである。先の自民党総裁選で、党員票では石破より多かったのであり、両院議員総会を開いて、高市さんを選出すれば物事の決着が付くのである。このまま石破のままでは、自民党が惨敗することは目に見えている。高市さんを前面に押し立てて、衆参同時選挙を行って、乾坤一擲の勝負に出るべきなのである。よりまし論で、国民民主党の支持に回っている人たちも、立憲民主と組み、選択的親子別姓を推進する玉木雄一郎代表にはガッカリしているはずだ。高市さんはやる気十分であり、「今の自民党は何を...七月の参院選前に高市早苗さんを総理総裁にすべきだ

  • 日本保守党に国体を語る資格はない

    日本保守党をやめる人が相次いでいる。ユーチューブで河村たかし共同代表は「政党交付金がまだ自分のところに降りてきていない」と苦言を呈している。党としてのガバナンスが素人以下なのである。にもかかわらず、日本保守党は飯山陽さん叩きに血眼になっている。国政政党たるものが、言論で反論できず、法的手段に出るということは、前代未聞のことではないだろうか。石破を総理総裁にした自民党を徹底的に批判すれば、日本保守党は保守層がのかなりの部分を支持者にできたのに、それもしないで、保守系言論人にケンカを仕掛けている。これでは党勢拡大などまず無理である。優秀なスタッフを集め、それなりの金をかけなければ、政党を維持することなど無理なのである。金儲けで政治をして成功するわけはないのである。原敬も田中角栄もそれなりに金は使った。原敬など...日本保守党に国体を語る資格はない

  • 全体主義に屈すれば信教や言論の自由も奪われる

    私たちは左右の全体主義の脅威に直面しています。とくに今の日本で深刻になってきたのは右からの動きです。日本国憲法の第十九条では「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」、第二十条では「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」と書いています。しかし、岸田文雄は統一教会に対して、マスコミと結託して「魔女狩り」を行い、あろうことか、政治的な圧力をかけて、地裁に解散命令の判決を出させました。刑事事件で摘発されたわけでもないのに、そんなことが容認されてしまえば、他の宗教団体に波及することも必至です。もはや他人事ではないのです。また、日本保守党が一民間人の飯山あかりさんを名誉棄損で訴えたことは、国政政党がその権力を利用して、言論の自由を奪うことにほかなりません。嫌がらせのスラップ訴訟であり、それがまかり通るよ...全体主義に屈すれば信教や言論の自由も奪われる

  • 法治を無視した統一教会解散判決は信仰の自由に反する

    岸田文雄はあまりにも愚かである。自民党内の権力闘争に統一教会叩きを利用した。その結果どうなるか。日本の宗教界は破局的な状況になるだろう。岸田は自らその種を蒔いた意識がないらしい。無責任極まる政治家である。今回の件で一宗教団体を解散に追い込めることを知ったわけだから、被害者面する者たちをスターにして、マスコミがそれを擁護し、法を無視した判決が次々とまかり通ることになる。多くの宗教団体が打撃を受けるだろう。このことを仲正昌樹氏が指摘しているが、そうした冷静な議論ができないのが、今の日本なのである。文科省による捏造証拠なども明らかになっているにもかかわらず、それを不問にして、トンデモない判決を下したのである。これによって統一教会の財産は、不満を言い立てた者たちへの賠償にあてられ、それに関与した弁護士は金が儲かる...法治を無視した統一教会解散判決は信仰の自由に反する

  • 司法が宗教弾圧に加担したトンデモ判決だ

    仲正昌樹氏はXで今回の地裁の判決を「統一教会を解散させ、法人の財産を没収して、それを被害者を名乗る人に配分し、全国弁連の弁護士たちを手数料で儲けさせることが正義と思い込んでいるが、教会の資産形成に現役信者が貢献していることを忘れていないか」と批判した。統一教会を悪魔に仕立て上げられたのは、岸田が自民党内での権力闘争に利用したからである。今回の決定によって、今後はいかなる宗教団体であっても、統一教会のような目に遭う可能性があるのだ。そんなことが許されてよいのだろうか。信仰の自由に国家権力が干渉することは、いかなることがあっても許されることではない。岸田は自民党を破壊しただけではなく、我が国を誤った方向に導いたのである。司法が宗教弾圧に加担したトンデモ判決だ

