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草莽隊日記 https://blog.goo.ne.jp/ikeiketarou

在野の立場から憂国の至情を綴る。保守の再生を目指し、日本人の思想的な血脈についても取り上げる。

ikeiketarou
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住所
喜多方市
出身
会津若松市
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2009/09/21

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  • 財務省へのデモは官僚政治への怒りの爆発だ

    ネット民の多くが財務省への批判を強めている。いつになっても日本経済が回復しない元凶がそこにあるとみているからだ。一部の貧困層の反乱と決めつけるべきではない。エリートが国民に説明責任を果たさず、マスコミがまともな解説をしないことで、国民の不安は怒りに移行しつつある。局面を打開するにはリーダーを変えなくてはならない。ネット民の主張は間違ってはいない。官僚支配を是正することを望んでいるからだ。財務省の一握りの官僚に、日本が動かされてはならない。政策決定のプロセスに政治が介入し、日本のチカラを発揮する方向に踏み出すべきなのである。当面は金融緩和の維持と積極的な財政出動が求められている。にもかかわらず、緊縮に舵を切り、増税を行おうとするのは、かつての過ちを繰り返すだけである。財務省に押しかけている人たちの怒りは、国...財務省へのデモは官僚政治への怒りの爆発だ

  • 減税をすべきかどうかはその時々の判断だ

    減税をすべきかどうかは、その時々の経済を見ての判断である。今はそれを断行すべきであるということであって、それ自体を絶対視すべきではない。そもそも経済は生き物であって、一筋縄ではいかないのである。ようやく目標のインフレ2%は達成されたとしても、個人消費の伸びは見られず、金融緩和の継続が求められている。にもかかわらず、日本銀行は政策金利を引き上げて緊縮に舵を切った。アベノミクスが重視したのは、金融政策で雇用を確保するということであった。それと正反対のことを、日本銀行と石破内閣はやろうとしている。今年度の税収は78・4兆円と過去最高が見込まれているにもかかわらず、国民に還元することを微塵も考えていない。円安のおかげで大企業がもうかっているからであり、円高になれば様相は一変してしまうのである。だからこそ、減税や積...減税をすべきかどうかはその時々の判断だ

  • 保守が大衆運動の主役になる時代が到来へ

    日本保守党は国政政党にはなったが、大衆運動を組織化するような力はなかった。アジテーションさえうまければ、それなりの政治勢力になったはずなのに、ビジネス保守に徹したことで、熱狂的な支持者も背を向けつつある。これに対して、れいわはTikTokを活用し、若い世代に支持者を広げ、30代では自民党を上回る支持を獲得しているようだ。格差社会が広がり、非正規雇用の若者は、未来への展望を失ってしまったからだろう。今後どうなるかを考えり上では、丸山眞男が指摘した日本人の歴史意識の古層である「なる」や「つづく」、さらには「いきほひ」という観点が大事になってくるだろう。「なる」ようになって「つづく」ような「いきほひ」がある政治勢力は必ず出てくるはずだ。それはレーニン主義に立脚したれいわなどの左翼ではなく、世界的な潮流である国家...保守が大衆運動の主役になる時代が到来へ

  • 西郷や松陰の精神と相容れないのがビジネス保守だ

    西郷隆盛は「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るもの也。此の始末に困る人ならでは、艱難を取ものして国家の大業は成し得られぬなり」(『南洲遺訓』)と述べています。しかし、日本保守党に代表されるビジネス保守と呼ばれる人たちは、金儲けに奔走し、それが正しいことであるかのように勘違いしています。金しか頭にない者たちは、それで言論が左右されてしまいます。さらに、社会的な地位を目の前にぶら下げられると、それに飛び付きたくなってしまうのです。損得勘定で判断するからです。もっとも重要なことは、命を捨てる覚悟があるかどうかです。それは極論でもありますが、自分の言葉に責任を持つということです。保守が結束して戦後レジームからの脱却を目指すべきときに、ビジネス保守に振り回されてはなりません。犬笛で人々を扇動す...西郷や松陰の精神と相容れないのがビジネス保守だ

