別名を『裸のモナリザ』と呼ばれる『モナ・ヴァンナ』。フランスはコンデ美術館に残るデッサンは、実際にレオナルドの作品である可能性が高い、と発表されたばかり。いよいよ、5月2日はレオナルドの500年忌です。多忙のために、私のブログはすっかりレオナルドブログみたいに
今回調査の対象となったレオナルドのスケッチ、通称「8P」。このスケッチの裏側には、右手で書かれた文章が残されていたそうです。(Wikimedia Commonsより)ブログの更新もすっかり気まぐれになりました。本当なら、今夜も仕事に追われているはずだったのですが、こんな記
1474年以降、ルーヴルを出たことがありません。 アイデアとかモノを作り出す力という点において、イタリア人は素晴らしい能力があると思います。それなのになぜか、それを売り出すマーケティングにおいてはフランス人に著しく劣り、常に後手後手になるためか、臍を噛むこと
1343年11月の津波を目撃した(可能性のある)ペトラルカです。 サイエンスの分野から、文学や美術を通して歴史の実態に迫るというニュースが近年増えています。ダンテの睡眠障害の話も面白かったのですが、本日ニュースになっていたのはペトラルカが証人となった津波の
雑誌『Il Venerdi`』の表紙。レオナルドが制作したといわれる彫刻だそうです。イエスの表情はとても生き生きとしていますが…。 日本人学校に行く前に寄った姑の家に最新の『Il Venerdi`』があり、なにやら不思議な表情を浮かべた聖母子の彫刻が表紙になっていました。
メディチ家にもローマ法王にも負けないくらいの金満家です。1504年1月31日が結婚記念日です。 515年前の今日、アーニョロ・ドーニとマッダレーナ・ストロッツィが結婚しました。 それ誰?と言いたくなりますが、ラファエッロが描いたかの有名な夫婦像がその方た
ノーベル賞受賞者コンラート・ブロッホが憑かれたように研究した「ヴェネツィア金髪」。こちらは、ティツィアーノが描いた『鏡の前の女』(1515年頃、ルーヴル美術館所蔵)「およそ天より形を為して下すもの、雨、雪、霰、霙、雹なり」 豪雪地帯といわれる新潟の『北越
エリザベス二世のコレクションに残るレオナルド・ダ・ヴィンチの親指の指紋
ほとんど公開されてこなかったレオナルドのスケッチが、500年忌を機に展示されます。この中に、レオナルドの左手の親指の指紋が残っています。(Wikimedia Commons ) 英国が誇るレオナルドに関するコレクションの中に、レオナルド・ダ・ヴィンチの親指の指紋が残されて
シモーネ・マルティーニが1333年に描いた『受胎告知』の一部。大天使ガブリエルのマントの裏地は、なんとチェックの柄! 祖母の遺愛の着物に、黄八丈があります。 先日、美術に関する本を読んでいたところ、黄八丈の格子柄にそっくりのマントをまとう天使の姿を見
コロンブスの次男が著した書籍の表紙(Wikimedia Commons ) 雪というのは、降っているときと降った直後の美しさは無類なのですが、その後がいけないです。特に私のように雪が降らない場所で育ったものにとっては、いかに雪用の靴を履き転んだ時の用心のために両手をあけて歩
いずれはこの世から消えゆく運命といわれるレオナルドの自画像。ほんとにはかなげ、というのがわたしの第一印象。今朝、いつもより早く起きて通常より早く出勤しようとしていた夫が「そうそう、今日はレオナルドの仕事で文化活動省に行ってくる」と言うのです。ローマにある
この目はあなたを見ているわけではありません、といわれても…今年は、レオナルド・ダ・ヴィンチの500年忌です。あちこちでそれにちなんだイベントが予定されているようですが、新年早々「モナリザ」のニュースも飛び込んできました。「モナリザ」は斜視であり、それを描
みなさま、あけましておめでとうございます。今頃新年のご挨拶をしてもまが抜けておりますが、義弟の家族がスウェーデンに戻り我が家も久々に自宅でのんびりした1月3日の夜です。クリスマスからお正月にかけて、外食や食事の量が増えることは覚悟していたのですが、今年は例
夏に訪れたナポリのカーポディモンテ美術館の作品 大晦日のノーリミット・ディナーのために、夫がラザニアを作っています。 部屋中に、ラザニアに入れるラグーを煮る香りが充満し、本を読む娘の声がひびいている大晦日の午後です。 夫婦で多忙であった2018年が終わり近
久々の更新になりました。今年の12月は例年に比べて霧が多く、窓の外を眺めると真っ白という日が続いています。昨年の今頃は、仕事に絡んだ悩み事が多く、年甲斐もなく涙をこぼしたことも多々あったのを思い出します。今年は、むしゃらに働いた年でした。その分、家のことは
なんだかお伽話の挿絵みたいでかわいい「アルメニアの地図」。中世の雰囲気ですが、制作は1691年。「アルメニアの地図 ( Mappa Armena ) 」と聞いても、私もさっぱりわかりませんでした。6月に入り、イタリアの学校は夏休み直前のフワフワモード。お稽古ごとは軒並み発表会を
尼僧が描いた「最後の晩餐」を守れ!描かれた十二使徒の切り売りとは
使徒たちが一人一人養子縁組されているプラウティッラ・ネッリの「最後の晩餐」。(wikiより)美術品や歴史的建造物の修復・保存のためのお金が足りない、はイタリアでは毎日ニュースになります。まあ、これだけの質と量を誇るのですからいくらあってもまにあわないので
ルネサンス時代の3大天才のうち2人は左利き!となるのでしょうか。先日、ミケランジェロの自画像が発見されたというニュースがありました。この自画像と関連して、新たな発見があったそうです。ミケランジェロは、若い頃から左利きで若い頃から右手で文字や絵を描く訓練を
ウンブリア州デルータは焼き物の町。その焼き物で財を成した一家が所有する一軒家を借りました。「この家が気に入らなかったら、ほかにも貸すことができる家はいくつかあるから遠慮なく言ってね」とは、所有者のおばちゃんの弁。日本のゴールデンウィークほどではありません
ヴィットリア・コロンナの肖像画からミケランジェロの自画像発見か
1525年頃にミケランジェロが描いたヴィットリア・コロンナ。ミケランジェロ50才、ヴィットリア35才。さて、ミケランジェロはどこにいるでしょうか。体調はすっかり良くなったので、もう一つ記事を更新です。数日前に気になっていたニュースがあったので、久々にミケランジェ
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