  • さくらさくら靖国の杜さくら咲く 5句

    子や孫の元気な声を春うららさくらさくら靖国の杜さくら咲くいつになく孫との会話春の旅黄砂降る日本列島かすむ朝春愁い魔女裁判を許すまじさくらさくら靖国の杜さくら咲く5句

  • 国政の政党なのに大暴れ 10句

    保守名乗り保守にはあらず百田党国政の政党なのに大暴れ犬笛で煽っておいて我知らず恫喝はお手の物なり反社です一人では何もできずに逃げ回る偉そうに人を罵倒し四面楚歌議論すらできない者に正義なし仲たがい誰も得する者はなしネット民冷静なりて反百田飯山さん愛称ジャンヌ・ダルクかな国政の政党なのに大暴れ10句

  • 物書きの最低の礼儀は参考文献を記すことだ

    パスカルの『パンセ』(由木康訳)に「わたしの本、わたしの注解、私の物語、等々」と公言する人々を揶揄した文章がある。いかなる本であっても「普通それらのうちには、かれら自身の者よりも他人の物がいっそう多くはいっているから」である。当たり前のことではあるが、できるだけ先に研究している人がいれば、その名前と文献を記さなければならない。引用させてもらって、その上で自分の考えを付け足せばいいのだ。小説であれば別だが、それが最低限の礼儀であるからだ。昨日のデイリーWiLLでノンフィクション作家の河添恵子氏が日本保守党の有本香氏に「WiLL2011月1月号の有本さんの北海道の土地買収記事が週刊文春2010年7月15日号の自分の記事の内容に相当似ているが小野氏には有本さんは北海道には来なかったと聞いてる。北海道に行って取材...物書きの最低の礼儀は参考文献を記すことだ

  • 石破は幹事長自体に17億以上の政務活動費を使った

    かつてマスコミが次の総理総裁候補として石破茂を持ち上げていたが、よくよく考えれば、幹事長時代に金をバラまいていたからではないだろうか。石破は2012年9月28日から14年9月3日まで2年間幹事長を勤めたが、その期間に72回、17億5050万円の政務活動費を使った。それ以外に官房機密費も使ったとみられる。赤旗はその点を昨年10月4日付の「しんぶん赤旗電子版」では「石破氏が受け取った政策活動費は、12年が6回に分けて計2億6000万円、13年が38回で10億2710万円、14年が28回で4億6340万円。1回あたりの金額で目立つのは3000万円です。多い時では5000万円もらっています」と書いている。安倍政権時代にも商品券という話があるが、誰が渡したかが問題であり、幹事長の石破以外には考えられないのである。マ...石破は幹事長自体に17億以上の政務活動費を使った

  • 石破を退陣させないと亡国の民に

    飯山あかりさんと日本保守党とのことは、法廷の場で決着をつけることになった。そこで白黒を付ければいいのだ。これからはいよいよ保守が団結をするときだ。石破茂を総理の座から引きずり下ろさなくてはならない。頼みの綱は自民党保守派である。高市早苗さんが総理総裁になられるかどうかで、日本の運命が決まってしまうからである。保守の分断を喜ぶ者たちを、喜ばせるようであってはならない。トランプやブーチン、習近平に立ち向かうには、石破では駄目である。「敵は本能寺」であることを、断じて忘れてはならないのである。石破を退陣させないと亡国の民に

  • 彼岸獅子胸がときめく会津かな 5句

    雪解けを告げる笛の音遠くから彼岸獅子胸がときめく会津かな峠越え春の列車は立ったまま春愁い本屋で時間つぶしけり春の空南に向かう道一本彼岸獅子胸がときめく会津かな5句

  • 犬笛で騙される人可哀想 六句

    犬笛で騙される人可哀想飯山さん声なき声に守られし動画での面貌を見てうなづけり煽るだけ煽って逃げる卑怯者嫌がらせ得るものなしの訴訟かなネット民飯山さんを側に立つ犬笛で騙される人可哀想六句