  • 言葉に責任を持たないのがビジネス保守だ

    ビジネス保守ということを誇らしげに語ることは間違っている。保守的言論で金儲けをするという根性が嫌らしいからである。日本浪漫派ではないが、保守というのは「淋しい浪人の心」を持ち、世に埋もれながら、いざというときに物申す人たちなのである。目立たず、控え目で、それでいて声なき声を代弁するのである。そして、ある意味では「右翼」と呼ばれることすら甘受するのだ。保守派の論客とされる葦津珍彦が戦後右翼の思想的バックボーンであったことを、私たちは忘れてはならないだろう。日本浪漫派の保田與重郎と大東塾の影山正治は血盟の同志のような関係であった。蜷川正大氏は「確かに現在、保守と呼ばれる人達の言論が活発です。一時期、私たちも左翼全盛時代の反動から、その人達の言論を歓迎したこともありましたが、しかし最近では警戒から、要注意に変わ...言葉に責任を持たないのがビジネス保守だ

  • 死者との絆を否定する風潮を憂う

    選択的親子別姓にするということは、死者との絆を失うことである。私たちは「家」を通じて、自分たちのアイデンティティを確認してきた。柳田国男の『先祖の話』では、血族としての家が絶えた場合でも、新たな「家」を建てて、死者を先祖として祀ることを主張した。それを否定するような風潮は、日本人の国柄を否定することであるからだ。柳田は「少なくとも国のために戦って死んだ若人だけは、何としてもこれを仏徒のいう無縁ぼとけの列に、疎外しておくわけには行くまいと思う」と書いた。また、柳田は「家としての新たな責任、そうしてその志を継ぐこと、および後々の祭りを懇(ねんご)ろにすることで、これには必ず直系の子孫が祭るのでなけてば、血食ということができぬという風な、いわゆる一代人の思想に訂正を加えなければならぬであろう」との見解を示した。...死者との絆を否定する風潮を憂う

  • 2・26事件と会津人渋川善助 5句

    敗れたる正義の軍に身を投ず雪を蹴る兵士とともに召されけり夫婦して湯河原探索寒き日々権力のフレームアップ雪悲し渋川を裁きし銃口蝉時雨2・26事件と会津人渋川善助5句

  • 高市さんが密室で決める石破政治をXで批判

    高市早苗さんが覚悟を決めて石破政治のいい加減さを公然とXで「私だけではなく他の自民党所属国会議員達も落胆し、怒っています」と批判した。「年収103万円の壁」の引き上げをめぐる三党協議での自民党案なるものは、党内の議論を経ずに、税制調査会の一部の幹部が決めたことに、高市さんが猛反発をしているのだ。高市さんは「そもそもの目的が曖昧になっており、かなり混乱しているように感じます。国民の皆様の手取りを増やして消費も増やすことによる経済成長(結果的に税収増にも繋がる)が目的なら、複雑な年収制限は効果的ではありません。働き控え対策(人手不足対策)が目的なら、税と社会保険を一体で見直さなければ、壁は残ります。物価高対策が目的なら、食料品やガソリン等を安くするための税の議論が必要です」と書いたのである。自民党の圧倒的多数...高市さんが密室で決める石破政治をXで批判

  • 日本保守党の暴言はもはや一線を超えた

    左翼のスターリニズムだけでなく、自分たちの意にそわない人たちをウジ虫やダニ扱いにする者たちも、私たち保守派からすれば、ナチスと同じ極右全体主義者である。昨夜のHANADAチャンネルに出演した猫組長、さらに、百田、有本の両氏による花田編集長への暴言は、自由な言論を根本から否定する行為であり、断じて認めることはできない。いくら詭弁を弄そうとも、月刊「HANADA」で飯山あかりさんが、日本保守党を批判する文章を掲載することについて容認できないから、有本氏は執筆しないことを担当者に伝えたのではないか。にもかかわらず、自分たちは怒っていないとか、飯山さんの原稿の件を問題にしたわけではないとか、大声を張り上げて花田編集長に食って掛かったのである。あの動画を見た人たちの多くは、日本保守党のやり方に嫌悪感を覚えたのではな...日本保守党の暴言はもはや一線を超えた

