宇喜多直家というと戦国の梟雄として知られ、裏切りや暗殺で戦国の世を生き抜いたイメージがあります。他に梟雄というと北条早雲や斎藤道三なんかも思い浮かびます。司馬遼太郎さんの作品では、この二人の梟雄も魅力的に描かれ『梟雄』から感じるダーティーな語感さえ、恰好
作者は、歴史小説の巨匠、司馬遼太郎。司馬さんが描く歴史上の人物は現代に再び生を受けたがごとく生き生きと蘇ります。坂本竜馬は小説『竜馬がゆく』が史実と思ってる人も多いぐらい、イメージが固定化されてしまっているし、最近の石田三成の『義』の人のイメージも、小説
先日、忍びの国を見て来ました。ネタバレがあるのでこれから見る方は、そっと閉じてください。少数精鋭の忍者軍団が織田家の大軍を退ける、いわゆる大逆転スカッとものを想像して見に行きました。やっぱり、大逆転ものは少数派にいかに感情移入できるかがポイントだと思うの
片岡愛之助さん主演の舞台『炎立つ』を見て来ましたので感想を書きたいと思います。ネタバレもあるので、これから見るという方は、後で読んでください(笑)『炎立つ』は高橋克彦さん原作の同名小説が原作です。小説は全5巻で奥州藤原氏の成り立ちから滅亡までを描いていま
日本で一番有名な城は?と聞かれたら一般的には、姫路城や大阪城あたりかなと思います。名前だけでなく外観のイメージまで浮かぶというのは、地元にお城がある方以外では中々いないのでは無いでしょうか。さて、お城マニアで無くても戦国時代が好きな人なら、冒頭の質問の上
本能寺の変の後、織田信長の後継者争いは、清州会議など政治的に進みましたが、やがて羽柴秀吉と柴田勝家による軍事衝突に発展しました。その舞台でもある賤ケ岳古戦場へ行った際のレポートです。賤ケ岳古戦場は滋賀県長浜市にあります。電車ではJR北陸本線「木ノ本駅」から
大河ドラマ、黒田官兵衛でも舞台となっている、備中高松城跡に行って来ました。といっても私が行ったのは、数年前で、その時は観光客も無くのどかーな雰囲気でした。今は、黒田官兵衛ゆかりの地などの旗が揺らめいているのでしょうか?備中高松城跡へは岡山駅からJR吉備線
桜を見に鎌倉へ行ってきました。メインは鎌倉のひとつ前の駅、北鎌倉周辺です。まずは円覚寺。北条時宗が蒙古襲来によって亡くなった人を弔うため建立したお寺です。桜は見頃をむかえていますが、まとまって咲き誇るというよりは、ところどころに植えられていて春の訪れを知
将門の暴挙を許すまじと立ち上がった二人でしたが将門は平貞盛と争っていた以前よりも遥かに強大な敵となっています。彼らはなぜ無謀とも言える戦いを挑んだのでしょうか。実はこの頃、将門は兵士達の大半を国へ帰していました。当時の兵は農民がほとんどで戦の無い時は農作
16日の日に鎌倉の荏柄天神社に行って来ました。荏柄天神社は、天神様…菅原道真公が祀られている神社です。道真公は学問の神様として知られている他に梅の花を大変好んだことで知られ、境内には梅が数多く植えられています。そろそろ見頃を迎えている頃かなと思いましたが、
本日は成田山新勝寺の節分会に行ってきました。成田山新勝寺の節分会と言えば、大相撲の力士と大河ドラマの役者さんが参加する事で知られています。2013年の大河ドラマは『八重の桜』。主演は綾瀬はるかさんという事で私も楽しみに足を運びました。成田駅(京成・JR)から
武蔵の国では国司職である興世王と源経基が郡司職である武芝を横領の罪で訴え、武力で差し押さえをするという事件が起きました。興世王と源経基 訴える→ 武芝将門はこの事件にも介入し、第三者として公平な立場(名目上は)で武芝の無罪を主張しました。興世王と源経基
平氏による派閥争いは相続問題等をきっかけに戦へと進んでいきます。平将門にとって身内同士による初めての戦いは、源護の息子『扶(たすく)』と護の娘婿で将門の叔父にあたる『国香(くにか)』の二人が相手でした。はじめ将門はこの戦いに消極的でしたが避けられず、つい
武将達が群雄割拠する戦国時代。しかし、そこに至るまでには何があったのか。武士達の歴史を辿って行こうと思います。第一章は、平将門の乱です。むかし、むかし…鎌倉に源頼朝が幕府を開く200年以上も昔の坂東(関東地方)。大地は原始の姿を残し、 富士山は時に噴火し黒煙
昨年の話になってしまいますが、群馬県高崎市にある箕輪城へ行ってきました。箕輪城は戦国時代、長野氏の居城であり城主長野業政は関東管領上杉憲政に仕えて上野(こうずけ)の地を支配していました。しかし上杉憲政は北条氏康に河越夜戦で敗れると、後の上杉謙信を頼り越後
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