  • リハビリの足軽やかに春の空 5句

    リハビリの足軽やかに春の空春愁い二度と会えない人ばかり杖付かず歩ける春に感謝かな三月は急ぎ足にて御座候添い遂げし人の話を春の夕リハビリの足軽やかに春の空5句

  • 柳田国男における保守の心

    保守は思想ではないという言い方がありますが、その根本にあるのは皇室です。しかし、その根拠となると明確に述べることができない歯がゆさがあります。敗戦後のインタビューで柳田国男は天皇陛下への思いを語っています。日本人にとっては理屈を超えたある種の感情であるというのです。「天皇陛下についてはあまりはっきりいいたくないのだけれども、私としては勤皇心を持っております。如何なる場合でも陛下に忠実であるべきだと思っております。ただ非常に苦しい立場においでになるものだから、今我々がわいわい騒ぐとわずらわしく思いになりはしないかという意味から何も言いません。…今のように天皇問題の議論が盛んになった時代というものはあまりありませんが、天皇問題は日本にとって運命的といってよいくらいで、宗教と同じように感情問題ですから、理論で説...柳田国男における保守の心

  • 最近のテロは犬笛とは無関係ではないだろう

    テロリズムは政治には付き物である。カール・シュミットの「政治の最も重要な任務は誰が友で誰が敵かを決断することにある」との言葉をあまりにも有名である。しかし、安倍さんを暗殺したテロリストや立花孝志さんを襲った者は、日本のテロリストの伝統とは無縁である。来島恒喜、旭平吾、山口二矢といった人たちは、敵に対するテロを決行したのちに自決している。葦津珍彦によれば、それが「日本のテロリストの伝統」だという。いかに自分の行為が正義だとしても、相手の命を絶つことへの道義的責任は免れないからである。安倍さん暗殺犯は、自らの正当性を主張だけで、そうした意識は皆無のようである。つまり、人を殺めることを何とも思わないのである。立花さんを襲撃した人間は犯行後に薄ら笑いを浮かべていた。それは政治的なテロというよりは、誰でもよかったの...最近のテロは犬笛とは無関係ではないだろう

  • 国家として身構える政治の実現を

    トランプの再登場で改めて国家の持つ意義が強調されるようになってきた。トランプ、習近平、プーチンの三人は国益を中心に考えている。グローバリズムとは根本において相容れないのである。グローバリズムの本家本元であったアメリカが、急速に方向転換している。私たちが直視すべきは「ユーラシア大陸中心部と周辺部との地政学的・文明史的対立」をどう乗り切るかである。梅棹忠夫が『文明の生態史観』で述べていたように、全体主義的なユーラシア大陸中心部と、民主主義が機能している周辺部とは、そもそも価値観が異なるのである。これまではアメリカのプレゼンスがあったが、それを期待できないとなれば、日本は独自に防衛力を強化するしかない。国家が軍隊を保持することは禁止した現行憲法は、そうした現実を無視している。危機に当たって正当な暴力を行使するこ...国家として身構える政治の実現を

  • 新ヤルタ体制下では総理総裁は高市早苗さんしかいない

    飯山陽さんが言うように、新ヤルタ体制のなかで日本はどうすべきかを考えなくてはならない。思い起こせば、新民族派の人たちがヤルタ・ポツダム体制の打破を叫んできた。つまり、アメリカやロシア、さらには中国の強権政治に身構えることを主張してきたのだ。ヤルタ体制というのは、ルーズベルト、スターリン、チャーチルの三人が、ドイツ降伏後にクリミア半島のヤルタで会談し、戦後世界を決定づけた。日本の北方領土にソ連軍が侵攻し、現在も不法占拠されているのは、そこでの協定に明文化されていたのである。。新ヤルタ体制とはトランプ、プーチン、習近平による世界支配を意味する。大国のごり押しに対して、日本は国家として身構えなくてはならない。もちろん、日米同盟が軸であっても、我が国の国益をどう守り抜くかである。いくらウクライナがロシアの侵略に戦...新ヤルタ体制下では総理総裁は高市早苗さんしかいない