  • 日本保守党の経済政策はれいわ新選組と大差なし

    日本保守党の主張はれいわ新選組とほぼ同じである。LGBT法案の廃止や憲法改正などについて触れていない。メインは「食料品の消費税ゼロ」である。あくまでもスローガンでしかなく、どのようにすれば実現するかが示されていない。違いは再エネ賦課金の廃止だけである。数理経済学者の高橋洋一氏のアドバイスを受けたのだろうか。具体性がないのには驚くばかりである。減税日本と組むためには、この程度の政策で満足するしかないのだろうか。政治は合意の形成であり、まずできることは増税を阻止し、国民の負担率を少しでも減らすことだ。そのためにも、日本銀行が行った政策金利の利上げは、アベノミクスの否定であり、インフレを口実にした誤った政策である。それが雇用に悪影響を及ぼすことが危惧されているからだ。インフレが悪だという短絡的思考は、とんでもな...日本保守党の経済政策はれいわ新選組と大差なし

  • 平民政治家の原敬は井戸塀政治家の典型であった

    政治家はもともと井戸塀政治家であったのだ。平民宰相であった原敬について、徳富蘇峰は「富と貴とは、卿等の取るに任す。難題と面倒とは乃公に一任せよとは、原君が其の同僚に対する態度であった」(『第一人物随録』)と書いている。原が住んでいた家は、芝公園の古色蒼然(こしょくそうぜん)とした手狭な家であった。岡義武によれば「土地は借地で、東京市の市有地であった。庭も狭く、家の内部も万事つつましく質素であり、玄関傍の北向きの六畳の小部屋が来客の待合室にあてられていたが、そこの座布団などは丁寧につくろわれた継ぎ剥ぎだらけのものであった」(『近代日本の政治家』)という。政友会の党員のためには、惜しみなく金を使ったが、自らの生活は質素そのものであった。安政年間に生まれた原は、盛岡藩の家老に生まれながら、会津と同じように賊軍の...平民政治家の原敬は井戸塀政治家の典型であった

  • 日本銀行の政策金利引き上げは失業を増加させる愚策だ

    石破の経済政策は、インフレを恐れるあまり、緊縮に向かいつつあるのではない。現在の物価高と言っても、値上がりしているちゅしんは生鮮食料品とエネルギー価格で、それを除いたコア指数では2・4%である。デフレから脱局を目指すべく設定した、インフレ率2%にようやく達成したのであり、これから本格的な景気回復に向かいつつあるのだ。しかし、日本銀行は政策金利を0・5%に引き上げた。これによって景気の過熱化を防ぐという政策に転じつつある。それはアベノミクスの否定であり、そこで改善されてきた失業率を、再度悪化させるだけである。ポール・クルーグマンは「ゼロ・インフレの追求は産出の一時的な犠牲をもたらすばかりではなく、恒久的により高い失業率をもたらすかもしれないという証拠がある」(『グローバル経済を動かす愚かな人々』三上義一訳)...日本銀行の政策金利引き上げは失業を増加させる愚策だ

  • 日本保守党は地道な組織づくりをすべきだった

    日本保守党はもはや四面楚歌状態であるが、何のことはない、やるべきことをしてこなかったから、それで立つ瀬がなくなったのである。結党したのはいいだろう。党員集めもいいだろう。党としての組織づくりに専念し、金がかかってもスタッフを揃えるべきだった。せいぜい20人もいれば、それなりに対応できたはずだ。飯山陽さんが口火を切った領収書の問題も、そんな難しいことではなかったと思う。大口のカンパに応じてくれた人たちは、人数が限られており、親身に対応すればよかったのである。党員に対するケアも、ネットを通じてではなく、年何回の機関紙の発行で、ある程度メリットを与えられたはずである。百田氏や有本氏は、朝8に専念するのではなく、地方回りをして、全国各地に拠点をつくるのに努力すべきであった。集まった党費は有効に活用すれば、どんどん...日本保守党は地道な組織づくりをすべきだった

