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自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ https://blog.goo.ne.jp/studioyunfat

ブロガーによる00年代の映画ベストテン発表! 37名の映画好きたちのベストをご覧あれ

自分の映画作りの糧とすべく劇場鑑賞作品徹底批評 バカ映画は笑い飛ばし、真面目映画は、何故?どうすれば?…と熱く語り抜く

スタジオゆんふぁ
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塩尻市
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豊平区
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2009/03/15

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  • 『TÁR / ター』(映像作品とクラシック音楽 第94回)

    映画が始まると、非西洋的で、非東洋的(中国や日本では無さそうくらいの意味)な響きの少女の歌声がかかります。物語的にはリディア・ターとフランチェスカ(リディアの秘書)とクリスタ(後に重要な役割を果たす女性指揮者)らが民俗音楽の研究をしていたころ、南米奥地の部族の歌を収録したものだと言うことですが、そんなことよりオープニングシーンで気になって仕方ないことがありました。オープニングクレジットが、明らかにエンドクレジットなのです。普通はオープニングクレジットは、主要なスタッフとキャストだけを紹介するものですが、本作ではオープニングからその他大勢的な細々としたスタッフ名を流します。エンドクレジットなみの長さなので、結構な尺です。体感10分、実際には多分5〜6分の長ーいクレジットで映画が開幕します。これが昔のフィルム...『TÁR/ター』(映像作品とクラシック音楽第94回)

  • 怪物 [監督:是枝裕和]

    是枝裕和監督の『怪物』を観たのですが、なにやらモヤっとする映画でありました視点が変わることで一つの事件も見え方が全然違う…という是枝監督の一貫した姿勢を、今回さらに重層的に展開した脚本はうまいと思います…が…最後に種あかし的な展開が悪いわけではないのですが…『誰も知らない』や『万引き家族』は、あの子供たちや家族に「うらやましい」という感情を抱きました。そのうらやましさがあまりに大きな代償を伴うからこそ映画は痛みの記憶と共に深い余韻と社会性を得たように思います。けれども『怪物』を観て私が抱いた感情は、ただただ「かわいそう」でした。『誰も知らない』や『万引き家族』が、この電車はいつか行き止まりに着くと分かっていながら降りられなかった人たちの物語だとするなら、怪物は行き止まりに向けて加速のスロットルを上げてしま...怪物[監督:是枝裕和]

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