  • 自民党は高市新総理総裁で国民に信を問うべきだ

    石破茂ほど野党やマスコミから歓迎された総理総裁はいない。総選挙で自民党がぼろ負けしても、臆面もなく続投でき、これまで集中砲火にさらされてこなかった。しかし、それももう終わりである。昔の自民党がやるようなことをして、とんでもなく評判を落としたからだ。自民党の衆議院一期生に一人10万円の食事券を配ったというのは、あまりにも露骨である。自分の言うことを聞いてくれると思ったのだろう。政治資金規正法に触れることはほぼ間違いなく、これで総理総裁の座に居座ることはできないだろう。そうなれば、先の総裁選挙では投票票でトップであった高市早苗さんしかいないのは、誰の目にも明らかである。自民党を保守の手に取り戻さなくてはならない。日本初の女性総理誕生を実現し、トランプに物申さなければならない。遠回りしたとはいえ、日本のためにも...自民党は高市新総理総裁で国民に信を問うべきだ

  • 高市総理総裁が誕生すれば自民党は復活する

    いくら自民党の国会議員が愚かであっても、もはや高市早苗さんしかいないことが分かっているはずだ。自民党が7月の参議院選挙で勝つには、できれば衆参同時で単独過半数を確保するには、岩盤保守層を支持を取り付けるしか手はないのである。さらに、政策的にも、反増税、積極財政派の高市さんであれば、国民民主党に回った支持者も取り戻すことができるのだ。政策によって国民は選ぶようになっており、野合によって、当座を乗り切ろうとする石破茂では、自民党は消滅するしかないのである。もちろん、自民党には能力のある政治家はいる。しかし、国民的な人気からしても、女性初の総理総裁ということからも、圧倒的な支持を集められるのも、高市さんだけなのである。酒飲みに誘われなかったとか、派閥をつくらなかったとか、対中政策が厳しいという観点から、誤った選...高市総理総裁が誕生すれば自民党は復活する

  • 死してなお護国の鬼となる

    戊辰戦争のクライマックスである戦いといえば、西軍が若松城下に攻め込んたときである。会津藩の主力は四方に展開し、まさしくガラ空きの状態であった。そんななかで老人と白虎隊、さらには水戸から駆けつけた諸生党などが防戦に追われた。衆寡敵せずではあったが、城は落ちなかった。家老の西郷頼母邸がそうであったように、死者となって立ち向かった者たちがいたからだ。西郷家の一族21人の自害した様を、先鋒であった土佐兵は目のあたりにした。言いしれぬ恐怖を覚えたという。死んでなお護国の鬼となる覚悟は、尋常ではなかったからだ。七生報国の精神は日本人特有であり、だからこそ、先祖の死者に恥じないことを絶えず意識しながら、卑怯者にはなるまいとしたのである。死してなお護国の鬼となる

  • 原発の暴走を阻止した人たちを忘れてはならない

    東日本大震災から14年が経ちました。あの午後2時14分頃は、車を運転している最中でした。会津でも立っていられないほどの地震でした。大津波が次々と押し寄せている光景がテレビに映し出され、この世の終わりが来たような気がしました。そこに東京電力福島第一原発の事故です。3月12日の1号機の爆発のときにホースで水を注入していたのは、福島駐屯地と郡山駐屯地の自衛隊でした。かろうじて負傷することはありませんでしたが、郷土出身の隊員たちが第一線で頑張ったのでした。吉田昌郎所長の下で暴走する原発をコントロールした、多くの職員が双葉郡の地元の人たちでした。そのおかげで今の福島県や東日本があるのです。身を挺して被害を最小限にした人たちのことを、どうしてマスコミは紹介しないのでしょう。悪条件が重なってしまって、後一歩のところで、...原発の暴走を阻止した人たちを忘れてはならない

  • トランプの外圧で急務になった憲法改正

    トランプの再登場によって、憲法改正が叫ばれるようになってきましたが、よくよく考えてみると、護憲派などは日本には存在しないのです。憲法第一条では「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって」と書かれています。左翼はそれに異論を唱えておきながら、表向きは現行憲法を神聖なものと位置付けています。国会の召集にしても、天皇の国事行為と書かれており、大日本帝国憲法の改正によって新憲法ができたわけで、大筋においては受け継がれているです。今は亡き坂本多加雄は「象徴の原義は、目に見えぬものを眼に見えるものにする媒介的存在という点にある。そして、日本国や日本国民統合といった事柄は、」それ自体は不可避の描象的なものである」としながら、「天皇を中心になされる一連の伝統的儀礼や、あるいは、しかるべき折に、また全国各地にお...トランプの外圧で急務になった憲法改正