  • 石破の安易な中国接近は日本を危うくする

    石破茂という政治家は、アメリカと中国の橋渡しができる、と勘違いをしているのではないだろうか。日本は漢字文化圏に属することは否定できないが、それ以上に海洋国家であり、大陸国家とは違うという視点を忘れてはならないのである。どちらが正しいかは、私には判断が付きかねないが、今の中国が日本にとって脅威であることは言を俟(ま)たない。梅棹忠夫が『文明の生態史観』で主張したように、「東洋対西洋」というよりも、「ロシア・中国などのユーラシア中心部と日本やヨーロッパのようなユーラシア周辺部」とを対比させた方がよいとの見方もある。しかし、民主主義が根付いているのはユーラシア周辺部であり、日本が日米同盟を最優先に考えるというのは、それがあるからだろう。戦後の日本はアイデンティティを失ってしまった。坂本多加雄は、中国の出方を見る...石破の安易な中国接近は日本を危うくする

  • ネットリンチをやめない日本保守党は孤立していくだけだ

    飯山陽さんを病人扱いにする日本保守党関係者のXは、名誉棄損の疑いが強い。飯山さんは事実に基づいて批判しているのに、何一つ答えられず、勝手に病名までつけて罵倒しているのである。それを受けて連日騒ぎ立てている人たちも、まさしく同罪ではないだろうか。自分を守るためにも、飯山さんには法的対抗処置を取ってもらいたい。何をしても許されると思っているのは、甚だしい勘違いである。とくに心が病んでいるかのような言い方をして、この社会から特定の個人をスポイルするというやり方は、スターリニズムやナチスの手口と一緒である。それにしても、有本氏のXを読むとあまりにも嘘が多い。苦言を呈する人は日本保守党にはいないのだろうか。このままでは日々信用を失うだけだろう。日本保守党のそうした体質は、ネット民からも違和感を持たれているが、飯山さ...ネットリンチをやめない日本保守党は孤立していくだけだ

  • 石平氏へのネットリンチを許してはならない

    石平氏へのネットリンチは断じて許されるべきではない。自分たちの意にそわないとしても、それはやり過ぎである。一部では日本保守党から出るのではないかとみられていただけに、裏切られたという思いがあるからだろうが、あまりにもみっともない。勝手に喜んで「どの党から出ても応援します。帰化一世であっても問題はありません」と言っていたくせに、日本維新の会と分かった途端に、怒り狂って悪口の言い放題である。いつもながらのことではあっても、保守を名乗る人たちのすることではない。これに対して石平氏はXで「ある特別な狂信集団からのものであることは分かるが、しかし中国共産党と戦ったきた私はそんなものに怯えるわけはない」と反撃をしている。飯山あかりさん、長谷川幸洋さんに続いて、石平氏も日本保守党から離れた。百田、有本氏は四面楚歌状態で...石平氏へのネットリンチを許してはならない

  • 石平さんの参議院選出馬と帰化一世の被選挙権

    石平さんが日本維新の会から参議院選挙に出馬することになりました。これまでの彼の言論活動は評価しますが、中国と近い政党から出るということは、ある種の疑惑を抱いてしまいます。帰化一世の被選挙権は制限しなければ、日本の民主主義は、日本国民のものでなくなってしまいます。日本に在住する中国人が、こぞって日本への帰化を申し出れば、それだけで80万票がまとまってしまいます。すでに帰化している人たちも含めれば、一大勢力になってしまいます。何らかの歯止めをかけなくてはなりません。あれほど中国を批判していた石平さんが、日本維新の会というのですから、警戒するに越したことはありません。残念ながら、保守層は石平さんを応援しないと思います。やはり今は、自民党の保守派をバックアップするしかありません。右顧左眄せず、小異を捨てて大同に就...石平さんの参議院選出馬と帰化一世の被選挙権

  • ネット民に愛想を尽かされた日本保守党

    ネット民は愚かではありません。飯山あかりさんと日本保守党のバトルに対しても冷静でした。あくまでも事実を列挙して、反証を要求する飯山さんに対して、百田氏と有本氏はほとんど何一つ反論ができませんでした。徐々に党員や支持者が離れて行き、今では両氏の個人商店のように成り下がってしまいました。表向きの主義主張に関しては、それほど異論はありませんが、まずは政党としてのガバナンスがないことが驚きでした。飯山さんが衆議院補選に出馬した際に、私は、選対がなさそうなことに気づきコメントしました。候補者をガードする人間を増やすことも提案しました。それは動画を見れば誰もが気づくことでしたが、そうした声を日本保守党はまったく無視しました。さらには、領収書問題もビックリでした。税金の控除の対象になると党のホームページに書いておきなが...ネット民に愛想を尽かされた日本保守党