  • 幕末期の会津藩は第三の道を歩もうとした

    会津松平家の会津藩は幕末にあっては、水戸学の影響を大きく受けていました。8代容敬(かたたか)公からは水戸の血を引いているからです。会津藩は7代容衆(かたひろ)公の嗣子がいなかったので、家老田中玄宰が、水戸の6代藩主で文公と呼ばれた徳川治保(はるもり)の次男で、岐阜高須の藩主になった松平義和(よしなり)の子である容敬公を迎えたのです。その実の兄が父の後を継いだ松平義建でした。つまり、8代容敬公と9代容保(かたもり)公とは叔父と甥の関係でした。村上一郎にによれば、水戸学の特徴は「大義名分・尊皇、国体擁護・社会正義・農本思想」(『草莽論』)でした。さらに、水戸は皇室との縁組を繰り返しながら、譜代との結婚はご法度でした。幕府の中枢にある彼らとの関係強化は、いざ朝廷と幕府との戦いになった場合に、朝廷側に味方すること...幕末期の会津藩は第三の道を歩もうとした

  • 飯山陽さんを守るために保守のネット民が結束強化

    飯山陽さんへの嫌がらせを、ネット民が結束してはねのける。日本人が嘘と卑怯を嫌うからです。日本保守党は面と向かって議論だできないくせに、罵倒をして、挙げての果てには法的に訴えると脅かす。これに対して、ネット民は反撃しています。横のつながりがなくても、自然発生的に声を一つにして、飯山さんを守り抜こうとしています。勝ち目のないのが分かっているのに、それでも飯山さんを訴えれば、身元がばれて、立場がなくなくなります。逆に損害賠償を請求されかねません。しかし、許せないのは、百田、有本氏は、自分たちが矢面に立たず、信者にけしかけていることです。学校で横行している子供の虐めと同じではないでしょうか。確実に日本保守党は消滅します。ネット民の多くは呆れてしまっているからです。国政政党が一有権者をネットリンチする。レッテルを張...飯山陽さんを守るために保守のネット民が結束強化

  • 飯山さんと日本保守党の対決は法廷で決着へ

    やはり予想した通りで、日本保守党支持者の一部は飯山さんを集団で訴えるようです。私たちはそれには関与しない方がいいと思います。そうした動きに対して、飯山さん擁護派の動きも活発で「Law@ちっこいウジ虫」さんのXでは、訴えた人が「共謀共同正犯や訴訟詐欺などの刑事責任が問われるリスクも考えられます」と書いています。飯山さんの裁判のためにカンパした金を返せということが、法律的にどうかという問題です。「なるほど」さんのユーチューブでは、飯山さんに対して「濫訴」に反撃することを呼び掛けています。「濫訴」とは「むやみに訴訟を起こすこと」です。それが不法行為と認定されれば、逆に損害賠償の請求が可能となります。嫌がらせと認定されれば、とんでもないことになりますから、今は静観して成り行きを見守るしかないでしょう。飯山さんと日本保守党の対決は法廷で決着へ

  • トランプの自由貿易否定で日本は未曽有の危機に

    トランプのアメリカ第一主義が世界に衝撃を与えています。自由貿易の盟主であったアメリカが、それを否定するような動きをしています。トランプは気付きました。アメリカは自由貿易の恩恵に浴していないことに。一部の特権階級が富の大部分を支配し、大部分のアメリカ人は生活苦に悩まされています。産業部門が大幅に縮小し、科学者やエンジニアの数が、他の先進国に比べて、非常に少なくなってしまいました。モノづくりができなくなっているのです。だからこそ、トランプは特権的な裕福層を敵に見立て、多数派のアメリカ人の声を代弁する形で、ホワイトハウスに乗り込むことができたのです。自由貿易の根拠となっていたのは、リカードが提唱した比較優位説です。それで損をするのはアメリカだということを、トランプが理解しているということです。比較優位説とは「自...トランプの自由貿易否定で日本は未曽有の危機に