  • 石破を持ち上げる大本営発表に違和感

    日米首脳会談を成功だったと言わないと、反対のための反対の「限界保守」と決めつけるのは間違っている。駄目なものは駄目なのである。民主党政権が長く続かなかったのは、保守派が反転攻勢に出たからである。石破が安倍さんを貶め、先の総選挙では自民党の保守派を騙し討ちにした。会津に来ては「裏金議員」と呼ばれた現職の総決起集会に参加し、石破は「選挙になったらマイクを握って応援する」とまで口にした。しかし、それは自民党の総裁選に勝つための策略でしかなかった。自分が総理総裁になったら、何もなかったかのように「裏金議員だから」と党の公認を取り消した、とんでもない嘘吐きなのである。いくら現職の総理で、日本のトップであるとはいえ、今回の日米首脳会談でも石破はあまりにも酷かった。トランプの圧倒的な勝利ではなかったろうか。安倍さんの名...石破を持ち上げる大本営発表に違和感

  • 保守の原点は金儲けではなく寛容と忍耐だ

    ビジネス保守という言葉が使われるようになって久しいが、それは時代的背景があるからではないだろうか。それを見落としてはならないと思う。もはやマルクス主義を振りかざす時代ではなくなった。進歩的文化人は力を失ってしまった。ポストモダンといわれたあたりから、宙ぶらりんなものの言い方が一般化した。それでいて、中国の覇権主義が目に余るようになり、アメリカはかつてのような栄光を失い、国家が分断されている。我が国は自立に向けて踏み出さざるを得ないのである。日本国民は、自らの手で自分たちを守り抜かなくならなくなった。それを多くの人たちが気付き始めており、保守的な物の見方が主流を占めつつあるのだ。ビジネス保守が成立するのは、そうした背景があるからである。しかし、今になって問題になってきたのは、アジテーター的な物言いで、金儲け...保守の原点は金儲けではなく寛容と忍耐だ

  • 石破茂の安倍路線継承は本物だろうか?

    「死せる安倍さん生ける石破を走らす」ということなのだろうか。何としても権力を維持したい石破茂は、トランプとの首脳会談で「安倍路線の継承」を約束させられた。そう解釈する見方がある。そこまで今の石破を信用することなどできない。そうならばすぐにやるべきは、高市早苗さんを外務大臣か幹事長にして、保守を優遇すべきだろう。それをすれば石破を応援しないわけではない。全ては何をするかなのである。石破とてまともな時代があった。突然日和って今のような体たらくになってしまったのだ。「君子豹変する」ということは悪いことではない。保守にウイングを広げ、高市さんらと組むべきだろう。それができないならば、これまで通り、保守の私たちは是々非々でいくしかない。石破が岸田と手を切り、高市さんを後継に指名すれば、その名を歴史にとどめることにな...石破茂の安倍路線継承は本物だろうか?

  • 交渉力のない石破はトランプに物申すことができなかった

    石破茂はアメリカにお土産をたくさん持って行ったから、トランプは満足だったに違いないが、本心では小馬鹿にしていると思う。交渉するまえに、白旗を掲げるような人間は最悪であるからだ。トランプはアメリカ第一と口にしているが、石破は日本第一ではなく、自己保身しか考えていない。1兆ドルの対米投資とアラスカからの天然ガス購入で、アメリカを儲けさせる。それで喜ぶようなトランプではないだろう。いくら不動産王といわれいても、したたかな人間観察眼は持ち合わせているはずだ。石破は嘘吐きであり、一貫性がない。時流に押し流されて、その場限りの発言をしている。今回の会談に臨む方針は、外務省、防衛相、経産省の役人がつくったそのままであった。政策などどうでもいいのである。だからこそ、石破トランプ会談を、成功とみる見方があるのだろう。しかし...交渉力のない石破はトランプに物申すことができなかった

  • 日本の公安の力が試される中国スパイ組織の摘発

    日本の公安の力が試されるときである。中国のスパイ活動や、政財界人への接近工作は目に余るものがある。それを公安は知っていて、捕まえられなかった。しかし、今回は大手柄である。ますはコロナ給付金をめぐる詐欺容疑で、中国人の元外交官、徐耀華容疑者(62)らを逮捕したからだ。高級中華料理店を舞台にして、中国がどのような対日工作をしたかを、全貌のもとにさらさなくてはならない。そこに出入りしていた政界関係者やマスコミに、金銭の授受があったか、ハニトラがあったかを、国民は知りたいのである。石破内閣が捜査を妨害するようなことがあってはならない。最終的にな総理大臣マターであるからだ。毎日新聞によれば、トランプは7日に行われた日米首脳会談で、石破に向かって「日本と米国は今、非常に緊密な関係にあるが、それは全て第1次トランプ政権...日本の公安の力が試される中国スパイ組織の摘発

  • トランプ側近が日本の宗教の自由に懸念表明

    岸田文雄がやらかした宗教弾圧は、アメリカのトランプの逆鱗に触れることになるだろう。今日の産経新聞では、トランプの宗教顧問に就任するポーラ・ホワイト氏が昨年12月、東京で開かれた家庭平和統一連合(旧統一教会)の集会にビデオメッセージを寄せたことを記事にしている。そのなかでホワイト氏は「日本の宗教の自由に懸念している」と述べるととみおに、米国務省が発表した世界の信教の自由に関する年次報告書を基に「安倍晋三元首相銃撃事件以降、旧統一教会が差別キャンペーンの犠牲者になっており、刑法に違反していない旧統一教会への解散命令請求は、これまでの規範から逸脱している」と指摘したのだったアメリカの潮流は変わったのである。旧安倍派叩きで懸命になった、岸田と石破は、外圧によって追い詰められることになるだろう。良かれと思ってしたこ...トランプ側近が日本の宗教の自由に懸念表明

  • 雪降れば陸の孤島の孤島と化す会津

    会津地方の磐越西線で除雪が進まないのは、職員が不足しているからではないか。保線区という部署が今もあるのだろうか。JRになって合理化が進められてしまっているからではないか。磐越自動車道と国道49号線は、毎回、同じ場所でストップする。道路の改良をなぜしないのだろう。陸の孤島と化す会津に企業を誘致できるわけがない。交通網が整備されていない地域は、どんどん取り残されていく。連日の雪を眺めながら、ため息が出てならない。雪降れば陸の孤島の孤島と化す会津

  • 高市さんと保守団結の会の決起は令和の功山寺挙兵だ

    自民党の保守団結の会に出席した国会議員の前で、選択的親子別姓に反対する高市早苗さんが講演した。ガス抜きだとか批判する人がいるが、石破茂は、党議拘束をかけるとか口にしており、その嫌がらせにも屈せず、20人が参加した意義は大きい。まずは20人で出発し、徐々に同志を増やしていけばいいのである。国民の圧倒的な世論は、自民党保守派、国民民主党、維新の会、立憲民主の保守派による連立政権を待望している。自民党内の動向も無視できないが、国民民主党も、高市さんとの連携を強化するためにも、選択的親子別姓に反対の意思表示をすべきだろう。そうすれば政策的な違いはほぼなくなるからだ。国民民主党の支持母体の旧同盟系の組合は、日共や旧社会党とは違って、民主社会主義的な労働運動の先頭に立ってきた過去がある。今の自民党は中国の影響下にある...高市さんと保守団結の会の決起は令和の功山寺挙兵だ

  • トランプと真逆の石破外交を嗤う

    トランプが大統領になったことが、日本にとってプラスかマイナスかは、これからの日米交渉を見ないと分からないが、有言実行であることは確かである。髙安カミュ氏がXで「トランプが国連人権理事会、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)、ユネスコから撤退する大統領令に署名にした」ことを取り上げている。そして、石破や岩屋が「パレスチナ難民を受け入れる」と騒いでいることを揶揄している。世界の潮流が明らかに変わってきているのに、そうした現実が全く見えていないのだ。昨日のは飯山あかりさんのユーチューブでも、「パレスチナ難民の受け入れ」をめぐっては17の問題点を指摘し、石破に直訴した。石破の政策は明白である。中国やアメリカの大国に媚びて、日本の主権を売り渡そうとしているのだ。そして、結果的には、どちらからも相手にされない...トランプと真逆の石破外交を嗤う