  • 自由な論争が許されない社会は牢獄だ

    ロシアボリシェヴィキの歴史的な実験が失敗したのは、レーニンやトロッキーが自由な論争を許さなかったからである。このことに断固反対したのはローザ・ルクセンブルクであった。僕がマルクス主義の信奉者にならなかったのは、革命後のロシアが牢獄と化し、その理想をロシアボリシェヴィキが踏みにじったからにほかならない。マルクス主義者でもあった彼女は、公然とレーニンとトロッキーを批判し「普通選挙、無制限な出版・集会の自由、自由な論争がなければ、あらゆる公的な制度の中の生活は萎(な)え凋(しぼ)み、偽りの生活になり、そこには官僚制だけが唯一の活動的な要素として残ることになろう。公共の生活は次第に眠り込み、めげのエネルギーと限りない理想主義をもった数十人の党指導者が指令し、統治し、現実にはその中の十人くらいの傑出した首脳たちが指...自由な論争が許されない社会は牢獄だ

  • ネット言論を正常化するためにも法的措置を

    日本保守党を批判することで、ある意味では、保守の何たるかが明らかになるのではないだろうか。ただひたすら、議論から逃げ回り、その一方では、誹謗中傷を「信者」にけしかける。当初は飯山陽さん一人だった批判者が、今では次々と現れて、保守月刊誌も臍を固めた。百田氏や有本氏は四面楚歌の状態なのである。あまりにも金儲けの手段としてネットを利用した。百田氏が口にした「ポッケナイナイ」は、流行語にまでなっている。全く反論もできず、口汚く罵るのは、あまりにも異常である。もはやここまでくれば、飯山さんには、ネット言論を正常化するためにも、法的処置を講じてもらいたいと思う。言論で戦うということは、筋が通ったことではあるが、相手が応じてくれないわけだから、それもやむを得ないのではないだろうか。もはや司法の場で決着するしかないのであ...ネット言論を正常化するためにも法的措置を

  • 日本保守党支持者の言論弾圧は看過できない

    日本保守党は、自分で自分の首を絞めている。それでも信者と呼ばれる人たちが逃げ出さないのは、もはや意地になっているからだろう。それにしても、漫才でもないのに、百田、有本両氏が掛け合いで、人の悪口を言っているだけの動画を見る意味があるのだろうか。さらに、信者が寄ってたかって、日本保守党を批判する意見を封じようとするというのは、明らかに言論であり、断じて容認することはできない。飯山さんの反証に対して、何ら反論もできず、罵倒する者たちを、このまま放置して置くことはできない。飯山さん維持のユーチューバーの方が、ここまでくると「一網打尽にしたい」と述べていたが、それは大方のネット民の代弁であると思う。元反社の人を登場させたり、抜刀したりのやりたい放題も、これから裁かれることになるのではないか。それが言論か、法かは別に...日本保守党支持者の言論弾圧は看過できない

  • ネットでの「暴言」で百田、有本氏が窮地に?

    「ColonelSHUN@テキサス親父日本事務局」のXが「百円、墓穴掘ったな。これは完全な自殺行為だな。藤岡さんらが作り、現在も副会長を務める『新しい歴史教科書をつくる会』の会長は弁護士で、理事にも他に2名の弁護士がいるんだがなぁ。刑事、民事、両方でやられる可能性大だな。国政政党の党首逮捕!とかなりかねないな」と書いた。藤岡先生のグループが先鞭を切って、日本保守党の百田、有本両氏らに反撃を開始するようだ。これまでは百田氏らが飯山氏らを訴えると脅かしていたが、ここにきて状況は一変しつつある。とくに、ここ2、3日の百田、有本両氏の発言は目に余るものがあった。飯山氏や藤岡先生ばかりではなく、あらゆる人たちを攻撃している。文藝春秋、HANADA、WILLまでこき下ろしている。自由な言論は認められなければならないが...ネットでの「暴言」で百田、有本氏が窮地に?