  • 石破のままでは景気はどんどん悪くなる

    石破茂という政治家はあまりにも無為無策である。国民民主党の浅野さとし議員が「税収26兆増を国民に還元すべき」と質問したのに対して、まったく意に介しなかったからだ。逆に増税を考えているのである。これではたまったものではない。円安で輸出関連の大企業がもうかっている一方、中小零細や地方は悲鳴を上げている。何らかの手を打たなければ、現状を維持するのも困難になってきている。金が必要なところに金を回せば、それが経済の好循環を生むのではないだろうか。石破は口では「地方を大事に」とか言うが、地方のインフラも耐用年数を過ぎている。高度経済成長期に建設した橋やトンネルのメンテナンスが問題になってきている。円安のメリットとデメリットを理解できず、その上海外から労働者を大量に入れようとしている。それでは賃金が上がるわけがない。自...石破のままでは景気はどんどん悪くなる

  • 高市さんはルビコン川を渡って反対を明言した

    政治が民意を反映しなくなったのは、自民党がリベラル化し、本来であれば、出番がないはずの石破茂が首相に就任したからである。最大の戦犯は岸田文雄だが、旧安倍派にしても、岸田の手の内で踊らされてしまったのである。しかし、いくら何でもそんなことが長続きするわけがない。トランプが大統領になり、中国への関税を引き上げた。米国は無法国家を許さないのである。それに逆行し、石破が日米同盟よりも中国と接近しようとするのを、大方の日本人は許すはずはないからである。口では中国に身構えるようなことを言いながら、徐々に属国化への道を突き進んでいる者たちに、天罰が下らないわけがない。石破と岸田は、選択的親子別姓で、日本の家族を崩壊させようとしている。そこまでして、左派の立憲民主党と組もうとしているのだ。その背後には中国の存在が見え隠れ...高市さんはルビコン川を渡って反対を明言した

  • 強制的子ども別姓制度に断固反対する

    「正義のミカタ」に出演した野村修也弁護士が「選択的夫婦別姓は強制的子ども別姓制度」との見方を示した。まさしくこの点が強調されるべきだろう。選択的夫婦別姓が問題なのは、家族を分断するからであり、夫婦が別姓になるだけではなく、子ども同士が違った苗字になってしまうのだ。これによって、先祖との一体感を維持してきた家そのものが崩壊することになる。柳田国男流に言うならば、先祖信仰そのものが否定されかねないのである。同じ苗字の墓に入るということがなくなり、それぞれが分断された個人として、自己のアイデンティティを探さなくてはならないからである。私たち保守派にとっては、守るべき最後の一線である。それを軽々しく否定するものたちは、保守とは呼ぶべきではない。石破や森山がそれを無視して突っ走れば、必ず保守派の反発をくらい、自民党...強制的子ども別姓制度に断固反対する

  • 日本保守党はハンナ・アレントの定義では全体主義だ

    日本保守党を批判するのは、保守とは無縁な全体主義であるからです。それを根絶しなければ、日本の民主主義が危機に瀕してしまいます。今こそ私たちは、ハンナ・アレントの言葉を思い起こすべきです。「大衆は目に見える世界の現実を信ぜず、自分たちの可能な経験を頼りとせず、自分の五感を信用していない。それゆえに彼らには或る種の想像力が発達していて、いかにも宇宙的な意味と首尾一貫性を持つように見えるものなんにでも動かされる。事実というものは大衆を説得する力を失ってしまったから、偽りの事実ですら彼らには何の印象も与えない」(『全体主義の起源3』大久保和郎・大島かおり訳)日本保守党の支持者は、まさしく。そこで述べている「大衆」であり、事実を全く無視して、百田氏や有本氏の言説を信じてしまっています。これほど恐ろしいことがあるでし...日本保守党はハンナ・アレントの定義では全体主義だ

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