  • 吉田松陰は女性の役割を高く評価していた

    イデオロギーとやらにうつつを抜かす男性よりも、永遠に守るべきものが何であるかを知っているのが女性ではないだろうか。自民党の女性国会議員である高市早苗さん、有村治子さんらが選択的親子別姓に反対しているのは、それによって家族の絆が破壊されるからである。吉田松陰は「夫婦は人倫の大綱にて、父子兄弟の由って生ずる所なれば、一家盛衰治乱の界全く茲(ここ)にあり、故にまず女子を教戒せずんばあるべからず」(『武教全書購録』)と書いている。八木秀次氏が『国民の思想』で取り上げていたもので、夫婦においても、子どもの教育においても、女性の役割が大きいということである。このことは松陰の長州藩にとどまらず、会津藩においてもそうであった。荘田三平・編著、山川健次郎補修の『会津白虎隊十九士伝』では、それぞれの母親にも言及されている。高...吉田松陰は女性の役割を高く評価していた

  • 核なき国家はウクライナと同じ運命を辿ることに

    ウクライナの前途を考えると暗澹たる思いがしてなりません。我が国は戦後90年にわたって平和を享受してきましたが、これからは分かりません。このままではウクライナと同じ運命が待ち構えているからです。日本は強い国家になることで、二度と国土を戦場にしてはなりません。エマニュエル・ドットが主張したように「日本の核保有」についての議論を始めねばなりません。「ソ連の崩壊」を予言したトッドは、アメリカの衰退についても語っています。東アジアからアメリカ軍が手を引いたときに、今の日本では中国の属国化は避けられません。ウクライナに核があれば、ロシアは侵略をためらったでしょう。子や孫のために、私たちは何をなすべきか、真剣に考えなくてはならない核なき国家はウクライナと同じ運命を辿ることに

  • 春愁い

    時は巡りてまた春が来て桜の花が咲いては散って川面に浮び流れて去って人の命のはかなさ教え別離の数だけ涙の粒を大地に落とすそんな季節の時の流れに愛しさ覚えふと立ち止まる春の陽だまり君のことなど思い出してるつかの間の春春愁い

  • ウクライナの悲劇は明日の日本の姿ではないか

    今世界は大きく変わりつつある。進歩的文化人の丸山眞男ですら、イザとなれば、米国が守ってくれると信じていたのだ。ウクライナは米国に見捨てられようとしている。日本も自分の国は自分の力で防衛しなければならないのである。日本国憲法の前文には「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」と書かれているが、「平和を愛する諸国民」とは旧連合国の欧米を指すのである。それに頼ることができないとしたならば、私たちはどうすればいいのだろうか。戦争に巻き込まれないために...ウクライナの悲劇は明日の日本の姿ではないか

  • トランプに見捨てられたウクライナは他人事ではない

    トランプとゼレンスキーとの会談の決裂は、もはやアメリカが、世界の警察官であることをやめたことを意味します。自由と民主主義はそれぞれの国家の努力で守り抜くしかないのです。安倍さんが生きていれば、トランプを説得できたでしょうが、それはもはやかないません。自国の領土を守るために、侵略者と戦っているウクライナの人々は、絶望感に襲われたことでしょう。ヨーロッパの国々にも動揺が走っています。日本はウクライナ以上に深刻です。交戦権を憲法で否定された国家が、アメリカに依存している国家が、ウクライナと同じことになったらお手上げです。ようやく自衛隊は反撃能力を確保しつつありますが、核保有を議論する必要があります。やられたらやり返す力がなければ、日本国民は奴隷になってしまうからです。中国は香港の自由を奪い、台湾を勢力下に置こう...トランプに見捨てられたウクライナは他人事ではない

  • 日本保守党は討論から逃げてはならない

    飯山陽さんが日本保守党のガバナンスや政策を問題視することに対して、百田氏や有本氏が討論に応じないという対応は、国政政党のやるべきことではない。いかに新興政党とはいえ、左翼の独善性を批判してきた保守の立場に立脚すれば、飯山さんを擁護するのは当然の成り行きである。お互いに議論をたたかわせることによってのみ、私たちは真理に近づくことができるのである。ジョン・スチュワート・ミルは、自由な言論を抑圧する最悪の行為は「反対意見を抱いている人々に不正で不道徳な人物という烙印を押すことである」(『自由論』塩尻公明、木村健康約)と書いている。批判者として、飯山さんに対する人格攻撃はあまりにも異常である。百田氏や有本氏は、保守系雑誌が紙面を提供すると言っているわけだから、堂々と反論をすればよいのである。ミルは言論の自由の意義...日本保守党は討論から逃げてはならない

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